第9章 東村山市の保育施策 9-1 東村山市保育施策の推進に関する

第9章 東村山市の保育施策 ≫ 9-1 基本方針について ~ 9-2 公立保育所の民間移管について
第9章 東村山市の保育施策
9-1 東村山市保育施策の推進に関する基本方針について
東村山市立保育所(以下「公立保育所」といいます)の役割や民間保育施設に求められるものを整理
し、今後の保育施策における基本的な考え方を取りまとめた「東村山市保育施策の推進に関する基本方
針」を平成26年1月末に策定しました。この基本方針は、保育分野に関する東村山市の考え方の指針
として、また、既存の行政計画と整合させるものとして「将来にわたって持続可能な保育環境の整備」
をコンセプトに策定したものです。
基本方針では、公立保育所の役割に応じたエリアの考え方を整理し、各エリアの中で公立保育所を連
携の拠点として施策展開を進めていくこととしました。具体的には、東村山市第4次地域福祉計画及び
東村山市次世代育成支援後期行動計画(地域子育て支援ネットワーク会議)における市域を5つの地域
に分割する考え方に沿って、5エリアにそれぞれ拠点となる公立保育所を1園選定し、各エリアの拠点
となる公立保育所は、民生委員・児童委員、民間保育施設、子育て支援施設等との「連携」の強化を図
っていくというものです。この考え方に基づき「民間移管ガイドライン庁内検討会」や「東村山市公立
保育所民間移管ガイドライン検討会議」による検討を踏まえ、平成27年6月初めに各エリアにおける
拠点となる公立保育所を各1園ずつ選定し、それに伴い第二保育園・第六保育園の2園を民間移管対象
施設として決定しました。
9-2 公立保育所の民間移管について
様々な社会情勢の変化の中、国により公立保育所の一般財源化がなされ、公立保育所の運営に要する費
用の全額が市の負担となった一方、平成27年4月には、子ども・子育て支援新制度が開始され、小規模
保育や保育ママも含めた民間保育所への法定給付の制度が整備されました。基本方針のコンセプトである
「将来にわたって持続可能な保育環境の整備」を実現していくためには、国の動向を注視しながら、限ら
れた市の財源をどのように効果的に活用していくかを考える必要があります。その一つの手段として、
「基
本方針」に記載された「公・民の役割整理」の考え方に基づき、公立保育所の民間移管事業を進めている
ところです。平成28年9月には、民間移管による保育所利用児童や保護者への影響を最小限とし、不安
を解消しながら円滑な民営化を図るとともに、優良な事業者の参入を促し、安定的・継続的な保育所運営
を目指すための「東村山市効率保育所民間移管ガイドライン」の策定作業を行いました。
作業経過としては、民間移管対象施設の在園児保護者に対する保護者説明会を計26回、「民間移管
ガイドライン庁内検討会」を11回、また保育所在園児保護者や、保育所・認定こども園の施設長も交
えた「東村山市公立保育所民間移管ガイドライン検討会議」を9回開催し、それらで頂戴したご意見等
を反映し、ガイドライン(案)として集約しました。さらにその案に対して、広く市民からご意見を募
集するパブリックコメントを実施し、それらをすべて踏まえた上で、「東村山市公立保育所民間移管ガ
イドライン」を策定しました。
現在は、同ガイドラインを元に、民間移管後の新しい園の運営予定事業者を公募する準備をしており、
平成31年4月の開設を目指し、事業を進めています。
拠点となる公立保育所(今後も公立保育所として存続する園)
第一保育園(中部エリア)、第三保育園(北部エリア)、第四保育園(西部エリア)、第五保育園(東部エリ
ア)、第七保育園(南部エリア)
民間移管対象施設
第二保育園(南部エリア)、第六保育園(中部エリア)
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