品質保証 基本 積極的な品質向上活動に従事します。 方針 お客さまの信頼と満足を得られるよう、 ● 品 質保 証 体 制 ● 医 薬 品 国 際 展「 インファーマジャパン」 出 展 ● ㈱シリコンテクノロジー の5S活 動 当社グループの品質保証体制については、グループCSR委 員会のなかで方針を決定し、グループ各社の品質管理組織・ 担当者へ周知しています。 重大クレームの内容やクレーム発 生件数については、グループCSR委員会を始め、毎月開催さ れるグループ経営戦略会議にて報告され、グループ全体での 情報共有を図っています。 2015年7月、東京ビッグサイトにて開催された「第9回医薬 品国際展インファーマジャパン」において、日本カーリット㈱か ら危険性評価試験に関する展示を出展しました。本展示会は、 国内最大級の医薬品原料の展示会であり、本年の来場者数は 32,000人を超えました。 ブースに立ち寄られた方々は熱心に試験内容や危険性評価試 験の重要性について耳を傾けられ、当社サービスについてお客 さまに情報提供する良い機会となりました。 2 015 年 度 5S活 動 方 針とスローガン 品質保証基本方針・活動方針 ❶ 活動指針 全社員の意識改革と業務の効率化により企業間競争を勝ち抜く ❷ 活動スローガン 品質向上の第一歩は、整理・整頓・清掃 取組実績 グループ CSR委員会 グループ会社 2014年度は、会社をキレイにすることだけでなく、5S活 動を通じて、従業員全体に「守ることを決め、決めたことを 守る」というルールを作りました。また、“躾”により現状を リセットするとともに、5S活動を徹底させる風土作りに努めま した。 環境担当組織・ 環境担当者 実績報告 ● クレーム報 告・対応 0件 0件 2015年度 ※ 重大クレームとは、人的な危害を及ぼしたクレーム、または市場回収に まで至ったクレームとしています。 ● 認証取得状況 ISO9001 HACCP 自分の律 101 件 109 件 2014年度 2016年4月、当社グループで半導体用シリコンウェーハを扱う ㈱シリコンテクノロジーにおいて、お得意先さまである「新電元工 業株式会社」様から、 2015年度の生産活動(価格・品質・納期等) に対しての功績が認められ、表彰されました。同表彰は、全取引 先146社から9社に対しての みされたものであり、㈱シリ コンテクノロジーもそのうち の1社として選ばれました。 今後も、お客さまにご満足 いただけるよう、あらゆる面 で努力を続けてまいります。 合律 重大クレーム発生件数 他者の律 クレーム発生件数 社長 ㈱シリコンテクノロジーでは、5S活動において、従業員自 らが常に考え問題意識を持てるような人材「合律的人財」を 目指し活動を推進しています。 ● ㈱シリコンテクノロジー 優 良 企 業 表 彰 クレーム発生状況(グループ計) 活動体系図 合律的人財を目指して 当社グループは、グループ各社で発生したクレームについ て、対応状況や発生件数などを集約するとともに原因や傾向 を分析し、グループ経営戦略会議で報告することにより、グ ループ各社で情報共有と横展開を行い、クレームの撲滅を目 指しています。 2015年度は、さらにもう1段階上の活動として、5Sパトロー ルにより5S活動の取組レベルの確認を行い、さらなる“躾”を 行いました。5Sという単純かつ分かりやすい活動の中から、従 業員各自が問題意識を持ち、是正措置が行える「人財」を育 てる活動を開始したことが2015年度の主な活動となります。 「よい自律」とは、自己 中心的に 「我」を通す ことではなく「他律」 を受 容しつつ、自分 の考えをぶつけていく こと。 向かう先は 「合律」 =両者にとってよりよい 律の創出である。 工場長 5S推進委員会 (各課長) リーダー (工程毎) リーダー (工程毎) リーダー (工程毎) アドバイザー (各部門長) リーダー (工程毎) メンバー (全社員) 改善事例 配 線 及び 塗 装 の改 善 配 管の 交 換・配 線 整 備 書 類の 整 理 日本カーリット㈱ ジェーシーボトリング㈱ ㈱シリコンテクノロジー ジェーシーボトリング㈱ ㈱総合設計 東洋発條工業㈱ 改善前 改善後 改善前 ● 今 後 の取 組 2016年度は、従業員の「合律的人財」育成を培った上 で、品質向上・コスト削減に注目し、経営に効果をもたら す「経営直下型5Sの確立と現場力の向上」を目指してま 用語 解説 23 ISO9001 品質マネジメントシステムに関する国際規格。顧客の要求を満たす製品を供給し、顧客の満足度を強化することを目的とする組織に必 要な要求事項を定めたもの。 HACCP 食品の安全性を担保する国際規格。食品(飲料含む)の製造・加工工程で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析 し、どのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという「重要管理点」を定め製品の安全を確保する衛生 管理の手法。 CSR REPORT 2016 改善後 改善前 改善後 いります。 達成に向けて、 「ムダ・むだを徹底的に排除す る愚直な改善活動」と「改善シートを使用した工程単位で の小集団活動」に注力し、5S活動のさらなるレベルアップ を図ってまいります。 CSR REPORT 2016 24
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