芝浦小学校の児童数増加に伴う学校施設整備説明資料(PDF

芝浦小学校の児童数増加に伴う学校施設整備説明資料
1 現 状
港区人口推計(平成28年3月)によると、港区の将来人口は、一貫して増
加を続け、平成30年に25万人を突破し、平成39年1月1日現在の人口は
303,062人になると推計しています。中でも年少人口(0~14歳)の増加率が
最も高いと想定されており、特に芝浦小学校学区域の児童数については、
毎年、著しい増加が見込まれています。
今後の児童数の増加に対して、学校施設内の改修だけでは対応できず、
また、地区内には学校施設を整備できる十分な土地がないことからも、新設
校、既存学校施設の増改築及び通学区域の見直し等のあらゆる選択肢を
視野に入れた学校施設の整備について検討していく必要があります。
2 芝浦小学校の児童数・学級数の推計
(1) 児童数・学級数の増加は続き、平成47年度には児童数が最大2,042名
(赤色部分)となり、必要な普通教室数は、平成45・46年度に最大57教
室となります。その後、若干減少しますが、平成64年度の児童数1,659
名・44教室(黄色部分)から再び児童数が緩やかに上昇し、平成72年度
には、児童数が1,721名・50教室となります。
(抜粋)芝浦小学校の平成28年度から平成72年度の児童数・学級数
(上段)児童数・(下段)学級数
平成28年度※
平成29年度
平成30年度
平成31年度
平成32年度
平成33年度
992
1,109
1,237
1,336
1,415
1,536
29
32
36
38
40
43
平成35年度
平成45年度
平成46年度
平成47年度
平成64年度
平成72年度
1,707
2,019
2,035
2,042
1,659
1,721
47
57
57
56
44
50
※上記表は推計を基に作成しており、数値等が変更になることがあります。
※平成28年度は実数となります。
1
(2) (抜粋)芝浦小学校の平成28年度から平成72年度までの児童数・学級数
の推計グラフ
2,200名
2,100名
2,000名
1,900名
1,800名
1,700名
1,600名
1,500名
1,400名
1,300名
1,200名
1,100名
1,000名
900名
800名
700名
600名
500名
400名
300名
200名
100名
名
57学級
60学級
50学級
55学級
50学級
2,042人
45学級
38学級
44学級
1,659人
29学級
40学級
35学級
30学級
1,336人
25学級
992人
20学級
15学級
10学級
5学級
学級
児童数
〃
〃
学級数
※上記グラフは推計を基に作成しており、数値等が変更になることがあります。
※平成28年度は実数となります。
3 芝浦小学校の児童数の増加への対応
・児童数の増加の対策として、新設校の設立、既存学校施設の増改築及
び通学区域の見直し等のあらゆる選択肢を視野に入れた学校施設の整
備が必要になります。
・様々な検討の結果、通学区域や通学距離に大きな変更がなく児童にとっ
て最も利便性の高い、みなとパーク芝浦の芝生広場(旧文化・芸術ホー
ル計画地)に計画をします。
・多目的室やランチルーム等の改修により、普通教室を37教室まで確保し
ますが、平成31年度には、推計上、38教室となり普通教室が不足します。
そのため、新設校の整備まで芝浦小学校校庭に仮設校舎を整備します。
2
みなとパーク芝浦に新設校を整備
・新設校((仮称)芝浦第二小学校)を整備
●位置図(案)
みなとパーク芝浦
建設
予定地
愛育病院
芝浦公園
3
みなとパーク芝浦に新設校を整備
・新設校((仮称)芝浦第二小学校)を整備
●通学区域図(案)
新 設 校
芝 浦 小 学 校
港 南 小 学 校
:新設校通学区域
:港南小通学区域
:芝浦小通学区域
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みなとパーク芝浦に新設校を整備
・新設校((仮称)芝浦第二小学校)を整備
●検討課題等
新
校
舎
規模・工期
・7階
建設場所
・みなとパーク芝浦(旧文化・芸術ホール計画地)
開 校
で新
の校
仮舎
設完
校成
舎ま
規模・期間
約11,000㎡
平成31年11月から34年12月(約3年2ヵ月)
・平成35年4月
・3階 約2,500㎡
平成31年4月から35年3月(約4年)
設置教室等 ・普通教室、給食室
設置場所
・芝浦小学校 校庭に設置
学級数の適正規模
※1
・芝浦小学校の過大規模校が解消され、学校規模が適正となる。
・(仮称)芝浦第二小学校の学校規模も適正である。
通学区域の見直し
・芝浦小学校学区域内の変更となる。
通学路の距離及び
安全性
・通学距離の大きな変更はなく、近くなる児童も多い。
児童の受入方法
・新設校学区域の新2~6年生を転校とするか、新1年生より徐々に入学と
するか児童の増加状況により検討となる。
工事中に授業に及ぼ ・芝浦小学校 仮設校舎工事中の校庭使用の制限及び騒音・振動等の対
す影響
応が必要となる。
芝浦小学校の改修
・屋上を運動場に改修。また、築山等を撤去し、人工芝の部分を拡張。
・プール使用期間外に運動施設として利用できるよう改修。
・給食室の拡張及び調理機器の入れ替え改修。
周辺環境に対する影 ・昼休みに芝浦公園を利用するため、愛育病院及び一般利用者に対する
児童の声や動線等への対応が必要になる。
響
運動施設
・体育授業は、屋上校庭、体育館、プール(6~9月以外は屋内運動場利
用)及び不足分をスポーツセンターアリーナ等を利用する。(小学校設置
基準上、問題ありません。)
・昼休み(13時~14時)に区立芝浦公園を利用する。
※上記内容は想定であり、今後変更になる可能性があります。
※1 文部科学省では、25学級以上の学校を「大規模校」、31学級以上の学校を「過大規模校」としています。
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5
4 全体スケジュール
みなとパーク芝浦新設校の整備スケジュールは、下記のとおりです。
平成28年度
・保護者、地域の方々への説明
・基本構想の策定
(将来の新設校の基本的な目標、あるべき姿を定めます。)
・基本計画の策定
(施設ボリューム検討、法規制及び必要教室数等を定めます。)
平成29年度
・基本設計
(各階の平面図、立面図、構造計画書等の建物の空間構成を具体化します。)
平成30年度
・実施設計・積算
・仮設校舎(芝浦小学校校庭)建設工事に着手
平成31年度
・新設校舎建設工事に着手
・仮設校舎(芝浦小学校校庭)運用開始(予定)
平成35年度
・新設校舎開校(予定)
※上記内容は想定であり、今後変更になる可能性があります。
【連絡先】 教育委員会事務局 学校整備担当
瀧澤
℡ 03-3578-2111(内線2570)
教育委員会事務局 学務課 施設計画担当 桑山 林
℡ 03-3578-2111(内線2792)
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