大 阪 市 道 路 高 架 下 駐 車 場 管理運営業務受託者募集要項 平 成 28 年 10 月 大 阪 市 建 設 局 目 次 1 募集の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P1 2 募集する駐車場の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P1 3 業務期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P1 4 事業者が行う業務 (1)駐車場の管理運営について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P1 (2)現事業者との引き継ぎについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P3 (3)駐車場施設等の新設、改良、更新、維持管理、補修等について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P5 (4)駐車場の利用者への対応について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P7 (5)駐車場の営業日及び営業時間帯について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P7 (6)人材育成・研修の実施について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P7 (7)第三者委託に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P8 (8)個別の駐車場に関する特記事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P8 (9)自動販売機の設置について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P9 (10)駐車場の利用料金について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P9 (11)事業者の収入及び支出について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P10 (12)納付金について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P10 (13)法令等の順守、業務上の制約等について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P11 (14)個人情報保護等の取り扱いについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12 (15)情報公開への対応等について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12 (16)業務上のリスク負担について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12 (17)リスクに応じた保険への加入について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P13 (18)契約書について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P14 (19)その他の留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P14 5 募集の手続き等に関する事項 (1)応募資格に関する事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P14 (2)選定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P15 (3)応募の手続きについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P16 (4)応募書類の提出期間について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P17 (5)応募書類等の内容について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P18 (6)応募にあたっての注意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P22 6 その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P22 7 担当・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P23 【別添】 大阪市道路高架下駐車場管理運営業務受託者募集にかかる様式集 大阪市道路高架下駐車場管理運営業務受託者募集にかかる資料集 1 募集の目的 本件は道路高架下における自動車等駐車場(以下「駐車場」という。 )について、効率的な管 理運営や未契約の月極駐車ますを活用した一時利用への転用、自動二輪車を含む様々な運用及び 利用形態の採用など、利用者ニーズに的確に対応し、利用促進を図ることを目的に、管理運営業 務を受託していただく「事業者」を募集するものです。 2 募集する駐車場の概要 駐車場名称 番号 1 新大阪駅前駐車場 2 日本橋西駐車場 3 日本橋東駐車場 4 堀川筋駐車場 5 堀川筋南第1駐車場 6 堀川筋南第2駐車場 7 堀川筋南第3駐車場 8 豊崎西第2駐車場 ※ 所在地等 別添資料 参照 募集する駐車場は、本市が道路管理者(以下「管理者」という。)から関係法令の規定に 基づく占用許可を受け、もと大阪市道路公社(以下「道路公社」という。)から引き継いだ ものを本募集要項配布開始日現在の事業者(以下「現事業者」という。)に本市が管理運営 を委託した経過があるため、各駐車場における月極駐車場賃貸契約書や利用料金等は、一様 ではありません。 ※ 別添資料における数値類は、現事業者が提出したものであり、今後、管理者が行う維持工 事や駐車場の運営方法の変更などにより変動し得るものであるため、絶対的な数値ではな く、あくまで参考数値であり、事業計画の基礎的数値として本市が保証するものではありま せん。 3 業務期間 平成 29 年4月1日(土)午前0時から平成 32 年3月 31 日(火)午後 12 時まで。 ただし、豊崎西第2駐車場については平成 30 年3月 31 日(日)午後 12 時に閉鎖する予定で すが、閉鎖時期を延長する場合があります。 ※ 事業者が行う駐車場施設、設備機器及び利便施設である自動販売機等(以下「駐車場施設 等」という。 )の新設、改良、更新、修繕及び原状回復に要する手続きや工事については、業 務期間内の前後に集中するのではなく、業務期間内で平準化していただくこととなります。 ただし、管理上で支障が発生する等で、本市が必要と認めた場合はこの限りではありません。 ※ 工事を行うにあたっては、駐車場は運営中の施設であるため、駐車場利用者への影響等を 考慮して設定していただくこととなります。 4 事業者が行う業務 (1)駐車場の管理運営について ① 事業者は、本市が管理者から関係法令の規定に基づく占用許可を受けて高架下に設置す る駐車場の管理運営業務全般を本市から受託していただきます。したがって、事業者は善 1 良な管理者の注意を以て駐車場を管理運営する義務を負います。ただし、善管注意義務の 相手方は本市であって、利用者を名宛人とするものではありません。 ② 駐車場を管理運営するにあたっての道路高架下用地の占用の権限は本市にあり、業務受 託者である事業者は本占用に関して一切の権限を有しません。 ③ 事業者は、利用者のニーズに的確に対応した駐車場運営を行ってください。 ④ 駐車場の運営は、月極及び一時利用(定期利用を含む。 )とし、本市と協議のうえ、未契 約の月極駐車ますを活用して一時利用(定期利用を含む。 )に転用又は一時利用駐車ます(定 期利用を含む。 )を月極利用に転用することや駐車レイアウト、利用可能車種(道路交通法 第2条第1項第9号に規定する自動車をいう。)の変更など運営方法を変更することも可能 ですが、運営方法を変更する場合は、本市との協議及び利用者が混乱を来さないための周 知の期間を確保してください。なお、駐車場使用契約者(以下「月極契約者」という。 )の 駐車ますの移動を伴う場合は、月極契約者及び利用者へ十分な説明を行ったうえで了承を 得てください。 ※ 協議・周知期間については、運営方法の変更内容にもよりますが、最低、協議に1ヶ 月と事業者が必要と想定する周知及び作業期間を確保していただきます。なお、路面掘 削を伴う場合は、さらに埋設物調査に約1ヶ月要すると考えてください。 ⑤ 月極による運営については、事業者の名義により手続きを行っていただきます。新たに 駐車場使用希望者と月極駐車場賃貸契約(以下「月極契約」という。)を締結する場合、契 約の合意内容として、 「大阪市と事業者との間の本件駐車場の管理委託契約終了時に、事業 者の月極契約者に対する使用契約上の権利義務の一切を譲渡した場合、月極契約者は当該 譲渡に同意する」旨の条項を記載してください。月極契約については、本公募における業 務期間の終了時に、次期の事業者に引き継いでいただきます。なお、一時・月極を問わず 駐車場の案内(誘導)看板等に大阪市の名義を記載していただく必要はありません。 ⑥ 事業者は、駐車場内や入出庫時の車両並びに利用者の安全を確保してください。 ⑦ 管理方法は、有人又は無人(機械式を含む。)を問いませんが、有人での管理の場合、原 則、駐車場内への事務所新設は認めません。 ⑧ 無人(機械式を含む。 )の場合は、コールセンター等の連絡体制を構築し、利用者の利便 性の向上や駐車場施設等の安全管理を円滑に行ってください。 ※ 現在、一時利用併設駐車場については、一時利用の 24 時間コールセンターにて受付 を行い、必要に応じて一次対応を現地で行っています。月極のみの駐車場については、 駐車場に 24 時間連絡可能な電話番号を掲示し、必要に応じて一次対応を現地で行って います。 ⑨ 月極を一時利用へ転用するにあたり、駐車場法に基づく届け出を行う必要が生じる場合 は、事業者で届け出を行い、結果を書面にて本市に報告してください。なお、転用に要す る費用は、事業者負担とします。 ⑩ 事業者は、駐車場の不法使用、不正駐車、長期滞留車両の発生等の防止対策を講じてく ださい。なお、業務期間内に駐車場の不法使用、不正駐車、長期滞留車両の発生等が判明 した場合は、速やかに事業者の費用と責任により、車両等の退去通知、処分、撤去等を行 うとともに、経過を書面にて本市に報告してください。これに要する費用は、全て事業者 の負担とし、処分車両等の数を問わず、納付金の減額は行いません。また、業務期間中に 発生した長期滞留車両を本業務が終了するまでに解消できなかった場合は、次期の事業者 2 と調整のうえ、事業者の費用と責任により解消していただきます。 ※ 長期滞留車両の発生見込及び処分等に関する費用については、事業者の実績等から想 定してください。 ⑪ 月極契約に伴う車庫証明の交付に関しては、必要に応じ所轄警察署と協議してください。 また、利用者に対しての発行主体は事業者となります。車庫証明の発行手数料(所轄警察 署への申請経費を含まない。)については、本市と協議のうえ、定めるものとしますが、社 会通念から逸脱しない金額とし、「利用料金収入」に含めるものとします。 ⑫ 事業者は、本市との協議のうえ、管理運営計画書、災害対策計画書及び事故対策計画書 を作成し、契約後、業務期間開始までに提出してください。なお、当初計画書の提出後、 内容に変更が生じたときは、その都度、変更計画書を提出していただきます。 ⑬ 事業者は、毎月の利用状況、維持管理状況等を月報として、翌月 10 日(当日が本市閉庁 日の場合はその翌開庁日)までに提出してください。 ⑭ 事業者は、本市会計年度ごとに当該年度の利用状況、経理状況、維持管理状況等を記載 した事業報告書を翌年度の5月末までに提出してください。 (2)現事業者との引き継ぎについて 事業者は、本市との契約の締結後、現事業者から駐車場の管理運営の一切(ただし、未収金 等の債権、未払金等の債務、利用者との紛争等のほか、本業務に関し現事業者が締結している 契約等の承継義務が無いものを除く。) 、駐車場施設等の維持管理等について、事前に説明を受 けた後、平成 29 年3月 31 日時点で引き継いでいただきます。 ① 現況確認 駐車場の管理運営を引き継ぐにあたっては、事前に現事業者と事業者の双方で駐車場施 設等の現況確認を行ったうえで、引き継ぐものとします。事業者は、本市の確認を得たう えで、現況確認の結果について現事業者と事業者の双方が記名押印した書面の写しを本市 に提出してください。現況確認のときに、現事業者が修繕等するものとして確認されなか ったものは、事業者の責任において管理、修繕するものとします。なお、事業者の修繕に 要する費用は、機能回復を伴うもののみ基本補修額の対象とします。 ※ 現事業者の責めによらないものとして、事故等による損傷が想定されますが、この 修繕等を行う場合、原因者が判明している場合は、現事業者の監督のもと原因者が、 また原因者が不明の場合は、損害保険等による対応として現事業者が通常の管理運営 業務として修繕等を行うものと考えています。 ② 現事業者が設置した駐車場施設等 現事業者が設置した駐車場施設等は、現事業者が原状復旧を行いますので、業務開始当 初から必要な駐車場施設等の新設を希望する場合は、現事業者と十分調整したうえで、本 市と協議を行ってから実施してください。 (駐車場施設等の新設の詳細については、(3) 駐車場施設等の新設、改良、更新、維持管理、補修等について①新設、改良及び更新を参 照。 )具体的な調整内容については、現事業者と事業者及び本市との協議が整い次第、現事 業者と事業者の双方が記名押印した書面の写しを本市に提出してください。 ※ 現事業者と同じ事業者が選定された場合も、設置済みの駐車場施設等を原状復旧し ていただいた後、駐車場施設等を新設していただきます。 ③ 月極契約 3 Ⅰ 月極の駐車場契約の貸主の地位を、現事業者から事業者に移転していただきます。現 事業者から事業者への月極契約の移行時期は、事業者と本市間で契約を締結してから平 成 29 年3月 31 日までの期間(以下「移行期間」という。)とします。 Ⅱ 駐車場事業者の変更に伴い、本業務開始までの現事業者との駐車場使用契約者(以下 「既契約者」という。 )への案内状送付事務や契約締結事務などは、事業者にて行って いただきます。月極契約の引き継ぎや締結にあたっては、既契約者等からの多数の問い 合わせが想定されますので、事業者は契約締結等事務がスムーズに行われるよう十分な 体制を整備し、責任をもって実施してください。この費用については、事業者の負担と します。 Ⅲ 現事業者と既契約者の契約内容等の確認については、本市との契約締結後、事業者と 現事業者の間で行ってください。 Ⅳ 月極の駐車場契約の引き継ぎにあたっては、既契約者の承諾を得る必要があるため、 現事業者から事業者に月極の駐車場契約の貸主の地位を承継し、事業者はそれを引き受 ける旨の契約を、既契約者、現事業者、事業者の三者間で締結してください。この場合、 事業者は、現事業者と既契約者の契約を踏襲して引き継いでいただくことになります が、踏襲する内容と異なる合意内容として、 「大阪市と事業者との間の本件駐車場の管 理委託契約終了時に、事業者の既契約者に対する使用契約上の権利義務の一切を譲渡し た場合、既契約者は当該譲渡に同意する」旨の条項を記載してください。また、豊崎西 第2駐車場の契約については、 (8)個別の駐車場に関する特記事項③豊崎西第2駐車 場の閉鎖についてⅡの特約事項も記載してください。 三者間の契約の締結にあたっては、移行期間中に実施し、平成 29 年4月1日から発 効するようにしてください。これにより難い場合は、本市との協議により対応を決定し ます。 なお、三者間の契約のときに、本市が規定した条項以外の合意内容の変更を希望する 場合は、本市と条項の調整を行ったうえで実施していただきます。 Ⅴ 平成 29 年3月 31 日までに、現事業者に対して月極契約の予約申し込みがある場合は、 事業者と現事業者の間で予約を引き継いでください。 Ⅵ 事業開始前後の利用料金、契約保証金及び電動式ゲートの遠隔操作機器(以下「リモ コン」という。 )保証金については事業者と現事業者で調整のうえ、引き継ぎを行うと ともに、現事業者と事業者の双方が記名押印した書面の写しを本市に提出してくださ い。ただし、滞納額が生じている場合は、現事業者が既契約者に確認のうえ契約保証金 を充てることで回収し、それでもなお残る滞納額は、現事業者に帰属する債権となりま す。 Ⅶ 業務開始以降の利用料金を現事業者が徴収している場合は、事業者への徴収済み料金 の引き継ぎを、事業者と現事業者の間で行っていただくものとします。業務終了後の月 極利用料金についても同様とします。 ④ 一時利用料金収入 業務開始時 (平成 29 年4月1日午前0時)前から駐車されている車両の一時利用料金は、 業務開始時以降の利用料金が事業者に帰属するものとし、業務開始時前の利用料金は現事 業者に帰属するものとします。この扱いによる収入の整理は事業者と現事業者の間で行っ ていただきます。また、業務終了時(平成 32 年3月 31 日午後 12 時)の扱いについても 4 同様とします。 ⑤ 長期滞留車両 平成 28 年9月末日時点で発生している長期滞留車両は、日本橋東駐車場の自動車3台と なっています。これらについては、現事業者が本業務の開始までに解消し原状復旧を行い ます。仮に、本業務の開始までに現事業者による原状復旧が完了しない場合は、本業務開 始後も引き続き現事業者の費用と責任により解消していただきますが、これにより発生す る本業務開始時から原状復旧完了時の間の損失等の補償については、事業者から現事業者 に請求していただきます。なお、これにより発生する費用及び損失について、本市は一切 補償等を行いません。具体的な調整内容については、現事業者と事業者及び本市との協議 が整い次第、現事業者と事業者の双方が記名押印した書面の写しを本市に提出してくださ い。 (3)駐車場施設等の新設、改良、更新、維持管理、補修等について ① 新設、改良及び更新 Ⅰ 事業者は、自己の費用と責任において、駐車場の機能の向上を目的として、事業者 に帰属する施設、機器等の新設、改良、更新や備品の配置、改造を行うことができま すが、事前に本市と協議し、本市の承諾を得ることを条件とします。 Ⅱ 業務開始当初から必要な駐車場施設等の新設、改良、更新については、契約締結後、 本市と協議し、業務開始時から着手ができるよう手続きを進めてください。 Ⅲ 事業者が設置した駐車場施設等は、原則として、業務が終了するときに事業者の負 担により撤去し、原状回復していただきます。ただし、本市が円滑な運営継続のため、 必要と判断した時は、本市は事業者に対し、本市又は本市が指定する者に優先的に駐 車場施設等を譲渡する旨の協議を申し入れることができるものとし、事業者はこれに 応じなければなりません。なお、申し入れがあったときに協議を受け入れることが義 務となりますが、譲渡については義務ではありません。 ② 維持管理 Ⅰ 事業者は、駐車場内について、現場実情に応じた頻度で清掃を行い、常に良好な状 況を維持してください。なお、本市が駐車場の維持管理上、必要と判断した場合は、 速やかに清掃を実施していただきます。 Ⅱ 事業者は、現場実情に応じた頻度で駐車場内を巡回し、駐車場施設等の点検を実施 してください。点検により不具合を発見した場合は、本市に報告のうえ、利用者の安 全等に配慮し応急措置を実施してください。 Ⅲ 駐車場施設等のうち、設備等については、別添資料 19 設備保守点検業務内容に従い、 保守点検を実施してください。 Ⅳ 駐車場施設等に必要な維持管理、保守点検等の費用については全て事業者の負担と します。 ※ 維持管理については、法定点検、日常点検、清掃や巡回の他、定期的な消耗品 の交換等についても対象としますので、法定耐用年数等が設定されているものが ある場合は、必ず管理経費として収支予測に計上してください。 ③ 補修等 Ⅰ 事業者は、業務期間中に発生する駐車場施設等の突発的な故障や破損等への対応と 5 して、その機能回復に必要な補修、更新等を行っていただきます。これに必要な経費 及び積算については、様式8-6事業計画書(6)にて提案していただき、この提案 額を基本として本市と協議のうえ、 「基本補修額(消費税及び地方消費税額(以下「消 費税等額」という。 )を含む。)」を設定し、契約書において定めます。消費税及び地方 消費税率(以下「消費税等率」という。)については、今後引き上げが見込まれるため、 今回の提案にあたっては、現在の消費税等率(8%)に基づいた基本補修額及び引き 上げ後の消費税等率(10%)を見込んだ基本補修額を、年度別に作成してください。 ※ 基本補修額は、費用ではなく、駐車場運営に係る収入から修繕等のため必要な 金額を確保し、修繕等が必要なときに使用するものです。 ※ 補修等については、通常の使用による劣化等による補修、施設等が持つ本来機 能回復のための更新を想定していますので、事故等による損傷については、原因 者負担又は事業者が加入する保険による対応となります。 ※ 補修等を行うにあたっては、原則として施工前に本市に施工内容及び費用の見 積もりを届け出ていただき、承諾後に施工していただくことになります。 Ⅱ 実際の年間補修実績額が基本補修額を下回った場合は、その差額分を本市へ納付し ていただきますが、実際の年間補修実績額が基本補修額を上回った場合は、原則差額 の精算を行わないもの(差額は事業者負担)とします。ただし、1件の補修額が 100 万 円(消費税等額を除く。 )を超えるものについては、別途協議のうえ、事業者で実施し ていただく場合は、必要経費として納付金から控除することがあります。 Ⅲ 提案していただく基本補修額は、事業者が外部の施工業者に実際支払う金額とし、 事業者の法人内で発生する通信費や人件費等の経費は含まないものとします。1件の 補修額が 100 万円(消費税等額を除く。 )を超えるものについても同様の取扱いとし、 事業者の法人内で発生する経費は、別途、管理経費のうちその他経費として計上して ください。 Ⅳ 事業者が自ら補修を行った場合、材料費等の直接補修に要した費用を基本補修額に 含めることは認めます。その範囲については個別に協議を行います。 ④ その他 Ⅰ 駐車場施設等の維持管理及び駐車場運営において第三者に損害を与えた場合、管理 上の瑕疵による駐車場施設等の損傷並びに第三者による駐車場施設等の損傷は事業者 の責任で対応するものとします。 Ⅱ 事業者は、各駐車場における駐車場施設等で不要もしくは運営上支障となるものに ついて、事前に本市の承諾を得て撤去することができます。ただし、本市が撤去対象 物を必要とする場合は、事業者の費用で業務終了まで保管し、又は原状回復していた だくことがあります。 Ⅲ 駐車場の案内(誘導)看板は、大阪市屋外広告物条例を順守することとし、その設 置については、事前に設置場所、設置方法、寸法、デザイン並びに記載内容を本市と 協議してください。なお、駐車場のフェンス等に添架する場合は、フェンス等の耐久 性を考慮してください。 Ⅳ 光熱水費については、事業者に業務期間中の料金を支払っていただきます。なお、 現事業者が使用契約を行っている箇所は、料金支払者を事業者として使用契約を変更 するものとし、これにかかる手続き及び費用は事業者に負担していただきます。 6 Ⅴ 駐車場の出入口に設置している電動式ゲートのリモコンについては、現在使用され ているものを貸与します。なお、リモコンが不足する場合は、事業者の負担にて用意 してください。また、事業者が用意したリモコンは本市に帰属するものとしますので、 書面にて数量を本市へ報告してください。 Ⅵ 事業者は業務開始後、資産の帰属先等を明らかにするため、施設平面図と設置構築 物、機器等リスト、写真等で構成される駐車場施設等台帳を作成し、本市に提出して ください。駐車場施設等台帳は、資産の設置、更新、補修、撤去等が生じた場合、そ の都度作成し、又は内容を更新し、提出してください。なお、設置、更新、補修、撤 去等が生じたものが本市に帰属する資産である場合は、別途、発生事由、形式、資産 価格等の状況報告書を、発生の都度提出していただきます。また、別添資料4駐車場 一般平面図の PDF データ、資料 17 駐車場施設概要及び資料 18 駐車場設備概要の excel データを提供できますので、希望される場合は、事業者として選定された後、本市に 申し出てください。 (4)駐車場の利用者への対応について 事業者は、駐車場の利用者、契約希望者、周辺住民等からの問い合わせやクレーム、駐車場 施設等のトラブルについて、事業者の責任において体制を整備して迅速に対応してください。 また、駐車場に、利用方法、利用料金、注意事項、連絡先、損害関係等の責任事項並びに不正 使用、不正駐車、放置車両等の取扱いその他事業者が必要と考えるものを明記した「利用案内」 並びに「利用約款」を、本市と協議のうえ、利用者に対して分かりやすく表示してください。 これにかかる費用は、事業者負担とします。 ※ 表示は容易に脱落等せず、文章が読み取れるのであれば可能としますので、各駐車場の 運用方法に適した看板、又は表面加工した掲示物により表示してください。 ※ 外国人利用者を対象とした表示は、事業者が必要と判断する場合に表示してください。 ※ ホームページでの情報公開や申込受付の方法を取ることは必須ではありません。情報発 信や申込受付の方法は、事業者で検討してください。 (5)駐車場の営業日及び営業時間帯について 営業日は1月1日から 12 月 31 日まで、営業時間は 24 時間としてください。 なお、駐車場施設等の設置、改造、美装化、補修等のため、やむを得ず駐車場の営業を休止 する場合は、利用者の利便等を考慮して休止の日程並びに時間を設定し、実施前に本市と書面 にて協議するとともに、利用者に周知してください。 ※ 日本橋西駐車場及び堀川筋南第1駐車場については、休止期間を設ける必要があります。 詳細は、 (8)個別の駐車場に関する特記事項を参照してください。 (6)人材育成・研修の実施について 事業者は、安定した駐車場の管理運営を行うための人材を育成し、駐車場の管理運営業務に 従事する者が適切に業務を遂行できるよう、従事者の採用時及び年1回程度、必要な研修を行 わなければなりません。また、業務に従事するものがさまざまな人権問題について正しい認識 を持って業務の遂行をするよう、適切な人権研修を実施しなければなりません。 7 (7)第三者委託に関する事項 ① 業務の全部又は業務に関する総合的企画、業務遂行管理及び業務手法の決定、利用者の 安全に係る事項並びに駐車場施設等の補修に係る総合的判断を第三者に委託してはなりま せん。業務の一部を第三者に委託する場合は、委託業務の開始前に本市に申請し、承諾を 受けていただく必要があります。なお、委託の相手方が、大阪市競争入札参加停止措置要 綱に基づく入札参加停止期間中の者又は大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札 等除外措置を受けている者であってはいけません。 ② 本市の承諾後は、書面により委託の相手方との契約関係を明確にしておくとともに、事 業者は、委託の相手方の職員の接客態度をはじめとする日常の業務実態を的確に把握し、 必要に応じて十分な監督及び指導を行っていただきます。 ※ 第三者委託に関する詳細は、別添資料 22 管理運営業務に関する契約書第 11 条を参 照してください。 (8)個別の駐車場に関する特記事項 ① 日本橋西駐車場の休止について 日本橋西駐車場については、十日戎開催期間(毎年 1 月 6 日~13 日の 8 日間)において、 駐車場の運営を休止していただくこととなります。この間の駐車場利用者への対応につい て、例えば本募集区分内の近接駐車場の未契約ますや一時利用ます等を代替地として利用 するなどし、利用料金収入及び経費への影響が最小限になるよう、事業者に検討していた だきます。なお、この対応により発生する費用及び損失は、事業者の負担とし、本市は一 切補償等を行いません。また、十日戎関係者に対して、営業補償等を要求することはでき ません。 十日戎開催時は、今宮戎神社と事前打ち合わせ(2回程度)が行われますので、事業者 は当打ち合わせに出席してください。 ※ 詳細については、募集説明会で説明いたします。 ② 堀川筋南第1駐車場の休止について 堀川筋南第1駐車場については、十日戎開催期間(毎年 12 月 16 日~1 月 15 日の1ヶ月 間)において、駐車場の運営を休止していただくこととなります。この間の駐車場利用者 への対応について、例えば本募集区分内の近接駐車場の未契約ますや一時利用ます等を代 替地として利用するなどし、利用料金収入及び経費への影響が最小限になるよう、事業者 に検討していただきます。なお、この対応により発生する費用及び損失は、事業者の負担 とし、本市は一切補償等を行いません。また、十日戎関係者に対して、営業補償等を要求 することはできません。 ※ ③ 詳細については、募集説明会で説明いたします。 豊崎西第2駐車場の閉鎖について 豊崎西第2駐車場については、平成 30 年3月 31 日(日)午後 12 時に閉鎖する予定で すが、閉鎖時期を延長する場合があります。納付金等の提案にあたっては、平成 29 年度分 のみを算定していただきますが、閉鎖時期を延長する場合は、別途納付金等について協議 します。また、閉鎖については、閉鎖時期の7ヶ月前までに本市から事業者に通知します。 Ⅰ 事業者の費用負担と責任において、月極契約者に対して閉鎖の説明や対応、通知、手 続き等を行っていただきます。なお、月極契約者の混乱を招かないよう、6ヶ月前まで 8 に月極契約者に対して閉鎖の通知を行ってください。 Ⅱ 現事業者から月極契約を引き継ぐにあたり、「本駐車場を閉鎖する場合は、閉鎖日の 6ヶ月前までに事業者から月極契約者に通知する。 」旨の特約事項を設けてください。 Ⅲ 閉鎖するにあたり、事業者に駐車場施設等の撤去を行っていただきます。撤去のとき は、本市の指示に従い実施してください。なお、撤去に要した費用は、相当額を基本納 付金から減額することで、本市が負担いたします。ただし、これにより事業者の法人内 で発生する通信費や人件費等の経費は、減額の対象外とします。事業者の法人内で発生 する経費は、別途、管理経費として計上してください。 (9)自動販売機の設置について 事業者は自己の費用負担と責任において、本募集にかかる駐車場利用者の利便施設として、 自動販売機を設置することができます。設置を希望する場合は、様式8-4事業計画書(4) 、 様式8-7事業計画書(7) 、様式9-1収支計算書(1)及び様式9-5収支計算書(5)に て提案してください。ただし、契約締結後に配置予定図等を提示のうえ、市と協議後に設置し ていただきますので、設置する位置、台数及び種類について、希望に沿えない場合があります。 なお、設置にあたっては、事業者が自動販売機業者と直接契約をしていただくこととなります。 事業者が契約するにあたっての自動販売機業者の選定手法は問いません。 ※ 新大阪駅前駐車場において、現在設置している自動販売機と同位置・同一方向への設置 は認められません。現在設置している自動販売機を撤去した後は、自動販売機を設置する 前の状態に戻すため、格子フェンスの改良を施す予定です。 Ⅰ 本募集にかかる駐車場利用者の利便施設であると本市が認める限りにおいて、自動販売 機の種類(清涼飲料水等)を問いません。 Ⅱ 本市が認める限りにおいて、自動販売機を複数台設置することができます。また、月極 又は一時利用駐車場を問わず、自動販売機を設置することができます。 Ⅲ 専ら本募集にかかる駐車場利用者以外の利用を目的とした位置や方向に設置することは できません。 Ⅳ 設置する自動販売機は、大阪市グリーン調達方針の判断の基準等を満たすものであるこ とを条件とします。 Ⅴ 自動販売機業者との契約にあたっては、 (7)第三者委託に関する事項を準用してくださ い。 Ⅵ Ⅲ~Ⅴや本市の承諾条件に適合しない自動販売機を設置していることが判明し、適合機 種に変更するよう改善指導を行ったにも関わらず当該指導に応じない場合は、本市と事業 者の契約を取り消す場合があります。 Ⅶ 駐車場の休止若しくは閉鎖、業務終了時又は本市から指示があった場合は、設置した自 動販売機を事業者の費用負担と責任で撤去してください。撤去期日までに撤去がされない 場合は、管理者によって強制的に撤去される場合があります。 (10)駐車場の利用料金について 現在の各駐車場における利用料金は、別添資料5月極駐車場収容・料金・契約状況一覧及び 資料 13 一時利用駐車場収容・料金・利用状況一覧のとおりですが、事業者は、合理的根拠を示 し、本市の承諾を得たうえで、利用料金を変更することができます。 (消費税等率の引き上げに 9 よる利用料金変更も同様とする。 )ただし、付近の路外駐車場の利用料金に比して著しく均衡を 失している料金設定はできません。 (利用可能車種及び運用方法を新たに追加するときも同様と する。 )また、変更にかかる経費は、事業者の負担とします。なお、利用料金を変更する場合、 利用者の混乱を招かないよう十分な周知期間を設けたうえで実施してください。 ※ 同一駐車場における月極契約の利用料金を、本市の承諾を得たうえで、契約者間で変え ることができます。ただし、事業者の責任において、利用者への説明を行っていただきま す。 ※ 障がい者割引制度の導入については、事業者の提案とします。ただし、事業者の責任に おいて、利用者への説明を行っていただきます。 ※ 利用料金の変更により利用料金収入が減少した場合、納付金の減額についての協議は行 いません。 (11)事業者の収入及び支出について ① 業務期間中に駐車場の利用者が支払う利用料金等の駐車場運営に係る全ての収入(未収 分並びに(9)自動販売機の設置についてに基づき設置した自動販売機による収入を含む。 以下「駐車場運営収入」という。)は、全て事業者の収入とします。 ※ 駐車場運営収入の範囲は、利用料金収入や車庫証明発行手数料など事業者に所有権 が帰属するものとし、契約保証金や、電動式ゲートのリモコン保証金といった預り金 など、特定の支出に充てるための収入は含みません。 ※ ② 本募集でいう「収入」とは、発生主義会計の考え方に基づくものを意味しています。 事業者は、業務期間内の駐車場施設等の新設、改良、更新、補修及び交換並びに運営等 の業務費、公租公課、応募にかかる費用その他本要項にて規定する費用等業務を実施する にあたり必要な一切の費用を負担するものとします。 ③ 本業務の実施にあたっては、収支を事業者の他の業務と区分して経理するなど、本業務 にかかる収支を明確にしてください。なお、業務期間中に駐車場の利用者が支払う利用料 金等の駐車場運営収入について、本市が実地調査等により、報告金額に誤りがないか確認 を行いますので、本市が確認を申し入れた場合に即座に提示できるよう、収入に関する証 拠書類を管理してください。また、売上等入金口座は、事業者の他の業務と混在しないよ う、本業務専用の預金口座を用意し、管理してください。 ④ 本業務にかかる収入や費用は、特段の注記がない限り、消費税等額を含んだ金額を意味 しています。 ⑤ 今回の提案にあたっては、消費税等率について、今後引き上げが見込まれるため、現在 の消費税等率(8%)に基づいた収支予測及び引き上げ後の消費税等率(10%)を見込ん だ収支予測を、年度別に作成してください。なお、収支予測は、現事業者による原状復旧 後の状態が本業務開始時点として見込んでください。また、豊崎西第2駐車場については、 平成 29 年度分のみを見込んでください。 (12)納付金について 本業務による収益に対する本市への還元分としての「納付金」の提案をしていただきます。 提案は、基本納付金と変動納付金の両方を行っていただくこととなり、どちらかのみの提案は できません。 10 ① 基本納付金 売上の如何に関わらず、業務期間に対して納付する額を、様式9-4収支計算書(4) にて、次の最低納付額以上で提案してください。消費税等率については、今後引き上げが 見込まれるため、今回の提案にあたっては、現在の消費税等率(8%)に基づいた基本納 付金額及び引き上げ後の消費税等率(10%)を見込んだ基本納付金額を、年度別に作成し てください。 業務期間(初年度~3年度)の合計最低納付額 ※ 141,709 千円 納付金の納付時期は、 別添資料 22 管理運営業務に関する契約書別表1を参照してく ださい。 ② 変動納付金 1業務年度の駐車場運営収入額(消費税等額を含む。 )が次の見込額を超えた場合、その 超過額のうち本市に納めていただける額の割合(納付率)の提案をしていただきます。こ の納付率が事業者選定の審査対象となります。 平成 29 年度の利用料金収入見込額(消費税等率8%) 71,554 千円 平成 30 年度の利用料金収入見込額(消費税等率8%) 61,237 千円 平成 31 年度の利用料金収入見込額 (平成 31 年 10 月1日以降消費税等率が 10%になった場合) ③ 61,710 千円 納付金額等の変更 Ⅰ 原則として、基本納付金額、利用料金収入見込額及び納付率については変更を行い ませんが、管理者、鉄道事業者、公益企業体等(以下「管理者等」という。 )の都合に よる駐車場の長期間の休止、閉鎖や予定している閉鎖時期の延長等の必要が生じる場 合等、本市の責めに帰すべき事由で業務期間又は施設台数に大幅な変更が生じ、利用 料金収入が大幅に増減する場合は、別途協議のうえ、改めて定めるものとします。 Ⅱ 消費税等率変更が、 平成 31 年 10 月1日に行われる場合、様式9-4収支計算書(4) 提案納付額(消費税等率 10%)により提案された基本納付金額を適用します。また、 消費税等率変更が、平成 31 年 10 月1日に行われない場合は、様式9-1収支計算書 (1) 、様式9-2収支計算書(2) 、様式9-4収支計算書(4)様式9-5収支計 算書(5)を基に、必要に応じて基本納付金額及び利用料金収入見込額について変更 します。 (13)法令等の順守、業務上の制約等について ① 法令等の順守 本業務を実施するにあたっては、道路法その他の道路関係法令、消防法その他の消防関 係法令、駐車場の施設維持・設備保守点検に関する法令、労働基準法、最低賃金法、労働 安全衛生法、職業安定法その他の労働関係法令、本募集要項並びに契約内容を順守してく ださい。 ② 占用許可条件の順守 事業者は、本市が管理者から駐車場として取得する占用許可の条件(以下「占用許可条 件」という。 )を順守してください。占用許可条件を順守されなかった場合は、管理者から 許可が取り消されることがあります。この場合、駐車場が閉鎖され、本市と事業者の契約 を取り消す場合がありますので、十分注意してください。なお、想定される占用許可条件 11 は、別添資料 21 占用許可条件を参照してください。 ③ 業務上の制約 本業務は、道路高架下で行うことから、業務期間中に管理者等の行う維持管理工事等(以 下「工事等」という。 )が実施される場合、管理者等の行う工事等について協議等の対応を、 本市と共同して事業者に行っていただきます。また、本工事等に伴う駐車ますの供用変更 などの利用者対応を、事業者に行っていただきます。この対応に伴って、駐車ますが一時 的又は永続的に供用できない場合に生じる損失は、利用料金収入が本工事等着手前の実績 に比べ、大幅に減少する場合を除き、全て事業者の負担とします。 ※ 管理者等の工事等が原因で供用できる駐車ますが減少し、月極契約を解除せざるを 得ない場合や、一時利用ますが大幅に減少する場合など、利用料金収入に影響を与え る場合を想定しています。詳細は、契約率や利用率等を踏まえ協議により決定するこ ととします。 ※ 月極駐車場において、同一駐車場内又は本募集区分内の近接駐車場の未契約ますや 一時利用ます等を本工事等期間中のみ利用するなど、利用料金収入及び経費に影響を 及ぼさないことを最優先として事業者に対応策を検討していただきます。 ※ 業務期間内の管理者等の工事等の時期や内容は未定ですが、工事等があることを前 提に納付金額等を提案してください。なお、これまでの実績は、別添資料 20 道路管理 者・埋設企業体の工事等による利用休止実績表を参照してください。 ④ 広告枠設置、掲出の禁止 駐車場内では、駐車場施設等への貼り付けも含めて、広告物の設置及び掲出は一切認め ません。 (14)個人情報保護等の取り扱いについて 事業者は、本業務の履行に関して入手した個人情報及びデータの管理を、大阪市個人情報保 護条例の趣旨を踏まえ適切に行わなければなりません。また、業務上知り得た秘密を他に漏ら してはなりません。業務期間が満了した後においても同様とします。 (15)情報公開への対応等について 駐車場の管理運営に関わって作成され、本市に提出された文書は、本市が所有する公文書と して情報公開の対象となります。また、本市は、本業務に関わって作成されたものの、本市が 保有していない文書を提出するよう事業者に求めることができ、事業者は、これに応じなけれ ばなりません。 (16)業務上のリスク負担について リスクの種類 内容 大阪市 事業者 法令等の変更 業務運営に影響のある法令等の変更【※1】 物価 業務開始後の物価変動 ○ 金利 金利変動 ○ 不可抗力 自然災害による業務の変更、中止、延期等【※2】 申請コスト 申請又はそれに附随する費用の負担 ○ 資金調達 必要な資金確保 ○ 12 協議事項 協議事項 引継コスト 施設運営の引継コストの負担 ○ 需要変動 当初の需要見込みと異なる状況 ○ 運営費の膨張 本市以外の要因による運営費の膨張 ○ 駐車場施設等の損傷【※3】 ○ 管理上の瑕疵による火災等の事故 ○ 第三者による駐車場施設等の損傷 ○ 施設損傷 債務不履行 性能リスク 第三者賠償 運営リスク 本市の契約内容の不履行 ○ 事業者の契約内容の不履行 ○ 提供水準の不適合に関するもの ○ 駐車場施設等の不備【※4】 ○ 本業務による公害、生活環境阻害等による場合 ○ 駐車場施設等管理上の瑕疵による事故 ○ 駐車場施設等の不備、駐車場施設等管理上の瑕疵又は火 ○ 災等の事故による臨時休業等に伴うリスク 運用形態変更にかかる経費(案内看板等) ○ 駐車場施設等の設置並びに改造にかかる経費【※4】 ○ 管理者等の維持管理工事等に伴う駐車ますの供用休止等に伴う損失【※5】 一部協議事項 駐車場施設等の増設に伴う納付金の増額 ○ 駐車場施設等の日常維持管理費 ○ 業務終了時の原状回復に要する経費【※4】 ○ ※1 消費税等率の変更について (12)納付金について③納付金額等の変更Ⅱを参照。 ※2 自然災害(地震・台風等)等不可抗力への対応について ・地震、台風等自然災害により、駐車場施設及び設備が復旧困難な被害を受けた場合、 業務の全部の停止を命じます。 ・復旧可能な場合、その復旧に要する費用について、本市は事業者と協議することとし ます。 ・災害発生時に、その対応のために業務の一部又は全部の停止を命じることがあります。 ・自然災害等不可抗力による事業者の利用料金収入の減少等について、本市は一切責任 を負いません。 ※3 本市に帰属する施設、設備機器、備品等の損傷への対応について 事業者は、本市に帰属する施設、設備機器等の補修を実施することになりますが、事 前に本市と協議し、本市の承諾を得ることを条件とします。なお、補修費は事業者の負 担となり、補修等された施設等は、本市に帰属します。 ※4 事業者に帰属する施設、設備機器及び備品等の設置並びに改造への対応について (3)駐車場施設等の新設、改良、更新、維持管理、補修等について①新設、改良及 び更新を参照。 ※5 管理者等の維持管理工事等に伴う駐車ますの供用休止等に伴う損失について (13)法令等の順守、業務上の制約等について③業務上の制約を参照。 (17)リスクに応じた保険への加入について 13 業務運営にあたっては、利用者に損害を与えた場合の第三者責任の履行、本業務における事 業者の損害賠償責任の履行に備え、リスクに応じた保険に加入してください。なお、本市との 契約締結後、本市に保険証書の写しを提出していただきます。 (18)契約書について 選定された事業者と本市は契約を締結します。なお、締結時に別添資料 22 管理運営業務に関 する契約書の条項を追加・変更する可能性があります。 (19)その他の留意事項 事業者は、本市事業において協力するものとし、必要な情報について求めがあったときはその 求めに応じてください。 5 募集の手続き等に関する事項 (1)応募資格に関する事項 ① 応募資格 駐車場管理運営業務受託者選定の応募ができる者は、法人その他団体(以下「法人等」 という。 ) 、若しくは複数の法人等により結成する連合体(以下「連合体」という。)とし、 個人での応募はできません。なお、応募しようとする法人等は次のⅠ、連合体はⅡ及びⅢ の要件全てに該当しなければなりません。 Ⅰ 法人等に関する要件 ⅰ 駐車場の管理運営を、確実かつ適正に遂行する管理能力を有する法人等であり、経 営状況が著しく不健全であると認められる法人等でないこと。 ⅱ 申込書の提出日において、地方自治法施行令第 167 条の 4 に規定している欠格事 項に該当していないこと。また、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく入札参加 停止措置又は大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けて いないこと。 ⅲ 申し込みの日の属する業務年度の前3業務年度における法人税、本店所在地の市町 村民税(東京都の場合は都民税)又は消費税及び地方消費税を滞納していないこと。 ⅳ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(以下「暴対法」という。 )第2 条第2号に規定する暴力団及びその利益となる活動を行うなど暴力団との関与が認 められる、又はそのおそれがあると認められる駐車場管理運営受託者として不適当な 法人等及び大阪市暴力団排除条例(以下「暴排条例」という。)第2条第3号に規定 する暴力団密接関係者と認められる法人等に該当しないこと。また、法人等の役員等 が暴対法第2条第6号に規定する暴力団員若しくは暴排条例第2条第3号に規定す る暴力団密接関係者に該当しないこと。 Ⅱ 連合体に関する要件 ⅰ 連合体は、2以上の法人等で自主結成又はSPC(特定目的会社)などを設立する こと。 ⅱ 連合体名称を設定し、必ず代表となる法人等(以下「代表法人等」という。 )を選 定し、代表法人等が諸手続きを行うこと。この場合において、他の法人等を、当該連 合体の構成団体として扱うこと。 14 ⅲ 1以上の代表法人等又は構成団体が上記Ⅰのⅰの要件を満たすこと。 ⅳ 申込書提出後の代表法人等又は構成団体の変更を、原則として認めない。 Ⅲ 連合体の構成団体(代表法人等を含む。 )に関する要件 ⅰ 上記Ⅰのⅱ~ⅳの要件を満たしていること。 ⅱ 各構成団体は2以上の連合体の構成団体となることができない。また、連合体の構 成団体になっている場合、単独法人での申請はできない。 ② 欠格事項 次の各号のいずれかに該当する法人等は、応募することができません。 Ⅰ 破産者で復権を得ない者。 Ⅱ 地方自治法第 244 条の2第 11 項の規定により、本市又は他の地方公共団体から指定 管理者の指定を取り消され、その取消しの日から2年を経過しない者。 Ⅲ 役員に次の各号に該当するものがいる法人等。 ⅰ 上記のⅠに該当するもの。 ⅱ 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終えた日又は執行を受けることがなくなった 日から2年を経過しない者。 ⅲ ③ 公務員で懲戒免職の処分を受け、その処分の日から2年を経過しない者。 失格事項 次の要件に該当した場合は、事業者選定の審査の対象から除外します。 Ⅰ 申し込みの日から本市と契約を締結するまでの間に、①に定める応募資格を満たさな くなった場合又は②に定める欠格事項に該当した場合。 Ⅱ 選定審査に関する不当な要求を本市に申し入れた場合。 Ⅲ 提出書類に虚偽の記載があった場合又は必要事項の記載がされていなかった場合。 Ⅳ 本要項に違反又は著しく逸脱した場合。 Ⅴ 提出期間内に提出書類等が提出されなかった場合。 Ⅵ 選定審査の結果、提案された内容が本市の求める水準を満たさないと判断した場合。 Ⅶ 選定審査の結果、提案された内容が事業計画に照らして収支計画に実現性がない、又 は収入若しくは支出の見込みについて妥当でないと判断した場合。 Ⅷ その他不正行為があった場合。 (2)選定について ① 選定方法 事業者の選定は、書類審査によって行います。なお、応募した法人等又は連合体(以下 「応募団体」という。 )に対し、追加資料の要求及び質疑・ヒアリングを行うことがありま す。その場合は、日程等を別途連絡いたします。 ② 選定方針 選定にあたっては、4つの評価項目に分けて、総合的な観点から公平かつ客観的に評価 を行い、各項目の点数を合計したものを、その提案をした応募団体の得点とします。なお、 評価内容は次のとおりとします。 評価項目 評価内容 平等・公正な利用を含む 管理運営方針 適切な管理運営を行うための方策 危機管理体制 15 等 配点 10点 駐車場の効用を最大限発揮する サービス向上策及び利用促進策 ための方策 駐車場施設等の適切な維持管理 業務を安定的に遂行するために 必要な応募団体に関する事項 財政的基盤・経営状況 本市施策等、公共施策への貢献に 収支計画及び納付金 関する事項 個人情報保護に関する取組み 等 計 ③ 等 15点 10点 等 65点 100点 選定結果 最も適当であると認められる内容の提案をした応募団体を、事業者として選定します。 また、その次に適当であると認められる内容の提案をした応募団体を、補欠者に選定しま す。 選定結果は、全ての応募団体に書面にて通知するとともに、全ての応募団体の名称及び 選定結果を、建設局のホームページに掲載します。なお、選定手続きが延長する等の事由 により、結果通知が遅れる場合があります。 (3)応募の手続きについて ① 募集要項の配布 Ⅰ 配布期間 平成 28 年 10 月 21 日(金)~平成 28 年 11 月4日(金) Ⅱ 配布場所 大阪市建設局道路部調整課(建設局Aカウンターから内線6702へご連絡ください。) 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6階 ※ 土曜日、日曜日及び国民の祝日に関する法律に規定する休日には、配布を行い ません。 また、配布時間は午前9時 30 分~正午と、午後1時~午後5時 30 分とします。 ※ なお、募集要項の配布期間中、大阪市建設局のホームページから、募集要項を ダウンロードできます。 ② 募集説明会 応募を予定している法人等を対象に、次の通り説明会を開催します。応募を予定してい る法人等は、必ず出席してください。参加していない場合は応募を受け付けません。 Ⅰ 開催日時 平成 28 年 11 月4日(金)午後1時 30 分~午後3時(予定) (受付は、当日午後1時 15 分から行いますが、午後1時 30 分以降に来られた場合 は参加できません。 ) Ⅱ 開催場所 大阪市建設局第1共通会議室 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6階 Ⅲ 参加申込 説明会に参加を希望する法人等は、様式 10-1説明会参加申込書に必要事項を記入 の上、平成 28 年 11 月1日(火)午後 5 時 30 分までにファクシミリまたは E‐mail の いずれかで申し込んでください(電話、来訪など、口頭による申し込みを受け付けま 16 せん。 ) 。 なお、ファクシミリ並びに E‐mail で送信するときは、件名を「駐車場管理運営業 務受託者募集説明会参加申込」とし、送信後、電話で本市の受信状況を必ずご確認く ださい。 【ファクシミリ】06-6615-6582 【E‐mail】[email protected] 【電 話】06-6615-6702 Ⅳ ③ その他 ⅰ 参加人数は、1 つの法人等について2名までとします。 ⅱ 募集要項等は、各自でご持参ください。 ⅲ 説明会では、一切の質問を受け付けません。 質問の受付・回答 Ⅰ 本募集に関して質問がある場合は、様式 10-2質問票を E-mail で送信してください。 なお、電話、ファクシミリ、来訪による質問の受付並びに回答を行いません。 【E‐mail】[email protected] Ⅱ 質問受付期間 平成 28 年 10 月 21 日(金)~平成 28 年 11 月9日(水) なお、最終日は午後5時 30 分までに必着とします。 ④ 質問に対する回答 受け付けた質問に対する回答を、平成 28 年 11 月 21 日(月)(予定)に、建設局のホー ムページに掲載します。 ⑤ その他 現事業者への問い合わせを禁止します。 応募を予定している法人等に対して、本市職員立会による現地見学会を開催いたしませ ん。 現地を見学される場合は、平成 28 年 10 月 24 日(月)から平成 28 年 11 月 29 日(火) までの間に各法人等で行ってください。ただし、見学にあたっては、駐車場利用者等及び 管理の支障とならないよう行ってください。また、現地での利用者等への質問を禁止しま す。 (4)応募書類の提出期間について 応募書類を、次の提出期間内に提出場所に必ず持参してください。なお、電話、ファクシミ リ、E-mail による提出を受け付けません。 また、応募書類に不備があった場合は、提出を受け付けません。 さらに、提出後の応募書類の変更及び追加を一切認めません。 ① 提出受付期間 平成 28 年 11 月 29 日(火)~平成 28 年 11 月 30 日(水) 受付時間:午前9時 30 分~正午・午後1時~午後5時 ② 提出場所 大阪市建設局道路部調整課(建設局Aカウンターから内線6702へご連絡ください。) 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6階 17 (5)応募書類等の内容について 応募団体は、次表に掲げる全ての書類を計3部(正1部、副2部(副は複写可))、持参によ り提出してください。 応募書類にページ番号を記入するとともに、次表の提出書類の順に整理して、項目ごとに右 端にインデックスラベルをつけるなど、わかりやすいものにしたうえ、1部ごとにA4のリン グファイル、フラットファイル又はパイプ式ファイルに綴じて提出してください。 また、事業計画書及び収支計算書のデータを、CD-R 又は DVD-R(使用ソフトはマイクロソフ ト Word、Excel 又は PowerPoint)に記録し、応募書類とともに1枚提出してください。ディス クに、応募団体名を記載してください。なお、データは提出時点で最新の定義を適用させたウ イルス対策ソフトによる安全確認を必ず行ってください。 連合体による申し込みの場合は、次表の1~18 の書類について、代表法人等及び構成団体ご とに提出してください。 次表 19・20 の書類において、運営を行うにあたっての具体的な事業計画書及び収支計算書の 提出を求めます。なお、事業者として選定された後、本市と協議を行ってから実施となります ので、提案内容をそのまま実施できないことがあります。 18 【提出書類の一覧】 提出書類 番号 1 募集提案にかかる申込書 連合体の構成団体にかかる 2 委任状 連合体結成にかかる協定書 またはこれに相当する書類 3 募集提案にかかる誓約書 注意事項 様式 指定の様式に必要事項を記入してください。 1-1 〃(連合体での申請用) 1-2 連合体での申請のみ必要です。 2 連合体での申請のみ必要です。 任意 指定の様式に必要事項を記入してください。 3 指定の様式に法人等の現在の状況を記入してください。法人 4 法人等の概要 以外の団体にあっては、これに相当する書類を提出してくだ 4 さい。 法人にあっては、代表者ほか非常勤を含む役員及びその経営 5 法人等の役員名簿 に事実上参加している者、法人格を有しない団体にあって は、その代表者及び経営に事実上参加している者全員につい 5 て記入してください。 6 役員の履歴書 5で提出した名簿全員の履歴書とします。 定款又は寄附行為、規約そ 直近のもの。法人以外の団体にあってはこれに相当する書類 の他これらに類する書類 を提出してください。 7 法人の登記事項証明書 8 印鑑証明書 9 10 11 (原本) 申請者が登録している印鑑で、申請日において発行の日から 証明書 3箇月以内のものとします。 (原本) にあって、貸借対照表を作成していない場合は、これに相当 ない場合は財産目録) する書類(財産目録)を提出してください。 直近3業務年度の実績を提出してください。法人以外の団体 にあっては、これに相当する書類を提出してください。 損益計算書及び株主資本等 直近3業務年度の実績を提出してください。法人以外の団体 変動計算書 にあっては、これに相当する書類を提出してください。 13 法人等の収支予算書 15 を提出してください。 (貸借対照表を作成してい 法人等の事業計画書 14 証明書 直近3業務年度の実績を提出してください。法人以外の団体 12 申請日が属する年度のものとし、法人以外の団体にあって は、これに相当する書類を提出してください。 申請日が属する年度のものとし、法人以外の団体にあって は、これに相当する書類を提出してください。 法人税の申告書、勘定科目 直近3業務年度の実績を提出してください。法人以外の団体 内訳明細書及び事業概況書 にあって、法人税の申告が不要な場合は、これに相当する書 (いずれも写し) 類を提出してください。 法人税並びに消費税及び 地方消費税の納税証明書 任意 直近のもの。法人以外の団体にあってはこれに相当する書類 貸借対照表 事業報告書 任意 納税証明書「その3」又は「その3の3」で提出してくださ い。申請日において発行の日から3箇月以内のものとしま す。 19 任意 任意 任意 任意 任意 任意 証明書 (原本) 16 17 18 19 本店所在地の市町村民税 直近3年分の未納の税額がないことの証明書を提出してく (東京都の場合は都民税) ださい。申請日において発行の日から3箇月以内のものとし の納税証明書 ます。 駐車場の管理運営実績 平成 25 年度から平成 27 年度における駐車場の管理運営実績 を記入してください。 証明書 (原本) 6 障がい者雇用状況報告義務のある法人等は、平成 28 年 6 月 7 1 日現在の状況を報告したものを提出してください。(厚生 及び 障がい者雇用状況(報告・ 労働大臣の定める様式の写し)なお、障がい者の法定雇用率 報告書 計画)書 を達成していない法人等は、計画を記入してください。障が (写し。報告 い者雇用状況報告義務がない法人等は、各種就労支援事業を 義務のある 活用して平成 27 年度に雇用した人数を報告してください。 法人等のみ) 駐車場の管理運営に関する 事業計画書 業務期間における事業計画について記入してください。 業務期間における駐車場の管理運営について、以下の点を踏 駐車場の管理運営方針 まえた基本方針について記載してください。 について ①駐車場の運用方法 ②申請団体の特色 ③管理運営体 8-1 制 駐車場を適切に機能させるための安全管理及び緊急対応の 考え方について、以下の点により記載してください。 ①災害や今回募集する駐車場の特性を踏まえた事故等に 安全管理・緊急対応 対する施設の安全管理及び緊急対応についての具体的な 8-2 計画 ②管理上の瑕疵等に対応するために想定している賠償保 険の額 業務開始前後・通常時・緊急時の利用者対応体制を記載して 利用者対応体制・クレー ください。また、業務開始前後に想定される利用者への対応 ム処理 及び利用者からのクレームに対する処理対応について記載 8-3 してください。 月極及び一時利用駐車場の利用者の立場に立ったサービス サービス向上策・利用促 向上策並びに利用促進策について、実現性のあるものを具体 進策 的に記載してください。また、自動販売機を設置する場合も、 8-4 具体的に記載してください。 駐車場の維持管理に関する項目について記載してください。 ①設備等の法定点検 駐車場の維持管理 ②日常管理における点検頻度及び点検により発見された 8-5 不具合に対する応急処置の考え方 ③清掃計画について 管理運営期間中の補修等実施の考え方とその積算について 補修等の考え方 提案してください。 ※ (消費税等率8%)については消費税等率を 「8%」として作成してください。 20 8-6 ※ (消費税等率 10%)については消費税等率を平 成 31 年9月末日までは「8%」、同年 10 月1日以 降は「10%」として作成してください。 駐車場施設等の設置・更 新等 機を設置する場合は、仕様などが分かるようにその内容を記 8-7 載してください。 個人情報保護に対する具体的な取組みについて記載してく 個人情報保護 20 駐車場施設、機器の設置又は更新を行う場合並びに自動販売 ださい。 駐車場の管理運営に関する 収支計算書 8-8 業務期間における収支計画について記入してください。 駐車場の利用料金等収入見込額及びその考え方を記入して ください。なお、収入見込額は提案内容に基づいて積算して ください。 ※ 収入計画 (消費税等率8%)については消費税等率を 「8%」として作成してください。 ※ 9-1 (消費税等率 10%)については消費税等率を平 成 31 年9月末日までは「8%」、同年 10 月1日以 降は「10%」として作成してください。 駐車場の経費見込額及びその各項目の考え方を記入してく 管理経費見込 ださい。なお、経費見込額は提案内容に基づいて積算してく 9-2 ださい。 人 件 費 : 本業務にかかる人件費を計上してください(なお、積算内訳は詳細に作成し、 必ず添付してください。) 消耗品費 : 概ね1年程度使用する物品などに係る経費を記入してください。 印刷製本費 : 管理運営業務に要する印刷製本費(駐車券等を含む)を記入してください。 光熱水費 : 管理運営業務に要する電気代を記入してください。 通信運搬費 : 電話、郵便関係経費、電車賃、タクシー代及び荷物運搬費を記入してください。 手 数 料 : 印紙代及び駐車場から排出されるごみ処理手数料を記入してください。 保 険 料 : 管理上の瑕疵による事故等に対応するための保険料を記入してください。 委 託 料 : 業務の一部を第三者に委託する場合は、それにかかる経費を記入してください。 備品購入費 : その他経費 : 1年を超える使用に耐える5万円以上の器具等を購入する場合に記入してくだ さい。 リース物件等の使用料、償却費など、上記の各項目に当てはまらない経費を記 入してください。 諸 経 費 : いわゆる本社経費を記入してください。 ※ (消費税等率8%)については消費税等率を「8%」として作成してください。 ※ (消費税等率 10%)については消費税等率を平成 31 年9月末日までは「8%」、同年 10 月 1日以降は「10%」として作成してください。 管理費に占める第三者 業務の一部を第三者に委託する場合は、その内容と積算にあ 委託料の積算 たっての考え方を記入してください。 基本納付金及び変動納 収支計画を踏まえ、基本納付金の納付額と変動納付金の納付 21 9-3 9-4 付金 率を提案してください。また、それぞれの設定の考え方につ いて、要点を分かりやすく簡潔に記載してください。 ※ (消費税等率8%)については消費税等率を 「8%」として作成してください。 ※ (消費税等率 10%)については消費税等率を平成 31 年9月末日までは「8%」、同年 10 月1日以降 は「10%」として作成してください。 様式9-1(収入計画)から様式9-2(管理経費見込)と 収支計画(収支差引) 様式9-4(基本納付金及び変動納付金)及び様式8-6(基 9-5 本補修費)を差し引いた額について記入してください。 21 選定結果通知用封筒一式 長形3号封筒に選定結果の送付先を明記し、特定記録郵便相 長形 当の切手貼付したものを1通 3号 (6)応募にあたっての注意事項 ① 応募しようとする法人等は、必ず説明会に参加してください。説明会に参加していない 法人等からの応募の受付は行いません。なお、連合体の場合は、構成員のいずれかが説明 会に参加していれば、応募は可能です。 ② 本募集に対する応募書類の提出は、1つとします。同一の法人(申請団体)が2つ以上 の応募書類の提出を行った場合は、その応募書類すべてを無効とします。これは、連合体 の代表法人及び構成団体についても同様とします。 ③ 応募者は、応募書類の提出をもって、本募集要項の記載内容を承諾したものとみなしま す。 ④ 応募書類に不備がある場合は、提出を受け付けません。 ⑤ 応募書類の変更または追加はできません。なお、選定にあたり追加資料を求める場合が あります。 ⑥ 応募書類は、理由の如何を問わず返却いたしません。 ⑦ 応募に際して必要となる経費は、すべて応募者の負担とします。 ⑧ 応募書類の著作権は、応募した法人等に帰属します。ただし、選定結果の公表など本市 が必要と認める場合には、本市は応募書類の内容を無償で使用できるものとします。 ⑨ 応募書類は、大阪市情報公開条例に定めるところにより、公開される場合があります。 ⑩ 応募書類の提出後に選定申請を辞退する場合は、速やかに辞退届(様式 10-3)を、大 阪市建設局道路部調整課まで持参して提出してください。 6 その他 ① 募集要項配布開始日(平成 28 年 10 月 21 日)以降、本募集に関して、選定に関わる本市職 員等と接触することを禁じます。接触の事実が認められた場合は、失格となることがありま す。ただし、本募集に関する説明会出席や申請書の提出など、要項上当然に認められる行為 は除きます。 ② 本件募集について、補足事項や訂正事項があった場合、建設局ホームページで周知を行い ます。募集期間中は定期的に建設局ホームページの掲載事項をご確認ください。 22 7 担当 大阪市建設局道路部調整課 〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATC ビル ITM 棟6階 TEL:06-6615-6702 FAX:06-6615-6582 E-mail:[email protected] 建設局ホームページアドレス:http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/index.html 23
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