公立相馬総合病院院内保育所運営業務委託仕様書

別紙1
公立相馬総合病院院内保育所運営業務委託仕様書
1.保育の場所と概要
(1)施設名称
公立相馬総合病院院内保育所(仮)
(2)所在地
福島県相馬市新沼字坪ヶ迫地内
2.契約期間
平成29年9月1日(予定)から平成31年3月31日までとするが、履行上問題が無
い場合は、次年度以降1年毎の更新を行うものとする。
3.保育内容
(1)定
員
19人(最大)
(2)保育対象
1歳児から5歳児(小学校就学前)まで
(3)保 育 日
月曜日から土曜日(日曜日、祝日は休所)
(4)保育時間
① 基本保育
午前7時30分から午後6時30分まで
② 延長保育
午後6時30分から午後7時30分まで
(5)一時保育
入所している幼児数が定員に満たない場合等において一時保育を実
施する。
4.管理運営体制
(1)
「認可外保育施設指導監督の指針」(平成 14 年 7 月 12 日雇児発第 0712005 号厚生
労働省雇用均等・児童家庭局)を遵守して、保育施設の運営を実施すること。
(2)保育に従事する職員は、健全な心身を有している職員を配置するものとし、保育
士数については、保育幼児数に応じて企業主導型保育事業の配置基準を満たす人
員の保育士を配置すること。
(3)保育所運営にかかる豊富な知識と経験を有する者を総括責任者として専任配置し、
責任体制を明確にするとともに、病院との連携及び調整等を行うこと。
(4)幼児の健やかな保育のため、保育士は原則として年間を通し固定の配置とすると
ともに、欠員が生じることのないよう、代替要員の確保等を明確にするなど、業
務の円滑な遂行のための体制を整えておくこと。
(5)保育時間帯についての責任体制、連絡体制等を明確にする等、業務の円滑な遂行
のための体制を整えておくこと。
(6)職員に対し保育知識、安全のための研修等を実施し、運営に必要な知識の習得に
努めること。
(7)受託者は毎日保育日誌等を作成し、適切な管理運営を心がけるとともに、毎月事
業報告書等により運営状況を病院に報告すること。
5.幼児の事故への対応
受託者は幼児の事故が発生しないよう万全の対策を講じなければならない。病院はこ
れに協力するものとし、事故が発生した場合、受託者は速やかに病院に報告するととも
に誠意をもって対処するものとする。
また、受託者は保育施設賠償責任保険に加入しなければならない。
6.業務の第三者への委託
受託者は、運営業務の全部又は一部を第三者に委託することはできない。
ただし、業務の一部について、あらかじめ病院に書面で申請し、病院が承認した場合
は、受託者の責任において第三者に委託することができる。
なお第三者に業務の一部を委託した場合は、当該委託先との契約書の写を病院に提出
すること。
7.情報管理
受託者は、業務の実施により知り得た秘密及び病院の業務で一般に公開されていない
情報を外部に漏らし、又は他の目的に利用することのないよう万全の措置を講ずること。
9.病院と事業者の役割分担
項
目
病
院
保育所運営
〇
(職員採用、保育内容の整理と利用者へのサービス提供)
施設の維持管理(施設の保守点検・法定点検)
受託者
〇
施設の維持管理(日常の施設管理)
〇
一時的な災害への対応
〇
利用登録の承認
〇
〇
保育に係る苦情等の対応
保育料の徴収
〇
給食費の徴収
〇
〇
おやつ代及び教材代の徴収
給食配膳
〇
10.費用負担の区分
保育所運営業務に係る費用等の負担は、次のとおりとする。
(1)病院が負担する費用
①建物、設備等の修理及び保守に係る費用
②開所時業務に必要な備品、遊具等
③電気・水等の光熱水費
④給食に必要な食器及び備品等
⑤その他、病院が負担することが相当と考えられる費用等
(2)受託者が負担する費用
①業務に従事する職員の健康管理に要する費用
②業務に従事する職員の教育訓練に係る費用
③保育所運営上必要な通信費(電話、インターネット代等)
④運営上必要な消耗品及び保育材料等
⑤その他「病院が負担することが相当と考えられる費用等」以外の費用等
11.その他
この仕様書に記載されていない事項については、双方が誠意をもって協議して定める
ものとする。