2016 年 9 月 地熱月報 (インドネシア) – 2 件 ① 地熱開発へ 450 万ドル無償援助-世銀 エネルギー鉱物資源省・新再生可能エネルギー・省エネルギー総局(EBTKE)のユヌス・サイフルハック 地熱局長 15 日、東ヌサトゥンガラ州フローレス島ワイ・サノ(Wai Sano)、同州グヌン・シルン(Gunung Sirung)、 ソンガ・ワイウワ(Songa Waiuwa)の 3 地域の地熱開発向けに 450 万ドルの無償援助を世界銀行から 獲得したと発表した。 無償援助は国営企業インフラ金融の PT.サラナ・ムルティ・インフラストゥルクトゥールを通して行われ、 坑井掘削と探査の費用に充てられる。 まずワイ・サノで3D 地震探査が行われ、掘削が 2017 年 8 月より始められる予定だ。 ユヌス・サイフルハック 地熱局長は、無償援助は地熱埋蔵量を確定するための掘削段階までであり、 その後探査や掘削で得られたデータを基に地熱鉱区として入札を行うと付け加えた。 (出典:新再生可能エネルギー・省エネルギー総局 (EBTKE)地熱局 ) ②地熱鉱区 4 ヶ所入札公示 エネルギー鉱物資源省・新再生可能エネルギー・省エネルギー総局(EBTKE)地熱局は 22 日、地熱鉱区入札 公示をホームページにて発表した。 No 地熱鉱区名 州 . 面積 貯留層 最高標準価 計画発 目標商業 (ha) 温度 格 電容量 運転 (℃) (US$ Cents (MW) (COD) /kWh) 1 グラホ・ニャブ ジャンビ Graho Jambi 109,000 236 15.9 110 2025 年 42,100 250-300 22.6 20 2024 年 57,330 250-300 15.5 110 2024 年 20,840 200 15.9 2×10 2025 年 Nyabu 2 グヌン・ 北マルク ハミディン North Gunung Maluku Hamiding 3 グヌン・ 西ジャワ ガルングン West Gunung Jawa Galunggung 4 グヌン・ウィリス 東ジャワ Gunung East Wilis Jawa グラホ・ニャブ鉱区とグヌン・ハミディン鉱区は、9 月 27 日公示、書類提出期間は 9 月 28 日~10 月 20 日 15 時まで。 グヌン・ガルングン鉱区とグヌン・ウィリス鉱区は、10 月 4 日公示、書類提出期間は 10 月 5 日~10 月 27 日 15 時まで。 ユヌス・サイフルハック 地熱局長は、上記 4 鉱区の必要投資額は 13 兆 6000 億ルピアとなる見通しで、商業運 転は 2024 年~25 年になる予定と発表した。 (出典:新再生可能エネルギー・省エネルギー総局 (EBTKE)地熱局 )
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