還付金詐欺電話の手口

還付金詐欺電話の手口(10/11)
(ケース1)
13 時 20 分頃、市内在住の 70 代男性宅へ、市役所保健課の松田と名乗る男性
から電話があり、「平成 22 年から 27 年分の累積保険料の払い戻しが 23,365 円
あり、今年の3月に手紙を発送している。払い戻しの期限が今日までになって
いる。」という電話があった。
本人には心当たりがないため、自分で市役所に確認するので、電話番号を教
えてほしいと言ったところ、電話を切られた。
不審に思ったため、市役所(24-2111)に問い合わせたところ、保険料の払い
戻しの事実はなく、還付金詐欺の電話であることが判明し、実被害に遭わずに
済んだもの。
(ケース2)
13 時 10 分頃、市内在住の 70 代女性宅へ、市役所保険課を名乗る男性から電
話があり、
「平成 22 年から 27 年分の累積保険料がある。」
「9月末までの締め切
りだったが、すぐに●●銀行で手続きすれば、23,365 円戻る。」「●●銀行から
電話をさせる」などと言われ、いったん電話が切れた。
間もなく、●●銀行の佐々木と名乗る男性から電話があり、
「明日の午前 9 時
から 10 までの間に電話をするから、■■スーパーのATM(注1)へ、保険証
とキャッシュカードを持っていき、待っているように」などと言われ、電話が
切れた。
その後、自分の息子が昼休みで帰宅したため、上記の電話内容を話したとこ
ろ、
「おかしいから市役所に確認してみるように」と言われ、市役所に問い合わ
せたところ、還付金の事実はなく、還付金詐欺の電話であることが判明し、実
被害に遭わずに済んだもの。
(注1)銀行店舗ではなく、スーパー等に併設されている無人のATMです。
※花巻市役所に「保険課」などという部署は存在しません!
※ケース1、2ともに、市民生活総合相談センターから花巻警察署へ情報提供
しております。