２８．１０．２１海上幕僚監部（お知らせ）日米英３か国海軍種参謀長級会談について海上幕僚長武居智久海将は、米海軍作戦部長リチャードソン大将の招待を受け、１０月２０日、米国防総省において英第一海軍卿ジョーンズ大将とともに日米英３か国海軍種参謀長級会談に参加した。日米英３か国海軍種参謀長級による会談は、今回初めての試みであり、グローバルな安全保障環境の改善のために、日、米、英の海軍種がどのような協力を推進できるかについて、率直かつ広範な意見交換を実施し、以下の共同メッセージを発出しました。共同メッセージ我々は、高い能力と志を同じくする３か国海軍種のリーダーとして、協力の機会拡大を通じ、海上防衛力の運用上の効果をより向上しようというビジョンを共有する。共通する国益と将来の安全保障環境の情勢認識に基づき、我々は、本会談が戦略的に望ましい成果を達成するため、海洋における貢献を強化する好機であると認識する。世界は劇的にグローバル化しており、その傾向はより加速している。このような現状に対応するため、我々は共通の取り組みを追求する。我々は長年にわたり、東アフリカの海域、あるいは欧州及び西太平洋における定期的な関与を通じ、様々な海上における運用を調整してきた。しかし、更なる安全保障協力の余地が存在する。今日、我々は、共通する国益に合致するものとして、部隊指揮官に訓練と海上での運用の両面における協力及び共同の更なる機会を与える方針について合意した。我々は、この拡大した３か国の協力関係が、３か国の国益に資するだけでなく、海洋におけるグローバル・コモンズを通じた貿易の自由な流れに依存するあらゆる国々の共通国益にも寄与するものと信じる。海上幕僚長英第一海軍卿米海軍作戦部長武居智久フィリップ・ジョーンズジョン・リチャードソン海将大将大将