平成 28 年 10 月 11 日 高速路線バスの安全対策について 小湊鉄道

平成 28 年 10 月 11 日
高速路線バスの安全対策について
小湊鉄道株式会社
9 月 13 日 弊社高速路線バスにおいて、乗務員の健康起因によりあわや大惨事の事態を起
こしかねない事故が発生いたしました。皆様に大変ご迷惑をお掛けいたしました。重ねて
お詫び申し上げますとともに、
「人命最優先のバス輸送」の実現に向け再発防止策を策定し
(10 月中旬)着実に実施して参ります。なお、現在までに実施済み及び決定した事項につ
いては下記の通りでございます。
記
既に実施済み及び決定した事項
① 安全推進室を本社内に新たに設置(10/1 付)
現在までバス部や総務部などでそれぞれ実施していた乗務員教育や健康管理など
について、新たに設置した安全推進室にて一括して行っていく仕組みを構築し、安
全なバス輸送に取り組んでまいります。
② 先進安全車両(ASV)への早期代替(H28~H30 年度)
衝突被害軽減ブレーキなどを装備した車両(現在の装備率 28.5%)の導入について、
今年度より早期にすすめ、平成 30 年度内に未装備車の全ての代替を完了いたしま
す。なお代替までの期間においては、衝突防止補助システムを装着いたします。
③ 健康チェックの強化(H28 より実施)
健康診断結果を活かした健康チェックの強化及び未病対策について、産業医との更
なる連携によりすすめてまいります。また脳ドックやSAS(睡眠時無呼吸症候群)
の検査を計画的に実施してまいります。
④ 点呼時チェック体制の強化(H28 より実施)
自動車の運転に支障を及ぼすおそれがある一定の病気等とその主な前兆や自覚症
状などが無いことを、点呼ごとに運転士・運行管理者の双方が確認をすることを徹
底してまいります。また各点呼場に血圧計を設置し、日常の健康管理の重要性を確
認してまいります。
今後決定する安全対策やその実施進捗などについて、今後も積極的に公表してまいります。
以上