Solution 多種多様なデータの利活用でタイムリーにビジネスの進化を支援する 日立ストレージソリューション ハイエンドディスクアレイの新製品 「Hitachi Virtual Storage Platform G1500」 「Hitachi Virtual Storage Platform F1500」 日立のハイエンドディスクアレイシステム バーチャル ストレージ F 1 5 0 0( 以 下 、V S P F 1 5 0 0 )」です 。 するハードウェアによるデータ圧縮機能 より多くのオーダーを、 より高速に処理し、 と組み合わせて使うことも可能です。 これ データ蓄積から分析・活用までの時間を によりストレージシステムのビットコストを 短縮。増え続けるデータへの高速かつ 削減し、お客さまのデータ利用効率を 安定したアクセス性能により、お客さま 向上させます (図1)。 ビジネスの高付加価値化に貢献します。 ※1 米国特許第8,898,384号取得済 プラットフォーム 「Hitachi Virtual Storage Platform G1500( 以下、VSP G1500)」は、複数 ストレージを束ねる仮想化、ボリューム ■仮想化ソフトとの連携で VSP G1500/F1500の特長・機能 バックアップ運用を効率化する 容量・ストレージ階層の仮想化、2台の ストレージを1台にみせる仮想化など、 ■ブロックレベルの スナップショット機能 これまでに搭載されてきたさまざまな仮想 「データ圧縮/重複排除」機能 スナップショット機能と仮想化ソフトの 化機能に加え、データ圧縮や重複排除 新たに提供する 「データ圧縮」機能 親和性強化により、仮想化環境下で、 などの容量削減機能を新たに追加。 より では、 ストレージコントローラがデータを 管理者がストレージを意識せずに短時間 効率的で低コストなデータ保管を可能と 。重複 圧縮することで、 データ量を削減※1「 で複製構成を作成できるようになりました。 するハイエンドモデルを提供します。 排除」機能では、同一データがストレージ 例えば、OpenStack環境では仮想マシン また 、高 い 可 用 性・信 頼 性 はその システム内にある場合、 そのうち一つだけを のシステムディスクを複製する場合、 スト ままに、 フラッシュ向けに設計・最適化 保存することによりデータ量を削減します。 レージ機能でスナップショットを作成し、 されたオールフラッシュアレイシステムが 「Hitachi Virtual Storage Platform アクセラレーテッド 重複排除機能は 「Hitachi Accelerated フラッシュ ディーシーツー Flash DC2(以下、HAF DC2)」 が内蔵 ボリュームの複製がスピーディーに行え ます (図2)。 データ量を削減するデータ圧縮/重複排除機能 ■ 特長 ・コントローラベースのデータ圧縮/重複排除機能を 提供することで、 ビットコストの削減が可能 コントローラ ストレージプール ・HDDやSSD、外部ストレージ接続構成に対して データ量の削減が可能 A ・HAF DC2によるハードウェアデータ圧縮との組み 合わせで、 より良いコストパフォーマンスを提供可能 B D C D B ソフトウェア重複排除機能 HAF DC2のデータ圧縮機能 NEW ソフトウェアデータ圧縮機能 I/O性能を維持しながらリソースコストを低減 できるデータ圧縮機能 圧縮 A C A A B B C C D D データ圧縮 機能搭載 HAF DC2 ハードウェアデータ圧縮機能 ・ストレージコントローラに負荷をかけずデータ 圧縮が可能 ・ハードウェアベースのデータ圧縮により性能 影響を考慮する必要なし A A 物理ドライブ層 HDD B SSD B C C D D 外部接続ストレージ HDD:Hard Disk Drive SSD:Solid State Drive 図1 データ圧縮、重複排除機能 5 はいたっく 2016.11 All Rights Reserved,Copyright ©2016,Hitachi,Ltd. ストレージ ソフトウェアでITインフラを 効率的にコントロール ■迅速な障害対応を可能にする インフラストラクチャー や関連を直感的に把握することが可能 アナリティクス 「Hitachi Infrastructure Analytics です。 システム変更履歴や負荷傾向も アドバイザー Advisor」 管理し、通常の傾向と異なる負荷検出 仮想環境が増加するなかで、 システム Hitachi Infrastructure Analytics 時や性能問題の発生時には相関分析 管理者の作業負荷が増大しています。 Advisor (HIAA) は、 クラウドインフラ全体 により、迅 速に性 能ボトルネックおよび 日立はこの課題に対応するSDI※2の実現 の性能を監視し、 性能問題発生時の迅速 ボトルネックを引き起こしている根 本 に向け、 サーバ、 ストレージといったハード 対処に向けた分析機能を提供する製品 原因の特定を支援します。 ストレージに ウェア層を抽象化し、ITインフラの運用 です。仮想マシン、サーバ、FCスイッチ、 ついても、 ボリューム単位でのきめ細かい 管理を効率的にコントロールするクラウド ストレージを一つの画面で表示し、構成 性能の監視・分析が可能です。 インフラ管理ソフトウェアを提供します。 ※2 Software Defined Infrastructure 仮想化ソフトウェアとの連携を強化し、より効率的な運用が可能 ■運用管理を自動化する オートメーション ダイレクター 「Hitachi Automation Director」 ■ 顧客価値 仮想化環境下で、管理者がストレージを意識せずに、 ごく短時間に複製構成を作成できる ■ ユースケース Hitachi Automation Director (以下、 ① OpenStack:VMのシステムディスクを複製する場合に、 ストレージ機能でスナップショットを作成し高速に HAD) は、 自動実行したい作業(サービ ② バックアップ:スナップショットを元に差分コピーやフルコピー(コピーはバックグラウンドで実施)ができる ボリュームの複製ができる ようになり、柔軟なバックアップ運用ができる ス) をHADの画面上で選んで実行する だけで自動化を実現できる製品です。必 OpenStackとの連携例 要容量やバックアップ先の指定など最 小限の要件を入力するとストレージ内 の負荷状況を考慮し、最適なボリューム Controlノード Computeノード ポータル サーバ(Nova Compute) 稼働VMを高速に複製 サーバ 管理者 ブロックストレージ (Cinder) を自動でサーバに割り当て、VMware ® やOracleなどのアプリケーションとの接続 VM1 日立ストレージ プラグイン 設定なども自動で実行します。HADの導 ・ ・ ・ LU3 ・ ・ ・ ③アタッチ プ環 境の構 築 にか かる操 作 数を約 LU1 90%削減 ※3できます。 VM3 KVM ストレージ操作指示 入により、例えばストレージ間のバックアッ VM2 LU2 ①スナップ ショット 作成 HADの画面でサービスを選択する ことにより作業を自動実行できるほか、 LU1 運用管理におけるナレッジを共有・蓄積 システムディスクの テンプレートとして利用 できるため、人為的ミスをなくし属人化の 解消にも役立ちます。 ※3 日立内環境にてHAD導入前と比較・検証 ②スナップショットからの ボリューム作成 VM:Virtual Machine KVM:Kernel-based Virtual Machine LU:Logical Unit 図2 スナップショット機能 お問い合わせ先 (株) 日立製作所 ITプロダクツ統括本部 http://www.hitachi.co.jp/products/it/storage-solutions/inquiry/ ■ 情報提供サイト http://www.hitachi.co.jp/storage/ はいたっく 2016.11 All Rights Reserved,Copyright ©2016,Hitachi,Ltd. 6
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