優良県営建設工事表彰審査基準 1 要領第6第1項の優良県営建設工事表彰の審査基準 1-1 他の模範となる事項についての審査 (ア) 実施要領第6第1項に基づく「他の模範となる事項」について、審査会委員5人による評価点に調 整点数を加えた 35 点を本審査における点数とする。 (イ) 「他の模範となる事項」 の具体的な審査の視点及び評価方法は、 別表1及び別表2のとおりとする。 (ウ) 「他の模範となる事項」のうち、 「1環境への配慮」又は「2地域への配慮」が工事内容等により 審査の視点に該当しないと優良県営建設工事表彰審査会(以下「審査会」という。 )が認めた場合は、 別表3により補正を加えたうえで評価する。 1-2 表彰候補選定 (ア) 工事成績評定点、 公所長推薦工事評定点及び他の模範となる事項の点数を合計した総合点数を考慮 の上、表彰候補となる県営建設工事を選定する。 (イ) 選定にあたっては、過去に受賞経験のある請負業者についても受賞の対象とする。 (ウ) 審査については、 実施要領に定める発注公所の長から提出された推薦調書により行うことを基本と し、審査会委員から特定の工事について現地調査を求められた場合は、当該工事について現地調査を 行うものとする。 (エ) 公所長推薦工事評定点は、3点とする。 2 要領第6第2項の優良下請負企業表彰の審査基準 2-1 工事に貢献した内容についての審査 (ア) 「工事に貢献した内容」についての審査は、当該工事の発注公所の長が(イ)により行う。 (イ) 「工事に貢献した内容」の具体的な評価方法は、別表4のとおりとする。 (ウ) (イ)の各評価項目のうち、工事内容等により審査の視点に該当しないと審査会が認めた場合は、別 表5により補正を加えた上で評価する。 2-2 表彰候補選定 (ア) 2-1の点数を考慮の上、表彰候補となる下請負企業を選定する。 (イ) 複数の下請負企業の点数が同点となった場合は、 元請負工事の工事成績評定点が高い下請負工事を 優先的に表彰候補とすることを基本とする。 (別表1) 他の模範となる事項の具体的審査内容 模範的事項 具体的な審査の視点 ア、環境負荷低減 イ、騒音、振動、水質汚染等への配慮 ウ、現場周辺に対する景観の配慮 エ、ア~ウ以外の配慮事項 ア、工事内容等に係る周辺地域への配慮 イ、現場周辺の清掃、除雪等 ウ、地域生活に密着した、ボランティア活動への参加 エ、ア~ウ以外の配慮事項 ア、施工及び施工管理 イ、品質 ウ、安全衛生 エ、ア~ウ以外の創意工夫事項 1~3以外に特に認められる事項 (工事全体を通じた取組のバランス、難易度、達成度、先 進性等) 1 環境への配慮 2 地域への配慮 3 創意工夫 4 その他 (別表2) 他の模範となる事項の評価方法 (採点の目安) 1環境への配慮 2地域への配慮 3創意工夫 10点 0点 1~3の評価事項以外に他の模範となるものがあり、評価 できる場合(5点を限度) 。 4その他 評価点 5点 ア~エのすべての評価事項 ア~エのうち2つの評価事項 ア~エのすべての評価事項 について、他の模範となる について十分に評価でき、 について、他の模範となる ものと十分に評価できる。 1つの評価事項についてや ものと評価できない。 や評価できるとした場合。 (満点35点/1人)×5人=175点 Ⅰ 「1 環境への配慮」、「2 地域への配慮」、「3 創意工夫」の評価方法 *具体的な審査の視点における配点を次のとおりとする。 ・具体的な審査の視点の「ア」の内容: (2点) ・具体的な審査の視点の「イ」の内容: (2点) ・具体的な審査の視点の「ウ」の内容: (2点) ・具体的な審査の視点の「エ」の内容: (2点×2項目まで) *各内容における評価の目安を次のとおりとする。 ■十分に評価できる …2点 ■やや評価できる …1点 ■評価できない …0点 *採点は、0~10点までの整数により採点する。 Ⅱ 「4 その他」の評価方法 *工事全体を通じた取組のバランス、難易度、達成度、先進性等を総合的に勘案。 *採点は、0~5点までの整数により採点する。 (別表3) 他の模範となる事項が該当しない場合の評価方法 模範的事項 1環境への配慮 2地域への配慮 補正と評価点 該当しない場合の評価方法 工事内容や施工場所等により、左記の模範的事項1又は2の具体的な審 査の視点ア、イ、ウのいずれかが該当しない場合は、推薦調書にその具 体的な理由を記載する。 審査会において、具体的な審査の視点が該当しないと認める場合は、調 整点数を加える。調整点数は、当該具体的な審査の視点について、全て の審査会委員が1点を配点したものとみなした点数とする。 (別表4) 優良下請負企業表彰の審査における、 「工事に貢献した内容」の評価方法 「工事に貢献した内容」の評価方法 各評価項目の推薦理由について、次のとおり配点する。 ・ 下請負企業の功績が顕著である …2点 ・ 下請負企業の功績がある程度認められる …1点 ・ 下請負企業の功績は評価できない …0点 *0~2点までの整数により採点する。 (別表5) 優良下請負企業表彰の審査において、該当しない評価項目がある場合の評価方法 該当しない評価項目がある場合の評価方法 評価対象となった評点×10÷(10-該当しない評価項目の数) ただし、該当しない評価項目の数が3を超える場合は、該当しない評価項目の数を3とみな して評価するものとする。
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