意見とご意見に対する考え方

「白岡市都市計画マスタープラン【全体構想】(素案)」に係る
パブリックコメントの結果について
番号
意見
意見に対する考え方
1
新白岡駅前は都市計画構造のやすら
ぎの拠点として位置付けておりますが、
コミュニティ拠点の行政区との距離が
あるため不便に感じております。子育て
世代が安心安全に行き来ができるよう
な歩道や交通機関の整備が必要なので
はと感じております。新図書館のコミュ
ニティ拡大に伴って顕著になってくる
都市計画マスタープランは、主に本市
全体のまちづくりの基本的な方針を示
す「全体構想」と市内を5地域に分けて
目標や整備方針を示す「地域別構想」に
より構成されます。
今後、お示しする「地域別構想」の中
の新白岡駅周辺地区の整備方針におい
て、街灯の設置や更新、新白岡駅周辺か
のかなと考えております。
ら市庁舎付近に向けて、誰もが安心・安
全に歩くことができる空間の充実につ
いて盛り込んでいきます。
具体的な対策
①やすらぎの拠点(新白岡)からコミュ
ニティ拠点(市役所、運動場、図書館)
への歩道等の整備(車以外に自転車や歩
いていける道など)
②新白岡周辺の街灯の増設(暗いため不
安に思います。)
2
(総論)
都市計画マスタープランは、都市計画
平成35年(7年後)の都市像を目指 法第18条の2第1項に規定する市町
すプランとしては、計画実現の為のプロ
セス・具体性(裏付け)に欠け、果たし
てこの通り実現可能なものか、判断が困
難。単なる構想(願望)と計画は、別物
であることを再認識すべきである。
村の都市計画に関する基本的な方針と
して定めるものです。
個別の都市計画、まちづくり事業を行
うための基本的な方針となるものであ
るため、具体的な事業計画等について
は、それぞれの事業等で定めることにな
りますので、ご理解くださいますようお
願いいたします。
3
4
(各論)
都市計画マスタープランは、上位計画
①計画実現の為の担い手を如何に確保
するか。今後、少子高齢化の進展と相俟
って、労働力需給が逼迫するのは、目に
見えており、当然、行政のみで計画を遂
行することは不可能。市民協働の位置付
け、団体・企業との連携等、計画の実現
を7年後に目指すものであれば、民間活
力の活用についてかなり具体的に計画
に盛り込み、これの実現に向けアクショ
ンを起こさなければ到底間に合わない。
である第5次白岡市総合振興計画で位
置づけられた様々な分野の施策のうち、
都市計画によるまちづくり分野を受け
持ち定めるものであり、他の分野の関連
計画等と連携して、総合的なまちづくり
を推進していくものです。
例として、市民、事業者との協働によ
る「水と緑の整備・保全」につきまして
は、
「白岡市環境基本計画」、農業を担う
べき者の育成については、「白岡市農業
例えば「水と緑の整備・保全」と言って
も、人の手が入らなければ単なる草ぼう
ぼうの荒野となってしまうだけで、人手
を如何に確保するのか当然のことなが
ら計画に盛り込む必要がある。農業者に
この役割を期待するのであれば、後継者
問題は避けて通れないテーマとなる。農
業の法人化・協業化等可能性を追求すべ
きであり、提言すべきである。
振興地域整備計画」におきまして、それ
ぞれ位置づけられておりますので、これ
らの計画と連携を図りながら、まちづく
りを推進してまいりますので、ご理解く
ださいますようお願いいたします。
(各論)
今後、お示しする「まちづくり方策」
②肝心かなめの“人材育成”が計画に盛 の中において、「人材育成」について盛
り込まれていないのは大変残念である。 り込んでいくことを検討します。
5
(各論)
③資金調達について
計画実現の為には、当然のことながら
資金が必要であり、これの金額及び調達
計画が概算であっても提示されるべき
である。市民(納税者)にとっては、税
の使途は重大関心事であり、受益と負担
前述のとおり、都市計画マスタープラ
ンは、本市の都市計画の基本的な方針を
定めるものであり、個別の事業について
は、それぞれ事業計画を定めて行うこと
になります。
したがいまして、都市計画マスタープ
ランにおきまして、具体的な事業費等を
の関係をにらみながら計画の妥当性・是
非を判断する事になる。起債(借金)に
より資金を賄う計画があるので有れば
尚のこと事前に計画開示が必要である。
お示しすることはできませんが、今後、
お示しする「まちづくり方策」の中で、
計画的な財政運営による安定的な財源
確保や国の各種交付金等の積極的な活
用などについて盛り込んでいきます。
6
7
(各論)
本市では、公共施設・インフラ施設の
④コスト高騰への対応とリスクヘッジ
について
本計画のかなりの部分がインフラ整
備及び環境整備に関わるものであり、将
来的にコスト高騰が懸念される。その場
合の対処策等事前に市民に説明があっ
ても然るべきであり、コストアップ分を
だらだらと市民が負担する構図は絶対
に避けなければならない。その為には、
PFI等の活用も真剣に検討されるべ
整備、更新につきましては、「白岡市公
共施設等総合管理計画」に基づきまし
て、総合的かつ計画的に管理することと
なっております。
当該計画におきまして、民間資金、ノ
ウハウの導入によるコスト削減が掲げ
られ、PFI等の活用についても積極的
に検討することが記載されております。
都市計画マスタープランにおきまし
ても、民間資金、ノウハウの活用による
きである。
公共施設及びインフラの適正な維持・管
理について盛り込んでいきます。
(各論)
⑤“既存集落地”への対応について
市街化調整区域内の住宅地と農地が
混在している地域は、住民の高齢化と過
疎化が急速に進展しており、ゆとりある
集落地としての環境を既に失いつつあ
る。これへの対応は、7年先を待つこと
なく直ちに対策を講じる必要があり、特
に公共交通の問題、生活環境(買い物・
市街化調整区域内の既存集落維持の
ための対応については、喫緊の課題であ
ると認識しております。
そのため、既存集落地については、幹
線道路沿道への商業サービス施設等の
誘導による生活利便性の向上を図るこ
とや自然環境等を活かした観光・レクリ
エーション的な土地利用の検討により
地域の活性化を図ることを盛り込んで
医療等)の問題等、住民にとっては喫緊 おります。
の課題となりつつある。
また、公共交通につきましては、「の
りあい交通」の運行と併せて、より利用
しやすい公共交通サービスの向上を図
ることを盛り込んでおりますので、ご理
解くださいますようお願いいたします。