Morningstar Equity Research Report 2016.10.24 特許とノウハウでプラントを効率解体 投資判断(10/21) ベステラ(1433・マザーズ) 株価 投資単位 3,660円 時価総額 昨年来高値 100.8億円 100株 (10/21) 新規 Overweight 昨年来安値 4,860円 (10/21) PER (予) 2,177円 (16/5/16) 31.9倍 (16/2/12) (10/21) 工事引き合いは目白押し ■17年1月期2Qは計画線で順調に推移 17 年 1 月期 2Q 累計の非連結業績は、売上高 19 億 600 万円(前年同期比 2.0%増) 、営業利益 2 億 3,100 万 円(同 13.3%減)と増収減益。受注工事高は 14 億 300 万円(同 19 億 700 万円減)で、当期末の受注残高は 28 億 9,400 万円(前年同期末比 2 億 2,400 万円減)に減少 した。一見して受注高の減少が目を引くが、これは前年 同期に高炉の解体に絡んで 22 億 2,000 万円もの長期大 型案件を獲得し、受注高が 33 億 1,000 万円に膨らんで いた反動。それを除いた場合、通常の 2 Q累計に比べそ ん色のない金額になっている。また、営業利益は減益だ ったが、これも人材採用、広告宣伝、3 D計測事業の設 備投資等、先行投資により販管費が前年同期比 4,900 万 円増加したことによるもの。それでも 2 Q累計の営業利 益率は 12.1%と通期予想の 10.3%を上回っており、利 益は計画線よりやや上ブレて推移した。 ■中期経営計画の達成に手応え 17 年 1 月期の非連結業績予想は売上高 47 億円(前期 比 22.2%増) 、営業利益 4 億 8,500 万円(同 8.4%増) 。 2 Q累計は長期大型案件を消化する中、先行投資による 販管費増で増収減益となったが、高水準の受注残高を抱 えていることや、例年 4 Qが最大の繁忙期であることか ら、通期見通しは達成の公算が大きい。というより業務 の性質上、引き合いが受注に変わるタイミングが非常に 読みづらいため業績予想は受注に基づいて保守的に組み 立てる傾向にあり、増額の余地が残されていそう。自ら ボトルネックと認める施工管理職の補充についても前期 末の総数 26 名に対し、今 2 Q末同 30 名と、今期末計画 の同 33 名に向け順調に進ちょく。足もとでは、長期的 に数千億円市場とされるコークス炉(原料炭からコーク スを乾留生成するための炉)の更新工事に絡んだ受注を 獲得し始めている他、製鉄関連中心から電力、石油・石 3,500円~ 4,700円 想定株価レンジ (円) 6,000 5,950 5,000 26週線 4,000 3,000 13週線 2,177 2,000 (千株) 10,000 出来高 5,000 13週平均線 (月) 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 10 13週移動平均線 26週移動平均線 出来高 (13週平均) 3,318円 3,486円 102,462株 油化学関連へと受注実績は広がりを見せており、案件の 大型化、元請けの増加などと合わせ展開力は強まってい る。中期経営計画で掲げる 19 年 1 月期の売上高 70 億円 (前期実績比 82.0%増) 、営業利益 6 億 5,000 万円(同 45.3%増)は超過達成の可能性が高く、単なる通過点 となりそうだ。 株価は今年 7 月以降、概ね 3,100 ~ 3,500 円のボッ クス圏で推移していたが、10 月 3 日に 60,000 株の立会 外分売の実施を発表し、東証 1 部への市場変更を目指す としたことで思惑が浮上。同 13 日には 3,785 円まで上 昇し、ボックス離脱をうかがい始めている。18 年 1 月 期の予想 EPS135 円に基づく PER は 27 倍で割安とはい えないが、潜在需要の大きさによる成長期待を考える と、価格帯別出来高が圧倒的に多い 4,700 ~ 4,800 円 近辺までの戻りは望めそう。想定株価レンジ 3,500 ~ 4,700 円で、投資判断は新規「Overweight」とする。 (真鍋 浩幸) 業績動向(10/21時点) 売上高 (百万円) 前年比 (%) 営業利益 (百万円) 前年比 (%) 経常利益 (百万円) 前年比 (%) 純利益 (百万円) 前年比 (%) EPS (円) 15 年 1 月期 実績 3,060 - 384 - 388 - 219 - 109.4 16 年 1 月期 実績 3,846 25.7 447 16.2 464 19.4 292 33.0 128.5 17 年 1 月期 18 年 1 月期 会社予想 4,700 22.2 485 8.4 488 5.1 313 7.0 114.2 MS 予想 4,800 24.8 510 14.1 510 9.9 327 12.0 119.3 MS 予想 5,800 20.8 600 17.6 600 17.6 370 13.1 135.0 ※14年1月期が9カ月の変則決算だったため、 15年1月期の対前期増減率は記載せず ※15年5月12日付で普通株式1株につき4株の、 16年2月1日付で同1株につき2株の株式分割を実施 ※15年1月期および16年1月期のEPSは上記株式分割が期初に行われたと仮定した算定 (当期純利益÷期中平均株式数) 本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見 は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。 (1/3) Morningstar Equity Research Report 2016.10.24 ベステラ(1433・マザーズ) ■ 会社概要 リンゴ皮むき工法による解体例 製鉄、電力、ガス、石油業界などのプラント解体工事 を展開。工法の提案、設計、施工から安全、資金面の管 理、行政対応などエンジニアリング全般を担い、施工は 専門の協力会社に外注している。プラントを有する大手 企業が施主で、設備工事会社や大手ゼネコンが工事を元 請けして同社は一次下請け、二次下請けとなるケースが 多い。13 年 1 月にはトータルマネジメント強化のため、 建設技能労働者の慢性的な人手不足に対応して人材サー ビスを開始。15 年 1 月には事前調査の強化策として 3D (三次元)- CAD ソフトを活用した 3D 計測サービスを 開始している。球形貯槽タンクの解体で外郭天井部の中 心から渦巻き状に切断していく「リンゴ皮むき工法」な ど、独自の特許工法を多数開発し、アスベストやダイオ キシン、PCB(ポリ塩化ビフェニル)など有害物質除去 に関する豊富なノウハウを保有。コストや工期、安全性 はもちろん、スクラップなどの再利用・再資源化や環境 対策への配慮もぬかりはない。 出所:会社資料 社会資本ストックの推移(設備把握、解体、更新需要の増加) 高度経済成長期より積上げられた社会資本ストック※は約230兆円あり、老朽 化等により解体、更新の必要性が高まっています。 ■ 事業環境と展望 プラントも同様に物理的な老朽化に加え、経済的陳腐化等により、解体、更新が増加します 会社側の試算によると、同社が対象とする分野で、高 度経済成長期より積み上げられたプラント設備の市場規 模は、電力が 13.6 兆円、製鉄が 1.7 兆円、石油・石油 化学が 28.5 兆円と膨大。これらが老朽化等により順次、 解体、更新期を迎える。加えて「エネルギー供給構造高 度化法」の施行に見られるように、国の主導で余剰プラ ントの再編を促す動きがあり、一方で電力業界では PCB を含有したトランスの解体に関し、民間業者への処理の 委託が可能となるなど、追い風が吹く。また、将来的 な展開力増強に向け取り組んでいる 3 D計測事業も要注 目。これは 3D レーザースキャナーによって対象物を高 速にスキャンしてデジタル化するサービス。取得したデ ジタルデータは「点群データ」と呼ばれ、パソコンで処 理すれば、まるでその場にいる感覚で形状確認、採寸が でき、施工改修、設備管理、3D CAD 化など様々な用途 に活用が可能。データさえ送れば遠隔地から現場の確認 ができるため、時間の制約や危険・過酷な環境の制約か らも逃れることができる。原子力発電所においては 3D データの取得が再稼働の要件となっているが、同社では 自律作動ロボットによる原発の解体も視野に研究開発を 進めており、さらなる優位性の高まりが期待されるとこ ろ。3D データの販売先は解体工事における有力な見込 み客ともいえ、今後の推移は押さえておきたい。 更新費は今後50年で190兆円かかり、内約30兆円は更新ができないと推測されています 戦略的アセットマネジメントが重要となり、設備の全体把握が必要となります (兆円) 社会資本ストックの推移 社会資本ストック社会インフラの現在価値 ※ 出展:国土交通省 供用年数に応じた減価を行った残存価値 (純資本ストックにより算出) 平成26年度「社会資本ストックの推移」 出所:会社資料 リスク要因 プラント解体事業は建設業法のほか、建設リサイク ル法、産業廃棄物処理法、労働安全衛生法、土壌汚染 対策法、消防法、道路交通法等のさまざまな法的規制 を受けていることから、これらの法規制に抵触する等 の問題が発生した場合、また、これら法規制の改正に より不測の事態が生じた場合は業績に影響を及ぼす可 能性がある。経済情勢の急激な悪化も顧客企業の設備 投資計画の見直しにつながる可能性を高めリスク。 株主還元(10/21時点) ■ 配当の状況 ■ 株主優待 1株当たり配当金 中間期末 期末 毎年 1 月 31 日現在、100 株以上保有の株主を対象。 100 株以上 クオカード 2,000 円分 年間 15年1月期 実績 0円 0円 0円 16年1月期 実績 0円 90円 90円 17年1月期 会社予想 10円 30円 40円 ※16年2月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を実施。 16年1月期は分割前の金額を記載。 本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見 は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。 (2/3) Morningstar Equity Research Report 2016.10.24 ベステラ(1433・マザーズ) 競合他社比較(赤太字は競合他社に比べ優位な数値)(10/21時点) ベステラ (1433・マザーズ) 株価 基本事項 投資単位 最低投資金額 決算月 株価指標 収益性 3,660円 878円 783円 100株 100株 100株 366,000円 87,800円 78,300円 1月 3月 3月 31.9倍 18.2倍 PBR (実) 4.9倍 配当利回り (予) 1.1% 11.5倍 0.8倍 2.3% 12.0% 21.8% 46.5% 7.0% 22.2% 営業利益成長率 (予) 8.5% 1.7倍 0.0% EPS成長率 (予) ▲10.8% 40.9% 10.0% 9.6% 5.1% 7.2% 4.3% 4.7% デット・エクイティ・レシオ (実) 10.3% 18.4% 16.3% 63.6% 4.9% 43.2% 売上高営業利益率 (予) 流動比率 (実) 271.8% 自己資本当期純利益率 (実) 総資産経常利益率 (実) 自己資本比率 (実) 財務安定性 エンバイオ・ホールディングス (6092・マザーズ) PER (予) 売上高成長率 (予) 成長性 タケエイ (2151・東1) 50.4% 36.5% 75.2% 150.6% 196.4% 296.0% 競合企業は、建設廃棄物処理・リサイクルのタケエイ( 2151)、土壌汚染対策事業を展開するエンバイオ・ホールディングス( 6092)を選定した。 ■ 成長性 ■ 収益性 ■ 財務安定性 同社を象徴するのが「リンゴ皮 むき工法」で、大型の球形ガス貯 槽タンクでは圧倒的な優位性を誇 る。ただ、同工法による売上高は 全体の概ね 5%。また、17 年 1 月 期 2Q 段階で特許取得済みの 14 の 工法のうち、売上に貢献している のは現在、同工法のみ。これは他 の工法において、まだ施主におけ る認知が進んでいないためだ。し かし、受注が製鉄中心から電力、 石油・石油化学へと広がりを見せ 始める中、実績を積み重ねていく ことにより、他の工法の優位性へ の理解は深まっていきそう。2Q 累 計では大型の PCB 対策工事につい て初めて直接、電力会社から受注 を得たが、このように元請けとし て機能するケースが増えれば、自 ずと独自の工法への評価は高まっ ていこう。現状の売上案件に占め る特許工法の比率の低さは、逆に 中長期的な伸び代の大きさを示し ているともいえ、施工管理職の補 充が進む限りにおいて高成長が期 待されよう。 17 年 1 月期の予想営業利益率は 10.3%だが、工事別に、 「リンゴ皮 むき工法」によるガスタンク解体 工事や、PCB 対策のトランス解体 工事は相対的に高い営業利益率を 確保している様子。火力発電所の 老朽化が問題となっている電力向 けには PCB 対策工事を突破口とし て深掘りが進みそうな状況にあり、 会社側も煙突解体やボイラ解体な ど特許工法による工事を並行して 売り込んでいく構え。特許工法の 認知が進めば、工事の効率化、元 請けの増加などにより、利益率は 更なる上昇が見込まれる。 16 年 1 月 期 の 自 己 資 本 比 率 は 63.6 % で 15 年 1 月 期 の 45.3 % か ら 大 き く 上 昇 し た。15 年 9 月 の IPO(新規上場)による資本の充実 もあるが、好調な業績推移を映し、 利益剰余金の増加が自己資本を押 し上げている。1 億円の社債しか ないためデット・エクイティ・レ シオは 4.9%の低水準。流動比率は 270%超と、財務面に不安はない。 モーニングスター株式会社 プロダクト開発本部 株式分析部 アナリスト 真鍋 浩幸 03-6229-0810 [email protected] 本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見 は作成日における判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではあ りません。著作権、知的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。 (3/3) モーニングスター・エクイティ・リサーチレポートの読み方 特 徴 Overweight (オーバーウエート) 今後、半年間の株価推移が現値水準を 15%以上上回ると 予測される場合 Neutral (ニュートラル) 今後、半年間の株価推移が現値水準の- 15%~+ 15%に とどまると予測される場合 Underweight(アンダーウエート) 今後、半年間の株価推移が現値水準を 15%以上下回ると 予測される場合 (1)第三者機関として中立的な立場を重視 モーニングスター・エクイティ・リサーチレポートは、 モーニングスターが位置する中立的な第三者としての立場 を重要視し、客観的な比較・評価情報の提供に努めていま す。モーニングスターがカバーする全銘柄に対し、アナリ スト個人の見解に加え、複数のアナリストから成る銘柄評 価委員会の意見を反映し、投資判断・想定株価レンジ・業 績予想を決定しています。 (2)カバー銘柄のユニバース カバー銘柄は下記対象銘柄から銘柄評価委員会が選出し ています。 【銘柄選定基準】 ●アナリストのカバー率が低い国内新興市場上場銘柄 ●個 人投資家からの人気が高い銘柄(各オンライン証券 のデータを参考) ●時価総額を考慮(50 億円程度以上を目安) ●整理、監理銘柄や継続疑義、債務超過銘柄を除く (3)3 段階の投資判断 カバー銘柄に対する投資判断は、モーニングスターの各 アナリストによる調査・取材・分析を基に銘柄評価委員会 の協議を経て決定しています。下記の基準を基に 3 段階(最 上位から「Overweight 」 (オーバーウエート) 、 「Neutral」 (ニュートラル) 、 「Underweight」 (アンダーウエート) ) で予測しています。 モーニングスターでは業績見通しや財務状況、株価の値 動きなどに関する見解の変更により、機動的に投資判断を 変更します。ただし、影響力のある、新しい情報が明らか となり、判断に時間を要する場合には投資判断を「Under Review」 (保留)とする場合があります。また、取引時間 中の投資判断の変更は行いません。アナリストが退職した 場合などは投資判断をいったん「Suspension」 (停止)と する可能性があります。 (4)中期的な想定株価レンジ 向こう半年間で想定される株価のレンジを示します。株 価指標などを用いた適正株価水準のほか、チャートのフシ 目や直近の高値・安値、トレンドライン、移動平均線など テクニカル面や価格帯別出来高なども考慮して、中期的な 上値メド、下値メドを決定しています。 項目説明 ■ アナリストコメント 直近の業績動向や事業環境につい て、取材に基づいた評価をコメント しています。投資判断の根拠や業績 予想に対する見方、今後の事業展望 などを記載し、株式投資をするうえ で最も重要な情報を掲載していま す。 また、 読みやすさを考慮してテー マごとに 2 ~ 4 つのパラグラフに まとめているほか、重要なポイント を太字で強調しております。 ■ 業績動向 通期決算の実績 2 期分と会社予 想、およびモーニングスターの独自 予想を今期、来期の 2 期分掲載し ております。 各銘柄への取材に加え、 四半期毎での過去の業績傾向やセグ メント毎での分析に基づいて業績数 値を予測しています。 ■ 会社概要 各銘柄がどのようなビジネスを展 開しているのか、どこに収益源があ るのかなどを詳しく解説するほか、 今後どの事業に力を入れていくの か、中期的にはどのような事業展開 を図っていくのかなどの中期的な見 通しも取材を踏まえて掲載します。 ■ 事業環境と展望 各銘柄が属する業界について、足 元の状況や将来の成長性などの観点 から解説します。競合他社への取材 も実施することで業界全体を多方面 から捉えるほか、業界団体のデータ など具体的な数値も掲載します。 ■ リスク要因 各銘柄が有するリスクを解説しま す。事業面でのリスクに加え、業績 面や財務面、株式市場独自のリスク なども考慮して様々な角度から見た リスクを示します。 ■ 成長性 今期会社計画の売上高成長率、営 業利益成長率、EPS 成長率を競合他 社と比較するほか、過去の経緯や主 力事業の成長力などを評価します。 ■ 収益性 今期会社計画の売上高営業利益率 と前期実績の自己資本当期純利益 率、総資産経常利益率を競合他社と 比較するほか、過去からの収益性の 変動などを評価します。 ■ 財務安定性 前期実績の自己資本比率、 デット・ エクイティ・レシオ(=有利子負債 / 自己資本× 100)、流動比率(=流 動資産 / 流動負債× 100)を競合他 社と比較するほか、現預金やキャッ シュフローなどの観点から財務安定 性を評価します。 本資料は投資判断の参考としての情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。銘柄の選択、投資判断の最終決定はお客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。本資料に掲載された意見は作成日に おける判断であり、予告なしに変更される場合があります。本資料に掲載された意見・データは、当社が信頼できると判断したデータ等により作成いたしましたが、その正確性、安全性等について保障するものではありません。著作権、知 的所有権等一切の権利はモーニングスター株式会社並びに Morningstar.Inc に帰属しますので、許可なく複製、転写、引用等を行うことを禁じます。
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