こども審議会からの評価・意見と市の考え方

豊中市子育ち・子育て支援行動計画「こどもすこやか育みプラン・とよなか」
平成 27 年度(2015 年度)事業実施報告書に対する
こども審議会からの評価・意見と市の考え方
Ⅳ.重点施策の事業実施状況(5~19 ページ)
【重点施策 1
子どもの社会参加の促進】(5~10 ページ)
審議会委員からの意見
○子どもの社会参加事業について
ライフデザイン支援事業を含む子どもの社会参加事業では、外国にルーツ
を持つ子どもや障害のある子どもの意見を取り入れ、情報が届くような工夫
をするべきである。
市の考え方
○様々な事業実施機関への働きかけを実施
様々な事業において、外国にルーツを持つ子どもや障害のある子ども等に
も確実に情報を届ける工夫をすることで、意見を取り入れられるよう留意し、
関係機関への働きかけをしっかり行っていきます。
【重点施策 2
子どもの相談窓口体制の整備】(11~14 ページ)
審議会委員からの意見
○コミュニティソーシャルワーカー(CSW)・スクールソーシャルワーカー(SSW)につ
いて
社会生活を円滑に営む上での困難を有する子どもや家庭が増えていること
から、CSW と SSW とが共に話をする場を設けるなど両者の連携を進めてほ
しい。また、SSW の配置については、学校教員が子どもや家庭からの相談に
すぐに応えられるよう、現在の月数回や時間単位での配置ではなく、さらに
充実させてほしい。
市の考え方
○関係機関の連携を推進
子どもを取り巻く環境が複雑多様化すると共に子どもの抱える課題が学校
だけの問題ではなく、生活課題も含めての課題解決に向けて取り組んでいか
なければならない必要性を踏まえて、CSW・SSW 及び関係部局で総合的・
包括的に子どもの課題解決に取り組むため、関係機関向けの「こどもの相談支
援ガイド」を作成するなど、連携を進めているところです。SSW については、
配置増へのニーズが高く、専門職の見立てを学校教育の中で活用していきた
いことから、今後も継続して進めていきます。
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【重点施策3 社会生活を円滑に営む上での困難を有する子ども(家庭)への支援】
(15~19 ページ)
審議会委員からの意見
○「こんにちは赤ちゃん事業」について
「こんにちは赤ちゃん事業」の面談率が若干下降傾向となっている。面談
できなかった方については、子育て支援センターや保健センター等が連携し
て状況の把握を行っているとのことだが、面談に至らなかった原因を把握し、
相談できる体制を充実させてほしい。
市の考え方
○子育て支援センターと保健センターとが連携して対応
家庭への訪問の前に訪問予定月を葉書でお知らせしていますが、長期間不
在等の理由で会えないケースがあります。このような方に対しては、子育て支
援センターと保健センターとが連携し、4 か月児健診で面談を行っており、
健診未受診児についても全数把握するシステムができております。面談がで
きない事例としては、親が外国籍で日本に住んでいないなどが若干あるもの
の面談率はほぼ 100%となっております。また、市では中部保健センターに
「妊娠・出産・子育て相談窓口」を設け、保健師・助産師・看護師・歯科衛生
士・栄養士等が相談に応じています。
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