民間連携事業 中小企業海外展開支援事業 契約管理ガイドライン

民間連携事業
及び
中小企業海外展開支援事業
契約管理ガイドライン
※旧業務実施ガイドライン
2016年9月
独立行政法人 国際協力機構
調達部
目次
1. はじめに ........................................................................ 1
2. 契約管理の考え方と業務実施の流れ ................................................ 1
(1) 本事業における JICA の役割 ................................................... 1
(2) 業務主任者と監督職員 ........................................................ 2
(3) 契約締結から業務の完了と検査までの流れ ...................................... 2
3. 契約履行プロセスにおける契約管理 ................................................ 4
(1) 契約変更と打合簿 ............................................................ 4
(2) 業務の内容(仕様書)に係る事項 .............................................. 4
(3) 業務の内容(業務計画書)に係る事項 .......................................... 5
(4) 契約金額の内訳に係る事項(費目間流用等) .................................... 5
(5) 業務従事者に係る事項(業務従事者の交代・追加) .............................. 7
(6) 業務従事者の業務量に係る事項(人月振替等) .................................. 8
(7) 渡航に係る事項(業務従事者間の渡航の振替等) ................................ 9
(8) 他業務との旅費分担について ................................................. 10
(9) 契約履行期間の変更について ................................................. 10
(10)その他に打合簿の作成が必要なケース ........................................ 10
4. 契約内における調達業務 ......................................................... 13
(1) 調達のルール ............................................................... 13
1) 自社または関連会社からの調達について(利益排除) ......................... 13
2) 契約書の作成 ............................................................. 13
(2) 機材の調達 ................................................................. 14
(3) 現地再委託契約 ............................................................. 14
5. その他業務・留意点等 ........................................................... 14
(1) 外部人材の取扱い ........................................................... 14
1) 考え方 ................................................................... 14
2) 契約の締結 ............................................................... 14
3) 契約に当たっての留意点 ................................................... 15
4) 履行期間中の留意点 ....................................................... 15
5) 精算時の留意点 ........................................................... 16
(2) 本邦受入活動 ※促進事業、案件化調査、実証事業のみ対象 ..................... 16
(3) 国内研修 ※民間連携事業(PPP F/S)のみ対象 ................................ 16
(4) 外国公務員贈賄防止条約について ............................................. 16
(5) 現地における税金(関税、付加価値税等)の取扱い ............................. 17
(6) 安全管理について ........................................................... 17
(7) その他 ..................................................................... 18
6. 支払・精算における留意点 ....................................................... 19
(1) 支払手続きと精算の原則 ..................................................... 19
(2) 前払 ....................................................................... 19
(3) 部分払 ..................................................................... 20
(4) 概算払 ..................................................................... 21
(5) 精算払 ..................................................................... 22
(6) 請求書の受領から支払まで ................................................... 23
(別添)
1.機材調達ガイドライン
2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
3.現地再委託ガイドライン
4.本邦受入活動ガイドライン
5.打合簿サンプル(①~㉓)
6.様式(支払関連)
(様式う~こ)
1. はじめに
本ガイドラインは、民間連携事業及び中小企業海外展開支援事業(以下、
「本事業」という。
)に
おいて、提案法人と JICA が、契約書に則り、適切かつ円滑に契約の履行管理をするために必要な
ルールを示すものです。
本ガイドラインの適用対象は、以下の 6 スキームとなります。
【民間連携事業】
・協力準備調査(PPP インフラ事業)
(以下、「PPP F/S」という。
)
・協力準備調査(BOP ビジネス連携促進)
(以下、
「BOP ビジネス」という。)
・開発途上国の社会・経済開発のための民間技術促進事業(以下、
「促進事業」という。)
【中小企業海外展開支援事業】
・基礎調査(以下、
「基礎調査」という。
)
・案件化調査(以下、
「案件化調査」という。)
・普及・実証事業(以下、
「実証事業」という。
)
2. 契約管理の考え方と業務実施の流れ
(1) 本事業における JICA の役割
本事業では、JICA が提案法人に業務を委託する「業務委託契約」を締結し、提案法人はこの契約
に基づき事業を実施いただくことになります。事業の実施に際しては、契約書等において特別の定
めがある場合を除き、必要な方法、手段、手順については提案法人の責任において決定の上、実施
していただきます。このため、関係機関等へのアポイント取付けや事業の説明、機材の調達や輸送・
通関手続等は、提案法人(及び外部人材)が自立的に実施いただく必要があります。
JICA は、事業実施のモニタリング、実施方法に係る助言、必要に応じた関連情報の提供等を行い
ます。JICA において本事業に関係する主たる部署及び各部署の役割分担は次のとおりです。
部署
主な役割
事業担当課
(民間連携事業部連携推進課、
国内事業部中小企業支援調査課/
中小企業支援事業課等)
・事業の全体監理
(契約管理、事業モニタリング・進捗管理、成果品の検査、
予算管理等)
調達部契約第二課
・契約事務(契約交渉、契約書の締結等)
・経理処理面からの契約管理支援
・提案法人からの請求に基づく各種支払(前払、部分払、
概算払、精算払)にかかる事務(精算書類確認含む)
在外拠点(在外事務所/支所)
・安全管理情報の提供(安全ブリーフィングの実施)
・JICA が有するカウンターパート機関・関連機関等の情報
の提供
1
・政府機関訪問時等の初回アポイントメント取得支援、主
要アポイントメントへの立会
・通関、現地の商習慣等の情報提供
・JICA 他事業等の各種情報、各種ネットワークの共有
国内拠点
・応募前の個別相談受付
・地域連携強化
(2) 業務主任者と監督職員
本事業の「業務委託契約」は、発注者である JICA 契約担当役と、受注者である提案法人代表者
との間で締結されます。しかしながら、契約の履行に当たって、業務内容・工程の確認や軽微な変
更等に至るまでを発注者と受注者との間で契約管理することは、実務の観点から合理的ではありま
せん。
このため、提案法人の代表者は、業務従事者の中から業務の実施についての総括管理をつかさど
るほか本契約に基づく提案法人の一部の権限を有する者1名を「業務主任者」として指定します(外
部人材を業務主任者に指定することはできません)。また、同様に JICA 契約担当役は、
「監督職員」
(原則として JICA 事業担当課長)を指定します。
「業務主任者」は、必要に応じ「監督職員」と協議の上、契約書の共通仕様書(附属書I)及び
特記仕様書(附属書 II)
(以下、合せて「仕様書」。)と業務計画書に基づき契約管理を行います。
発注者
JICA 契約担当役
監督職員
JICA 事業担当課長
受注者
提案法人(共同企業体 代表法人)の代表取締役等 代表者
業務主任者
提案法人の業務従事者から 1 名を指定
(3) 契約締結から業務の完了と検査までの流れ
以下表は、契約締結から業務の完了と検査までの流れをまとめたものです。
業務計画書(下表②)
、月報(同③)
、各種報告書(同④、⑥、⑦)の提出先は、JICA の事業担当
課です。指定された期日までに遅滞なく提出いただくようお願いします。
① 契約締結
 JICA と提案法人は、監督職員と業務主任者を確認(契約書に記載)し
ます。
② 業務計画書
 提案法人は業務計画書を契約締結日から起算して 10 営業日以内に提
出、JICA の承認を得ます。
 提案法人は業務計画書と併せて、緊急連絡網、旅行傷害保険情報他、必
要書類を JICA に提出します。※5.(6)安全管理について(p.17)参照。
③ 月報
 提案法人は翌月 5 営業日以内に月報を JICA に提出、
「業務従事者の従事
計画・実績表」の最新版を併せて提出します。
2
④ 進捗報告書
⑤ 契約変更
/打合簿
 提案法人は、特記仕様書に定められた時期にそれまでに完了した現地活
動及び本邦受入活動/国内研修についてまとめた進捗報告書を JICA
に提出します。
 契約書の内容に変更が生じる場合、JICA と提案法人の間で(変更が発
生する前に)変更契約書を取り交わします。
 軽微な変更であれば、
「監督職員」と「業務主任者」との間で協議し、
(変更が発生する前に)打合簿を取り交わします。
 再委託先の選定や機材調達時の選定経緯の報告、機材等納入検査結果の
報告、本邦受入活動の完了報告、
(PPPF/S のみ:国内研修の研修詳細
計画確認、完了報告)など、事業を実施する過程で監督職員への報告
が必要となる事項については、打合簿の取り交わしにより確認しま
す。
※
契約変更/打合簿が必要なケースの詳細は、
「3.契約履行プロセスにお
ける契約管理」参照。
⑥ 業務完了報告書
(案)
 提案法人は、業務完了予定の約 2 か月前に、本事業の結果を取りまとめ、
業務完了報告書(案)を JICA に提出し、JICA からコメントを取り付
けます。
⑦ 業務完了報告書
(最終成果品)
 提案法人は、契約書で定めた提出期限までに、業務完了報告書を最終版
として提出し、JICA に検査を求めます。
⑧ 成果品の検査
 JICA は、最終成果品の内容を検査し、その結果を提案法人に通知しま
す。合格通知を以て業務完了となります。
 不合格であった場合、提案法人は JICA のコメントを踏まえて、成果品
を修正し、再度、JICA に検査を求めます。
3
3. 契約履行プロセスにおける契約管理
(1) 契約変更と打合簿
契約書記載の事項から変更がある場合には、原則、発注者・受注者による変更契約書を交わすこ
とが必要です(以下、
「契約変更」という。)。
一方、軽微な変更等に係る合意形成については、
「監督職員」と「業務主任者」が予め「打合簿」
を取り交わすことによって、これを行うことができます。
発注者
(JICA契約担当役)
契約変更
権限の一部
を授権
監督職員
(JICA事業担当課長)
受注者
( 提案法人代表者)
権限の一部
を授権
軽微な変更
(打合簿)
業務主任者
(総括)
次項から、
「契約変更」が必要なケースと、
「監督職員」と「業務主任者」による「打合簿」(注)
で変更が認められるケースについて説明します。
(注)
「打合簿」は原則として二者間(「監督職員」及び「業務主任者」
)で取り交わしますが、内容により、JICA「調
達部契約第二課長」を加えた三者間とする場合もあります。詳細は次節以降の説明及び p. 12 の表1でご確認く
ださい。
なお、本ガイドラインでは、契約管理上で起こりうる主要な変更等のケースを例として解説を行
っています。本ガイドラインに記載がない事象に関して「契約変更」や「打合簿」が不要というこ
とではありませんので、判断に迷う場合は、必ず事前に JICA 事業担当課へご相談ください。
(2) 業務の内容(仕様書)に係る事項
契約書の仕様書に記載されている業務の内容に関する事項については、原則、
「監督職員」と「業
務主任者」に変更権限はありません。
4
再委託業務の追加、機材内容の大幅な変更、活動/調査項目の追加/削減等、仕様書の内容に変
更が必要な場合は、業務内容の重大な変更とみなし「契約変更」が必要です。なお、契約変更に際
しては、「監督職員」と「業務主任者」とで予め変更内容を協議し、必要に応じ合意内容を打合簿
に記録します(打合簿サンプル①)
。打合簿の取り交わし後、契約変更の手続きが必要となります。
ただし、個別活動の実施時期や報告書の言語や冊数の変更、最終成果品を含む報告書提出時期の
変更など、仕様書上の軽微な変更は、「監督職員」と「業務主任者」による打合簿での確認で可と
します(打合簿サンプル②、打合簿サンプル③)
。
(3) 業務の内容(業務計画書)に係る事項
提案法人は、仕様書の内容を踏まえ、契約締結日から起算して 10 営業日以内に業務計画書を JICA
に提出し承認を得ます。
「業務主任者」は、業務計画書をもとに業務を実施し、
「監督職員」は業務
計画書のとおり業務が実施されているか監理します。
業務計画書の内容については、仕様書の変更を伴わない限り、「監督職員」の権限の範囲で変更
が可能です。
「業務主任者」は、
「監督職員」と密接な連絡を取り、業務計画書の軽微な変更を含め
て、業務の進捗について情報共有を行ってください。また、業務計画書の記載内容のうち重要な事
項(調査/事業の基本方針や、調査/業務の内容と方法等)に変更が生じる場合は、
「業務主任者」
は事前に「監督職員」と協議し、打合簿に変更内容を記録してください(打合簿サンプル②)。
(4) 契約金額の内訳に係る事項(費目間流用等)
契約金額の内訳は、
「契約金額内訳書」
(契約書附属書 III)に記載されています。
「契約金額内訳
書」に記載されている費目ごとの金額について、他の費目で余剰となった経費を、業務実施上不足
している費目に振り替えることを「費目間流用」と言います。
その運用は、原則として以下のルールによって行います。
(ア) 大項目の費目間の流用はできません。
その必要がある場合は「契約変更」が必要です。
(イ) 費目(大項目)
「I.(外部人材の)人件費」内の費目(中項目)間の流用はできま
せん。
「人件費」の総額が変わらなくとも、費目(中項目)の内訳変更が必要な場
合は「契約変更」が必要となります。
(ウ) 費目(大項目)「Ⅱ.直接経費」内の中項目の費目間流用(契約金額内訳書に当初
計上されていなかった費目(中項目)への流用を含む)。は、
「監督職員」と「業務
主任者」による打合簿を取り交わします(打合簿サンプル④)。
ただし、精算報告書を作成する段階になって流用が必要となった場合には、流用金
額(増額)が当該費目(中項目)の金額の 5%か 50 万円かのいずれか低い方の金額
の範囲内であれば、例外的に打合簿なしで、精算することが可能です。
5
なお、費目(中項目)
「1.機材製造・購入・輸送費」に関しては、費目(中項目)
間流用に係る制約がありますので、必ず(オ)の項を確認してください。
(エ) 同一の中項目内の費目(小項目)間の流用(契約金額内訳書に当初計上されていな
かった費目(小項目)への流用を含む)は、提案法人の裁量により可能です。打合
簿は必要ありません。
ただし、費目(中項目)
「1.機材製造・購入・輸送費」に関しては、費目(小項
目)間流用についても制約がありますので、必ず(オ)の項を確認してください。
なお、費目(中項目)
「3.現地活動費」の支出については、業務完了後に『現地
活動費支出実績総括表<様式-い>』により、当該支出が業務と関連した支出であ
ることを確認します。契約書に記載のない項目(打合簿により JICA の事前承認を
得ている項目は除く)への支出に関し、支出の妥当性が確認できない場合は、精算
対象として認められない場合もあります。支出の妥当性に不安がある場合は、事前
に JICA 事業担当課へご相談いただき、必要に応じ打合簿で承認を得てください(打
合簿サンプル⑤)
。
(オ) 費目(中項目)
「1.機材製造・購入・輸送費」については、契約書に記載のない
項目(打合簿により JICA の事前承認を得ている項目は除く)に係る支出は、経費
として認められません。
また、当該費目(中項目)内の費目(小項目)間で流用を行う場合は、流用金額(増
額)が当該費目(小項目)の金額の 5%か 50 万円かのいずれか低い方の金額の範囲
を超える場合は打合簿による JICA の事前承認が必要です(打合簿サンプル④)。
更に、費目(小項目)
「関税・付加価値税等」に資機材の現地通関に係る課税見込
み額を計上していたものの、結果として免税扱いになり、同経費の支払が不要とな
った場合、これにより余剰となった経費を他項目へ流用(同一費目(中項目)内の
小項目間流用も含む)するにあたっては打合簿による JICA の事前承認が必要です
(打合簿サンプル⑥)
。
(カ) (2) 業務の内容(仕様書)に係る事項」に記載のとおり、再委託業務の追加は
「契約変更」が必要です。費目(小項目)
「現地再委託費」では、契約書に記載さ
れた項目以外の支出は「契約変更」がない限り認められません。
上記(ア)~(カ)に関わらず、仕様書の内容に変更が必要な場合は、
「(2)業務の内容(仕様
書)に係る事項」にて説明しているように、業務内容の重大な変更とみなし「契約変更」が必要と
なります。
次の図は、契約金額の内訳変更にあたり、
「契約変更」、
「打合簿」が必要な範囲、
「提案法人の裁
量」の範囲を整理したものです。
6
大項目
中項目
小項目
直接人件費
Ⅰ.(外部人材の)
人件費
1.機材製造・購入・輸送
費の小項目間流用は、
条件により打合簿が必要
その他原価
一般管理費等
機材製造・購入費等
1.機材製造・購入・
輸送費
輸送費・保険料・通関手数料
関税・付加価値税(VAT)等
航空賃
2.旅費
Ⅱ.直接経費
契
約
変
更
日当・宿泊料、内国旅費
打
合
簿
3.現地活動費
車両関係費
現地傭人費
現地交通費
現地再委託費
4-1.本邦受入活動費
航空賃
本邦受入活動業務費
国内研修費
4-2.国内研修費
国内ワークショップ等開催費
Ⅲ.管理費
(5) 業務従事者に係る事項(業務従事者の交代・追加)
業務従事者については、業務従事者名簿(契約書附属書 IV)に記載されています。業務従事
者の交代や追加については、以下のとおりです。
(ア) 業務主任者の交代は原則認めていません。やむを得ない事情による交代を行う場合
は契約変更が必要です。交代の必要が生じた場合は、事前に JICA 事業担当課へご
相談ください(打合簿サンプル⑦)
。
(イ) 業務主任者以外の業務従事者については、業務実施上の妥当性が確認できれば「業
務主任者」
、
「監督職員」
、
「調達部契約第二課長」の 3 者打合簿(注)による確認・承諾
により変更が可能です(打合簿サンプル⑧)。
(注)新たに業務に従事する方の格付や所属先、渡航経路、航空券クラスを確認する必要があるた
め、調達部契約第二課長も含めた 3 者での打合簿が必要になります。
(ウ) 当初想定していなかった業務が発生した等の理由により、担当分野や業務従事者を
追加する必要が生じた場合は、その背景や担当業務内容、追加される業務従事者の
経歴・専門性等を確認し、その妥当性が確認できれば業務従事者の追加が可能です。
この際、
(イ)と同様 3 者打合簿が必要です(打合簿サンプル⑧)
。
ただし、この追加により、外部人材にかかる総人月や人件費総額が増加する場合は、
契約変更が必要となります。
(エ) 契約締結時に決定していなかった業務従事者が決定した際は、打合簿で報告してく
ださい。この場合も(イ)
、
(ウ)と同様 3 者打合簿が必要です(打合簿サンプル⑨)。
7
受
注
者
の
裁
量
(6) 業務従事者の業務量に係る事項(人月振替等)
(ア) 外部人材の業務従事総人月が増加する場合は契約変更が必要です。
なお、(イ)で説明する業務従事者間の人月振替において、上位格付の業務従事者
の人月を削減し、下位格付の業務従事者の人月を増加させることで、直接人件費を
増加させることなく業務従事総人月を増加させることは計算上可能ですが、このよ
うな直接人件費の増額を伴わない総人月の増加についても、契約変更での対応とな
ります。
(イ) 外部人材の業務従事者間の人月振替は、提案法人の裁量により可能です。
(月報に
よる事後報告で可)
ただし、格付けの異なる業務従事者間の人月振替で上位格付の従事者の人月が増加
する場合や、
「その他原価」、「一般管理費等」の一方または両方の経費率の異なる
外部人材間の人月振替で経費率が高い業務従事者の人月が増加する場合は、総人月
が増加しない場合であっても、中項目の金額が増える場合があるので注意が必要で
す。
こうした振替により「直接人件費」
、
「その他原価」、
「一般管理費等」の費目(中項
目)の増額が発生する場合でも、提案法人の裁量で実施される振替であるため各費
目の当初契約金額を上限とし精算を行っていただきます。
(費目(大項目)
「人件費」
では、中項目間の流用が認められていませんので、打合簿での流用も不可です。)
なお、人月振替は「日数」の振替ではありません。あくまでも「人月」で行ってい
ただく必要があります。
(ウ) 外部人材の業務従事者間での現地業務と国内業務の人月振替も提案法人の裁量に
より可能です。
この際、現地業務は 1 人月=30 日、国内業務は 1 人月=20 日であるため、現地業務
と国内業務では人月から日数に戻す際の掛け数が異なるので注意が必要です。これ
により日数に端数が生じる場合は、現地業務の日数を整数とし、端数は国内業務の
日数で調整してください。
なお、現地業務と国内業務の振替により現地業務の人月が増加する場合、旅費(日
当・宿泊費・内国旅費)も増加することが想定されますが、費目(中項目)
「旅費」
の契約金額内で収まらない場合は、費目間流用(中項目間)を行うか(打合簿が必
要です)
、これができない場合は契約金額を超えた分を自社負担いただく必要があ
ります。
(エ) 提案法人の業務従事者については、人件費の支給対象外であるため、業務日数の増
加は提案法人の裁量により行うことができます。
(ウ)のケースと同様に、現地業務日数が増える場合は旅費(日当・宿泊費・内国
旅費)も増加することが想定されますが、費目(中項目)「旅費」の契約金額内で
収まらない場合は、費目間流用(中項目間)を行うか(打合簿が必要です)、これ
ができない場合は契約金額を超えた分を自社負担いただく必要があります。
8
【人月振替に係る基本的な考え方】
人月振替は提案法人の裁量としていますが、あくまで「業務計画に基づき業務を遂行するに十分
な体制」が確保されていることが前提となります。裁量権の濫用は認められません。
監督職員は、毎月提出される月報により業務従事実績を確認します。人月振替が行われた場合は、
振替を行ったそれぞれの従事者の担当業務や格付け等も確認します。「業務計画に基づき業務を遂
行するに十分な体制」の確保に影響する懸念がある場合は、人月振替を行った背景を確認し、必要
に応じ要員計画の見直しを依頼することがあります。
(7) 渡航に係る事項(業務従事者間の渡航の振替、渡航経路の変更等)
(ア) 契約に含まれる総渡航回数が増加しない範囲においては、業務従事者間の渡航の振
替は提案法人の裁量により可能です。
提案法人の業務従事者と外部人材の業務従事者との間での渡航振替も可能です。
ただし、現地業務を予定しておらず、旅費(航空賃)が計上されていなかった業務
従事者に渡航振替を行う場合は、渡航経路や航空券クラスを確認するため打合簿が
必要となります。
(イ) 総渡航回数が契約よりも増加する場合は、打合簿による事前承認が必要です(打合
簿サンプル⑩)。
なお、追加する渡航に係る航空賃を自社負担する場合であっても、当該渡航に係る
旅費(日当・宿泊費・内国旅費)や外部人材の人件費が発生する場合は、自社負担
の範囲を明確にする必要がありますので、打合簿による事前確認が必要です。
ただし、追加する渡航に係る旅費及び人件費を含む全ての経費を自社負担する場合
は、打合簿は不要です。
(ア)(イ)両ケースにおいて、旅費(航空賃)が契約金額を超過する場合は、費目間流用(中
項目間)を行うか、これができない場合は契約金額を超えた分を自社負担いただく必要があります。
(ウ) 契約書にて定められた経路での渡航を原則としますが、経済的合理性や座席確保の
困難等の理由により渡航経路(経由地)を変更する場合は、事前の打合簿による承
認は不要です。精算時にその理由を説明してください。
事業実施上の必要性により、渡航経路の変更(発着地の変更を含む、ただし成田⇔
羽田の変更は除く)を行う場合は、打合簿による事前承認を得てください(打合簿
サンプル⑪)
。
なお、会社都合、自己都合等で渡航経路を変更する場合は、実際の搭乗日の契約書
記載渡航経路・航空券クラスでの正規割引運賃を上限に精算します(精算時に当該
運賃を証明できる書類(見積書等)の提出が必要になります)。
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【渡航の振替に係る基本的な考え方】
渡航の振替は提案法人の裁量としていますが、人月振替と同様に、あくまでも「業務計画に基づき
業務を遂行するに十分な体制」が確保されていることが前提となります。裁量権の濫用は認められま
せん。
コラム【人月振替に係る基本的な考え方】の内容を併せてご確認ください。
(8) 他業務との旅費分担について
原則として、現地(第三国を含む)業務期間の前後または中間に自社業務を含めることはできま
せん。やむを得ず自社業務と兼ねて渡航する場合は、旅費(航空賃、日当、宿泊費、内国旅費)は
提案法人と JICA とで分担します。このような場合、旅費の分担方法について明確にするため、事
前に「監督職員」と「業務主任者」による打合簿での確認が必要です(打合簿サンプル⑫-1)。
渡航の主目的が自社業務であると判断される場合や、打合簿による JICA の事前承認なく自社業
務を兼ねて現地渡航された場合、当該渡航に係る旅費が精算対象として認められない場合もありま
す。必ず事前に JICA 事業担当課までご相談ください。
また、他の JICA 業務と旅費を分担する場合についても、案件間での分担方法にかかる打合簿を
交わす必要がありますので(打合簿サンプル⑫-2)、事前に JICA 事業担当課までご相談ください。
(9) 契約履行期間の変更について
契約書本体に記載されている事項の変更は、「監督職員」と「業務主任者」の権限では行うこと
ができないため、
「契約変更」が必要です。契約履行期間の変更の場合も「契約変更」が必要とな
ります(打合簿サンプル⑬。ただし、メール等別の方法により履行期間変更に係る基本合意を確認
する場合は作成不要)。
なお、最終成果品の提出期限のみの延長に関しては、「(2) 業務の内容(仕様書)に係る事項」
にて記載のとおり打合簿での承認が可能です(打合簿サンプル③)
。
(10) その他に打合簿の作成が必要なケース
以下は、事業を実施する過程で作成が必要となる打合簿の例です(精算時に写しの提出が必要と
なるものも含まれます)
。必要な打合簿は必ず適時に作成し、記録を残してください。
(ア) 特記仕様書で合意した報告書・成果品等の授受の確認(打合簿サンプル⑭)
(イ) 再委託先の調達経緯及び選定結果の確認(打合簿サンプル⑮)
※再委託が含まれる契約の場合。詳しくは、別添3「現地再委託ガイドライン」を
参照してください。
(ウ) 機材の調達計画の変更(仕様・数量変更等)(打合簿サンプル㉑)
※機材購入が含まれる契約で、機材の調達計画変更がある場合。詳しくは、別添1
「機材調達ガイドライン」を参照してください。
(エ) 機材の調達経緯及び選定結果の確認(打合簿サンプル⑯)
10
※機材購入が含まれる契約の場合。詳しくは、別添1「機材調達ガイドライン」を
参照してください。
(オ) 機材等納入結果検査の報告(打合簿サンプル⑰)
※機材購入が含まれる契約の場合。詳しくは、別添1「機材調達ガイドライン」を
参照してください。
(カ) 本邦受入活動完了報告の確認(打合簿サンプル⑱)
※本邦受入が含まれる契約の場合。詳しくは、別添4「本邦受入活動ガイドライン」
を参照してください。
(キ) 国内研修に係る研修詳細計画の確認(打合簿サンプル⑲)
※国内研修が含まれる契約の場合(PPP F/S のみ)。
(ク) 国内研修の完了確認(打合簿サンプル⑳)
※国内研修が含まれる契約の場合(PPP F/S のみ)
。
次ページの表は、これまで説明した事項を含む「契約変更」と「打合簿」のそれぞれの主な対象
例をまとめたものです。
各手続きの詳細や、判断に迷う場合は、JICA 事業担当課へご相談ください。
なお、JICA との合意・確認によらない業務内容等の変更や経費発生があった場合、契約金額の
支払いに影響する可能性があり得ますので、ご注意ください。
11
表1.「契約変更」と「打合簿」の主な対象例
手続き内容
注1
契約変更
対






象
打合簿
(サンプル)
例
業務内容の重大な変更 注2
契約金額の変更(増額、減額 注3)、費目(大項目)の増額
外部人材の総人月の増加
業務主任者の交代
契約履行期間の変更
部分払条項の設定(部分払無しから有りに変更する場合)
①
⑦
⑬
㉓
3者による打合簿
 業務従事者(業務主任者以外)の交代/追加/確定について注4
 部分払回数の追加
⑧、⑨
㉒
2者による打合簿
業務内容の軽微な変更 注 2
成果品提出期限の変更(延期)
費目間流用(中項目間) 注5
契約に含まれていない項目の支出がやむを得ず発生し、費目間流用で対応
する場合の承認
 関税の免税により余剰となった経費を他項目に流用する場合の承認
 渡航回数の増加(渡航振替では収まらず、総渡航回数が増加する場合)
 旅費の分担(自社業務の場合)
 旅費の分担(他の JICA 業務の場合)
 渡航経路の変更
 特記仕様書で合意した報告書・成果品等の授受の確認(月報は除く)
 再委託先の調達経緯及び選定結果の確認
 機材の調達計画の変更(仕様・数量変更等)注6
 機材の調達経緯及び選定結果の確認
 機材等納入結果検査の報告
 本邦受入活動完了報告の確認
 国内研修に係る研修詳細計画の確認(PPP F/S のみ)
 国内研修の完了確認(PPP F/S のみ)
以下のうち、契約金額増額なしの場合注7(増額分を受注者負担し、JICA との
契約金額には増額がない場合も含む)




打合簿
提案法人による
裁量(報告のみ)
(契約変更・打
合簿とも不要)





②
③
④
⑤
⑥
⑩
⑪-1
⑪-2
⑫
⑭
⑮
㉑
⑯
⑰
⑱
⑲
⑳
渡航回数の減少
業務従事時期の確定・変更
業務従事者間の渡航の振替(全体渡航回数が増加しない場合)注8
業務従事者(提案法人)間の人月振替 注9
業務従事者(外部人材)間の人月振替。ただし、外部人材の総人月を超
えない範囲に限る。注 9 注10
注1
契約変更に際しては、監督職員と業務主任者とで予め変更内容を協議し、必要に応じ合意内容を打合簿
に記録します。打合簿締結後、契約変更の手続きが必要となります。
注2
仕様書の内容に変更が必要な場合は、業務内容の重大な変更とみなし「契約変更」が必要です。ただし、
業務内容の軽微な変更は打合簿による確認で可です。詳細は、
「3.履行プロセスにおける契約管理」を
参照願います。
注3
減額の場合は契約変更ではなく精算時に対応します。ただし、その事由が業務内容の削減等である場合、
業務内容変更に係る契約変更が必要です。
注4
(婚姻等による)業務従事者の姓名変更は、届出書(様式任意)のみで打合簿は不要です。
注5
費目間流用については「(2)費目間流用」を参照願います。中項目間であっても流用が認められないも
のや、小項目間であっても打合簿を必要とするものがあります。
注6
自社製品の場合は、3 者による打合簿になります。
注7
契約金額の増額がなくとも、業務内容に変更があれば、契約変更や打合簿が必要となる場合もあります。
費目間流用で対応する場合、中項目間の流用に該当する場合は打合簿による確認が必要です。
注8
「(7)渡航に係る事項(業務従事者間の渡航の振替等)
」を参照願います。
注9
人月振替は「日数」の振替ではありませんのでご注意ください。
注10
「(6)業務従事者の業務量に係る事項(人月振替等)」を参照願います。
12
4. 契約内における調達業務
(1) 調達のルール
JICA は、その予算を国からの運営費交付金に依拠している独立行政法人であり、適正かつ厳格な
予算執行が求められています。
そのため、調達については、公正性・競争性・透明性の確保が鉄則であり、これを以下のような
「調達の三原則」として定めています。
【調達の三原則】
公正性・・ルールに則り適正な手続きを行うこと。
競争性・・複数者による価格競争を行い、より安価で質の高い調達に努めること。
透明性・・調達のルールやプロセスを出来る限り外部に公開すること。
また、同様に JICA 内において、調達や会計のルールとして、
「会計規程」
、
「会計細則」
、
「契約事
務取扱細則」等(以下、JICA 会計規定等)や、在外拠点レベルの「機材調達にかかる内規」等を定
めています。
(「会計規程」
、
「会計細則」
、
「契約事務取扱細則」は以下リンク参照)
http://www.jica.go.jp/announce/manual/guideline/common/
本事業の契約に含まれる調達業務(機材調達や再委託先・外注先の選定等)は、提案法人の責任
の下に行っていただくことになりますが、公金を原資としているという本事業の特性を考慮し、上
記三原則に則り、また以下に示す留意点及び各ガイドラインの内容を十分にご理解いただいた上で、
適切な調達手続きをお願い致します。
1) 自社または関連会社からの調達について(利益排除)
本事業の契約に含まれる調達は、上記 3 原則に則り実施していただくことを基本として
おりますが、やむを得ない事情により、提案法人が、自社または関連会社から資機材/サ
ービス等を調達する場合、提案法人または当該関連会社がこの調達により利益を稼得する
ことは、本事業の特性上ふさわしくないと考えられます。このため、これに該当する調達
を行う場合は、利益排除を行う必要があります。
具体的な方法については契約交渉時に協議・確認することにしていますが、契約交渉時
に協議を行わなかった事項について、新たにこれに該当する調達を行う必要が生じた場合
は、必ず事前に JICA 事業担当課までご相談ください。
2) 契約書の作成
200 万円を超える契約では契約書を取り交わしてください。また、200 万円以下でも車
両や現地傭人の傭上が、1 回の傭上につき 30 日以上にわたる場合にも契約書を取り交わし
てください。
(精算報告書への添付が必要となります。)
13
(2) 機材の調達
機材を調達する場合(機材輸送費のみを JICA 事業費として計上している契約も含む)、前節の
「調達のルール」に従って行いますが、その手続きの詳細は、別添 1「機材調達ガイドライン」を
ご参照ください。
また、調達した機材は金額や内容により、JICA 物品台帳に登録する必要がある他、その使用や管
理について一連の手続きが定められています。
それら手続きの詳細、および国が定める安全保障輸出管理について輸出者(提案法人)が順守す
るべき規則について、別添 2「機材管理及び輸出管理ガイドライン」をご参照ください。
なお、海外で発生したPL(製造物責任)事故について海外で損害賠償請求を受けた場合、提案
法人PL保険(国内PL保険)では保障されませんのでご注意ください。
海外でのPL問題のリスクについては、各商工会議所の会員中小企業等の方であれば、中小企業
海外PL保険制度が利用可能です。
(「全国商工会議所中小企業海外PL保険制度」のご案内)※日本商工会議所ウェブサイト
http://www.jcci.or.jp/hoken/plkaigai.html
※PL保険の保険料は、本来製造者が負担すべき性質のものであることから、本事業の経費とし
て計上することはできません。
(3) 現地再委託契約
現地再委託(現地工事含む)の選定手続きについても、原則上記(1)「調達のルール」に則っ
て行います。
詳細は、別添3「現地再委託ガイドライン」をご参照ください。
5. その他業務・留意点等
(1) 外部人材の取扱い
1) 考え方
本事業の契約は、提案法人と JICA との契約であり、契約金額の受領及び管理、支出行
為は提案法人(受注者)が行うものとし、外部人材が行うことは想定していません。事業
費による各種契約の契約者、領収書のあて名は外部人材名ではなく、原則として受注者で
ある提案法人名としてください。
2) 契約の締結
外部人材を活用する際には、以下を明示した契約書を締結してください。
14
(ア) 契約相手先
(イ) 契約日
(ウ) 契約期間
(JICA と提案法人との契約履行期間内の契約期間である必要があります。)
(エ) 契約金額
(オ) 各業務従事者の人月、直接人件費単価、その他原価及び一般管理費等の経費率がわ
かる内訳
(カ) 業務従事者の氏名及び業務内容
なお、アドバイザー業務等の場合、契約書に変えて委嘱状でも可としています。
3) 契約に当たっての留意点
外部人材との契約金額(複数の外部人材契約がある場合はその合計)は、JICA と提案法
人との間の契約金額の「Ⅰ.
(外部人材の)人件費」の総額と一致またはそれ以下にする
必要があります。
直接経費(航空賃、日当・宿泊料等)は、原則として提案法人が外部人材に対して直接
給付することとし、外部人材との契約金額内訳には含めないでください。
外貨での支払いが必要な相手方との契約では、実際に支払いを行う通貨建で契約締結す
ることが可能です。ただし、支払月の JICA 月次統制レート(注)で円換算した支払額が、為
替変動により提案法人と JICA との契約上で定められた当該業務従事者の人件費単価を超
えた場合は、超過した「直接人件費」及び同超過分に係る「その他原価」
・
「一般管理費等」
については精算対象とはなりません。
これを避けるため、円貨建とし、支払実行日が属する月の JICA 月次統制レートにより
換算した外貨を相手方に支払う条件とした契約とする等の方法もあります。
(注)JICA 月次統制レートとは、市場実勢に基づき、JICA の基準により定められたレ
ートであり、JICA との業務実施契約及び業務委託契約における精算(現地通貨から
日本円への換算)において適用するものです。各月のレートは、以下の URL にて確
認が可能です。
(業務実施契約、業務委託契約における外貨換算レート表)
http://www.jica.go.jp/announce/manual/form/consul_g/rate.html
4) 履行期間中の留意点
外部人材の業務従事者間での人月振替等により、提案法人と外部人材との契約金額に変
更(増額)が生じる場合は、必ず提案法人と外部人材間での契約内容の変更(契約変更)
を行ってください。
15
5) 精算時の留意点
外部人材の人件費の支払いについては、提案法人は、外部人材の履行状況を検査し、業
務が履行されたと判断する場合には外部人材の提供先(個人であれば本人)に履行結果を
通知し、JICA との契約における外部人材の人件費の契約金額を上限(注)として、実際の稼
働日数を踏まえて精算します。
(注)
複数の外部人材契約がある場合、その精算額合計の上限が、提案法人と JICA 間の契
約中の「I.人件費」の金額となります。
事業終了時、精算報告書には以下を含めて JICA にご提出いただく必要があります。
(ア) 外部人材からの領収書(原本)
※内訳が記載されていない場合は、それが分かる請求書(写)も添付
(イ) 提案法人と外部人材との契約書(変更契約を含む)(写)
、又は委嘱状(写)
(ウ) 提案法人による外部人材の履行結果の検査調書(外部人材履行結果検査調書)
(2) 本邦受入活動 ※促進事業、案件化調査、実証事業のみ対象
相手国関係者を本事業により、日本に受け入れる際の手続きの詳細は、別添4「本邦受入活動ガ
イドライン」をご参照ください。
なお、受入にあたって、渡航および滞在中の万一の事故や疾病・傷害等の発生の可能性に備え、
旅行傷害保険の加入は、提案法人の責任において行ってください。
(3) 国内研修 ※PPP F/S のみ対象
相手国関係者を本事業により、本邦に受け入れる際の手続きの詳細は、「コンサルタント等契約
における研修実施ガイドライン」及び「JICA からの配布資料」を参照ください。
なお、受入にあたって、渡航および滞在中の万一の事故や疾病・傷害等の発生の可能性に備え、
旅行傷害保険の加入は、受注者の責任において行ってください。
(コンサルタント等契約における研修実施ガイドラインは以下リンク参照)
http://www.jica.go.jp/announce/manual/guideline/consultant/trainee.html
(4) 外国公務員贈賄防止条約について
国際商取引における外国公務員への不正な利益供与が、国際的な競争条件を歪めているとの認識
のもと、これを防止することにより、国際的な商取引における公正な競争を確保することを目的と
して、我が国を含む 33 カ国が、
「国際商取引における外国公務員贈賄防止条約」に批准しています。
これにより、たとえ手続きの円滑化のみを目的とした少額の支払いや、本邦受入活動中の金品の
供与や豪華な宿泊の供与等も、我が国の不正競争防止法等により、外国公務員贈賄と見做される可
能性がありますので、十分ご留意ください。
16
(外国公務員贈賄防止条約については、以下リンク参照)
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286890/www.meti.go.jp/policy/economy/chizai/zouwai/
(5) 現地における税金(関税、付加価値税等)の取扱い
JICA は相手国政府関係機関に対し、協議議事録の交渉時に免税措置が受けられるよう可能な範囲
で働きかけますが、免税措置が相手国政府により担保された事業ではないため、現地で課される可
能性のある税金(関税、付加価値税(VAT)等)については、契約金額の一部として必ず計上する
必要があります。
結果的に免税措置が適用され、
「関税、付加価値税等」に計上していた当該経費が不要となった
場合、事業上の必要性・妥当性が認められる場合に限り、打合簿による監督職員の事前承認を得る
ことを条件に費目間流用を認めます(費目(小項目)間であっても打合簿が必要です)
。費目間流
用に関する詳細ルールは、3.
「
(4) 契約金額の内訳に係る事項(費目間流用)」で確認してくだ
さい。
なお、免税であっても、支払後の還付方式となった場合は、原則として還付先は JICA 在外拠点
となるので、この場合、提案法人は還付額を契約金額の一部として流用することはできません。
(6) 安全管理について
1) JICA への提出書類
万一の事態に備え、業務計画書の提出と併せて、提案法人は JICA 本事業担当課に次の書類を
提出してください。
(ア) 緊急連絡網・安全管理情報提供シート
安全管理の観点から、現地での不測の事態に対して適切かつ速やかに対応するため、
提案法人は、現地及び日本における「緊急連絡網」及び「安全管理情報提供シート」
を作成し、JICA 事業担当課に提出してください。
なお、これら様式は、以下 URL から入手が可能です。
(コンサルタント等にかかる渡航手続きについて(依頼))
http://www.jica.go.jp/announce/manual/guideline/consultant/abroad.html※
「4.安全管理等のための対応について」に様式掲載あり。
(イ) 緊急移送サービスにかかる保険情報(様式自由)
業務対象国では必ずしも高度な医療設備を持つ病院があるとは限りません。現地で
の傷病発生の場合、その程度によっては、チャーター航空機により医療の進んだ近
隣国に緊急移送する必要もあり得ます。
17
その費用は、非常に高額(数千万円等)にもなるため、提案法人(業務従事者)は
予め緊急移送サービスがある保険に加入し、その保険情報を JICA と共有しておく
必要があります。
2) 現地活動に係る事前連絡
現地の治安状況等により、JICA の渡航措置を変更している場合もあるため、現地の
渡航にあたっては、少なくとも出発の一週間前には、JICA 事業担当課及び在外拠点
へ、渡航情報(渡航者名、フライト情報、宿泊場所、緊急連絡先等)を連絡してく
ださい。
3) 安全管理ブリーフィング
業務対象国における安全管理について、初回渡航時には現地の JICA 在外拠点に立
ち寄り、安全管理ブリーフィングを受けてください。また、二回目以降の渡航にお
いても、可能な限り現地 JICA 在外拠点に立ち寄り、必要に応じ安全管理ブリーフ
ィングを受けてください。
詳しくは渡航前に JICA 事業担当課とご相談ください。
4) たびレジへの登録
たびレジは、海外旅行や海外出張される方が、旅行日程・滞在先・連絡先などを登
録すると、滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、い
ざという時の緊急連絡などが受け取れる、外務省が提供するシステムです。渡航の
都度、たびレジに登録し、大使館が発信する海外安全情報を確認してください。
(たびレジ)※外務省サイト
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
(7) その他
その他契約書に定められている以下の条項・ガイドライン等にも十分留意願います。
(ア) 秘密の保持(業務委託契約約款(以下、「約款」という。)第 26 条)
(イ) 情報セキュリティ(約款第 29 条)
(ウ) 業務対象国の法規の遵守、「独立行政法人国際協力機構関係者の倫理等ガイドライ
ン」に基づく行動(約款第 30 条)
:次のウェブサイトから入手できます。
http://www.jica.go.jp/announce/manual/guideline/common/
http://www.jica.go.jp/announce/manual/guideline/consultant/
18
6. 支払・精算における留意点
(1) 支払手続きと精算の原則
本事業の契約経費の支払いは、業務完了後の一括精算・後払を基本としつつも、契約上の合意に
基づき、以下のとおり前払や部分払が可能です。
経費精算の方法と精算報告書作成の詳細については、
「精算ガイドライン」を参照してください。
公金による契約として、精算時の必要書類、証拠書類の取付方法等様々な留意事項があります。
必要手続きが踏まれていない経費は精算できないことがある点にご留意いただき、業務実施前に
当該ガイドラインを必ずご一読ください。
不明な点があれば JICA 事業担当課または調達部契約第二課にお問い合わせください。
なお、経費精算報告書の内容等により、精算金額の確定までに数か月を要する場合があります。
(2) 前払(契約約款第 16 条)
契約締結後、提案法人の請求に基づき、契約金額の 40%を上限としてお支払いします。
前払の請求に必要な書類は以下のとおりです。
① 『前払請求書<様式-う>』※内訳も添付してください。
② 保証書(銀行等または保証会社発行のもの)
体裁は問いません。必要記載事項は『記載例<様式-え>』を参照願います。
③ 『受領書<様式-お>』
なお、②銀行等発行の保証書については、次の点にご留意ください。
(ア) 保証書と併せて、保証元となる銀行等の印鑑証明書、登記事項証明書(代表者事項
証明書)の提出が必要です(提案法人自身のものではないことに注意)。
(イ) 保証元の代表者名・押印は、代表取締役等代表者のもの。(支店長等ではありませ
ん。ただし、代表者権限のある支店長等の場合はこの限りではありません。)
(ウ) 国名案件名は契約書と同じものを正確に記載願います。
(エ) 保証期間は、契約日以降かつ JICA からの前払金入金日以前の日付~履行終了日と
します。
19
(3) 部分払(契約約款第 17 条)
部分払は、契約書で規定する部分払対象業務が完了した際に作成・提出される中間成果品(進捗
報告書等)の検査後、その業務の完了に要した金額を確認し、その 90%を上限として、受注者の請
求に基づき支払うものです。
契約書本体の部分払条項に具体的な部分払の対象業務や中間成果品が規定されている契約が対
象となります。部分払が必要である場合、契約交渉の際にお申し出ください。
※部分払条項の例
(部分払)
第〇条 業務委託契約約款第 17 条第 1 項に定める部分払の対象とする一部業務について
は、以下の各号のとおりとする。
<例>
(1)第1回部分払:第〇回進捗報告書の作成
(中間成果品: 第〇回進捗報告書)
なお、契約書本体の部分払条項で定めた部分払の回数、対象業務、中間成果品の変更は、打合簿
での確認で可能です。
(打合簿サンプル㉑)
他方、契約書本体に部分払条項の設定がなく、契約の履行期間中に新規に部分払条項を追加する
場合には、
「契約変更」が必要となります。(打合簿サンプル㉒)
いずれのケースにおいても、事前に JICA 事業担当課までご相談ください。
請求可能な「部分払金額」は以下の式で算定します。
部分払金額
≦
契約金相当額×( 9/10
- 前払金額/契約金額
)
また、「契約金相当額」は以下の費目(消費税抜き)を合算したものです。尚、既払額(前払、
及び先行する部分払)がある場合は、当該額を以下の各費目からそれぞれ減ずる必要があります。
(ア) 機材製造・購入・輸送費のうち、既に現地納入確認と支払が完了したもの
(イ) 旅費(航空賃)のうち、既に渡航が完了したもの(契約単価×渡航回数)
(ウ) 旅費(日当・宿泊料・内国旅費)のうち、既に渡航が完了した日当・宿泊料・内国
旅費
(エ) 現地再委託費のうち、再委託業務が完了し、支払が完了したもの
(オ) 既に完了した本邦受入活動の経費(航空賃、本邦受入活動業務費)
(カ) 上記(ア)~(オ)の直接経費合計金額から(オ)のうち本邦受入活動業務費を除
いた金額に基づき算出される管理費
(キ) 既に従事完了を確認した人件費(外部人材)の直接人件費
(ク) 上記(キ)に基づく外部人材のその他原価
(ケ) 上記(キ)及び(ク)に基づく外部人材の一般管理費等
20
部分払に必要な書類は以下のとおりです。
【JICA 事業担当課に提出】
① 『業務部分完了届<様式-き>』:※契約金相当額計算書、業務従事計画・実績表、中間
成果品を添付
② 「機材製造・購入・輸送費」の場合は、領収書(又は銀行振込金受領書等)の写しと稼働
が確認できる書類(
「機材等納入結果検査(写)
」等)
③ 「再委託費」の場合は契約書等(契約相手方と契約金額が分かる部分のみで可)の写しと
領収書(又は銀行振込金受領書等)の写し
※中間成果品の確認後に JICA 事業担当課から検査調書(既済部分検査)を提案法人に送付
【(JICA 事業担当課から検査調書(既済部分検査)受領後)調達部に提出】
④ 『部分払請求書<様式-か>』※内訳書を添付
⑤ 検査調書(既済部分検査)(原本)
⑥ 『受領書<様式-お>』
また、部分払請求までの流れは次図のとおりです。
(4) 概算払(契約約款第 18 条)
最終成果品の検査合格後、JICA での精算金額確定を待たずに、契約金額の 90%を上限にお支払い
ます。検査合格前の業務実施中の概算払はできません。
21
概算払に必要な書類は以下のとおりです。
① 『概算払請求書<様式-け>』※内訳書を添付
② 業務検査調書(完成検査)(写)
※JICA 本事業担当課から最終成果品の確認後に検査調書(原本)を提案法人へ送付しま
すので、概算払の際は写しを、原本は精算払の際に添付します。
③ 『受領書<様式-お>』
(5) 精算払(契約約款第 14 条及び第 15 条)
提案法人が提出する経費精算報告書に基づき、JICA での精算金額確定後に支払います。精算確定
通知を受領次第、速やかに精算払請求書を発行の上、請求願います。
精算払に必要な書類は以下のとおりです。
① 『精算払請求書<様式-こ>』※内訳書を添付
② 業務検査調書(完成検査)(原本)
③ 『受領書<様式-お>』
事業終了時の概算払請求及び精算払請求等に係る流れは、次図のとおりです。
22
(6) 請求書の受領から支払まで
全ての支払(前払、部分払、概算払、精算払)に関し、JICA は請求書を受領した日から起算して
30 日以内に支払を行います。
ただし、請求書(その他の必要書類を含む)に不備がある場合は、修正・是正された請求書を受
領してからの起算となります。
23
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添1.機材調達ガイドライン
機材調達ガイドライン
1. 本ガイドラインの目的
本ガイドラインは、提案法人が機材を調達する場合の手続き目安を取りまとめたものです。
機材調達は、提案法人の責任の下で行っていただきますが、日本国民の税金を原資とする本事業
の特性を考慮の上、本ガイドラインを参照し、可能な限り JICA が定める調達のルール(会計関連
規定等)に準じて機材調達を行うようお願いします。
なお、機材製造・購入費であっても「③現地工事費」に計上された機材の据付等にかかる再委託
工事費に関しては、別添3.現地再委託ガイドラインを参照してください。
2. 調達機材の選定
JICA との契約による機材調達は、契約交渉において予め合意された内容(品目、仕様、数量)を、
契約金額の範囲内で行う必要があります。
契約時点で品目等内容が確定できない場合や確定した内容を変更する場合は、提案法人と JICA
事業担当課双方で協議のうえ、業務主任者と監督職員との打合簿により確認を行います。(打合簿
サンプル㉑)
3. 契約相手先の選定方法
調達する機材の金額(契約予定金額)によって、以下表のとおり、適切な選定方式を決定します。
詳細は別紙「早見表」を参照ください。
契約予定金額注 1
選定方式
1,000 万円超
競争入札
10 万円超~1,000 万円以下
見積合わせ又は見積競争(注 2)
10 万円以下
見積徴取省略可
(注 1)予定価格は、個別機材の単価ではなく、調達すべき機材一揃いの合計金額に基づく(例:
15 万円のコンピュータ 10 台と 20 万円のプリンタ 1 台で、合計 170 万円。ただし、一般
的に分割して調達する機材(車両と医療器材等)については合計する必要なし)
。
(注 2)160 万円超の場合は、可能な限り見積競争又は競争入札を検討してください。
(ア)
10 万円超の機材調達の場合、その調達方法について予め JICA 事業担当課と相談
してください。
1
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添1.機材調達ガイドライン
(イ)
契約予定金額が 1,000 万円を超える機材調達は、原則として競争入札により契約
相手方を選定してください。現地調達の場合、入札会には JICA 在外拠点の立会を
必要とします。
(ウ)
競争性・公平性・透明性確保の観点から、競争に拠らず特定の者と随意契約を締
結することは、真にやむを得ない場合(目的を果たすことができる唯一無二の存
在であることが証明できる場合)に限り可能です。特に、価格が 160 万円を超え
る機材調達を特定の供給者と随意契約で行う場合は、原則として契約交渉段階で
JICA(事業担当課及び調達部)の確認を得てください。遅くとも、調達を実施す
る前にあらかじめ具体的な背景・理由を監督職員へ報告し、選定方法に係る合意
を得てください。
主な調達種類とその概要は下表のとおりです。
調達の種類
競争入札
調達方法の概要
競争参加者が一堂に会し、価格を記入した札を封書にて提出し、予定価
格の範囲内で最も安価な価格を提示したものを契約者として選定する。競
争参加者の募集方法として、公告(HP や掲示等)により、広く一般から募
る「一般競争入札」と、複数者を指名して行う「指名競争入札」がある。
複数者(なるべく 3 者以上)に対して、以下の手順を明示した見積依頼
書を配布し、手続きを行う。
① 価格競争であることを明示
② 見積り提出期限を設定
③ 提出期限後に封函された見積書を一斉開封(非公開。ただし関
見積競争
係者複数人の面前において)
④ その結果、発注者にとって有利な価格を提示した業者の順に契
約交渉を行い、契約相手方を決定
見積競争参加者の募集方法は、
「競争入札」と同様に、公告による「一般
見積競争方式」と、複数者指名による「指名見積競争方式」がある。
見積合わせ
複数者に対して、見積書の提出を求め、見積依頼条件に照らし、発注者
にとって最も有利な見積を提示した者を、契約交渉相手方として選定する。
2
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添1.機材調達ガイドライン
【指名見積競争/見積合わせの場合の選定手続き(参考)】
(1)見積依頼先の選定
履行能力及び財務面で問題やリスクの少ない見積依頼先を複数者(なるべく 3 者以上)選定。
(2)見積書の徴取
選定した見積依頼先に対して、調達する機材の品目、仕様、数量、納期、納品場所等必要な
条件を提示し、見積書の提出を依頼。見積競争の場合は、上記条件及び見積競争の手順を明記
した「見積依頼書」を各見積依頼先に配布。
(3)業者の選定
(見積合わせの場合)
各見積依頼先から見積書が提出されたら、その内容を確認し、価格、仕様、数量、納期等を
比較。安価であることに最も重点を置くが、仕様、納期等を総合的に勘案し、発注者にとり最
も有利な条件を提示した社を契約交渉相手方として選定。
(見積競争の場合)
提出された見積書は、見積提出期限まで未開封で保管。見積提出期限を経過したら提出され
た見積書を関係者複数人の前で一斉に開封し、仕様、数量、納期等の納入条件が見積依頼書で
提示した条件を満たしていることを確認のうえ、最も安価な見積価格を提示した社を契約交渉
相手方として選定。
4. 契約の締結と JICA への報告
契約相手方が決定したら、契約書を作成し機材を発注します。
契約書の作成に当たっては契約に必要な条項(契約日、契約金額、品名、単価、数量、納期、納
入方法、支払条件等)が入っているか、発注者側にとって不利な条件になっていないか、を確認し
てください。契約に必要な条項が確認できる発注書及び請書を契約書に代替することも可能です。
なお、200 万円以下の契約については契約書の作成を省略することが可能です。この場合も、契
約の事実が分かる書類(見積書、領収書等)は適切に保管願います。
現地で調達する場合、契約書の様式は、JICA 在外拠点において、当該国の法令等を踏まえた契約
書様式を用意している場合があり、それらを活用することも可能ですので、適宜在外拠点の担当者
へ照会してください。
契約金額が 160 万円を超える機材を調達した場合は、速やかに選定方法、競争参加者、契約相手
方、契約金額等について、打合簿にて、監督職員に報告してください(打合簿サンプル⑯)。
複数の契約について、まとめて報告することも可能です。200 万円を超える場合には、契約書を
打合簿に添付してください。
報告に際しては、 見積書の写し等を提出する必要はありませんが JICA で選定手続きにおける関
連書類を確認する場合がありますので、書類は適切に保管してください。
3
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添1.機材調達ガイドライン
具体的には以下のとおりです 。
【見積合わせの場合】
見積合わせの結果については、
「見積状況調書(徴取した見積内容及び選定結果が分かるもの。
様式自由)」を作成し、業務主任者が確認したうえで、徴収した見積書とともに保管してください。
価格以外の条件を理由に最も安価な見積書を提出した者以外を契約相手方とする場合、その理由
を見積状況調書に記載しておいてください。
【見積競争の場合】
見積競争の結果については、見積合わせの場合と同様に「見積状況調書」を作成し、業務主任者
が確認したうえで、徴収した見積書と共に保管してください。
なお、契約金額が 160 万円以下の機材を調達した場合についても、関連書類を保管してください 。
5. 検査
(1) 機材等納入結果検査(稼働確認)
事業対象地に機材が到着したら機材等納入結果検査を行ってください。複数の機材・部材を組み
合わせ1つの機材製造やシステム構築を行う場合、自社製品の場合、及び、契約金額が 300 万円を
超える機材を調達する場合は、現地での納入/組立/据え付けが完了した時点で稼働確認を行い、検
査調書(「様式-さ 機材等納入検査調書」)を作成の上、打合簿にて検査結果を速やかに JICA 事業
担当課へ報告してください(打合簿サンプル⑰)
。
複数の機材・部材を組み合わせ1つの機材製造やシステム構築を行う場合は、完成した機材・シ
ステム等を 1 件とし、1 枚の「機材等納入結果検査調書」を作成してください。金額の多寡に関わ
らず調書作成が必要ですが、当該機材・システムに含まれる機材・部材ごとの調書は不要です。
この際、当該機材・システムに含まれる機材・部品が確認できるよう内訳を明記してください。
精算時に突合確認ができるよう、検査調書に記載されている品名、契約書附属書 III 契約金額内訳
書に記載されている品名、領収書等に記載されている品名が、それぞれ整合していることを確認し
てください。
なお、契約金額が 300 万円以下の小額機材で、複数の機材・部材を組み合わせ1つの機材製造や
システム構築を行わない場合(単体で機能する機材等)については、検査調書の作成を省略し、複
数機材をリストにまとめて納入結果検査報告をすることも可能です(打合簿サンプル⑰)
。
(この場
合も、精算時に契約書と突合確認ができるよう、契約書附属書 III 契約金額内訳書に記載されてい
る品名と整合性が取れていることを確認してください。)
4
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添1.機材調達ガイドライン
1) 自社製品の稼働確認
自社製品の場合、金額の多寡に関わらず検査調書を作成してください。なお、稼働確認
を行う際は、機材の供与先となるカウンターパート及び可能な限り現地 JICA 在外拠点の
立会を求めてください。
2) 機材の所有権
機材等納入結果検査の完了(合格)をもって機材の所有権は JICA に移転します。
JICA の資金により調達した機材には、
「JICA マーク」(英・仏・西・葡・アラビア)及
び「日章旗マーク」
(同)を貼付することとしておりますので、JICA 在外拠点所から各々
受領の上、検査段階で必ず貼ってください。
3) 部分払請求
本検査完了の時点で、当該機材の購入費は、
(提案法人と JICA との契約における)部分
払の対象に含めることが可能となります。ただし、提案法人から機材調達先への支払が完
了していること(領収書等の写しが提出できること)が条件となります。
(2) (本邦等における)機材の納品検収
自社製品以外の機材を調達する場合、
(本邦等において)機材が納品されるタイミングで、提案
法人の責任において納品検収を行ってください。JICA への検査結果報告は不要ですが、精算書類確
認時等に提示を求める場合がありますので、適切な保管をお願いします。
6. 支払
提案法人から機材納入業者への支払は、上記「5.
(2)
(本邦等における)機材の納品検収」の
納品検収検査を完了(合格)した後に行います。
支払時においては、支払の事実確認を容易なものとするため、現金による支払ではなく、可能な
限り銀行振込としてください。
JICA が実施する調達では原則 100%後払いとしています。
前払は契約が履行されない場合のリスクが生じるため、一定の範囲内に限定(JICA 会計細則では
契約金額の 40%を限度としています)し、さらに銀行保証等を取付けるといった措置を取ることと
しています。商習慣等により多額の前払いが必要とされる場合は、監督職員と協議してください。
5
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添1.機材調達ガイドライン
なお、発注した機材の一部について納品を受けた場合は、当該部分に対する代金を部分的に支払
うことも可能です。
7. 精算
精算時に JICA 調達部へ経費精算報告書を提出します。
調達機材の金額に応じて書類を添付のうえ、契約金額の精算を行ってください。
原則として精算に必要な書類は、以下のとおりです。詳細は次貢早見表にまとめていますので、
適宜ご参照ください。
(ア) 領収書(原本)
(イ) 契約書(写)
※200 万円を超える契約を締結した場合
(ウ) 機材等納入検査結果の打合簿(写) ※組立・据付を必要とする機材、自社製品、
300 万円を越える機材の場合(詳細は「5.検査」を確認してください。)
(エ) 機材の調達経緯及び選定結果報告の打合簿(写)※160 万円を超える機材調達を行っ
た場合
(オ) 機材調達計画変更の打合簿を交わしている場合はその写し
以上
6
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添1.機材調達ガイドライン
機材調達 早見表
契約金額毎の選定方法目安と必要書類
選定
契約
検査
精算
X=契約金額
予定価格
/
調達価格
1000万円超
調達の選定方式
1,000万円
<X
契約書の作成
JICAへ の
選定経緯報告
(打合簿サンプル⑯
/選定経緯報告書
機材等納入結果検査
調書(様式‐さ)の
作成
200万円<
X
300万円超~1000万円
◎
必要
300万円≦X
選定経緯報
告の打合簿
(写)
納入結果検
査報告の
打合簿
(写 )
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
△
◎
◎
◎
△
×
◎
◎
△
×
◎
◎
△
×
◎
◎
必要
見積合わせ
又は
見積競争
5万円≦Yか
つ、使用可
能期間1年
以上
10万円<X
≦1,000万 ※160万超
円
は可能な限
り見積競争
または
競争入札
◎
必要
△
不要
※機材・部
材を組み合
わせ1つの
X<300万円
機材製造や
システム構
築を行う場
合は、金額
に関わらず
必要
10万円超~160万円
X≦200万
円
△
省略可
5万円以上~10万円
×
不要
X≦160万円
X ≦ 10万
円
(注)
契約書
(写)
領収書
(原本)
◎
必要
◎
必要
160万円<
X
200万円超~300万円
物品登録
競争入札
300万円≦X
160万円超~200万円
JICAへ の
納入結果検査報告
(打合簿サンプル⑰
/機材等納入結果検
査調書(必要な場
合))
◎
必要
※機材・部
材を組み合
わせ1つの
機材製造や
システム構
X<300万円 築を行わな
い場合(単
体で機能す
る機材等)
は、複数機
材をリスト
にまとめて
報告可能
省略可
Y<5万円か
つ、使用可
能期間11年
以上
5万円未満
(注) 領収書に内訳が記載されていない場合は、それが分かる請求書(写)も添付
自社機材
原価計算書の作成
-
-
◎
必要
7
◎
必要
◎
必要
原価計算書(原本)
納入結果検査報告の打合簿(写)
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
機材管理及び輸出管理ガイドライン
1. 機材管理
本契約で調達する機材の所有権は JICA にあり、業務期間中は提案法人に無償で貸与している位
置付けです。提案法人は善良な管理者の注意義務をもって使用、管理してください。
(1) 物品登録
JICA の物品台帳に登録する必要がありますので、提案法人は、所定の機材台帳様式に記
入し、JICA 事業担当課に提出してください。
(http://www.jica.go.jp/announce/manual/guideline/consultant/ku57pq00001nk148-a
tt/equ_201204_guide02.xls)
(2) 消耗品
なお、
「1 件の取得単価が 5 万円以上で、かつ使用可能期間が 1 年未満のもの」、または
「1 件の取得価格が 5 万円未満で、かつ使用可能期間が 11 年未満のもの」については、物
品管理上消耗品の扱いとなりますので、これらについては記入不要です。
取得単価とは機材 1 件当たりの単価であり、10 万円で 5 台の GPS を買った場合、1 台当
たり 2 万円なので、消耗品として扱うことができます。
(3) 紛失や故障等
万一、紛失や故障・破損等が生じた場合は、JICA との契約に基づき弁済の責を負ってい
ただくこともあり得ますので、機材の使用・管理に当たっては、十分注意を払ってくださ
い。
紛失や故障・破損等が生じた場合については、速やかに JICA 事業担当課に連絡してく
ださい。
(4) JICA マーク
検査終了後は、提案法人は、
「JICA マーク」
(英・仏・西・葡・アラビア)及び「日章旗
マーク」(同)を JICA 在外拠点(在外拠点がない場合には、事業担当課)から入手し、機
材に貼付します。
事業終了時には、原則相手国政府関係機関に機材を譲渡しますので、JICA 事業担当課の
同意を得た上で、相手国政府関係機関の長またはそれに準ずる者の署名入りの機材の受領
書を取り付け、在外拠点(在外拠点がない場合には、事業担当課)へ原本を送付してくだ
さい。(原本の受領により、在外拠点は物品台帳から当該機材を除去します。)
1
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
2. 輸出管理
(1) 輸出規制の概要
JICA との契約に基づき日本で調達した機材を日本国外に持ち出す(輸出する)場合は、提案法人
の責任において、輸出規制関連法令に基づき輸出手続きを行うことが必要です。
各種輸出規制をまとめたものが次表です。
輸出規制は、
「安全保障輸出管理による規制」と「それ以外の規制」に区分できます。
【輸出規制の枠組み】
規制の種類
規制国
適用規則
備考
米国
輸出管理法/輸出管理規則(EAR)の域外適用
米国再輸出規制
安全保障
輸出管理
による規制
日本
上記以外の
規制
外国為替及び外国貿易法(外為
法)
【貨物】輸出貿易管理令別表第
1
【技術】外国為替令別表
1 項~15
項
16 項
リスト規制
キャッチオール規制
外為法/輸出管理令別表第2
輸出取引法・関税法・その他の法令
安全保障輸出管理とは、核兵器や生物・化学兵器等の大量破壊兵器の製造に転用可能な物品の輸
出について、先進国が中心となって実施している国際的な輸出管理制度のことです。
日本から輸出する場合には、外国為替及び外国貿易法(「外為法」)
、貿易輸出管理令(
「輸出令」)
及び外国為替令(
「外為令」
)により規制されます。
米国製品や米国の技術によって製造された製品を、米国から日本に輸出された後に第三国に再輸
出する場合には、米国の外の地域から輸出する場合であっても、米国の輸出管理法/輸出管理規則
(Export Administration Regulations :EAR)による規制を受けます。
これは「米国再輸出規制」の域外適用と呼ばれます。
一方、安全保障輸出管理以外にも、日本から輸出する場合には、さまざまな輸出規制があります。
これら規制の概要を次にまとめておきます。
機材を輸出する場合に、各種規制に該当しないかどうかを確認し、該当する場合には必要な輸出
許可・承認を事前に取得しなくてはなりません。
2
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
【日本の輸出規制の概要】
【「その他の法令」の概要】
法令名
文化財保護法
鳥獣の保護及び狩猟の適
正化に関する法律
規
制 品
目
主管省庁
重要文化財又は重要美術品、天然記念物、重要
有形民俗文化財
鳥、獣及びそれらの加工品、鳥類の卵等
麻薬及び向精神薬取締法
麻薬、向精神薬、麻薬向精神薬原料等
あへん法
あへん、けしがら
覚せい剤取締法
覚醒剤、覚醒剤原料
狂犬病予防法
犬、猫、あらいぐま、狐、スカンク
家畜伝染病予防法
偶蹄類の動物、馬、鶏、アヒル、兎、蜜蜂及び
これらの肉・ソーセージ・ハム等、稲藁(一部)
植物防疫法
植物(顕花植物、シダ類または蘚苔類に属する
植物)
、有害植物、有毒動物(昆虫、ダニ等)
道路運送車両法
中古自動車
文化庁
環境省
厚生労働省
農林水産省
国土交通省
3
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
(2) 輸出規制品の有無の確認と JICA への報告
提案法人は、輸出者として自らの責任において、各種輸出規制に該当するかを判定し、該当する
場合には必要な輸出許可・承認を申請・取得していただく必要があります。(当該手続きには時間
を要する場合がありますので、特に、初めて輸出する機材を扱う場合は、早めに手続きを開始する
ことをお勧めします。
)
また、その結果を JICA 所定の報告様式に取りまとめ、JICA 事業担当課に提出します。報告様式
は、輸出貿易管理令等該当調書(様式1)と用途・需要者等チェックリスト(様式2)の2つです。
これに、必要書類を添付してください。
JICA への報告を必要とする輸出規制内容と対応する報告様式とは次表のとおりです。
輸
出
規
制 内
容
報 告 様
式
① 安全保障輸出管理規制(リスト規制)
輸出貿易管理令等該当調書(項目 A)
② 安全保障輸出管理規制(キャッチオール規制)
用途・需要者等チェックリスト
③ 米国再輸出規制
輸出貿易管理令等該当調書(項目 B)
④ 輸出貿易管理令別表2による規制
輸出貿易管理令等該当調書(項目 C)
⑤ 輸出取引法・関税法・その他の法令による規制
輸出貿易管理令等該当調書(項目 D)
(3) 日本における安全保障輸出管理規制(リスト規制とキャッチオール規制)
日本においては、
「外国為替及び外国貿易法(「外為法」)」、貿易輸出管理令(「輸出令」)及び外
国為替令(「外為令」
)等の法令により、リスト規制とキャッチオール規制が定められています(概
要は次表参照)
。2010 年 4 月 1 日からは、法令違反に対する罰則が強化されるととともに、輸出者
等遵守基準が施行され、輸出者は同基準に基づいて安全保障輸出管理を実施することが義務化され
ました(「輸出者等遵守基準を定める省令」((2009 年経済産業省令第 60 号)。
業務委託契約の提案法人も、機材を外国に持ち込む場合には、輸出者として法令を遵守しなくて
はなりません。
【リスト規制】
輸出しようとする貨物が、輸出令別表第 1 の 1~15 項で指定された軍事転用の可能性が特に
高い機微な貨物に該当する場合 又は、提供しようとする技術が、外為令別表の 1~15 項に該
当する場合には、貨物の輸出先や技術の提供先がいずれの国であっても事前に経済産業大臣の
許可を受ける必要があります。
4
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
【キャッチオール規制】
リスト規制品以外のものを取り扱う場合であっても、輸出しようとする貨物や提供しようと
する技術が、大量破壊兵器等の開発、製造、使用又は貯蔵もしくは通常兵器の開発、製造又は
使用に用いられるおそれがあることを輸出者が知った場合、又は経済産業大臣から、許可申請
をすべき旨の通知(インフォーム通知)を受けた場合には、輸出又は提供に当たって経済産業
大臣の許可が必要となります。
日本において機材を調達し海外に輸送する場合には、安全保障輸出管理について以下の手順で審
査を行うことが必要です。
チェック方法の詳細は、経済産業省や一般財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)のウェ
ブサイトを参照してください。
★経済産業省「安全保障貿易管理(Export Control)
」
⇒http://www.meti.go.jp/policy/anpo/
★ 一般財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)
⇒http://www.cistec.or.jp/
1) リスト規制品に関する審査
(ア) 自社の機材を輸出する場合
提案法人はリスト規制品に該当するか否かを自ら判定(「該非判定」
)します。
判定の結果は、①該当、②非該当、③対象外、に区分されます。
該当/非該当/対象外の区分
①
該当
リスト規制の品目に含まれ(輸出令別表第1の 1~15 項に規制する項番
があり)
、かつ、貨物等省令で定める基準を満たす
②
非該当
リスト規制の品目に含まれるものの(輸出令別表第1の 1~15 項に規制
する項番があるものの)、貨物等省令で定める基準を満たさない
③
対象外
リスト規制の品目に含まれない(輸出令別表第1の 1~15 項に規制する
項番がない)
リスト規制に該当する機材であっても、輸出許可の取得が必ずしも必要であるとは限り
ません。これは、輸出許可を不要とする特例措置があるからです。
特に「一定の範囲の貨物の中で、貨物の種類毎に定められた一定の価格以下のもの」は
輸出許可が不要(
「少額特例」
)です。リスト規制に該当する機材があった場合には、まず
少額特例等の適用の可否を検討します。その上で、輸出許可が必要なものがあるか否かを
判定します。
5
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
提案法人は、これら該非判定の結果を記載した判定書(自社製品該非判定書)を作成し、
JICA 事業担当課に「輸出貿易管理令等該当調書」
(別添様式1)と併せて提出します。
該非判定書については、一般財団法人安全保障貿易情報センター(CISTEC)が作成・販
売している「項目別対比表」や「パラメータシート」が広く利用されています。
ただし、該当する輸出令別表第1の項番と該当/非該当の判断根拠が明示されているも
のであれば特に様式は問いません。
「対象外」すなわち輸出令別表第1の1~15 項に該当する項番がない場合は、「当該製
品は輸出貿易管理令別表第1(ソフトウェアの場合は外為令別表)の1項から15項にか
かる該当貨物(技術)ではありません」との趣旨を記載した「自社製品非該当証明書」を
作成してください。
(イ)
他社から機材を調達する場合
提案法人は、当該機材の製造業者等(製造会社又は当該技術の技術審査能力を有する団
体・個人)から「該非判定書」を取り付けて、該非判定を行います。
リスト規制品の基準は詳細に規定されており、一見対象外と思えるものも多く含まれて
いますので、製造業者等から該非判定書を取り付けるようにしてください。
ただし、該非判定の最終的な責任は、輸出者である提案法人にあります。
したがって、提案企業は、取り付けた該非判定書に不明なところがある場合には、製造
業者等に問い合わせ、必要に応じ、根拠となる技術資料を取り付けて確認します。
「対象外」すなわち輸出令別表第1の1~15 項に該当する項番がない場合は、当該機材
の製造業者等から「当該製品は輸出貿易管理令別表第1(ソフトウェアの場合は外為令別
表)の1項から15項にかかる該当貨物(技術)ではありません」との趣旨の証明書を取
り付けるようにしてください(一般に「非該当証明書」と呼ばれています)。
なお、調達機材にソフトウェアが含まれる場合には、輸出貿易管理令(輸出令)ではな
く外国為替令(外為令)により規制されるため、
「輸出令別表第1」は「外為令別表」と
読み替えてください。
6
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
<リスト規制における該非判定区分と JICA への提出資料>
7
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
2) キャッチオール規制に関する審査
提案企業は、ユーザー情報等を確認の上、キャッチオール規制に関する審査を行います。
別添様式2の「用途・需要者等チェックリスト」の質問項目に順を追って回答を記載し、
JICA 事業担当課に提出してください。
「用途・需要者チェックリスト」による審査フロー
8
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
3) その他
国際協力のために供与される機材であっても、上記の法令の規制を受けることとなって
おり、輸出者は適正なチェック機能を働かせることが求められています。上記のチェック
は、機材の購入価格の多寡に関わらず行わなければなりません。
万一法令に違反し、これが発覚した場合には、刑事罰の対象となるのみならず、JICA の
事業の信頼を著しく失墜させ、今後の事業実施に多大な影響を与える可能性がありますの
で、法令の趣旨をご理解の上、ご協力願います。法令のより詳しい概要については、経済
産業省ホームページを参照してください。
(4) 米国再輸出規制
米国製品や米国の技術によって製造された製品を日本から第三国に再輸出する場合には、米国輸
出管理規則(EAR)による再輸出規制があるため、製造会社等から、規制品目分類番号(ECCN:Export
Control Classification Number)及び米国再輸出規制に該当するか否かの判定書(該非判定書)
を取り付けて、上記(2)と同様に米国再輸出規制への該当の可否を判定し、JICA 事業担当課に所
定の報告様式と併せて提出し、JICA で内容を確認後に、輸出手続きを開始します。
なお、日本貿易振興会(JETRO)ホームページ「米国原産品または米国原産品を含む製品を日本
から再輸出する際の EAR の規制および再輸出許可申請方法」が参考になります。
http://www.jetro.go.jp/world/n_america/us/qa/01/04A-020135
(5) 輸出令別表第2、輸出入取引法・関税法・その他の法令による規制
提案法人は、安全保障輸出管理以外の規制についても該当の有無を確認し、輸出の許可・承認が
必要な機材があれば、輸出貿易管理令等該当品調書により報告します。
以上
別添
様式1:輸出貿易管理令等該当調書
様式2:用途・需要者等チェックリスト
9
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
様式1
20
年
月
日
独立行政法人国際協力機構 御中
受注者名:
㊞
輸出貿易管理令等該当調書
【案件名】
標記に関し、以下のとおり報告いたします。
(該当項目を丸で囲み、D では許可を必要とする省庁を記載する)
A
今回調達する機材について、輸出貿易管理令別表第 1(ソフトウェアの場合は外国為替令別
表)に該当する品目について該当か否かを判定した結果は別紙の表1のとおりです。
(ア) 表1の品目のいずれの機材についても輸出許可は不要です。
(イ) 表1の品目の全て又は一部の機材については輸出許可が必要です。
B
今回調達する機材のうち米国製品または米国の技術を利用した製品について、米国再輸出
規制に該当する品目について該当か否かを判定した結果は、別紙の表2のとおりです。
(当該製品が含まれる場合のみ記入)
(ア) 表 2 の品目のいずれの機材についても再輸出許可は不要です。
(イ) 表 2 の品目の全て又は一部の機材については再輸出許可が必要です。
C 今回調達する機材のうち、別紙の表3の品目は、輸出貿易管理令別表第 2 に該当し、輸出
承認が必要です。
D
今回の輸送を依頼する機材のうち、別紙の表4の品目は、関税法等その他法令規制に該当
するため、
省の輸出許可等を取得又は報告する必要があります。
以上
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
別紙
(表1)輸出貿易管理令別表第1(ソフトウェアの場合は外国為替令別表)の該非判定結果
※
機材
製 造会 社
番号
製 品 名
対象外
型式・等級
単位
数量
該当
非該当
輸出許可
の要否
輸出貿易管理令
別表1貨物番号
(対象外は不要)
該当又は非該当の場合には、製造会社等から該非判定書(項目別対比表、パラメーターシート等)を取り
付け、提出してください。
(表2)米国再輸出規制にかかる該非判定結果(当該製品が含まれる場合のみ記入)
※
機材
製 造会 社
番号
製 品 名
型式・等級
単位
数量
ECCN 番号
輸出許可の要否
製造会社等から再輸出許可の要否にかかる判断資料を取り付け、提出してください。
(表3)輸出貿易管理令別表第2の該当品リスト
機材
製 造会 社
番号
製 品 名
型式・等級
単位
数量
単位
数量
輸出貿易管理令
別表 2 貨物番号
(表4)関税法等その他法令にかかる該当品リスト
機材
製 造会 社
番号
製 品 名
型式・等級
該当法令名
及び条項
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
様式2
用途・需要者チェックリスト
受注者名:
輸出管理責任者 役職・氏名:
印
国名
案件名
設置場所名称
住所(P.O. Box は不可)
相手国実施機関
機材管理責任者名・所属
Ⅰ 機材の用途チェック
① 大量破壊兵器等補完規制のチェック
全機材について一機材ごとに、以下の用途に用いられることを知るに至ったか確認してくださ
い。
その際には、以下の用途に用いられることが入手した文書・記録媒体等に記載、記録されて
いるか、また、相手国実施機関から連絡を受けたかについても確認してください。該当する機材
があればリストを別添し機材名と該当項目を記載して JICA に提出してください。
①
②
③
④
確認事項
核兵器の開発、製造、使用又は貯蔵
軍用の化学製剤の開発、製造、使用又は貯蔵
軍用の細菌製剤の開発、製造、使用又は貯蔵
軍用の化学製剤又は細菌製剤の散布のための装置の開発、製造、使用又は
貯蔵
回答欄
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
⑤ 300km以上運搬することができるロケットの開発、製造、使用又は貯蔵
はい・いいえ
⑥ 300km以上運搬することができる無人航空機の開発、製造、使用又は貯蔵
はい・いいえ
⑦ 核燃料物質又は核原料物質の開発、製造、使用又は貯蔵
⑪ 核燃料物質の加工
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
⑫ 核燃料物質の再処理
はい・いいえ
⑧ 核融合に関する研究
⑨ 原子炉又はその部分品又は附属装置の開発、製造、使用又は貯蔵
⑩ 重水の製造
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
⑬ 以下の行為であって、軍又は国防に関する事務をつかさどる行政機関が行う
もの、又はこれらの者から委託を受けて行うことが明らかなもの
a 化学物質の開発又は製造
b 微生物又は毒素の開発、製造、使用又は貯蔵
c ロケット又は無人航空機の開発、製造、使用又は貯蔵
d 宇宙に関する研究
はい・いいえ
② 通常兵器補完規制のチェック
確認事項 ②-1
回答欄
仕向け国はアフガニスタン、中央アフリカ、コンゴ民主共和国、エリトリア、イラク、
レバノン、リベリア、リビア、北朝鮮、ソマリア、スーダン(輸出令別表第3の2
はい・いいえ
の国)か
 ②-1 において、「いいえ」の場合は、②は終了です。Ⅱに進んでください。
 ②-1 において、「はい」の場合は、②-2 に進んでください。
確認事項 ②-2
回答欄
下記貨物(輸出令別表第 1 の 1 の項の中欄)の開発、製造、又は使用のために用
いられるか
① 銃砲・銃砲弾
② 爆発物・発射装置
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
火薬類・軍用燃料
火薬・爆薬安定剤
指向性エネルギー兵器
運動エネルギー兵器
軍用車両・軍用仮設橋等
軍用船舶等
軍用航空機等
防潜網及び魚雷防御網
装甲板・軍用ヘルメット・防弾衣
軍用探照灯
⑬
⑭
⑮
⑯
軍用細菌製剤・軍用化学製剤
軍用化学製剤用細胞株等
軍用火薬類の製造・試験装置
兵器製造用機械装置
はい・いいえ
※防弾車、防弾チョッキ、防弾服、軍用ヘルメットといった防護用装備も対象になります。
 ②-2 において、「いいえ」の場合は、②は終了です。Ⅱに進んでください。
 ②-2 において、「はい」の場合は、②-3 に進んでください。
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
確認事項 ②-3
① 当該輸出貨物又は技術を用いて開発等される別表(*)に掲げる貨物が産
業、娯楽、スポーツ、狩猟又は救命の用に供される旨が文書等に記載され
又は記録されている場合であり、かつ、輸出者等が同表に掲げる貨物がこ
れらの用に供される旨輸入者等から連絡を受けている。
② 日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は
役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協
定に基づき、自衛隊がアメリカ合衆国軍隊に対して貨物又は役務の輸出
又は提供を行う。
③ 自衛隊法に基づく在外邦人等の輸送の用に供するために貨物又は役務の
輸出又は提供を行う。
④ 自衛隊法に基づく国賓等の輸送の用に供するために貨物又は役務の輸出
⑤
⑥
⑦
⑧
又は提供を行う。
国際緊急援助隊の派遣に関する法律に基づく国際緊急援助活動の用に
供するために貨物又は役務の輸出又は提供を行う。
国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律に基づく国際平和協
力業務の用に供するために貨物又は役務の輸出又は提供を行う。
テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置
法に基づく補給支援活動の用に供するために貨物又は役務の輸出又は提
供を行う。
イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する
特別措置法に基づく対応措置の用に供するために貨物又は役務の輸出又
は提供を行う。
回答欄
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
はい・いいえ
 ②-3 において、「はい」が一つもない場合は、JICA に連絡してください。
別表(*)
一 銃砲若しくはこれに用いる銃砲弾(発光又は発煙のために用いるものを含む。)のうち次に
掲げるもの又はこれらの部分品
1 空気銃、散弾銃、ライフル銃若しくは火縄式鉄砲又はこれらのものに用いる銃砲弾
2 救命銃、もり銃若しくはリベット銃その他これらに類する産業用銃又はこれらのものに
用いる銃砲弾
二 産業用の発破器
三 産業用の火薬若しくは爆薬又はこれらの火工品
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
Ⅱ 需要者(機材設置先)チェック
①外国ユーザーリストのチェック
需要者は「外国ユーザーリスト」に掲載されているか。
(http://www.meti.go.jp/policy/anpo/enduserlist.html)
はい・いいえ
②需要者要件のチェック
需要者が以下に掲げる行為を行っている又は過去に行っていたことについて入手した文
書・記録媒体等に記載、記録されているか、又は、相手国実施機関等から連絡を受けたかに
ついて確認してください。(どちらかに○をつけること)
確認事項
回答欄
核兵器の開発、製造、使用又は貯蔵
はい・いいえ
軍用の化学製剤の開発、製造、使用又は貯蔵
はい・いいえ
軍用の細菌製剤の開発、製造、使用又は貯蔵
はい・いいえ
軍用の化学製剤又は細菌製剤の散布のための装置の開発、製造、使用又は
貯蔵
はい・いいえ
300km以上運搬することができるロケットの開発、製造、使用又は貯蔵
はい・いいえ
300km以上運搬することができる無人航空機の開発、製造、使用又は貯蔵
はい・いいえ
 ①②において、すべて「いいえ」である場合は終了です。Ⅲに進んでください。
 ①②において、1 つでも「はい」がある場合は、③おそれ要件に進みます。
③おそれ要件のチェック
以下の各項目について、確認してください。なお、取引の形態等からみて問いが当てはまら
ない場合には、「-」に○をつけること。
① 先方機関又はこれらの代理人から当該貨物等の用途に関
する明確な説明がある。
貨物等の用途・
仕様
② 先方機関の事業内容、技術レベルからみて、当該貨物等を
必要とする合理的理由がある。
③ 当該貨物等の設置場所又は使用場所が明確である。
④ 当該貨物等の設置場所又は使用場所が軍事施設内若しく
貨物等の設置
は軍事施設に隣接している又は立ち入りが制限されている
場所等の態
等の高度の機密が要求されている地域であり、かつ、その
様・据付等
用途に疑わしい点があるとの情報を有していない。
の条件
⑤ 当該貨物等の輸送、設置等について過剰な安全装置・処置
が要求されていない。
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
民間連携事業・中小企業海外展開支援事業「契約管理ガイドライン」別添2.機材管理及び輸出管理ガイドライン
貨物等の関連
設備・装置
等の条件・
態様
⑥ 当該貨物等が使用される設備や同時に扱う原材料についての
説明がある。
⑦ 当該貨物等及び当該貨物等が使用される設備や同時に扱う
原材料の組み合わせが、当該貨物等の用途に照らして合理
的、整合的である。
⑧ 異常に大量のスペアパーツ等の要求がない。
⑨ 通常必要とされる関連装置の要求がある。
表示、船積み、 ⑩ 輸送時における表示、船積みについての特別の要請がない。
輸送ルー
ト、梱包等 ⑪ 製品及び仕向地からみて、輸送ルートにおいて異常がない。
における態
⑫ 輸送時における梱包及び梱包における表示が輸送方法や仕
様
向地などからみて異常がない。
⑬ 当該貨物等の支払対価・条件・方法などにおいて異常に好意
貨物等の支払
的な提示がなされていない。
対価等・保
証等の条件 ⑭ 通常要求される程度の性能等の保証の要求がある。
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
はい・いいえ・-
据付等の辞退 ⑮ 据付、指導等の通常予想される専門家の派遣の要請がある。 はい・いいえ・-
や秘密保持
⑯ 据付場所、製品等についての過度の秘密保持の要求がない。 はい・いいえ・-
等の態様
⑰ 外国ユーザーリスト(最新のもの)に掲載されている企業・組織
外国ユーザーリ
向けの取引については、リストに掲載されている当該需要者
スト掲載企
の関与が懸念されている大量破壊兵器の種別(核兵器、生物 はい・いいえ・-
業・組織
兵器、化学兵器、ミサイル)と、輸出する貨物等の懸念される
用途の種別1が一致しない。
⑱ その他先方機関が取引の慣行上当然明らかにすべき事項に
その他
関する質問に対して明確な説明がない等の取引上の不審点 はい・いいえ・-
がない。
 おそれ要件に「いいえ」が一つでもある場合は、JICA に連絡してください。
Ⅲ インフォーム要件
経済産業大臣から許可申請をすべき旨の通知を受けたか
1
はい・いいえ
輸出する貨物等の懸念される用途の種別:
「大量破壊兵器等及び通常兵器に係る補完的輸出規制に関する
輸出手続き等について」通達1の(3)に掲げる大量破壊兵器等の開発等に用いられるおそれの強い貨物
例等を参考に、輸出する貨物等の特性から判断すること。
http://www.meti.go.jp/policy/anpo/law_document/tutatu/tutatu24fy/hokanteki_yushutukisei.pdf
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添3.現地再委託ガイドライン
現地再委託ガイドライン
1.本ガイドラインの目的
本ガイドラインは、提案法人が現地において業務を再委託(以下「再委託」)する場合に、踏まえるべ
き原則及び手続きを取りまとめたものです。
再委託は、提案法人の責任の下で行っていただきますが、日本国民の税金を原資とする本事業の
特性を考慮の上、本ガイドラインを参照し、可能な限り JICA が定める調達のルール(会計関連規定等)
に準じて再委託を行うようお願いします。
なお、提案法人と JICA との業務委託契約では、原則として業務の再委託を禁じています。このため、
特記仕様書にて再委託が可能な業務を定めていない限り、業務の再委託を行うことはできません。
2.再委託先等の選定
JICA との業務委託契約締結後、契約書の特記仕様書で定めた再委託可能な業務の範囲の中で、
提案法人は、仕様書作成、再委託先選定及び契約締結等の手続きを、自らの責任の下に行うこととな
ります。
なお、特記仕様書に定めのない業務を新たに現地再委託する必要が生じた場合や、再委託の履行
中に、自然災害など予測困難な事態が発生し、当初の業務を大きく変更せざるを得ない場合は、業務
主任者は速やかに監督職員に報告・相談願います。
双方にて協議を行い、契約変更等の対応を行うこととします。
3.契約相手方の選定方法
業務の規模(契約予定金額)をよって、以下表のとおり適切な選定方式を決定します。詳細は別紙「早
見表」を参照ください。
契約予定金額
選定方式
1,000 万円超
競争入札
1,000 万円以下
見積合わせ又は見積競争(注)
(注)見積合わせは、可能な限り、100 万円(工事の場合は 250 万円)以下の再委託契約に限定してください。
(1) 競争入札による選定
契約予定金額が 1,000 万円を超える現地再委託を実施する場合には、原則、競争入札により納
入業者を選定します。
入札会には JICA 在外拠点の立会が必要です。
(2) プロポーザル方式による選定
1
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添3.現地再委託ガイドライン
社会調査やコンピュータープログラムの構築など、価格競争のみではなく、技術面や業務従事
予定者の能力・資格の評価等が必要な案件では、プロポーザル方式により技術評価/価格評
価の両方を行って、再委託先を選定することも可能です。
その場合の具体的手続きは、当該国の商習慣や国際機関等の類似事例を十分参考にし、提案
法人で検討してください。
(3) 特命随意契約
競争性・公平性・透明性の観点から、競争に拠らず特定の者との随意契約(特命随意契約)を締
結することは、真にやむを得ない場合(当該業務に必要な技術が同者にしかないことが明らかで、
同者と契約しないと目的を達することができない場合等)に限り可能です。
特命随意契約を行う場合は、原則として(JICA と提案法人との)契約交渉段階で JICA(事業担当
課及び調達部)の合意を得てください。遅くとも、再委託契約を締結する前に、予め具体的な背
景・理由を監督職員へ報告し、選定方法に係る合意を得てください。
契約締結時は、相手方に対して見積書および必要に応じてプロポーザルの提出を依頼し、これ
らを受領後、その内容を精査し、契約交渉を経て、契約を締結してください。
契約締結後は、監督職員に提出する再委託契約に係る報告の中で、経緯・理由について特に詳
細に明記してください。
主な調達種類とその概要は下表のとおりです。
調達の種類
調達方法の概要
競争入札
競争参加者が一堂に会し、価格を記入した札を封書にて提出し、予定価格
の範囲内で最も安価な価格を提示したものを契約者として選定する。競争
参加者の募集方法として、公告(HP や掲示等)により、広く一般から募る
「一般競争入札」と、複数者を指名して行う「指名競争入札」がある。
複数者(なるべく 3 者以上)に対して、以下の手順を明示した見積依頼書
を配布し、手続きを行う。
見積競争
① 価格競争であることを明示し、
② 見積り提出期限を設定し、
③ 提出期限後に封函された見積書を一斉開封し(非公開。ただし関係者
複数人の面前において)、
④ その結果、発注者にとって有利な価格を提示した業者の順に契約交
渉を行い、契約相手方を決定する。
見積競争参加者の募集方法は、
「競争入札」と同様に、公告による「一般見
積競争方式」と、複数者指名による「指名見積競争方式」がある。
見積合わせ
複数者に対して、見積書の提出を求め、見積依頼条件に照らし、発注者に
とって最も有利な見積を提示した者を、契約交渉相手方として選定する。
2
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添3.現地再委託ガイドライン
4.契約の締結と JICA への報告
(1) 打合簿による報告
業務主任者は、再委託先を選定し、契約を締結した後は速やかに、監督職員に選定経緯と
契約内容を打合簿の様式(打合簿サンプル⑮)をもって報告してください。
この際、見積書の写し等を提出する必要はありませんが、JICA で選定手続きにおける関連
書類を確認する場合がありますので、書類は適切に保管ください。
打合簿には、選定の報告書と契約書の写し(英語以外の言語の場合、和文もしくは英文の
翻訳)を添付してください。
(2) 契約の基本的項目
契約書に含めるべき基本的な項目は以下のとおりですが、契約書に関しても提案法人がそ
の責任と権限の下に、再委託先と協議の上、作成願います。
その際、契約署名者は業務主任者名としてください。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
⑮
契約件名
契約年月日
契約金額
業務内容
業務の履行期限
支払い条件(前払、出来高払等)及び方法
履行の監督又は検査
契約の解除
危険負担
契約内容の変更又は履行中止の場合の損害負担
瑕疵担保の責任
紛争の解決方法
成果品の所有権及び著作権の帰属
第三者に及ぼす損害の責任
その他(準拠法、使用言語等)
(3) 再委託先、再委託内容の確認
現地再委託について、提案法人が選定経緯および契約書(写)を提出した際、JICA は再委託
先に対して、再委託の内容に関する事実(再委託契約の有無、契約金額、契約業務内容)の確認
を行い、提案法人からの報告内容と相違がないことを確認する場合があります。
確認は原則、面談方式で行いますが、JICA の在外拠点が無い場合や再委託先が遠隔地に所
在する場合などは電話等によって行います。
3
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添3.現地再委託ガイドライン
5.履行確認
提案法人と再委託先との間での契約締結後、提案法人は成果品を完成させるために再委託先の監
理・監督を行い、業務の履行を適宜確認します。
再委託業務の内容に変更が生じた場合は、JICA 事業担当課に相談の上、当該変更に係る打合簿
または契約変更を締結してください。また、提案法人と再委託先との間においても、必要な変更契約を
締結してください。
再委託業務が完了した後、必要に応じ、業務主任者は監督職員に対し、再委託業務の成果品を提
示します。
監督職員は業務主任者からの報告を受け、(個別の再委託業務ではなく)本体契約業務全体の適切
な進捗を監督する立場から、必要な確認を行います。
再委託業務は提案法人自らの責任で行いますので、監督職員は再委託先が提案法人に提出した成
果品の検査は行いません。
なお、再委託の成果品は、提案法人が文書管理に係る規程を独自に定めている場合は、当該規程
に基づいた保管・廃棄を行ってください。
規程が定められていない場合は、5 年間保管するようご協力願います。
この際、データ等については 2 次加工したものを保管してください。
6.支払
履行が確認された後、契約に定められた条件に基づいて支払いを行います。
支払いに当たっては、支払いの事実確認を容易なものとするため、現金による支払いではなく、可能
な限り銀行振込としてください。
JICA が実施する調達では原則、100%後払いとしています。
前払は、契約が履行されない場合のリスクが生じるため、一定の範囲内に限定し(JICA 会計細則で
は契約金額の 40%を限度としています)、さらに銀行保証等を取付けるといった措置を取ることとしてい
ます。
商習慣等により多額の前払が必要とされる場合は、監督職員と協議してください。
7.精算
精算時には JICA 調達部へ経費精算報告書を提出します。必要書類は「現地再委託 早見表」をご
参照ください。
JICA は、精算報告書の確認時に、現地再委託費が契約書に基づき支払いがなされたかを確認します。
4
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添3.現地再委託ガイドライン
8.第三者による抽出検査
JICA は毎年、JICA と締結した本事業に係る業務委託契約を含むすべての契約のうち現地再委託が
ある契約を対象に、現地再委託業務の実施結果に関する抽出検査を実施してします。
同検査では、JICA 在外拠点が傭上する第三者が、再委託業務が契約書に基づき実施されたかどう
かを確認します。
検査対象案件を実施した提案法人には、JICA の抽出検査への協力を個別に依頼しますので、その
際は必要な資料の提供等についてご協力をお願いします。
以上
5
現地再委託 早見表
契約金額毎の選定方法目安と必要書類
選定
精算
契約
X=契約金額
予定価格
1,000万円超
選定方式
1,000万円<X
契約書の作成・提出
競争入札
200万円<X
金額不問
X≦1,000万円
(注)
契約書
(写)
選定経緯
報告の打
合簿
(写)
◎
◎
◎
◎
◎
◎
◎
△
◎
領収書
(原本)
◎
必要
200万円超~1,000万円
200万円以下
JICAへ の 報 告
(打合簿サンプル⑮/選定経緯報告
書)
◎
必要
見積競争
又は
見積合わせ
X≦200万円
△
省略可
(注) 領収書に内訳が記載されていない場合は、それが分かる請求書(写)も添付
別添4.「本邦受入活動ガイドライン」につきましては、事
業によりガイドラインが異なりますので、各事業担当課から
の入手をお願い致します。
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
別添5:打合簿サンプル一覧
① 業務内容の重大な変更 ※契約変更
② 業務内容の軽微な変更
③ 成果品提出期限の変更(延期)
④ 費目間流用(中項目間)
⑤ 契約に含まれていない項目の支出がやむを得ず発生し、費目間流用で対応する場合の承認
⑥ 関税の免税により余剰となった経費を他項目に流用する場合の承認
⑦ 業務主任者の交代 ※契約変更
⑧ 業務従事者(業務主任者以外)の交代/追加について
⑨ 業務従事者(業務主任者以外)の確定について
⑩ 渡航回数の増加(渡航振替では収まらず、総渡航回数が増加する場合)
⑪ -1 旅費の分担(自社業務の場合)
⑪ -2 旅費の分担(他の JICA 業務の場合)
⑫ 渡航経路の変更
⑬ 契約履行期間の変更 ※契約変更
⑭ 特記仕様書で合意した報告書・成果品等の授受の確認(月報は除く)
⑮ 再委託先の調達経緯及び選定結果の確認
⑯ 機材の調達経緯及び選定結果の確認
⑰ 機材等納入結果検査の報告
⑱ 本邦受入活動完了報告の確認
⑲ 国内研修に係る研修詳細計画の確認(PPP/FS のみ)
⑳ 国内研修の完了確認(PPP/FS のみ)
㉑ 機材の調達計画の変更(仕様・数量変更等)
㉒ 部分払回数の追加
㉓ 部分払条項の設定(部分払無しから有りに変更する場合) ※契約変更
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル①
業務内容の重大な変更
西暦で記載
打 合 簿(例)
○年○月○日
契約変更が必要なケースです。この場合、調達部を含め
た3者打合簿になります。
打合簿締結後に契約変更手続きが必要となります。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
調達部契約第二課長 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
打合内容及び結果
業務内容の変
監督職員と業務主任者は、以下の項目における業務内容の変更の必要性について
更 に 係 る 契 約 協議し、基本的に合意した。今後、両者は、本合意の内容を踏まえ、速やかに変更
変更について
契約を締結するための手続き(契約交渉を含む。
)を進めることとする。
対象機材の変更や事業
内容の大幅な変更は、減
額であっても契約変更
が必要です。
再委託業務が追加され
る場合は、業務内容に大
きな変更がなくても契
約変更が必要です。
1.変更内容及び理由等
(1) 対象機材の変更
変更内容:本事業で対象とする機材を、「○○式トラクタ」3 台から「△△式耕耘
機」8 台に変更する。
理
由:第 1 回現地調査において、対象地域では大型のトラクタよりも女性農家
も使用し易い小型の手押し耕耘機のニーズが高いことが判明した。ま
た、当初3つの農業試験場でパイロット事業を実施する予定であった
が、農家レベルでの導入についても実証試験を行うため5つの農家グル
ープを対象とするパイロット事業も行うこととしたいとのカウンター
パート機関からの要望があった。
このため、機材台数を5台(1台/農家グループ×5)追加し、計8
台とする。
経
費: 本変更により見込まれる機材購入・製造費等の変更は以下のとおり。
変更前:○○式トラクタ 200万円×3台=600万円
変更後:△△式耕耘機
50万円※×8台=400万円
※根拠資料は別添のとおり
(2)現地再委託(室内水質試験)の追加
変更内容:105 本の深井戸に対する室内水質試験を再委託により実施する。
理
由:一部深井戸において、飲料水質基準を上回るヒ素濃度が検出される可
能性が確認されたことから、ヒ素濃度等の測定を行うため、追加で室
内水質試験を実施する。
経
費:本追加に見込まれる経費の追加は以下のとおり。
現地再委託費(室内水質試験)
:260万円※
※根拠資料は別添のとおり
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
2.変更に必要な経費の見込み
上記諸変更に伴い見込まれる経費の増額/減額全体額は●●万円であり、内訳は別
添契約金額内訳書の通りである。
<金額変更がない場合は「本変更について契約金額の変更は生じない。」等>
以上
別添:変更特記仕様書(案)
変更契約金額内訳書(案)
根拠資料(△△式耕耘機、室内水質検査)
契約変更に必要な書類の作成方法については、
「コンサルタント等契約に
おける契約変更手続について」を参考にしてください。
http://www.jica.go.jp/announce/information/20131205_01.html
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル②
業務内容の軽微な変更
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
業務計画の変
更について
打合内容及び結果
業務主任者は、以下のとおり業務計画の変更を提案し、監督職員はこれをやむを
得ないものとして承諾した。なお、本変更による契約金額の変更はない。
1.変更内容及び理由等
(1)調査対象コミュニティの追加
変更内容:当初計画ではコミュニティ調査の対象は○○県北部 10 コミュニティで
あったが、○○県南部 10 コミュニティを対象として追加し、計 20 コ
ミュニティを対象に調査を行うこととする。
理
由:第 1 次現地調査にて、調査対象である○○県では△△教徒の多い北部
と▲▲教徒の多い南部では文化が大きく異なっているため、それぞれ
の地域においてコミュニティ調査を行う必要が確認されたため。
経
費:本変更にかかる MM の増はなく、
(2)に記載する通訳傭上に関する経
費以外の経費増は発生しない。
(2)通訳の傭上
変更内容:コミュニティ調査実施のため通訳(英語⇔△△語)を 23 日間傭上する。
理
由:現地在住業務従事者の○○○○氏(担当業務)がコミュニティ調査時
に通訳を兼ねる予定であったが、対象コミュニティ追加のため 2 チー
ムに分かれ調査を行うこととなった。このため、新たに通訳(英語⇔
△△語)を 1 名×23 日間(事前準備 1 日、調査期間 2 日×10 コミュニ
ティ、事後(調査結果取纏め支援)2 日)傭上する必要が生じた。
経
費:本変更により見込まれる経費の追加は以下のとおり。
現地傭人費:約240千円
内訳:通訳傭人費 9,205 円(US$90※)×23 日=211,715 円
通訳宿泊費 2,863 円(US$28※)×10 泊= 28,630 円
US$1=\102.28(2016 年 7 月の JICA 月次精算レート)で換算
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
2.経費の取扱
<金額変更がない場合は「本変更について契約金額の変更は生じない。」等>
本変更による増額約240千円については、同一費目(中項目)内の「車両関係
費」の余剰分を費目(小項目)間流用することで対応するため、本変更による契約
金額の変更はない。
以上
別添:根拠資料(通訳傭人費・宿泊費)
この増額に対応するため費目(中項目)間流用が必要な場合
は、打合簿サンプル⑤を参考にしてください。
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル③
成果品提出期限の変更(延期)
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
履行期間の変更を伴わないケースです。
履行期間変更が必要な場合は、契約変更が必要になりま
すので、打合簿サンプル⑬を確認してください。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
成果品提出期
限の変更(延
期)について
打合内容及び結果
業務主任者は、以下のとおり成果品提出期限の変更(延期)を提案し、監督職員
はこれをやむを得ないものとして承諾した。なお、契約履行期間の延長は行わない。
1.変更の理由
2016年9月末までに取付を予定していた実施機関からのドラフト・フ
ァイナル・レポートに対するコメント提出が遅延したため。
2.変更内容
成果品提出期限
提案法人の責による理由での期限延期の場
合、遅延損害金を徴収することがあります。
(変更前)
2016年10月28日
(変更後)
2016年11月18日
以上
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル④
費目間流用(中項目間)
西暦で記載
打 合 簿(例)
○年○月○日
業務内容に変更を伴わないことを前提としています。業務内容の大幅な
変更が伴う場合は打合簿サンプル①を(契約変更が必要です)、業務内
容の軽微な変更が伴う場合は打合簿サンプル②を参照してください。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
費 目間流 用に
ついて
打合内容及び結果
業務主任者は、直接経費に係る以下の費目間流用を提案し、監督職員はこれを承
諾した。
(業務内容の変更を伴わない限り)減額分に関しては
詳細説明不要です。
1.費目間流用の内訳(円)
費目(中項目)
現行内訳額
流用後
内訳額
増
減
1.機材製造・購
入・輸送費
4,890,000
4,890,000
0
2.旅費
3,200,000
2,886,000
△314,000
3.現地活動費
3,145,000
3,459,000
314,000
4.本邦受入活動費
3,500,000
3,500,000
14,735,000
14,735,000
直接経費合計
0
注)既に費目(中項目)間流用の打合簿を締結している場合、直近の打合簿で監督職員が承
認済の流用後内訳額を現行内訳額としてください。
2.流用費目の内容
(1)現地活動費
流用額(増額)が、当該費目(中項目)の 5%又は 50
万円いずれかの低い金額の範囲内であれば、費目(中
項目)間流用であっても打合簿不要です。
流用額 :69,000 円
流用理由:ガソリン代の高騰により車両借上費の日額単価が、契約交渉時の
US$80(8,182 円)/日から US$95(9,716 円)/日に増額した。
このため、
「車両関係費」を、368,190 円(8,182 円×45 日)か
ら、437,220 円(9,716 円×45 日)に増額する。 (約 69 千円
の増)
(2)現地活動費
流用額 :245,000 円
流用理由:○○島調査に係る国内航空賃が、US$300(30,684 円)から US$6
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
00(61,368 円)に値上がりしたため、「国内移動費」を 245,472
円(30,684 円×8 回)から 490,944 円(61,368 円×8 回)に増額
する。
(約 245 千円の増)
※US$1=\102.28(2016 年 7 月の JICA 月次精算レート)で換算
以上
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑤
契約に含まれていない項目の支出がやむを得ず発生し、費目間流用で対応する場合の承認
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
業務計画の変
更及び費目間
流用について
打合内容及び結果
業務主任者は、以下のとおり業務計画の変更を提案し、監督職員はこれをやむを
得ないものとして承諾した。なお、本変更による契約金額の変更はない。
1.変更内容及び理由等
【調査対象コミュニティの追加】
変更内容:当初計画ではコミュニティ調査の対象は○○県北部 10 コミュニティで
あったが、○○県南部 10 コミュニティを対象として追加し、計 20 コ
ミュニティを対象に調査を行うこととする。
理
由:第 1 次現地調査にて、調査対象である○○県では△△教徒の多い北部
と▲▲教徒の多い南部では文化が大きく異なっているため、それぞれ
の地域においてコミュニティ調査を行う必要が確認されたため。
経
費:本変更により見込まれる経費の追加は以下のとおり。
車両関係費:約 204 千円
(内訳)レンタカー代 10,228 円(US$100)×20 日※=204,560 円
※追加 10 コミュニティをそれぞれ 2 日間かけて調査を行う。
【通訳の傭上】
変更内容:コミュニティ調査実施のため通訳(英語⇔△△語)を 23 日間傭上する。
理
由:現地在住業務従事者の○○○○氏(担当業務)がコミュニティ調査時
に通訳を兼ねる予定であったが、対象コミュニティ追加のため 2 チー
ムに分かれ調査を行うこととなった。このため、新たに通訳(英語⇔
△△語)を 1 名×23 日間(事前準備 1 日、調査期間 2 日×10 コミュニ
ティ、事後(調査結果取纏め支援)2 日)傭上する必要が生じた。
経
費:本変更により見込まれる経費の追加は以下のとおり。
現地傭人費:約 240 千円
(内訳)通訳傭人費 9,205 円(US$90)×23 日=211,715 円
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
通訳宿泊費 2,863 円(US$28)×10 泊= 28,630 円
※ US$1=\102.28(2016 年 7 月の JICA 月次精算レート)で換算
2.経費の取扱
<金額変更がない場合>
本変更について契約金額の変更は生じない。
<費目間流用を行う場合>
本変更による増額約 444 千円については、以下のとおり費目間流用を行う。
流用後
費目(中項目)
現行内訳額
増 減
内訳額
1.機材製造・購
入・輸送費
4,890,000
4,890,000
0
2.旅費
3,200,000
2,756,000
△444,000
3.現地活動費
3,145,000
3,589,000
444,000
4.本邦受入活動費
3,500,000
3,500,000
14,735,000
14,735,000
直接経費合計
0
<費目間流用を行う予定だが、打合簿締結時点で流用可否が判断できない場合>
本変更による約 240 千円の増額については、他の費目で余剰となった経費を費目
間流用することで対応する予定である。現段階ではその内容を決定できないため、
費目間流用に係る打合簿が必要な場合は別途これを交わすこととする。なお、費目
間流用が不可能な場合は、本追加による増額分は自社負担することとする。
以上
別添:根拠資料(通訳傭人費・宿泊費)
同一費目(中項目)内の調整で収まらず費目(中項目)間流用が必要な場合は、その詳
細が固まった段階で費目間流用の打合簿を締結してください。ただし、流用金額(増額)
が当該費目(中項目)の金額の 5%か 50 万円かのいずれか低い方の金額の範囲内であ
る場合は、費目間流用の打合簿なしで精算が可能です。
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑥
関税の免税により余剰となった経費を他項目に流用する場合の承認
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
関税の免税分を他経費として流用する場合は、同一費目(中
項目)内であっても打合簿による承認が必要です。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
機材 通関に係 る
関 税免税分 の流
用について
打合内容及び結果
業務主任者は以下のとおり機材通関に係る関税免税分の経費の流用を提案し、
監督職員はこれを問題ないものとして承諾した。
1.背景
○○国への機材持ち込みにかかる関税として 3,678 千円を計上していたが、
免税扱いとなり、
「機材製造・購入・輸送費」のうち「関税・付加価値税(VAT)
等」が不要となった。
他方で、カウンターパート機関から2016年10月に関係省庁及び企業を
対象とし本事業/調査の成果を共有するワークショップを開催する提案があ
り、同ワークショップに業務主任者である○○ ○○の参加が要請された。
今後の○○国での事業展開において、これら関連機関への成果共有は重要で
あることから、関税免税により余剰となった経費の一部を費目間流用し、業務
主任者の追加渡航(5 日間)を行うこととする。
なお、当該追加渡航に必要な経費見込額は 182,070 円(航空賃 123,400 円、
日当・宿泊費 53,800 円、内国旅費 4,870 円)である。
2.費目間流用の詳細
費目(中項目)
現行内訳額
流用後
内訳額
増 減
1.機材製造・購
入・輸送費
4,890,000
4,708,000
△182,000
2.旅費
3,200,000
3,382,000
182,000
3.現地活動費
3,145,000
3,145,000
4.本邦受入活動費
3,500,000
3,500,000
14,735,000
14,735,000
直接経費合計
0
以上
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑦
業務主任者の交代
西暦で記載
打 合 簿(例)
○年○月○日
契約変更が必要なケースです。この場合、調達部を含
めた3者打合簿になります。
打合簿締結後に契約変更手続きが必要となります。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
実際の変更が発生する前の契約変更が必要となるため、 調達部契約第二課長 ○○ ○○㊞
打合簿は変更前の業務主任者名で締結してください。
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
打合内容及び結果
業務主任者の交
業務主任者は標記案件の業務主任者を下記に示すとおり交代させたい旨、JIC
代について
Aに申請した。監督職員はこの変更をやむを得ないものであり、業務遂行上支障が
ないものとして、規定に基づき契約変更を行うことを承諾した。
今後、本合意の内容を踏まえ、速やかに変更契約を締結するための手続きを進め
ることとする。
記
1.変更前
氏名: ○○ ○○ (株式会社■■■ 海外事業部 部長)
担当業務: 業務主任者
格付: 2 号
渡航経路:東京(成田)→XXXX→東京(成田)
航空券クラス:ビジネス
2.変更後
氏名: ●● ●● (株式会社■■■ 海外事業部 部長)
担当業務: 業務主任者
格付: 2 号
渡航経路:東京(成田)→XXXX→東京(成田)
航空券クラス:ビジネス
3.理由
人事異動により○○ ○○が異動することとなり、後任として●● ●●が着任
するため。
なお、後任の●● ●●の経歴は別添略歴書に示す通りであり、経験能力ともに
交替前の○○ ○○氏と同等であり、業務主任者としての業務遂行に問題はない。
4.経費の取り扱い
・本変更に伴う契約金額の変更は発生しない。
以
別添:変更業務従事者名簿
●● ●●氏略歴書
上
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑧
業務従事者(業務主任者以外)の交代/追加について
西暦で記載
打 合 簿(例)
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者以外の交代や追加については、契約変更は不要
ですが、格付けや航空券クラスを確認するため、調達部を
含めた3者打合簿になります。
業務主任者 ○○ ○○㊞
調達部契約第二課長 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
業務従事者の
交代/追加に
ついて
打合内容及び結果
業務主任者は、標記案件の業務従事者を下記に示すとおり交代/追加させたい旨
監督職員に申請し、監督職員は、この変更をやむを得ないものであり、業務遂行
上支障がないものとして承諾した。
また、監督職員は業務従事者の履歴書に基づき、当該業務従事者の専門性、所属
先、格付に係る資格、航空券クラスを確認した。
1. 業務従事者の交代
(交代前)
氏名:△△△△
所属先:株式会社◎◎
担当業務:施設設計
格付:3号
渡航経路:東京(成田)→XXXX→東京(成田)
航空券クラス:ビジネス
(交代後)
氏名:▲▲▲▲▲
所属先:株式会社◎◎
担当業務:施設設計
格付:3号
渡航経路:大阪(関空)→XXXX→大阪(関空)
ミー
航空券クラス:エコノ
【理由等】
○○○○○○○○○○◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯
なお、交代後の▲▲▲▲▲は〜のような経験を有するなど、経験能力ともに交替
前の△△△△と同等以上と判断される。
【経費の取扱い】
=経費の変更がない場合=
・本交代に伴う経費の変更は生じない。
業務従事者の交代は、それに起因する経費
の増がないことを前提としていますが、何
等かの理由により経費増が発生する場合
は、原則として自社負担となります。
=経費に増がある場合の例=
・本交代に伴い、引き継ぎのため国内業務を 2 日(0.1MM)追加する必要があるが、
これにかかる経費の増額分については自社負担することとし、契約金額の変更は
ない。
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
=経費が減額となる場合の例=
・本交代により、航空券クラスがビジネスからエコノミークラスに変更されるため
経費の減額が生じるが、これについては精算時に反映することとする。
2.業務従事者の追加
同一担当業務を複数名体制で担う場合
担当業務「施設設計」の業務従事者として、以下の者を追加する。
氏名:▲▲▲▲▲
担当業務の名称に枝番を振る等し、担
所属先:株式会社◎◎
当業務名称が同一にならないように
担当業務:施設設計-2
してください。
格付:4号
渡航経路:東京(成田)→XXXX→東京(成田)
航空券クラス:エコノミー
提案法人の責に拠ら
ない、業務上妥当性の
ある理由に拠り経費
の増が発生する場合
は、費目間流用等で当
該増額分を精算対象
とすることが可能で
す。
業務従事者が外部人
材の場合、提案法人と
JICA との契約にて定
められた外部人材に
係る人件費及び総人
月を超えて精算する
ことはできませんの
で、これを超える分に
ついては自社負担と
なります。
【理由等】
施設設計に係る業務は、△△△△(施設設計、格付け 3 号)が 1 名で担当してい
るが、現地施工基準が厳格化されたことにより当初想定よりも設計作業に時間を
要している。期限までに成果を取りまとめるためには、2 名体制で業務を実施す
る必要があるため、▲▲▲▲▲を担当業務「施設設計-2」とし業務従事者とし
て追加する。
なお、▲▲▲▲▲は〜のような経験を有しており、「施設設計」を担当する十分
な専門性を有すると判断されるが、格付 4 号とし、△△△△の指揮の元、業務に
従事することとする。
【経費の取扱い】
=経費の変更がない場合の例=
・
「施設設計-2」の追加に係る人月(0.17MM)は、当初想定よりも施設建設が早く
完工したことから渡航が 1 回減となった「施工監理」の現地業務人月及び旅費を
振り替えることで対応するため、本追加による人月及び契約金額の増は発生しな
い。
=経費に増がある場合の例=
・本追加により第 3 次現地業務は 2 名体制で実施することとする。このため、旅費
が 182,070 円(航空賃 123,400 円、日当・宿泊費 53,800 円、内国旅費 4,870 円)
増加するが、これら増額分は以下のとおり費目(中項目)間流用により対応する
こととする。
費目(中項目)
現行内訳額
流用後
内訳額
増 減
1.機材製造・購
入・輸送費
4,890,000
4,890,000
0
2.旅費
3,200,000
2,960,000
182,000
3.現地活動費
3,145,000
3,740,000
△182,000
4.本邦受入活動費
3,500,000
3,500,000
14,735,000
14,735,000
直接経費合計
0
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
3.業務従事者の追加
これまでなかった担当分野を新規に追加する
場合も「業務従事者の追加」としてください。
担当業務「ジェンダー主流化」の業務従事者として、以下の者を追加する。
氏名:▲▲▲▲▲
所属先:株式会社◎◎
担当業務:ジェンダー主流化
格付:4号
渡航経路:東京(成田)→XXXX→東京(成田)
航空券クラス:エコノミー
【理由等】
「ジェンダー主流化」に係る業務は、当初、担当業務「環境社会配慮」の業務従
事者が担当する予定であったが、環境アセスメントを専門とする当該業務従事者
がジェンダー主流化戦略を検討するに必要な調査・分析を行うことは困難である
ことが明らかになったため、ジェンダー主流化を担当する業務従事者を 1 名追加
することとする。
【経費の取扱い】
「2.業務従事者の追加」、【経費の取扱】も参考にしてください。
以上
別添:変更業務従事者名簿
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑨
業務従事者(業務主任者以外)の確定について
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
契約締結時に未確定であった業務従事者が決定した際は
打合簿で報告してください。格付けや航空券クラスを確認
するため、調達部を含めた3者打合簿になります。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
調達部契約第二課長 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
業務従事者の
確定について
打合内容及び結果
業務主任者は、契約締結時は未確定であった担当業務「施設設計」の業務従事者
を以下のとおり確定したことを報告した。また、監督職員は業務従事者の履歴書
に基づき、当該業務従事者の専門性、所属先、格付に係る資格、航空券クラスを
確認した。
【施設設計】
氏名:△△△△
所属先:株式会社◎◎
格付:3号
渡航経路:東京(成田)→XXXX→東京(成田)
航空券クラス:ビジネス
以上
別添:業務従事者名簿
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑩
渡航回数の追加(渡航振替では収まらず、総渡航回数が増加する場合)
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
業務従事者間の渡航振替により、契約書上で規定された総
渡航回数を超えない場合は打合簿不要です。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
渡航回数の追
加について
打合内容及び結果
業務主任者は、以下のとおり渡航回数の追加を提案し、監督職員は問題ないもの
として、これを承諾した。
1.渡航を追加する業務従事者
業務主任者:○○ ○○
2.背景・理由等
カウンターパート機関から、2016年10月に関係省庁及び企業を対象とし本
事業/調査の成果を共有するワークショップを開催する提案があり、同ワークショ
ップに業務主任者である○○ ○○の参加が要請された。
今後の○○国での事業展開において、これら関連機関とのネットワーク構築及び
本事業/調査の情報共有は極めて重要であることから、業務主任者の追加渡航(5 日
間)を行うこととする。
3.経費の取扱い
当該追加渡航に必要な経費見込額は 182,070 円(航空賃 123,400 円、日当・宿泊
費 53,800 円、内国旅費 4,870 円)であり、以下のとおり費目間流用で対応する。
流用後
費目(中項目)
現行内訳額
増 減
内訳額
1.機材製造・購
入・輸送費
4,890,000
4,708,000
△182,000
2.旅費
3,200,000
3,382,000
182,000
3.現地活動費
3,145,000
3,145,000
4.本邦受入活動費
3,500,000
3,500,000
14,735,000
14,735,000
直接経費合計
0
以上
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑪-1 旅費の分担(自社業務の場合)
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
本事業での現地業務期間の前後または中間に自社業務を含めること
は原則できません。やむを得ず自社業務と兼ねて渡航する場合は、必
ず事前に JICA 事業担当課へご相談ください。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
打合内容及び結果
別業務(自社
業務主任者は、以下のとおり業務従事者が自社業務に継続して従事すること
業務)に継続 を申請し、これに係る旅費の分担について提案した。監督職員はこの内容を確
して従事する 認し、申請をやむを得ないものとし、提案内容を承諾した。
際の旅費の分
担について
1.対象となる業務従事者
○川◇◇男(道路設計)
2.自社業務に継続して従事せざるを得ない理由
10/18 に本事業に係るカウンターパートとの協議がハノイで開催される予定
であり、また自社業務での会議が 10/20 にジャカルタで開催されるため、本
事業対象地であるハノイからジャカルタに直行する必要があるため。
契約書で定められた経
路の往路(又は復路)分
に相当する金額を航空
賃として計上してくだ
さい。第 3 国経由に経路
変更する場合で、旅行会
社から区間ごとの内訳
が取り付けられず、該当
区間の航空賃を確認で
きない場合は、現地着・
発日を同じくした単純
往復の料金証明(見積
書)を取付の上、往復料
金の半額を上限として
JICA 事業費に計上して
ください。
3.渡航経路変更の有無:有
変更前:成田→ハノイ→成田
変更後:成田→ハノイ→ジャカルタ→成田
4.旅費の分担
件 名
○○○○○事業/調査
自社業務
業務地
ベトナム国
インドネシア
従事期間
2013/10/01~2013/10/19
(19 日)
2013/10/20~2013/11/18
(30 日)
成田⇒ハノイ
ハノイ⇒ジャカルタ⇒成田
83,000 円
自社負担
日当
2013/10/01~2013/10/19
(19 日分)
自社負担
宿泊料
2013/10/01~2013/10/18
(17 泊分)
自社負担
国内旅費
2,435 円
自社負担
航空賃注
以上
別添:航空賃(成田⇔ハノイ単純往復)見積書
JICA の事業費として計上する宿泊数の合計は原則として(従事期間総日数-2)とし
てください。ただし、韓国、中国、モンゴル、フィリピン、ブルネイ、ミクロネシア、マ
レーシアの7ヶ国のみへの渡航の場合を除きます。
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑪-2 旅費の分担(他 JICA 業務の場合)
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
他 JICA 業務と旅費分担するケースです。
自社業務については、打合簿サンプル⑪-1 を参照ください。
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合内容及び結果
打合項目
別業務に継
業務主任者は、業務従事者が継続して従事する業務との間の旅費の分担につ
続して従事す いて、以下のとおり取扱いたい旨、提案し、監督職員は内容を確認した。
る際の旅費の
分担について
1.対象となる渡航
○川◇◇男(道路設計)の第3次渡航
2.旅費を分担する契約業務
◆◆◆◆◆◆共和国・▼▼▼▼▼▼調査
3. 渡航経路変更の有無:有
変更前:成田→ハノイ→成田
変更後:成田→ハノイ→ジャカルタ→成田
JICA 業務間での旅費
分担では、2 案件の航
空賃合計が、実際の航
空 賃 金額 と合 致す る
よ う に分 担し てく だ
さい。
旅 行 会社 から 区間 ご
と の 内訳 が取 り付 け
られず、各区間の航空
賃 を 確認 でき ない 場
合は、半額ずつ計上す
る、距離に応じて按分
する等、案件間で調整
してください。
4. 旅費の分担
件
名
○○○○○事業/調査
▼▼▼▼▼▼調査
業務地
○○国
インドネシア
従事期間
2013/10/01~2013/10/19
(19 日)
2013/10/20~2013/11/18
(30 日)
成田⇒ハノイ
ハノイ⇒ジャカルタ⇒成田
83,000 円
自社負担
日当
2013/10/01~2013/10/19
(19 日分)
2013/10/20~2013/11/18
(30 日分)
宿泊料
2013/10/01~2013/10/19
(18 泊分)
2013/10/20~2013/11/18
(29 泊分)
国内旅費
2,435 円
2,435 円
航空賃注
宿泊数の合計は(従事期間総日数-2)となっていることを確認して下さい。
ただし、韓国、中国、モンゴル、フィリピン、ブルネイ、ミクロネシア、マ
レーシアの7ヶ国のみへの渡航の場合を除きます。
以上
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑫
渡航経路の変更
打 合 簿(例)
業務上の必要性に基づき渡航経路変更(羽田⇔成田以外の発
着地の変更も含む)を行うケースです。
他業務との継続従事に起因する渡航経路の変更は、打合簿サ
ンプル⑪-1、⑪-2 を参照ください。
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
渡航経路の変
更について
打合内容及び結果
業務主任者は、以下のとおり渡航経路について提案し、監督職員は「4.経費の
取扱」の記載事項を条件に、これを承諾した。
1.対象となる渡航
○山◇美(業務主任者)の第3次渡航
2.渡航経路の変更
変更前:成田→ハノイ→成田
変更後:成田→ハノイ→バンコク→成田
3.変更の理由
XXXXXに関する調査に関し、東南アジア地域では○○○社(本社バン
コク)が当該情報を有する唯一の企業であることが判明したため、同社を
訪問し、ヒアリングを行う必要性が生じたため。
4.経費の取扱
変更後渡航経路(成田→ハノイ→バンコク→成田)に係る航空賃(○○○,○
○○円)は、全額精算対象とする。
なお、本変更による増額に起因し、旅費(中項目)が契約金額を超える場合は、
別途費目間流用の打合簿を交わすか、それができない場合は超過分を自社負担
することとする。
以上
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑬
契約履行期間の変更
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
履行期間の変更は契約変更です。打合簿締結後に契約変更
手続きが必要です。
業務主任者 ○○ ○○㊞
調達部契約第二課長 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
履行期間の変
更(延長)につ
いて
打合内容及び結果
監督職員と業務主任者は、標記案件の履行期間の変更の必要性について協議し、
基本的に合意した。今後、両者は、本合意の内容を踏まえ、速やかに変更契約を締
結するための手続き(契約交渉を含む。
)を進めることとする。
5.変更内容
契約履行期間を以下のとおり変更する。
変更前: 2014年2月7日 から 2015年11月30日
変更後: 2014年2月7日 から 2015年12月28日
また、成果品提出期限を以下のとおり変更する。
変更前: 2015年9月30日まで
変更後: 2015年10月28日まで
6.変更の理由
カウンターパート機関によるパイロット事業実施施設の選定が遅延し、パイロッ
トプロジェクトの終了が当初計画の2015年8月末から9月末に延期された
ため。
3.契約金額の変更
本変更による経費の増減は発生せず、契約金額の変更はない。
以上
提案法人の責による理由での期限延期の場合、遅延損害金
を徴収することがあります。
民間連携事業・中小企業支援事業「契約管理ガイドライン」別添5打合簿サンプル
打合簿サンプル⑭
特記仕様書で合意した報告書・成果品等の授受の確認(月報は除く)
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
打合内容及び結果
1.業務計画書の 1.業務主任者は、契約約款第2条に基づき、以下のとおり業務計画書を提出し、
提出について
監督職員はその内容を確認の上、これを承諾した。
提出部数:3部
2.進捗報告書の 2.業務主任者は、契約書「附属書Ⅱ:特記仕様書」の「8.成果品等」の記載に
提出について
基づき、以下のとおり進捗報告書を提出し、監督職員はその内容を確認の上、こ
れを承諾した。
提出部数:英文2部、仏文2部
以上
契約に関する文書は、原則監督職員に提出してください。この中で、以下の文書について
は、打合簿にて、その受領を確認し、承諾して下さい。
1)業務計画書
2)特記仕様書に記載された「報告書等」に記載の報告書等のうち、成果品として位置づ
けられていないもの
※成果品は、
「業務完了届」をもって提出してください。本打合簿は不要です。
打合簿サンプル⑮
再委託先の調達経緯及び選定結果の確認
西暦で記載
打 合 簿(例)
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
選定が了し次第、速やかに事業担当課までご提出ください。
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
再委託契約の締
結について
打合内容及び結果
業務主任者は監督職員に○○業務に関し、下記の通り再委託契約
を締結したことを報告した。
以上
別添:再委託契約選定経緯報告書
20●●年
月
日
独立行政法人国際協力機構
民間連携事業部/国内事業部○○○課
課長 ○○ ○○ 様
株式会社●●●●●
業務主任者 ○○○○○ ㊞
○○国○○○○○○○○○○○○普及・実証事業/案件化調査
再委託契約選定経緯報告書
○○国○○○○○○○○○○○○事業/調査にて、再委託先を以下のとおり選定した旨を報
告いたします。
1. 再委託先
組織名
担当者名
住所
電話/FAX 番号
2.契約金額
3.選定方法
競争入札、見積競争、見積合わせ等、調達の種別を記載してください。
なお、競争に拠らず特定の者と随意契約を締結することは、真にやむ
を得ない場合(目的を果たすことができる唯一無二の存在であることが
証明できる場合)以外は認めていません。
4.選定経緯
以下の●者からの価格見積書を検討し、●●に委託することとした。
業者名 ●●、見積金額(税込)●●円
業者名 ●●、見積金額(税込)●●円
業者名 ●●、見積金額(税込)●●円
別添 現地再委託契約書(写)または発注書(写)
契約金額が 200 万円を超える場合は、現地再委託契約書(写)が必要となります
以上
打合簿サンプル⑯
機材の調達経緯及び選定結果の確認
西暦で記載
打 合 簿(例)
○年○月○日
160 万円を超える機材を購入する場合、選定が了し次第、速やか
に事業担当課までご提出ください。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
機材購入につい
て
打合内容及び結果
業務主任者は監督職員に●●業務に関し、下記の通り機材を発注/
購入したことを報告した。
以上
別添:機材購入選定経緯報告書
20●●年
月
日
独立行政法人国際協力機構
民間連携事業部/国内事業部○○○課
課長 ○○ ○○ 様
株式会社●●●●●
業務主任者 ○○○○○ ㊞
○○国○○○○○○○○○○○○事業
機材購入選定経緯報告書
○○国○○○○○○○○○○○○事業にて、機材購入先を以下のとおり選定した旨を報告
いたします。
1. 機材調達先
組織名
担当者名
住所
電話/FAX 番号
2.契約金額
3.選定方法
競争入札、見積競争、見積合わせ等、調達の種別を記載してください。
なお、競争に拠らず特定の者と随意契約を締結することは、真にやむを
得ない場合(目的を果たすことができる唯一無二の存在であることが証明
できる場合)以外は認めていません。
4.選定経緯
以下の●者からの価格見積書を検討し、●●を契約相手方とし選定することとした。
業者名 ●●、見積金額(税込)●●円
業者名 ●●、見積金額(税込)●●円
業者名 ●●、見積金額(税込)●●円
別添 契約書の写し
以上
打合簿サンプル⑰
機材等納入結果検査の報告
西暦で記載
打 合 簿(例)
○年○月○日
機材が事業対象地に機材が到着し、必要な組立や据付工事
を行った後、納入結果検査を行ってください。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
打合内容及び結果
機材等納入結
業務主任者は監督職員に、別添の通り機材一式の納入結果検査の実施結
果検査(機材
果を報告し、監督職員はこれを承諾した。
一式据付・稼
働確認)の報
(金額の多寡を問わず)購入した機材・部材を組み合わせて制作する機材、
据え付けを必要とする機材、及び、1 件あたり 300 万円を超える機材は検査
告について
調書の作成が必要です。完成した機材につき検査調書を 1 枚作成してくださ
い。
機材リスト
機材名
1
2
3
4
数量
○○テスター
▲▲関連機材セット
PCセット
□□検査システム
2
10
2
1
別添:機材等納入結果検査調書(様式さ)
組立や据え付けが不要で、300 万円以下の小額機材については、検査
調書の作成は省略可です。機材名、数量、所見等を記載してくださ
い。機材名は契約金額内訳書記載の名称と整合させてください。
機材リスト(300 万円以下の小額機材)
機材名
1
2
3
除草機
PC
肥料(10kg)
数量
所見等
10
2
100
稼働に問題なし
稼働に問題なし
問題なし
検査日
2016/**/**
2016/**/**
2016/**/**
以上
打合簿サンプル⑱
本邦受入活動完了報告の確認
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
活動が了し次第、速やかに事業担当課までご提出ください。
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
打合内容及び結果
本邦受入活動
業務主任者は、本邦受入活動を実施したことを別添の報告書をもって報告
の完了の確
し、監督職員は同受入が適切に実施されたことを確認した。
認について
以上
別添1:本邦受入活動完了報告書
別添2:受入詳細計画表(実績)
別添1
本邦受入活動/国内研修 完了報告書
20●●年 月 日
業務主任者:
案件名:○○国○○○○事業/調査
企業名:
1. 報告内容
(1) 受入活動の概要
(ア) 概要(目標、項目(具体的な活動内容))
(イ) 受入期間
(ウ) 参加者リスト(氏名(Mr./Ms.)、所属、役職)
(エ) カリキュラム、日程表
(2) 受注者による所見
(ア) 本邦受入活動の結果・課題(目標の達成状況、成果、改善点等)
(イ) 参加者の意欲・受講態度、理解度
(ウ) 本邦受入活動の成果を生かした今後の活動計画
(エ) その他特記事項
(必要に応じて記載ください)
2. 添付資料
(1) 受入詳細計画表(実績版)
(2) 本邦受入活動写真
(3) その他
(必要に応じてアンケートや議事録等を添付して下さい)
別添2
受入詳細計画表(兼受入詳細計画表(実績版))
案件名:
受入期間:
~
人
参加人数:
目標(注1):
①
②
項目(注2) ③
④
⑤
(注1)本邦受入活動を通じて参加者に何を学んでただくのか目標を記載してください。
(注2)本邦受入活動を通じて、参加者が学習する項目を具体的に記載してください。
講師又は見学先担当者等
日付
時刻
形態
氏名
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
~
講師
使用
言語
受入活動内容
所属先及び職位
連絡先
活動場所
宿泊先
打合簿サンプル⑲
国内研修に係る研修詳細計画の確認(PPP F/S のみ)
打 合 簿(例)
招へい開始の 1 カ月前までに詳細計画表及びそれに対応した経費
内訳を作成し、監督職員の承諾を受けてください。
JICA の基準単価を超えて支出を行う必要がある場合は、本打合簿
にその内容及び理由を記載し、合せて承諾を受けてください。
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
国内研修に係
る研修詳細計
画について
打合内容及び結果
業務主任者は、以下の本邦研修員受入れに関し、別添の研修詳細計画表に記載
された研修日程を提案し、監督職員は内容を確認の上、これを承諾した。
1.研修名
港湾開発と地域開発
2.研修日程(詳細は研修詳細計画表のとおり)
2013 年 5 月 25 日(来日)~2013 年 6 月 3 日(離日)
3.研修員名簿
氏名
役職
Dr.
National Director, Ministry of Planning and Development
Mr.
Deputy Director, Ministry of Planning and Development
Dr.
National Director, Ministry of Industry and Trade
Dr.
National Director, Ministry of Energy
Ms.
Provincial Director, Directorate of Finance, **** Province
Mr.
Provincial Director, Directorate of Energy, **** Province
4.研修経費概算
経費細目
諸謝金
研修実施所費
概算額(円)
講師謝金
210,000
検討会等参加謝金
0
原稿謝金
180,000
見学謝金
10,000
翻訳費
250,000
会場借上費
0
教材作成費・購入費
150,000
機材借料損料
0
資材費
0
研修同行者等旅費
185,500
合
985,500
計
以上
別添:研修詳細計画表(打合簿サンプル⑱の別添2参照)
打合簿サンプル⑳
国内研修の完了確認(PPP F/S のみ)
西暦で記載
打 合 簿(例)
○年○月○日
研修が了し次第、速やかに事業担当課までご提出ください。
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
国内研修業務
の完了の確認
について
打合内容及び結果
業務主任者は、○月○日付打合簿にて確認した研修詳細計画表に基づき、国内研
修業務を実施したことを別添の報告書をもって報告し、監督職員は同研修が適切に
実施されたことを確認した。
当該業務に係る経費については、全体業務の完了後、精算報告書に基づき精算金
額の確定を行うこととする。
1.研修名
港湾開発と地域開発
2.研修日程(詳細は研修工程計画表のとおり)
2013 年 5 月 25 日(来日)~2013 年 6 月 3 日(離日)
3.国内研修費に係る確認
監督職員は、以下の経費を妥当なものとして確認した。
(1)講師謝金
研修 3 日目の(株)○○○における「国際金融システム」にかかる講義について
は、業界の一般的な謝金基準を勘案し、「コンサルタント等契約における研修実施
ガイドライン」に規定される講師謝金単価を超える謝金(時間当たり**,000 円)
を支出した。
(2)原稿謝金
研修 4 日目の△△△△△研究所における「デリバティブの最新潮流」についての
原稿謝金については、同研究所受託規定に基づき、総額**,000 円の原稿謝金を支
出した。
以上
別添1:研修員受入業務完了報告書(打合簿サンプル⑱の別添 1 参照)
別添2:研修詳細計画表(実績版)
(打合簿サンプル⑱の別添2参照)
別添3:国内研修費明細書
別添3
国内研修費明細書
1.諸謝金(講師謝金、検討会等参加謝金、原稿謝金、見学謝金)
日付
曜
日
研修項目
(受入先/見学先)
講師名
(役職名)
格付
単価
数量
小計
備
考
備
考
合 計
2.研修実施諸費(翻訳料、会場借上費、教材作成費・購入費、機材借料損料、資材費)
日付
曜
日
研修項目
(受入先/見学先)
支出項目
単価
数量
合
小計
計
3.研修同行者等旅費
氏名
格
付
移動日(出張期間)
(○月○日~○月○日)
目的地
研修項目
日当
日
数
単価
合
宿泊料
小計
単価
計
合
4.研修監理員傭上費(受注者が研修監理員の傭上を行う場合)
日額単価
日数
合
計
日
数
備
考
計
交通費
小計
経路
交通
手段
備
金額
合
小計
計
考
打合簿サンプル㉑
機材の調達計画の変更(仕様・数量変更等)
打 合 簿(例)
自社製品が含まれる場合は、調達部を含めた3者打合簿と
してください。
仕様書の内容が変更になるような大幅な機材調達計画の
変更は「契約変更」が必要となりますので、打合簿サンプ
ル①を参照してください。
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
調達部契約第二課長 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
機材の調達計
画の変更につ
いて
打合内容及び結果
業務主任者は、機材の調達計画に関し、以下のとおり変更を提案し、監督職員は
内容を確認の上、やむを得ないものとしてこれを承諾した。
1.変更内容及び理由等
(1) 対象機材の変更
変更内容:本事業で対象とする機材を、
「○○式■■機」3 台から「△△式■■機」
4 台に変更する。
理
由:第 1 回現地調査において、現地のXX基準を確認したところ、○○式■
■機では基準を満たしていないことが判明した。より小型で狭小地でも
作業可能な△△型であれば当該基準を満たすため、対象機材を△△型に
変更する。また、土質の異なる3つの試験場でパイロット事業を実施す
る予定であったが、更に異なる土質の1試験場を追加し、4 カ所でパイ
ロット事業を行う必要があることが判明したため、台数を3から4に変
更する。
経
費: 本変更により見込まれる機材購入・製造費等の変更は以下のとおり。
変更前:○○式■■機 200万円×3台=600万円
変更後:△△式■■機 170万円×4台=680万円
※根拠資料は別添のとおり
(2)費目間流用
上記変更に伴う経費増の見込みは 800 千円であり、以下のとおり費目間流用を行
うことで対応する。
流用後
費目(中項目)
現行内訳額
増 減
内訳額
1.機材製造・購
入・輸送費
4,890,000
5,690,000
2.旅費
3,200,000
3,200,000
3.現地活動費
3,145,000
2,345,000
4.本邦受入活動費
3,500,000
3,500,000
14,735,000
14,735,000
直接経費合計
800,000
△800,000
0
以上
別添:調達機材リスト(詳細版)
打合簿サンプル㉒
部分払回数の追加
西暦で記載
打 合 簿(例)
部分払を設定している(契約書の本体に部分払に係る条項が
設けられている)契約において、部分払の回数を追加する場
合が対象です。
(部分払条項の設定がない契約に部分払いを設
ける場合は、契約変更が必要となります。打合簿サンプル㉓
を参照してください。
)
支払いに関係する内容であるため調達部を含めた3者打合簿
としてください。
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
業務主任者 ○○ ○○㊞
調達部契約第二課長 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
打合内容及び結果
部分払回数の
業務主任者は、以下のとおり部分払回数の変更(追加)を提案し、監督職員はその
変更(追加)に
内容を確認の上、これを承諾した。
ついて
(変更前)部分払い回数1回
(1)部分払: 第2回進捗報告書の作成
(中間成果品:第2回進捗報告書:和文 )
(変更後)部分払い回数2回
(1)第1回部分払: 第2回進捗報告書の作成
(中間成果品:第2回進捗報告書:和文 )
(2)第2回部分払: 第4回進捗報告書の作成
(中間成果品:第4回進捗報告書:和文 )
以上
追加される部分払の対象業務と、中間成果品を定める必要があります。特記仕様書に「成
果品等」として既定されている報告書のいずれかを中間成果品としてください。
なお、部分払回数の追加については、その理由は求めません。
打合簿サンプル㉓
部分払条項の設定(部分払無しから有りに変更する場合)
打 合 簿(例)
西暦で記載
○年○月○日
監督職員 ○○ ○○㊞
打合簿の締結後は契約変更手続きが必要です。
業務主任者 ○○ ○○㊞
調達部契約第二課長 ○○ ○○㊞
案件名 ○○国○○○○○事業/調査
打合項目
部分払条項の
設定について
打合内容及び結果
業務主任者は、以下のとおり部分払条項の設定を申請し、監督職員は基本的に
合意した。 今後、両者は、本合意の内容を踏まえ、速やかに変更契約を締結す
るための手続き(契約交渉を含む。
)を進めることとする。
1.部分払条項の追加
契約書の本体に下記の条文を追加する。
「第○条 業務実施契約約款第 17 条第 1 項に定める部分払の対象とする一部業務
については、以下の各号のとおりとする。
(1)第1回部分払: 第1回進捗報告書の作成
(中間成果品:第1回進捗報告書:和文 )
(2)第2回部分払: 第3回進捗報告書の作成
(中間成果品:第3回進捗報告書:和文 )
」
以上
別添:変更仕様書(案)
部分払の対象業務と、中間成果品を定める必要があります。特記仕様書に「成果品等」と
して既定されている報告書を中間成果品とする場合は特記仕様書の変更は不要ですが、特記
仕様書での既定がない成果品を中間成果品として定める場合は特記仕様書の変更(変更仕様
書の作成)も必要となります。
なお、部分払条項の追加については、その理由は求めません。
別添6.
「様式(支払関連)
(様式う~こ)」
様式-う:前払請求書
1900年1月0日
独立行政法人国際協力機構
契約担当役理事 殿
【所在地】
0
【会社名】
0
【代表者役職名】0
0
【代表者名】 前払請求書
業務委託契約約款第16条[1]に基づき、下記の通り前払金の支払いを請求致します。
記
対象契約:
業務名称:
0
対象国名:
0
締結日:
1900年1月0日
0円
請求額 :
振込銀行 :
フリガナ
0
0
口座番号 :
口座名義 :
フリガナ
添付書類 :
00
0
0
1.保証書[2]
2.保証元の印鑑証明書
3.代表者事項証明書
印
様式-う別紙
前払請求金額内訳
単位:円
費目
Ⅰ. 人件費(外部人材活用費としてのみ計上)
契約金額
前払金請求額
0
0
1.直接人件費
0
0
2.その他原価
0
0
3.一般管理費等
0
0
0
0
1.機材購入・輸送費
0
0
2.旅費(航空賃)
0
0
2.旅費(日当・宿泊料等)
0
0
3.現地活動費
0
0
4.本邦受入活動費
0
0
Ⅱ. 直接経費
Ⅲ.管理費
0
Ⅳ.小計
0
消費税及び地方消費税の合計金額
Ⅴ.
(小計の8%)
0
Ⅵ.合 計
0
(注)前払有を選択しG<20>表示された数字が、前払の上限となります。
0
0
前払を請求する場
合は<G20>で「有」を
選択
様式-え:保証書記載例
20○○年○○月○○日
保証書(例)
独立行政法人国際協力機構
契約担当役理事 殿
【保証人】
【所在地】
【会社名】
【代表者役職名】
【代表者名】 印
当行は株式会社●● が、 年 月 日付業務委託契約書
「●●●●●●国●●●●●●●●●●●●事業」基づき、
貴機構より業務完了前に受領する前受費用●●●●●●円の債務を保証いたします。
但し、当行の保証債務発生日は、前受金が貴機構より当行●●支店、
株式会社 ●●名義普通預金口座に入金された日といたします。
前払請求額と一致
前受費用受入条件
1.金額 金 ●●●●●●円
2.使途 運転資金
3.期限 20●●年●月●日
履行期限と一致
以上
様式-お:受領書
各種書類受領書
貴社名
0
TEL
ご持参者名
メールアドレス
(郵送時のみ)
案件名
(業務名称)
案件担当
事業部名
提出書類
□プロポーザル
及び見積書
□最終見積書
□契約書(2部)
0
調達部
担当者名
必要記入事項
□業務実施契約 □業務実施契約(単独型)(郵送時のみ)
プロポー
公示日
正 部、写 部
ザル
部数
公示番号
見積書
正 部、写 部
☐契約書(案) ☐関連データ表 ☐支払口座届出書
請求書種類
請求書必須添付物
□保証機関発行の前払保証書(正1部、写1部)
□金融機関発行の保証書(正1部、写1部)
□前払請求書
□登記事項証明書(代表者事項証明書)(正1部、写1部)
□保証書発行機関の印鑑証明書(正1部、写1部)
請求書
□部分払請求書
□概算払請求書
□精算払請求書
□検査調書オリジナル
注)
□検査調書オリジナル(精算前の概算払では検査調書(写))
□検査調書オリジナル
□業務完了届(監督職員押印済)オリジナル
(3人月以下の業務実施契約(単独型)のみ)
□精算報告書
□その他
提出ファイル数: 冊
提出書類:
※太枠内をご記入ください。
上記書類を受領いたしました。
独立行政法人国際協力機構
調達部
JICA受領印
( 年 月 日)
注)中小企業海外展開支援事業-普及・実証事業(平成24年度第1回及び平成25年度第1回)における概算払請求の際には保証機
関発行の保証書又は金融機関発行の保証書・登記記載事項証明書・金融機関の印鑑証明書もしくは個人保証・印鑑証明書も添
付してください。検査調書は必要ありません。
※契約関連書類のうち、調達部にご提出頂くものは、選定に関するもの(プロポーザル、見積書)、契約に関するもの(契約
書、最終見積書)、支払に関するもの(請求書、精算報告書)であり、これらの提出に当たっては受領書を付けてください。
この他、受注者側の都合で受領書が必要なものについては本様式の「その他」欄に提出書類名を記載し、本様式を使用してく
ださい。
※それ以外の書類(打合簿、月報、業務に関する各種報告書等)については監督職員にご提出ください。
※調達部に書類をご提出頂く場合の受領書の取り扱いは以下の通りです。
①持参される場合:本紙にご記入の上、2部ご持参ください。受領印を押印して1部をお渡します。
②郵送の場合:本紙にご記入の上、1部同封ください。受領印を押印したものの写(PDF)をメールで返送します。
※受領書は必要性が無くなるまで保管願います。(例:請求書の場合は、請求金額が振り込まれる迄)
様式-き:業務部分完了届
1900年1月0日
独立行政法人国際協力機構
契約担当役理事 殿
【会社名】
0
【代表者役職名】 0
0
【代表者名】 印
業務部分完了届
下記の契約の業務の一部分が完了しましたので、業務委託契約約款第17条[1]に基づき、
中間成果品を提出いたします。
記
対象契約:
業務名称:
0
対象国名:
0
締結日:
成果品 :
1900年1月0日
0
添付書類1 : 契約金相当額計算書
添付書類2 : 業務従事者の従事計画・実績表
印
契約金相当額計算書
【⑰従事計画・実績表】と同
じ日数を入力してください
Ⅰ.人件費
1)直接人件費
従事
者
キー
氏名
[1]
担当業務
格付
単価
人月
現地日数 現地人月 国内日数 国内人月 合計人月
行が足りない場合は48
から49行目の間に必要
な行数を挿入し、48行目
の関数をコピーしてくださ
い
合計
合計(千円未満切捨て)
(千円未満切捨て)
A合計
B合計
C合計
合計
A合計
B合計
C合計
合計
小計
分類
部分
払No
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
[1] 人件費、直接経費(除く旅費)及び管理費は、業務開始から中間成果品を完成されるまでの「累計」(従事計画実績表と一致していること)で算出してください。
旅費は渡航ごとに算出してください。
[2] 2回目の部分払では1回目の下に入力してください。1回目に上書きしないでください。
契約金相当額計算書
Ⅰ.人件費
2)その他原価、3)一般管理費等
異なる経費率を適用した契約に関
しては、契約内容に合わせ経費率
を修正してください
A.コンサルティング企業
2) その他原価
対象直接人件費[1]
3) 一般管理費等
対象原価[2]
0円 ×
120 %=
(千円未満切捨て)
0
0
0円 ×
40 %=
(千円未満切捨て)
0
0
B.コンサルティング企業以外の法人
2) その他原価
対象直接人件費[1]
3) 一般管理費等
対象原価[2]
0円 ×
75 %=
(千円未満切捨て)
0
0
0円 ×
40 %=
(千円未満切捨て)
0
0
0円 ×
65 %=
(千円未満切捨て)
0
0
円 ×
0 %=
(千円未満切捨て)
0
0
2)その他原価合計
3)一般管理費等合計
0
0
C.個人
2) その他原価
対象直接人件費[1]
3) 一般管理費等
対象原価[2]
[1] 対象直接人件費=外部人材の直接人件費
[2] 対象原価=直接人件費のうち対象分+その他原価のうち対象分
契約金相当額計算書
Ⅱ.直接経費
(1)機材購入費[1]
輸送費・関税・VAT
[2]
費目
費目名は、契約書の機材
明細と一致させてください
単価(円)
数量
単価(外貨) 交換レート
金額(円)
行が足りない場合は30から
31行目の間に必要な行数を
挿入し、30行目の関数をコ
ピーしてください
合計
合計(千円未満切捨て)
[1] 機材が納入され、支払いが完了しているもののみが対象です。次の書類を添付してください。
・領収書(又は銀行振込金受領書等)の写し
・契約書(契約相手方と契約金額が分かる部分のみで結構です)(200万円未満は発注書、納品書)の写し
・機材調達に関連する打合簿一式(機材の調達経緯及び選定結果報告、機材等納入検査結果、あれば機材調達計画変更等)
[2]輸送費、関税、VATもこの欄に記載ください。
部分払No 証書番号
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
様式-さ:機材等納入結果検査調書
機材等納入結果検査調書
業務名称
0
0
機材一式の名称
検査詳細
検査年月日/場所
内容
検査所見
契約書、附属書その他関係書類に基づき検査を行った結果、機材の据付・稼働確認を完了したことを確認する。
検査者: 0
業務主任者:
添付資料:機材稼働時の写真
該当機材一式の稼働時の写真を添付してください。
様式・体裁は問いません。
印
契約金相当額計算書
実績日数を入力し
てください
Ⅱ.直接経費
(2)旅費(航空賃)[1]
従事
者
キー
氏名
(居住地)
担当業務
現地業務
期間
(日間)
契約書の単価、経路、搭
乗クラスを入力してくださ
航空賃
(円)
経路
合計
0
(千円未満切捨)
0
日当・宿泊費が連続して30日を超える場合の31日から60日までの上限額は日当3,420円、宿
泊費10,440円、連続して60日を超える場合の61日目以降の上限額は日当3,040円、宿泊費
9,280円となります。このため長期派遣の場合には、日当・宿泊の行を単価毎に分けて記載くだ
さい。単価はプルダウンより選択ください。日数は現地業務期間がデフルトで入っています。修
正が必要な場合は直接入力ください。日当を選べば宿泊料は自動で入ります。契約時に定額
(2)旅費(日当・宿泊料)
より低い金額で締結している場合は、日当、宿泊費ともその金額を直接入力してください。
搭乗
クラス
(Y/C)
日 当(円)
3,800
×
日 =
11,600
×
泊 =
3,800
×
日 =
11,600
×
泊 =
3,800
×
日 =
11,600
×
泊 =
3,800
×
日 =
11,600
×
泊 =
3,800
×
日 =
11,600
×
泊 =
3,800
×
日 =
11,600
×
泊 =
3,800
×
日 =
11,600
×
泊 =
3,800
×
日 =
11,600
×
泊 =
日当-1で契約の場合は、日
数を直接入力してください
契約書に記載の経路
を記載してください
*航空経路
宿 泊 料(円)
①
②
③
④
⑤
[1] 契約書附属書Ⅲ「契約金額内訳書」に記載されている単価を記載してください。業務従事者毎、渡航毎に1行作成してください。
契約書の金額を
入力してください
日本の内
国旅費
(円)
小計
(円)
部分
払No
合計
0
(千円未満切捨)
0
行が足りない場合は77
から78行目の間に必要
な行数を挿入し、77行目
の関数をコピーしてくださ
い
契約金相当額計算書
Ⅱ.直接経費
(3)現地活動費
4)再委託費[1]
車両関係費、現地傭人費 現地交通費
は対象外です
契約書と同じ名称で記載してください
再委託業務名
金額(外貨)
行が足りない場合は19
から20行目の間に必要
な行数を挿入し、19行目
の関数をコピーしてくだ
交換レート
0
0
0
0
0
0
0
0
実績金額を記載し
てください
合計
合計(千円未満切捨て)
(4)本邦受入活動費[2]
1)航空賃
契約書と同じ名称で記載
してください
実績人数を記載してください
研修名
人数
行が足りない場合は34から
35行目の間に必要な行数を
挿入し、34行目の関数をコ
ピーしてください
部分払 証書番
No
号
金額(円)
数量
契約時単価を記載してください
航空賃
部分払
No
小計
合計
合計(千円未満切捨て)
0
0
0
0
0
0
部分払
No
2)本邦受入活動業務費
20日を超える場合はこ
ちらの単価になります
75,500
75,500
75,500
69,800
円
円
円
円
×
×
×
×
日
日
日
日
(千円未満切捨て)
Ⅲ.管理費
対象直接経費
[3]
0円 ×
管理費率
0
0
0
0
0
0
契約時に違う率を適用した場
合は修正してください
10 %=
(千円未満切捨て)
0
0
【部分払額取りまとめ】JICA事業担当課確認用
定義(計算式)
金額
契約金相当額(今回までの)
(直接経費+外部人材活用費+管理費)--(A)
契約金額相当額(消費税 先行する直近までの「契約金額相当額
抜)[4]
(消費税税抜)」--(B)
今回部分払の「契約相当金額(消費税税抜)」--(C)
[(C)=(A)-(B)]
部分払金額
今回部分払の「契約相当金額(消費税税抜)」--(C)
(消費税抜)
X (9/10-前払金額/契約金額(消費税抜)--(D)
今回部分払の「契約相当金額(消費税税抜)」--(C)
X 9/10 X 消費税率
消費税額
*前払がない場合は、「部分払金額(消費税抜き)」(D)
X 消費税率
部分払請求額
0
(千円未満切捨て)
0
(千円未満切捨て)
0
(千円未満切捨て)
0
(千円未満切捨て)
0
0
0
[1] 再委託業務が完了し、支払いが完了しているもののみが対象です。契約書(契約相手方と契約金額が分かる部分のみで結構です)の
写しと領収書(又は銀行振込金受領書等)の写しを添付してください。
[2]本邦受入活動費については、既に本邦受入れ活動が完了した分が対象です。契約書附属書Ⅲ「契約金額内訳書」に記載されている単価
を記載ください。当該単価に基づき旅費(航空賃)を計算し、実施した研修日数により業務費を計算します。
[3] 対象直接経費とは、直接経費のうち対象分から本邦受入活動業務費を除いた費用です。
[4] 先行する部分払がある場合は、直近の部分払における「契約金相当額(消費税抜き)」を控除して、今回の「契約金相当額(消費税抜き)」を計算し
ます。
様式-か:部分払請求書
1900年1月0日
独立行政法人国際協力機構
契約担当役理事 殿
【所在地】
0
【会社名】
0
【代表者役職名】0
0
【代表者名】 部分払請求書
1900年1月0日
付業務検査調書により、中間成果品の合格通知がありましたので、
業務委託契約約款第17条[1]に基づき、下記の通り部分払の支払いを請求致します。
記
対象契約[2]:
業務名称:
0
対象国名:
0
締結日:
1900年1月0日
0円
請求額 :
振込銀行 :
フリガナ
0
0
口座番号 :
口座名義 :
フリガナ
添付書類 :
00
0
0
検査調書(オリジナル)
部分払請求内訳書
印
様式-か別紙
部分払請求金額内訳
単位:円
部分払
費目
Ⅰ. 人件費
契約金額
前払受入済額
受入済額①
[1]
今回金額
契約金相当額
今回までの合
前回まで
計金額
残額
[2]
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
1.直接人件費
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
2.その他原価
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
3.一般管理費等
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
1.機材購入・輸送費
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
2.旅費(航空賃)
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
2.旅費(日当・宿泊料等)
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
3.現地活動費
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
4.本邦受入活動費
0
0
#VALUE!
#VALUE!
0
#VALUE!
#VALUE!
0
Ⅱ. 直接経費
Ⅲ.管理費
0
Ⅳ.小計
0
消費税及び地方消費税の合計金額
Ⅴ.
(小計の8%)
0
Ⅵ.合 計
0
0
0
[1] 先行する部分払で受入れた金額を記載願います。なお、部分払が複数回あった場合は、非表示となっている列を表示
し、記載して下さい。
0
0
0
0
0
0
0
業務従事者の従事計画・実績表(例)
契約件名:△△△△国○○○○○○調査
1.提案法人【現地業務】
従事
者
キー
氏名
監督職員確認印:【監督職員氏名】 印
担当業務
所属
格付
分類
項目
渡航
回数
4
5
6
7
2016年
8
9
10
11
12
1
2
契約期間
2017年
3
4
5
6
日数
合計
7
人月
合計
備考
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
提案法人
人月小計
(現地)
計画
管理用
実績
2.提案法人【国内業務】
従事
者
キー
氏名
担当業務
格付
所属
分類
項目
渡航
回数
4
5
6
7
2016年
8
9
10
11
12
1
2
契約期間
2017年
3
4
5
6
7
計画日
計画人月
数
合計
合計
備考
計画日
計画人月
数
合計
合計
備考
計画日
計画人月
数
合計
合計
備考
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
外部人材
計画
日数
実績
日数
計画
人月
実績
人月
提案法人
人月小計
(国内)
計画
管理用
実績
A合計
B合計
C合計
合計
3.外部人材【現地業務】
従事
者
キー
氏名
担当業務
所属
格付
分類
項目
渡航
回数
4
5
6
7
2016年
8
9
10
11
12
1
2
契約期間
2017年
3
4
5
6
7
計画(注)
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
外部人材
人月小計
(現地)
計画
管理用
実績
4.外部人材【国内業務】
従事
者
キー
氏名
担当業務
格付
所属
分類
項目
渡航
回数
4
5
6
7
2016年
8
9
10
11
12
1
2
契約期間
2017年
3
4
5
6
7
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
計画
計画管理用
(任意)
実績
外部人材
人月小計
(国内)
計画
管理用
実績
凡例: 業務従事計画(グレー) 業務従事実績(黒実線) 自社負担(斜線)
外部人材人月
(現地+国内)
合計
自社業務(点線)
報告書等
△
業務計画書
△
進捗報告書
計画
管理用
実績
△
業務完了報告書
注4)
注1)本表の作成に当たっては、シート「従事計画・実績表の記入方法」の内容をご確認ください。
注2)各業務従事者の現地、国内のそれぞれの人月は、現地業務期間は30 日、国内業務期間は20 日で除した数字の小数点以下第3位を四捨五入して算定してください。
注3)人月振替を行う場合、留意点がありますので、必ず「契約管理ガイドライン」本文中の「3.契約履行プロセスにおける契約管理」、「(6)業務従事者の業務量に係る事項(人月振替等)」(p.8)を確認してください。
また、具体的な人月振替の方法については、シート「従事計画・実績表の記入方法」の「人月振替に係る解説」を参照してください。
注4)外部人材の合計実績人月は、計画(契約書上で認められている人月)を超えていないことを確認してください。(契約書上で認められた人月を超える人件費の支払いはできません。)
注5)契約締結後(変更契約を締結している場合は変更契約後)、業務従事者の交代や追加が発生した場合は、新規に配置された業務従事者も本表に加えてください。その際、当該従事者の「計画」欄は空欄としてください。
交代前の業務従事者について、1日でも従事実績がある場合は、本表から削除せず、実績の記録を残してください。
業務従事者の従事計画・実績表(例)
「計画」欄には、契約書にて合意された従事日数、渡航回数を記載してください。また、「業務計
画書」の「要員計画」に基づき「業務従事計画バー(グレー)」を引いてください(「計画」欄には日
付記入不要です)。契約変更がない限り、「計画」欄は変更しないでください。
(契約変更を行った場合は、「計画」欄を契約変更後の内容に合わせて修正してください。)
事業開始後の計画管理には、「計画管理用」欄を適宜ご活用ください。
契約件名:△△△△国○○○○○○調査
1.提案法人【現地業務】
従事
者
キー
氏名
1
田中 正樹(日
本)
2
7
本田 慶介(日
本)
担当業務
業務主任/施工管
理
開発課題担当/市
場調査・渉外担当
佐藤 協子(日
本)(追加)
市場調査2
所属
格付
2
4
5
㈱YXZホール
ティングス
㈱YXZホール
ティングス
㈱YXZホール
ティングス
分類
項目
渡航
回数
Z
計画
4
Z
計画管理用
(任意)
4
Z
実績
4
Z
計画
4
Z
計画管理用
(任意)
4
Z
実績
4
Z
計画
0
Z
計画管理用
(任意)
1
Z
実績
1
4
5
6
7
日数
9
10
提案法人の従事者に関しては、本業務に従事した
日数(旅費を自社負担した期間も含む)を計上してく
ださい。
監督職員確認印:【監督職員氏名】 印
11
12
(10日)
(15日)
日付
2016年
8
(15日)
5/1 5/15
(15日)
バー
(15日)
(15日)
5/1 5/15
(15日)
自社負担した期間が含まれる場合は、
その詳細を備考欄に記載してください。
自社業務を行ったことによる自社負
担は、その旨を明確に記載してくださ
い。)
1
2
契約期間
2017年
3
4
5
(20日)
6
日数
合計
7
(10日)
(7日)
(3日)
8/25-9/3
(7日)
(3日)
(20日)
1/11 1/30
(20日)
(10日)
(20日)
(10日)
5/2 5/18
(10日)
自社業務バー〈提案法人の場合〉
やむを得ない事情により自社業務を兼ねて渡航
した場合は、自社業務を行った期間を「自社業務
バー(点線)」とし、本事業に係る業務期間と明確
に分けてください。
(10日)
(10日)
8/14 8/25
(20日)
1/11 1/30
(10日)
(20日)
(10日)
5/9 5/18
なお、旅費を一部自社負担した期間があっても、
「自社負担バー(斜線)」とする必要はありません。
(10日)
(10日)
8/14 8/25
(10日)
人月
合計
備考
55
1.83
55
1.83 (2016/4/28付で旅費分担打合簿あり)
55
1.83
55
1.83
55
1.83
55
1.83
10
0.33
10
0.33
第4次渡航5/2-5/8は自社業務による自社負担
計画
業務従事者の追加
事業開始後に業務従事者が追加された場合は、行を追加してください。
当該追加に係る契約変更を行っていない限り、「計画」欄は空欄としてください。
計画管理用
(任意)
実績
提案法人
人月小計
(現地)
業務従事者の追加
更に行を追加する必要がある場合は、非表示になってい
る行を再表示させて行を増やしてください。
計画
110
3.66
管理用
120
3.99
実績
120
3.99
全従事者の日数合計÷30(ヨコ計算)
から計算される人月と、従事者毎の人
月合計(タテ計算)の数字が一致しな
い場合は、従事者毎のMM合計(タテ
計算)の数値を入力してください。
なお、提案法人に限っては、実績人月
合計が計画人月合計を超えていても
問題ありません。
2.提案法人【国内業務】
従事
者
キー
氏名
1
田中 正樹(日
本)
2
本田 慶介(日
本)
担当業務
業務主任/施工管
理
開発課題担当/市
場調査・渉外担当
格付
2
4
所属
㈱YXZホール
ティングス
㈱YXZホール
ティングス
分類
項目
Z
計画
Z
計画管理用
(任意)
Z
実績
Z
計画
Z
計画管理用
(任意)
Z
実績
渡航
回数
4
5
6
7
2016年
8
9
10
(5日)
11
12
1
2
契約期間
2017年
3
4
(10日)
(5日)
4/11 4/15
(5日)
計画日
計画人月
数
合計
合計
7
25
1.25
25
1.25
22
1.10
15
0.75
22
1.10
16
0.82
計画
40
2.00
管理用
47
2.35
実績
38
1.92
(10日)
4/9
4/13
(5日)
2/5 2/10
(内2日)
(7日)
(5日)
4/11 4/15
(5日)
6
(10日)
(10日)
11/14
11/28
(内10日)
(5日)
5
(3日)
(7日)
9/14 9/28
(内7日)
(10日)
3/2 3/6
(4.4日)
備考
計画
計画管理用
(任意)
自社負担バー〈外部人材の場合〉
実績
外部人材
自社業務バー〈外部人材の場合〉
やむを得ない事情により自社業務を兼ねて渡航した場合は、自社業務を行った期間を
「自社業務バー(点線)」とし、本事業に係る業務期間と明確に分けてください。
業務従事者の追加
更に行を追加する必要がある場合は、非表示になってい
る行を再表示させて行を増やしてください。
計画
実績
計画
実績
日数
日数
人月
人月
本業務に従事したものの、直接人件費は自社負担し、旅費のみ請
求する場合は、「自社負担バー」を引き、実績日数はゼロと記入して
ください。
A合計
反対に、旅費を自社負担し、直接人件費を請求する場合は、「業務
B合計
従事実績バー(黒実線)」とし、実績日数をJICAに人件費請求する
日数としてください。
C合計
実績日数は本事業の業務に従事した日数(JICAに人件費請求がある日数)のみとし、
日付は(精算時Eチケットと照合することがあるため)全渡航期間としてください。
この事例は、渡航期間8/15-8/31の全17日間のうち、8/15-8/24の10日間は本事業の
業務を、8/25-8/31の7日間は、自社業務を行った場合です。
提案法人
人月小計
(国内)
全従事者の日数合計÷20(ヨコ計算)
から計算される人月と、従事者毎の人
月合計(タテ計算)の数字が一致しな
い場合は、従事者毎のMM合計(タテ
計算)の数値を入力してください。
なお、提案法人に限っては、実績人月
合計が計画人月合計を超えていても
問題ありません。
この事例は、5/9-5/18まで、直接人件費を自社負担、旅費は請求
合計
対象として本事業に従事した場合です。
詳細情報は備考欄に記載してください。
3.外部人材【現地業務】
従事
者
キー
氏名
3
阿部 一朗(日
本)
4
5
6
担当業務
チーフアドバイ
ザー
半沢 直樹(日
本)
物流調査
国際 太郎(ベト 現地調査員・電気
ナム)
計装担当
鈴木 花子(日
本)
社会配慮調査及び
対応
所属
格付
3
4
3
4
㈱FIFAコンサ
ルタント
㈱OPQ貿易
㈱ABCコンサル
タンツ
DDDコンサル㈱
分類
項目
渡航
回数
A
計画(注)
4
A
計画管理用
(任意)
4
A
実績
5
A
計画
4
A
計画管理用
(任意)
4
A
実績
4
B
計画
4
B
計画管理用
(任意)
4
B
実績
4
C
計画
4
C
計画管理用
(任意)
4
C
実績
4
5
6
7
2016年
8
9
(15日)
5/1 5/17
(17日)
(15日)
12
契約期間
2017年
3
4
5
(10日)
(20日)
(10日)
3/7 3/16
(10日)
(15日)
(10日)
(10日)
5/9 5/18
(17日)
(10日)
(15日)
(10日)
5/9 5/18
(10日)
(20日)
1/12 1/28
(11日)
(10日)
(20日)
(10日)
(10日)
(20日)
1/11 1/30
(20日)
10/14 10/25
(10日)
外部人材に関しては、JICAへの直接人件費請求対象
となる日数のみを計上し、直接人件費を自社負担する
期間は、「実績日数」に含めないでください。
(10日)
(20日)
10/15 10/25
計画日
計画人月
数
合計
合計
7
実績日数の考え方
5/9 5/18
0
(20日)
1/11 1/30
(20日)
(10日)
6
(10日)
(20日)
1/11 1/30
(20日)
(10日)
(15日)
5/1 5/13
(13日)
2
(10日)
8/15 8/31
(10日)
(15日)
(15日)
5/1 5/15
1
(20日)
(10日)
8/14 8/25
(10日)
(15日)
5/1 5/17
(17日)
4
11
(10日)
(15日)
計画
10
(10日)
5/9 5/18
(10日)
備考
55
1.83 ・0.07MM(2日)を現地業務から振替
55
1.83 ・第5次渡航は追加渡航。直接人件費自社負
57
1.90 の打合簿あり)
55
1.83
55
1.83
57
1.90
55
1.83
55
1.83 現地業務0.07MM(2日)を国内業務に振替
53
1.77
55
1.83
55
1.83 に振替
53
1.77
・第2次渡航8/25-8/31は自社業務により自社
負担(2016/7/31付で旅費分担打合簿あり)
担、旅費のみ請求(2017/5/1付で渡航回数増
現地業務0.07MM(2日)を鈴木花子の現地業務
から振替
現地業務0.07MM(2日)を半沢直樹の現地業務
業務従事者間の人月振替
シート「従事計画・実績表の記入
方法」の「人月振替に係る解説
計画管理用
(任意)
実績
業務従事者の追加
更に行を追加する必要がある場合は、非表示になってい
る行を再表示させて行を増やしてください。
外部人材
人月小計
(現地)
現地業務⇒国内業務への人月振替
左シート「従事計画・実績表の記入方法」
の「人月振替に係る解説2.」を参照
国内業務⇒現地業務への人月振替
左シート「従事計画・実績表の記入方法」
の「人月振替に係る解説3.」を参照
計画
220
7.32
管理用
220
7.32
実績
220
7.34
全従事者の日数合計÷30(ヨコ計算)
から計算される人月と、従事者毎の人
月合計(タテ計算)の数字が一致しない
場合は、従事者毎のMM合計(タテ計
算)の数値を入力してください。
4.外部人材【国内業務】
従事
者
キー
氏名
3
阿部 一朗(日
本)
4
5
6
半沢 直樹(日
本)
担当業務
チーフアドバイ
ザー
物流調査
国際 太郎(ベト 現地調査員・電気
ナム)
計装担当
鈴木 花子(日
本)
社会配慮調査及び
対応
格付
3
4
3
4
所属
㈱FIFAコンサ
ルタント
㈱OPQ貿易
㈱ABCコンサル
タンツ
DDDコンサル㈱
分類
項目
A
計画
A
計画管理用
(任意)
A
実績
A
計画
A
計画管理用
(任意)
A
実績
B
計画
B
計画管理用
(任意)
B
実績
C
計画
C
計画管理用
(任意)
C
実績
渡航
回数
4
5
6
7
2016年
8
9
10
(5日)
11
実績
業務従事者の追加
更に行を追加する必要がある場合は、非表示になってい
る行を再表示させて行を増やしてください。
1
2
契約期間
2017年
3
4
(7日)
(5日)
4/11 4/15
(3.6日)
(5日)
(6日)
(5日)
4/11 4/15
(5日)
(5日)
(5日)
(7日)
9/14 9/28
(内7日)
計画日
計画人月
数
合計
合計
7
(10日)
4/9
4/13
(5日)
2/5 2/15
(内5日)
(3日)
3/2 3/4
(3日)
(3日)
(7日)
(3日)
3/2 3/6
(4.4日)
9/14 9/28
(内7日)
(4日)
(5日)
4/11 4/15
(5日)
6
(4日)
(7日)
(5日)
4/11 4/15
(5日)
5
(10日)
(7日)
11/14
11/28
(内7日)
(5日)
(4日)
10/10 10/20
(内3日)
計画
計画管理用
(任意)
12
国内業務に限り、「10/10~10/20のうち3日間」という
形式での実績計上方法が可能です。
※現地業務については、旅費支給対象期間は終日
JICA業務に従事していることが原則であるため、この
計上方法は認められません。
(5日)
4/9
4/13
(5日)
備考
22
1.10
22
1.10 0.07MM(1.4日)を現地業務へ振替
20.6
1.03
15
0.75
15
0.75
15
0.75
15
0.75
15
0.75 0.07MM(1.4日)を現地業務から振替
16.4
0.82
14
0.70
14
0.70
13
0.65
国内業務に限り、1日未満での実績計上が可能です。
※現地業務については、旅費支給対象期間は終日
JICA業務に従事していることが原則であるため、この
計上方法は認められません。
外部人材
人月小計
(国内)
計画
66
3.30
管理用
66
3.30
実績
65
3.25
全従事者の日数合計÷20(ヨコ計算)
から計算される人月と、従事者毎の人
月合計(タテ計算)の数字が一致しな
い場合は、従事者毎のMM合計(タテ
計算)の数値を入力してください。
凡例: 業務従事計画(グレー) 業務従事実績(黒実線) 自社負担(斜線)
外部人材人月
(現地+国内)
合計
自社業務(点線)
報告書等
△
業務計画書
△
進捗報告書
計画
286
10.62
管理用
286
10.62
実績
285
10.59
△
業務完了報告書
注1)本表の作成に当たっては、シート「従事計画・実績表の記入方法」の内容をご確認ください。
注2)各業務従事者の現地、国内のそれぞれの人月は、現地業務期間は30 日、国内業務期間は20 日で除した数字の小数点以下第3位を四捨五入して算定してください。
注3)人月振替を行う場合、留意点がありますので、必ず「契約管理ガイドライン」本文中の「3.契約履行プロセスにおける契約管理」、「(6)業務従事者の業務量に係る事項(人月振替等)」(p.8)を確認してください。
また、具体的な人月振替の方法については、シート「従事計画・実績表の記入方法」の「人月振替に係る解説」を参照してください。
注4)外部人材の合計実績人月は、計画(契約書上で認められている人月)を超えていないことを確認してください。(契約書上で認められた人月を超える人件費の支払いはできません。)
注5)契約締結後(変更契約を締結している場合は変更契約後)、業務従事者の交代や追加が発生した場合は、新規に配置された業務従事者も本表に加えてください。その際、当該従事者の「計画」欄は空欄としてください。
交代前の業務従事者について、1日でも従事実績がある場合は、本表から削除せず、実績の記録を残してください。
外部人材人月の合計実績は、計画値(契約書上
で認められている人月)を超えていないことを確
認してください。
(契約書上で認められた人月を超える人件費の
支払いはできません。)
注4)
業務従事計画・実績表の記入方法
1.業務従事計画の入力(契約履行開始時)
「計画」欄に、契約書にて合意された従事日数、渡航回数を記載してください。また、「業務計画書」に記載した「要員計画」に基づき「業務従
事計画バー(グレー)」を引いてください。(「計画」欄には日付記入不要です)
なお、「契約変更」がない限り、「計画」欄の数字とバーは変更しないでください。事業開始後の計画管理には「計画管理用」欄を適宜活用し
てください。(「計画管理用」欄の使用は任意です。)
「契約変更」を行った場合は、「計画」欄を契約変更後の内容に合わせて修正してください。
2.業務従事実績の入力
(1)バーの引き方
a) 提案法人の場合
「実績」欄に「業務従事実績バー(黒実線)」を引き、開始日、終了日を記入してください。
旅費を一部自社負担した期間があっても、「自社負担バー(斜線)」とする必要はありません。記入する開始日、終了日の日付は、実際の渡航
日で問題ありません。
やむを得ない事情により自社業務を兼ねて渡航した場合は、自社業務を行った期間を「自社業務バー(点線)」とし、本事業に係る業務期間と
明確に分けてください。また、備考欄に自社業務を兼ねて渡航することによる旅費分担に係る打合簿を締結済である旨と締結日を記載してくださ
い。
b) 外部人材の場合
「実績」欄に「業務従事実績バー(黒実線)」を引き、開始日、終了日を記入してください。
「直接人件費」を自社負担した期間は、「自社負担バー(斜線)」としてください。(「旅費」を自社負担するものの、「直接人件費」には自
社負担がない期間は「業務従事実績バー(黒実線)」としてください。) 記入する開始日、終了日の日付は、実際の渡航日で問題ありません。
やむを得ない事情により自社業務を兼ねて渡航した場合は、自社業務を行った期間を「自社業務バー(点線)」とし、本事業に係る業務期間と
明確に分けてください。また、備考欄に自社業務を兼ねて渡航することによる旅費分担に係る打合簿を締結済である旨と締結日を記載してくださ
い。
(2)実績日数の考え方
各業務従事者の各業務期間の下には、従事実績日数を記入してください。数字を入力することで(◯日)と表示されます。
外部人材に関しては、JICAへの「直接人件費」請求対象となる日数のみを計上し、直接人件費を自社負担する期間は、「実績日数」に含めない
でください。
国内業務に限り、全期間でない場合は(内◯日)と記載が可能です。この方法で入力をしたい場合は、本行下のセルをコピー&ペーストして書
式を変更してください。
※これをコピー&ペースト⇒
(内3日)
人月振替に係る解説
(注)人月振替を行う場合、留意点がありますので、必ず「契約管理ガイドライン」本文中の「3.契約履行プロセスにおける契約管理」、
「(6)業務従事者の業務量に係る事項(人月振替等)」(p.8)を確認してください。
1.業務従事者間の人月振替(現地業務⇔現地業務、国内業務⇔国内業務) 人月振替は日数ではなく人月で行うことが原則ですが、現地業務から現地業務への振り替え、または国内業務から国内業務への振り替えの場合
は、まず日数をベースに振り替える方法で、多くのケースで問題は生じません。
ただし、この方法で人月振替を行う場合、小数点以下3桁を四捨五入する関係で、振替前後の合計人月に0.01MMの差が生じることがあります。
この場合は、どちらかの業務従事者の振替後の日数→MMへの計算の際、小数点以下第3桁を、四捨五入ではなく切捨てにし、契約時合意人月を超
えることがないよう調整願います。
2.現地業務⇒国内業務の人月振替 例:国際太郎さん(現地業務55日(1.83MM)、国内業務15日(0.75MM))の現地業務2日を国内業務に振り替えたい場合
①現地業務2日をMMに換算します。 2日÷30=0.07MM
②この0.07MMを国内業務に足します。0.75MM+0.07MM=0.82MM → つまり、振替後の国内業務は0.82MMになります。
③国内業務0.82MMを日数に戻します。0.82MM×20=16.4日 →つまり、この振替により国内業務は15日から16.4日に増えます。
⇒振替後は、 現地業務53日(1.76MM)、国内業務 16.4日(0.82MM)となります。
※端数は、国内業務の日数で調整し、現地業務は必ず整数としてください。
3.国内業務⇒現地業務の人月振替
例:阿部一朗さん(現地業務55日(1.83MM)、国内業務 25日(1.25MM))の国内業務を振り替えて現地業務を2日増やしたい場合 (注)現地業務日数は常に整数とし、端数は国内業務で調整する必要があることから、現地業務の何日を増やす必要があるかを基準に考えます。
①振替後の現地業務57日をMMに換算します。57日÷30=1.90MM
②振替前の現地業務MMとの差を計算します。1.90MM-1.83MM=0.07MM
③この0.07MMを国内業務MMから引きます。1.25MM-0.07MM=1.18MM
④国内業務1.18MMを日数に戻します。1.18MM×20=23.6日→つまり、この振替により国内業務は25日から23.6日に減ります。
⇒振替後は、現地業務57日(1.90MM)、国内業務23.6日となります。
※端数は、国内業務の日数で調整し、現地業務は必ず整数としてください。
様式-け:概算払請求書
1900年1月0日
独立行政法人国際協力機構
契約担当役理事 殿
【所在地】
0
【会社名】
0
【代表者役職名】0
0
【代表者名】 概算払請求書
業務委託契約書約款第18条[1]に基づき、下記の通り概算払の支払いを請求致します。
記
対象契約[2]:
業務名称:
0
対象国名:
0
締結日:
1900年1月0日
0円
請求額 :
振込銀行 :
フリガナ
0
0
口座番号 :
口座名義 :
フリガナ
添付書類 :
00
0
0
検査調書(写)[3}
概算払内訳書
印
様式-け別紙
入力方法は(注4)を参照
概算払請求金額内訳
単位:円
費目
Ⅰ. 人件費
概算払
契約金額(A)
対象額(B)
前払
受入済額(C)
部分払①
受入済額(D)
部分払②
受入済額(D)
今回請求額(E)
0
0
0
0
1.直接人件費
0
0
0
0
2.間接原価
0
0
0
0
3.一般管理費等
0
0
0
0
0
0
0
0
1.機材購入・輸送費
0
0
0
0
2.旅費(航空賃)
0
0
0
0
2.旅費(日当・宿泊料等)
0
0
0
0
3.現地活動費(合計)
0
0
0
0
4.本邦受入活動費(合計)
0
0
0
0
Ⅲ.管理費
0
0
0
0
Ⅳ.小計
0
0
0
0
0
0
消費税及び地方消費税の合計金額
Ⅴ.
(小計の8%)
0
0
0
0
0
0
Ⅵ.合 計
0
0
0
0
0
0
Ⅱ. 直接経費
(注1)「消費税及び地方消費税の合計額」及び「合計」以外は、金額は原則として千円単位で計上してください。
(注2)「概算払対象額」は、「小計」、「消費税及び地方消費税の合計額」及び「合計」のみを記載してください。「合計」は契約金額の9割が上限となります。
(注3)先行する部分払で受入れた金額を記載願います。なお、部分払が複数回あった場合は、非表示となっている列を表示してください。
(注4)小計が合うように各費目の請求金額を計上してください。なお、各費目において、「前払受入済額」と「部分払受入済額」と「今回請求額」の合計が、契約金額を
超えないよう注意してください。また、「小計」、「消費税及び地方消費税の合計額」及び「合計」のそれぞれにおいて、「今回請求額」と「部分払受入済額」の合計額
が、「今回概算払対象額」を超えないよう注意してください。
前払受入がある場合「消費税及び地方消費税の合計額」欄は「小計」欄の8%にならなくても問題ありません。
様式-こ:精算払請求書
1900年1月0日
独立行政法人国際協力機構
契約担当役理事 殿
【所在地】
0
【会社名】
0
【代表者役職名】0
0
【代表者名】 請求書
0
業務委託契約約款第15条
対象契約[2]:
の精算確定通知を受領しましたので、
[1]
に基づき、下記の通り契約精算金額の支払いを請求致します。
記
業務名称:
0
対象国名:
0
締結日:
1900年1月0日
請求額 :
振込銀行 :
フリガナ
円
0
0
口座番号 :
口座名義 :
フリガナ
添付書類 :
00
0
0
検査調書(原本)
印