三鷹市違法駐車対策事業美術館周辺指導員等業務仕様書 (目的) 1 この業務は、三鷹市(以下「委託者」という。)が三鷹市違法駐車の防止に 関する条例(平成5年三鷹市条例 16 号。 以下「条例」という。)に基づく違 法駐車防止に関する措置を実施する業務並びに三鷹市立アニメーション美術 館(以下「美術館」という。)の来館者の整理及び誘導を受託者に委託し、美 術館の来館者や周辺住民等の安全と安心を図ることを目的とする。 (業務実施場所等) 2 受託者は、次に掲げる場所及び日時に必要人数の交通対策要員を配置して, 業務を実施するものとする。 (1) 実施場所 三鷹市立アニメーション美術館周辺の違法駐車防止重点地域(以下「重 点地域」という。)、三鷹駅南口周辺地域その他委託者が指定する場所(添 付資料を参照) (2) 配置人数(予定) 交通対策要員:延べ人数 1,232 人(4人/日×298 日、市民デ―増員分 10 人、繁忙期対応 30 人) おおむね1日当たり4人とするが、来館状況により変更できるものとす る。 (3) 実施日 平成 29 年4月1日から平成 30 年3月 31 日までの毎日。ただし、美術 館の休館日は除く。 (休館日については原則毎週火曜日。ただしこのほかに年末年始・特別休 館日あり) (4) 交通対策要員の配置時間 原則として午前9時 30 分から午後6時 30 分までとする。 (美術館の開館時間は、午前 10 時から午後6時まで) なお、休憩時間については、労働基準法(昭和 22 年法律第 49 号)の定 めるところによる。 (業務内容) 3 交通対策要員は、次に揚げる業務を行うものとする。 (1) 重点地域における違法駐車の防止に関する啓発及び指導に関すること。 ア 美術館周辺駐車場の案内 イ 三鷹駅から美術館周辺までの巡回 (2) 美術館周辺の来館者整理及び誘導に関すること。 ア バス乗降者への案内及び事故防止啓発活動 イ 外国人来館者への案内及び対応 ウ 一般歩行者及び自転車等の利用者への事故防止啓発活動 エ 自転車来館者への駐輪場案内業務 オ バス運転者等への駐車場の紹介及び案内 (3) 交通対策本部詰所の保守管理に関すること。 (交通対策本部は、委託者が 用意した場所とする。) ア 交通対策本部の保守管理 イ 交通対策本部周辺の保守管理(自転車駐輪スペース等) (4) 三鷹駅南口美術館行きバスベイの保守管理及び美術館行きバス発車時 の安全確認に関すること (5) 美術館に関する問い合わせの調整・指示等に関すること。 ア 駅前から美術館周辺までの交通対策要員への指示及び調整 イ 都市交通係担当者(以下「担当者」という。)との連絡・調整 ウ 旅行事業者等への駐車場の紹介・案内等の情報提供及び指導 (6) 上記(1)~(5)に関する内容の問い合わせ及び苦情処理に関すること。 (7) 警察署等関係機関との連絡及び協議に関すること。 (8) 違法駐車等の状況調査及び関係資料の作成に関すること。 (9) 業務に係る消耗品及び備品等の配備及び修繕に関すること。 業務の遂行に必要とする消耗品及び備品等について、受託者において配備 するほか、修繕を必要とする際にはすみやかに対応し、業務に支障のない ように努めるものとする。 (委託者への報告等) 4 受託者は、次の要領で担当者への報告等を行う。 受託者は、その都度委託者に対して、次に掲げる報告をするものとする。 (1) 業務日誌(毎日。交通対策要員の人数及び有資格者の人数を含む。) (2) 業務上でのトラブルが発生した場合における処理経過及びその内容 (3) その他担当者が必要と認める報告書類を調整し、担当者に提出するも のとする。 (配置条件) 5 受託者は、次に掲げる条件で交通対策要員を配置しなければならない。 (1) 東京都公安委員会が指定する路線において警備業務を行う場合には、警 備業法(昭和 47 年法律第 117 号)に基づいて、交通対策要員の中に交通 誘導警備の検定合格証の交付を受けた者(警備員指導教育責任者資格者を 含む。以下「有資格者」という。)を規定に従って配置することとする。前 記によらず、常に最低1人以上の有資格者が、業務実施中の交通対策要員 に含まれていることに努めるものとする。 (2) 責任者として、次に掲げる要件に該当する者を配置すること。 ア 交通誘導警備の経験が2年以上ある者 イ 市民接遇能力の優れた者 ウ 当該業務及び同等の業務における経験を有する者 (3) 副責任者として、次に掲げる要件に該当する者を配置すること。 ア 交通誘導警備の経験が1年以上ある者 イ 市民接遇能力の優れた者 ウ 当該業務及び同等の業務における経験を有する者 (4) 責任者及び副責任者以外の交通対策要員として、次に掲げる要件に該当 する者を配置すること。 ア イ 交通誘導警備の経験が半年以上ある者を2人以上配置すること。 当該業務及び同等の業務における経験を有する者を2人以上配置する こと。 (制服等) 6 業務に従事する交通対策要員の制服、帽子、手袋等身につけるものは、受 託者の負担とし、統一された清潔なものとする。また、市民等から市の委託 事業者であることが判別できるよう名札、腕章等により表示すること。 (注意事項) 7 交通対策要員は次の点に注意し、業務を行うこと。 (1) 身分証明書又は名札を常に携帯し、交通対策要員としての品位を保持す る。 (2) 強制や高圧的と受け取られる態度を避け、運転者及び来館者に適切な対 応をする。 (3) 苦情に対しては、条例の主旨をよく説明し、協力をお願いする。 (4) 交通対策要員に対する事前教育を実施する。 (5) 本業務開始時刻には、交通対策要員の配置が完了するように手配する。 (遵守法令) 8 受託者は、条例のほか、道路交通法(昭和 35 年法律第 105 号)を遵守しな ければならない。 (損害賠償責任) 9 業務実施中に受託者の過失による事故が発生した場合は、受託者は、直ち に担当者及び警察署に事故の経過を報告するとともに、適切な事後処理を行 うものとする。 また、その損害の補償を受託者の責任において行うものとする。 (契約期間) 10 契約期間は、平成 29 年4月1日から平成 30 年3月 31 日までとする。 (支払方法) 11 支払方法は単価契約とし、月額払いで支払うものとする。 (特記事項) 12 本仕様書に定めのない事項又は疑義が生じた場合は、委託者と受託者は、 その都度協議のうえ決定し、相互に緊密な連絡をとりあい、連携するものと する。 (三鷹市環境方針に基づく環境配慮について) 13 三鷹市は「ISO14001」に基づいた環境マネジメントシステムを構築し、 市が行う事業における環境配慮及び環境保全に関する行動を適切に実行して いる。 この取組みは、請負者の協力が不可欠であり、業務の遂行に当たって、三 鷹市環境方針(http://www.city.mitaka.tokyo.jp/c_service/025/025535.html) の趣旨を理解し、関係法令を尊守し、環境配慮及び環境保全に十分に配慮す ること。
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