第11 回 自死遺族ケア団体全国ネット スタッフ研修会 自死遺族の悲嘆感情をひらかれた対話力(オープンダイアログ)で 分かち合い、深め、支え合っていくために 大切な人に自ら命を絶たれ遺された遺族たちの苦しみに寄り添い、分かち合うことによっ て、自死遺族たちが再び前へ向かい,生き直していくことの出来る力を賦活し、支え合う場。 それが遺族「分かち合いの会」です。 その自死遺族グループ機能のさらなる向上に向けて、オープンな対話力の働きをどのよう に活かしていくことが可能でしょうか。 そのヒントになりそうな考え方や手法等を、オープンダイアログ的視点から学び合います。 【開 催 要 項】 ○日 時 2017年2月4日(土) 13:00~17:00 ○会 場 東京・四谷「主婦会館」プラザエフ (地図参照) ○参加対象者 ・自死遺族支援・自助グループのスタッフ(世話役) ・自死遺族支援・自殺 対策に携わる行政関係者 ・いのちの電話相談スタッフ ・今後スタッフ を志す方 ・支援・自助グループの立上げを意図する関係者など ○カリキュラム 別紙を参照ください ○定 員 約50名 ○参加費 1,000円 ○申込み 2017年1月20日までお申込みください。 ○申込み先 郵送、ファックス、メールにて、以下まで。 〒107-0052 東京都港区赤坂 9-2-6 カルム第 2 赤坂 103 号 「自死遺族ケア団体全国ネット」 Fax:03-5775-3871 メール: [email protected] 主 催 後 援 自死遺族ケア団体全国ネット 厚生労働省 一般社団法人日本いのちの電話連盟 NPO 法人グリーフケア・サポートプラザ NPO 法人生と死を考える会 ひらかれた対話力(オープンダイアログ)で 自死遺族の悲嘆を深く分かち合い、共有し合うために 【カリキュラム】 【基調提言】 自死遺族たちの支援・自助グループに活かす オープンダイアログ的考え方、アプローチについて (13:00~14:20) 講師:精神科医 医学博士 筑波大学医学部教授 斎藤 環氏 大切な人を守れなかった、助けられなかったという罪責感、それに伴う後追いの希死 念慮、無気力なうつ状態、また逆に外部への激しい怒り等に陥ることの多い自死遺族。 そのような遺族たちの悲嘆感情等を、どのように本音で語り合い、支え合い、気づき 合い、分かち合いを深めていくか。 その道筋をオープンダイアログ的発想とアプローチから説き起こしていきます。 (斎藤環氏プロフィール) 精神科医、批評家、漫画評論家。精神科医としての専門は思春期・青年期の精神病理学、病 跡学。筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。 社団法人青少年健康センター参与、筑波 大学医学博士。日本病跡学会賞、角川財団学芸賞受賞等。 〔休憩時間〕 (14:20~14:30) 【パネルディスカッション】自死遺族支援・自助グループにおける 対話力、分かち合い力の一層の向上に向けて (14:30~16:40) 大事な人に突如自ら命を絶たれ混迷の淵に陥っている自死遺族たちが、共にその悲 嘆感情を分かち合い、再生へのきっかけづくりをめざす自死遺族支援・自助グループ。 そこでは、お互いの心根の深い部分で本音で語り合い、支え合い、気づき合うことの 出来る、対話の力が鍵となります。 その対話力、分かち合い力の向上に向けて、自死遺族「分かち合い」グループの現場 スタッフ同士によるディスカッションが展開されます。 【パネリスト】 〇認定 NPO法人グリーフケア・サポートプラザ 「分かち合いの会」担当理事 ※自死遺族支援に特化した活動を、10数年前から実施している NPO 法人の 自死遺族支援「分かち合いの会」の担当理事として活躍中。 〇岐阜県「千の風の会」 代表 木下 宏明氏 ※妻と1人息子を自死で喪失後、岐阜県及び精神保健福祉センターと共に「遺 族の集い」発足させ、自死遺族の想いを行政に反映する活動を実施中。 〇奈良いのちの電話 自死遺族のつどい「よりそいの会あかり」 高橋みのり氏 ※全国のいのちの電話グループのなかの5グループと共に自死遺族支援活動 を開始し、現在、自死遺族支援「よりそいの会あかり」を運営している。 【コーディネーター】 〇自死遺族ケア団体全国ネット代表 藤井 忠幸氏 【まとめに際しての挨拶】 (16:40~17:00) 講師:奈良女子大学名誉教授 清水 新二氏 ※講師やテーマ、時間等は、都合により変更になることもあります。
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