■広島市中区医師会
会長
森田
健司
平素より中区医師会の会務に関してご理解ご参画い
ただきありがとうございます。中区医師会理事一同を代
表してお礼申し上げます。
2025 年問題に端を発した地域包括構想は医療だけで
なく行政や地域の人々に広く関係を拡大しつつありま
す。また、2 次医療圏における地域医療構想では行政と
医師会の間にはいまだ大きな隔たりがあり、解決には時
間がかかりそうです。
中区医師会では一昨年より各地域包括支援センターを中心にして多職種連携
のシステムを構築し、お互いの顔の見える関係作りに努力してまいりました。
地域包括構想も地域医療構想も区医師会単独で対処できる問題ではありませ
ん。今できること、すなわち充実した在宅医療の完成こそがこれらの問題解決の
第一歩ではないでしょうか。原点に戻って在宅医療を中心にした新しい病診連携
システムの構築をもう一度考えてもよいのではないでしょうか。中区医師会の皆
さまのご協力とご参加よろしくお願いいたします。