「光学活性アミンの分離・定量に有用なキラル誘導体化試薬」 ダウンロード

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光学活性アミンの分離・定量に
有用なキラル誘導体化試薬
特 長
N
OH
N
N
H
S
O
[P2298]
・ アミン類との縮合で,
LC-ESI-MS/MSを用いる
光学活性体の分離・定量に優れたキラル誘導体を
生成
・ アミン類がエナンチオマー混合物である場合,
生成物はジアステレオマーを形成
・ MS/MS分析では,P2298由来のプロダクト
イオンから選択反応モニタリング(SRM)による
高感度な検出・定量が可能
利用例
+
*
CH3
P2298
2,2'-Dipyridyl Disulfide
Ph3P
H
* N
60 °C, 60 min
CH3
NH2
N
O
HN
N
S
m/z 137.0
トリフェニルホスフィン(10 mMアセトニトリル溶液, 20 µL)と2,2‘-ジピリジルジスルフィド
(10 mMアセトニトリル溶液, 20 µL)の存在下,P2298(10 mMアセトニトリル溶液, 20 µL)
と光学活性アミン(10 µM)を60 ℃で60分反応させる。窒素気流下で溶媒を留去した後,残
渣を移動相で溶解し,2 µLをUHPLC-ESI-MS/MSに注入する。0.1%ぎ酸を含む水/アセト
ニトリルを用いた溶離により,キラルアミンのジアステレオマーが分離できる。それぞれのジ
アステレオマーのSRMクロマトグラムは,P2298由来のプロダクトイオンm/z 137.0を用いる
ことにより得られる。
R. Nagao, H. Tsutsui, T. Mochizuki, T. Takayama, T. Kuwabara, J. Z. Min, K. Inoue, K. Todoroki, T. Toyo’oka, , J. Chromatogr. A 2013, 1296, 111.
P2298 (R)-PyT-C
100mg 18,000円
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AA005 20160428