日本語パートナーズ派遣事業 体験報告(言語文化学部 S さん) 外大生の皆さんこんにちは。私は「日本語パートナーズ ミャンマー一期」として、ミャンマーで 10 ヵ月間、パートナーズ の活動をしてきました。ここでは、日本語パートナーズの活動内容と、 「パートナーズに参加する 2 つのメリット」について、 書きたいと思います。 日本語パートナーズの活動は、大きく分けると①日本語の授業アシスタントと、②日本文化紹介の2つになります。 「日本語の授業アシスタント」では、現地の先生と一緒に授業に入り、発音練習のお手伝い、日本の流行の歌の紹介、学生 が書いた作文の添削といった、現地の先生のサポート活動をします。日本の英語の授業 にいる「ALT」を思い浮かべて頂ければイメージしやすいと思います。専門的な日本語 の知識は必要ないので、現場で困ることはありませんよ!授業外でも、学生とお喋りし たり、一緒にご飯を食べたり、とても楽しいです。 「日本文化紹介」では、現地の学校内外で催されるイベント等で、日本の文化紹介を行 います。 基本的には、 自分の知っている日本文化(折り紙、 日本の伝統的な遊び、 歌 etc..) を紹介すれば大丈夫なのですが、自分の趣味や特技を生かした文化紹介を行う事も出来 ます。私の場合ですと、小さい頃から和太鼓を習っていたこともあり、ミャンマーで開 催された「Japan Festival」では和太鼓演奏をしました。ミャンマーの方々に、広く和 太鼓演奏を知って頂けて、とても嬉しかったです。 (余談ですが、こういった体験が就職活動で活きて、面接で話すネタには困りませんで した。 ) 次に、外大生が「日本語パートナーズ」に参加する事の美味しいメリットを、2 つ挙げたいと思います。 1 つは、 「海外渡航費その他、自己負担一切掛からない!」ということです。 パートナーズには、現地での活動に必要な「滞在費」や、海外渡航に際しての「準備費」等、十分な金銭的援助を頂けるの で、お金の心配は一切要りません。更に、 「現地語研修手当て」もあり、現地で実質無料で(!)現地語を勉強する事も出来ま す。これは外大生にとって嬉しい特典ですね。 2 つ目は、 「どっぷりと現地の生活に浸かる事が出来る!」ということです。留学やインターンシップですと、どうしても、 日本人同士で行動する場面が多くなってしまいがちです。日本語パートナーズとして行けば、基本的に現地では日本人は自 分ただ一人、という環境に身を置きますので、現地人コミュニティーにどっぷりと浸かる事が出来ます。 「留学に行って、結 局語学力が向上しなかったらどうしよう…」と悩む必要、一切なし。否が応でも上達しますし、普通の留学では知り得ない ような現地の人々の慣習、独特の表現等を学ぶことが出来ますよ。 この様に、パートナーズとして海外に行けば、外大生にとって魅力的なメリットが沢山あります。私自身は、ショートビジ ットとしてや、バックパッカーとして海外に行った体験よりも、この日本語パートナーズとして行った海外体験の方が、よ り色濃く、私の思い出として胸に刻まれています。一年休学してパートナーズに参加して、本当に良かったと心から思って います。 ただ海外に勉強しに行くだけでは、何だか物足りない…。留学したいけ ど、お金が追い付かない…。そんな事を思っているアナタ。是非、 「日 本語パートナーズ」に挑戦してみて下さい。アナタにとって、かけがえ のない体験となるでしょう。
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