くまもと結婚応援推進事業企画コンペ仕様書 1 業務委託名

くまもと結婚応援推進事業企画コンペ仕様書
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業務委託名
くまもと結婚応援推進事業
事業の目的
本県の生涯未婚率は、全国的なトレンドとほぼ同様に上昇しており、本県の出生数低下
の要因となっている。
生涯未婚率上昇の主な要因として、結婚を希望しているが、結婚に向かって具体的な行
動に踏み出せない方・踏み出さない方が多くいることが挙げられる。そういった方々に対
し、結婚に向かって一歩踏み込んでいただくために、結婚を希望する方を個人や企業とい
った社会全体で応援する体制の構築を行い、結婚の希望が叶う社会づくりを推進すること
を目的とする。
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業務委託の内容
(1)フォーラム等の開催
① 「くまもと結婚応援フォーラム」の開催
県内に事業所等を持つ、企業・関係団体の代表者及び福利厚生や人事等の総務担当者、
結婚を希望される方、結婚を希望される方を応援したい方を対象に、社会全体で結婚を応
援する機運の醸成を図ることを目的とするフォーラムを開催する。
日時は平成29年3月頃、3時間程度とし、参加者数は500名程度を想定。
【留意事項】
・テーマや内容等については、事業の目的が達成できるようにすること。
・フォーラムの実施形態については、結婚に関する著名人による基調講演や、各分野の
有識者によるパネルディスカッション等が想定されるが、参加者の飽きがこないよう
な工夫を行うこと。
・フォーラム参加者に対して別途指定するアンケートを行うこと。
・フォーラムの開催結果を参加者の他、県民全体へ波及させるため効果的な広報を行う
こと。
② 「くまもと結婚応援セミナー」の開催
県内在住の結婚を希望しているが、結婚に向かって具体的な行動に踏み出せない・踏み
出せない独身者男女(20代~30代を想定。ただし、学生は対象外とする。)を対象に、
結婚に関するセミナー等を県央地域、県北地域、県南地域の計3か所で開催し、結婚に一
歩踏み込んでいただくためのきっかけとすることを目的とするセミナーを開催する。
日時は「くまもと結婚応援トーク」より早い時期、2時間程度とし、参加者数は各地域
20~50名程度を想定。
【留意事項】
・講師及び会場の選定、参加者募集に係る広報も委託業務に含める。
・セミナーの実施形態については、スクール形式や座談会形式等様々な形態が考え
られるが、効果的な形態をとること。
・セミナー参加者に対して別途指定するアンケートを行うこと。
・セミナーの中で、マッチングまでは行わない。
(2)「くまもと結婚応援ハンドブック(仮称)」の作成及び市町村等への配布
結婚を希望する人への一言メッセージや結婚活動の体験談等を広く県民から募集し
選定した内容とともに、結婚に対するマナーや市町村が実施する結婚支援事業の参考情
報を掲載した「くまもと結婚応援ハンドブック(仮称)」を作成し、県民へ広く配布す
ることで、結婚について考えるきっかけとし、社会全体で結婚を希望する方を応援する
環境づくりを進めることを目的とする。
作成部数は28,000部とし、ページ数は40ページ程度、サイズ及び紙質は提案
によることとする。
「くまもと結婚応援フォーラム」及び「くまもと結婚応援セミナー」で活用できるよ
うな納品日とすること。なお、納品については委託者に8,000部とし、残部につい
ては県内45市町村の担当課等へ送付すること。(送付数等は別途指定。)
【留意事項】
・冊子の内容については、男女に特定の役割を押し付けるような内容とならないよ
う、男女共同参画の観点から検討を行うこと。
・結婚支援や男女共同参画に関する有識者に監修を依頼すること。
・結婚を希望する人への応援メッセージや結婚活動の体験談等の県民から広く募集
を行う手法については任意とする。
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委託費用に含まれる経費
委託事業の実施に必要となる諸経費。ただし備品の取得は対象外とする。
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成果品
(1)業務報告書
(2)
「くまもと結婚応援ハンドブック」の冊子
(3)上記(2)の PDF データ(ホームページ掲載用)及び本県で再編集及び二次利用
することが可能な印刷データファイル(写真等のデータ含む。)
(4)フォーラム及びセミナーで行ったアンケート及び集計結果
(5)その他、本委託業務に関して作成した印刷物等
(6)フォーラム及びセミナーで行った広報の実績が分かる書類
6 その他
(1)当委託業務契約により作成された成果品、契約の遂行過程で生じたすべての著作権
は、すべて熊本県に帰属するものとし、受託者は熊本県の当該著作権に係る行為につ
いて著作者人格権を行使しないものとする。
(2)本業務を通じて知り得た情報を契約の目的以外に利用し、又は第三者に漏らしては
ならない。契約終了後も同様とする。特に、個人情報に関わる情報の取扱いについて
は、十分注意するとともに、県の指示に基づくものとする。
(3)発注者は、業務の実施に当たり、受託者が必要とする資料や情報等の提供について
出来る限り協力する。
(4)委託業務の遂行にあたっては、随時、進捗状況の報告を行い、受託業務の円滑な遂
行に努め、具体的な事項については、県と十分協議のうえ決定すること。