嘉手納町学習等施設指定管理業務仕様書

嘉手納町学習等施設指定管理業務仕様書
指定管理者は、嘉手納町学習等施設(以下「学習等施設」という。
)の維持管理業務並びに次に掲げ
る運営業務を通して、公共施設としての機能を損なわず、児童の情操教育や健全な遊びの指導、町民の
信頼を保つことを前提に町民の生涯学習の場と、健康の増進に務めることを目的とする事業運営を行う。
1 事業内容(嘉手納町学習等施設条例(以下「条例」という。
)第3条関係)
(1) 地域住民の連携を深める事業に関すること。
(2) レクリエーションに関すること。
(3) 健全な遊び場の提供に関すること。
(4) 体力増進に関すること。
(5) その他町長が必要と認める事業
2 業務範囲(条例第5条関係)
指定管理者は、次に掲げる業務を行う。
(1) 前各号に掲げる事業の企画及び実施に関する業務
(2) 学習等施設の維持管理に関する業務
(3) 学習等施設の利用許可に関する業務
(4) 学習等施設の利用料金に関する業務
(5) その他町長が必要と認める業務
3 利用時間(条例第6条関係)
学習等施設の利用時間は、条例の別表第1に掲げる次のとおりとする。ただし、指定管理者は、必要が
あると認めるときは、町長の承認得て、臨時にこれを変更することができるが、お昼時間等、指定管理者
の休憩等のために閉館してはならない。
利用区分
利用時間
一般利用
義務教育就学前の幼児、児童生徒
午前9時から
4月から10月まで
午前9時から午後6時30分まで
午後10時まで
11月から3月まで
午前9から午後5時30分まで
4 休館日(条例第7条関係)
学習等施設に休館日は、次に掲げるとおりとする。ただし、指定管理者は、必要があると認めるときは、
町長の承認を得て、臨時にこれを開館し、又は休館することができる。
(1) 12月29日から翌年1月3日まで
(2) 前項の規定にかかわらず、町が主催する行事等に利用する場合は、学習等施設を利用することが
できる。
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5 利用料金(条例第9条関係)
(1) 本業務は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第8項の規定による利用料金
制度により、利用料金を当該指定管理者の収入として収受させる。
(2) 利用料金は、条例の別表第2に掲げる次の金額の範囲内で、指定管理者があらかじめ町長の承認
を得て定めるものとする。
利用時間
午前9時から午後5時まで
午後5時から午後10時まで
冷房利用の
の1時間あたりの利用料
の1時間あたりの利用料
1時間当た
り利用料
利用区分
施設名
町内
町外
町内
屋良地区体育館・図書室
体育館
500円
800円 1,000円
指導員室
200円
300円
施設名
町外
250円
1,600円
500円
400円
嘉手納地区学習等供用施設・児童館
保育室
400円
600円
500円
800円
研修室
400円
600円
500円
800円
休養室
200円
300円
250円
400円
集会室
500円
800円 1,000円
1,600円
遊戯室
400円
600円
500円
800円
備考 1時間未満は1時間とみなし、時間延長は1時間を限度とする。
(3) 指定管理者は、条例第10条の規定に基づき、嘉手納町利用料金を減額し、又は免除することが
できる。減額及び免除の基準は、嘉手納町学習等施設条例施行規則(以下「条例施行規則」という。)
第2条第1項及び第2項の規定によるものとする。
(4) 指定管理者は、条例第11条のただし書の規定に基づき、利用料金を全額又は一部を返還するこ
とができる。還付の基準は、条例施行規則の第3条の規定によるものとする。
6 管理業務の内容と基準
(1) 施設の運営に関すること。
① 人員配置に関すること。
ア 管理運営に関する管理責任者(館長)を、学習等施設で 1 名配置することとする。
イ 運営に関する業務に従事する最適な人員を配置すること。
ウ 施設管理に従事する者の内1名は、防火管理者の資格を有すること。
エ 配置する人員の勤務形態は、労働基準法を遵守し、施設等の運営に支障がないようにすること。
オ 業務従事者に対して、施設等の管理運営に必要な研修を実施すること。
(2) 施設等の利用許可申請の受付・許可等に関すること。
① 受付の手続き
利用許可申請書の受付、利用の調整、許可、利用許可書の公布、利用料金減免申請の受付を行うこ
と。
② 受付時間
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開館中は、常時受付対応すること。
③ 施設等に関する問い合わせに対応すること。
④ 利用許可受付業務
ア 施設等の利用許可等関係業務
イ 施設等の行事計画の案内業務
ウ 施設等の利用状況の作成及び報告
エ 施設等の利用上の特別許可に関する業務
⑤ 施設等の照明施設の点灯、消灯に関する業務
⑥ 用具の貸し出し管理に関すること。
⑦ 利用料金徴収等に関する経理・利用統計及び定期報告書作成の業務に関すること。
(3) 施設及び設備の維持管理に関すること。
① 施設等の適正な運営のため、次の基準以上の清掃、施設・設備点検等の日常点検、保守管理及び
軽微な修繕等を行うこと。
業務の名称
回 数
備 考
・安全管理
⑴施設内の見回り、点検を常時行う。
・日常清掃
・安全管理
・日常清掃
毎 日
⑴毎日清掃を行い、施設利用者に支障のないよう注意し
なければならない。
⑵作業は、汚れがひどい箇所、通行が頻繁な場所は常に
見回り、随時必要な清掃をして清潔な状況にしておか
なければならない。
⑴床洗浄・ワックス塗布・ガラス清掃
定期清掃
年1回
⑵作業回数はすべて標準的なものであり、利用度数の度
合いにより回数を増減し、全体として平均回数を保つよ
うにすること。
⑴常に敷地内を見回り、必要に応じて行うものとする。
不定期清掃
随 時
⑵夏季(5月~10月)には空調機のフィルター清掃を
月1~2回程度実施すること。
⑴対象施設:嘉手納地区学習等施設・児童館
・天井カセット形 18台
・全熱交換器 8台
対象施設:屋良地区体育館・図書室
空調機清掃
年1回
・天井カセット形 2台
(4月頃)
・天井埋込ダクト形 1台
・壁掛形 2台
・全熱交換器 1台
⑵業務内容
① 空調機分解薬品洗浄作業(サーミスタ取替込)
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② 全熱交換器フィルター清掃作業(エアフィルタ
ー・熱交換エレメント BOX・吸入吹出パネル清掃)
⑴対象施設:嘉手納地区学習等供用施設・児童館
⑵業務内容
清掃、点検項目(清掃作業及び清掃用機械器具の維持
管理の方法等に係る基準による。
)
① 貯水槽の内部清掃
② 貯水槽の点検
ア 水中及び水面に浮遊物質がないかの確認
貯水槽清掃
年1回
イ 汚泥、赤サビ等の沈殿物の確認
ウ 貯水槽本体、内部に亀裂・漏水箇所がないかの確認
③ 水質検査
ア 残留塩素の確認
イ 臭気、味、色、濁りの確認
⑶点検報告
受託者は、清掃点検・水質検査の結果を指定管理者に
報告すること。
⑴対象施設:嘉手納地区学習等施設・児童館
・設備容量:105KVA、 受電電圧:6600V
対象施設:屋良地区体育館・図書室
・受電電圧 210/105V
⑵月次点検:毎月 1 回(外観点検、電圧・電流・漏洩電
流等の測定記録、その他)
⑶年次点検:年 1 回
① 外観点検及び清掃
② 接地抵抗測定
③ 絶縁抵抗測定
電気保安管理委託
月1回
年1回
④ その他(点検業務実施に当たっては、事前に指定
管理者と調整し実施すること。
)
⑷緊急時の対応
事故・故障等の緊急時は、土日、祝祭日を問わず 24 時
間体制で速やかに適切な処置を行い、業務に支障をきた
さないようにしなければならない。事故等の報告は、速
やかに報告書を作成し提出する。
⑸報告及び検査
① 月次・年次点検後は、速やかに指定管理者に報告書
を提出すること。
② 点検の結果、異常個所が発見された場合は、直ちに
指定管理者に口頭で報告するとともに、その指示に基
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づいて異常個所を整備し、電気設備を常に良好な状態
に維持しなければならない。
③ 整備後は、速やかに指定管理者に報告書を提出する
こと。
④ 報告書による報告後に指定管理者が行う検査に合格
することにより、点検及び整備が終了したものとする。
⑹その他
① 省エネルギーに関して、指定管理者に利益となるよ
うに受託者は省エネ支援業務を提案することもでき
る。
② この仕様書の内容に疑義が生じたとき、または、定
めない事項について定める必要が生じたときは、協議
の上定める。
⑴保守点検対象設備:消防用設備全般
⑵点検回数:外観及び機能点検
総合点検
年1回
年1回
防火対象物の点検報告 年 1 回
⑶点検資格
点検を行う者は、消防法施行規則に基づき、消防設備
消防用設備保守点検業務委託
各点検
年1回
士の公布を受けている者又は総務大臣が認める資格を
有する者であるとし、点検作業中は免状を携帯するもの
とする。
⑷保守点検上の注意
点検業務を完了したときは、当該設備の点検結果につ
いて点検表を作成し、指定管理者に 2 部提出する。
⑸業務の経費
点検業務に必要な器具及び消耗品は、指定管理者の負
担とする。
⑴ 警備人員:巡回警備員 2 名
⑵ 期
間:通年をとおして毎日
⑶ 巡回時間:毎日午後 10 時~午前 8 時までの 10 時間
⑷ 巡回回数:巡回時間内の不定期の 2 回
⑸ 巡回警備業務内容
施設の警備業務
毎 日
① 盗難の発見、予防
② 敷地内の徘徊者、不審者、潜伏者の発見、処理
③ 施錠すべき窓、扉、シャッター等の点検及び処置
④ 隣接地帯より波及する危険性の探知、予防
⑤ 火災の早期発見、消化、予防
⑥ 各種電気器具、ガス器具、機械類の器具探知、処
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置
⑦ 危険物、可燃物の異常有無点検
⑧ その他非常事態発生時における処置
⑹報告等
① 毎日、巡回警備状況を報告書で提出すること。
② 役場常駐警備員と常時連絡を保ちながら巡回警
備業務を行うこと。
③ 警備員は、制服制帽及び名札を着用して巡回警備に
あたること。
④ 非常事態発生時には、緊急連絡体制の連絡を取ると
ともに、報告書に詳細を記載して報告すること。
土曜、
施設等の施錠、開錠業務
学校の長期
休暇期間
毎週土曜日及び学校の長期休暇期間は、学童が午前8
時30分から利用があるため、その午前8時30分から
午前9時までの30分間においては、学童の責任の元、
開錠、施錠するものとする。
修繕等の維持管理は、指定管理者が行うこととする。な
修繕費の取扱い
随時
お、修繕費が20万円を超える場合は、事前に町と協議す
る。
(4) 秩序保持、安全業務
① 施設等の秩序の保持その他安全に関する事項は、次のとおりとする。
ア 防災・防火管理業務(消防防災に関する管理と訓練)
イ 利用者の安全確保業務
ウ 災害・事故発生時における緊急対処業務
エ 利用者の怪我等、障害、トラブルの対応に関する業務
② 施設利用の監督及び指導業務
③ その他
ア 緊急・救急時対策及び防犯・防災対策について、マニュアルを作成し、従事者に指導を行うこ
と。
イ 個人情報保護について従事者に周知・徹底を図ること。
ウ その他施設等の管理上、町長が必要と認める業務を行うこと。
(5) 施設等に係る経費の支払い及びその他収入の徴収等に関すること。
(6) 設置目的に適合した事業の企画及び実施に関すること。
① 事業に関する事項
指定管理者は、以下の主な事業目標に基づいた事業計画以外にも、独自の事業展開を計画し、具体
的に提案すること。
事業の名称
目的及び概要
日常の活動・行事
体力増進活動及び季節行事などを通して、遊ぶ楽しさを味あわせ、
・館内での自主的遊び
自主性を育む。
(設定遊具・ゲーム遊びなど)
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各種教室
同じような興味や関心をもつ子どもたちの教室やクラブへの継続
的な参加を通して創意工夫・協調性を養う。
親子サークル
様々な遊びを体験することにより親子関係や親同士の情報交換が豊
豊かになるよう支援する。
異世代交流事業
中高生と幼児・児童、高齢者と子供世代間の交流を活発に行ない思
いやりの心を育むよう努める。
異文化交流
外国の方々との触れ合いから、異文化に対する理解や日本文化を改
めて認識し、国際的な感覚を身に付けるよう支援する。
地域の福祉増進につながる催し物 設置目的である、地域住民の福祉増進のための催し物を行う。
(家族で参加できるもの、地域のつながりを強化するもの等)
③
自主事業運営による、参加費等の徴収について
全ての事業計画において、金銭の収受を行うことは、子どもの居場所づくりの観点及び公共施設と
しての利用を妨げるものであるため、定例的に行う事業に関しては、無償での利用が望ましい。しか
しながら、一般の成人向けの有料講座や児童、家族向けの講座や作品の持ち帰りや飲食ができる体験
学習(調理実習)等で、費用の負担が大きい場合等において、利用者へ利益還元型の事業等に関して
は、自主事業として実施し、収益を収受することができるものとする。また、収受した収益は、施設
管理費に充てるものとする。ただし、自主事業の実施については、定例的に行う事業に影響を与えな
いことを前提とし、事前に町長の許可を得なければならない。また自主事業を実行した場合は、各事
業ごとに、①大人、子ども別参加者数、②収支報告書(領収書写し添付)
、③写真等の実績報告の提
出をすること。
(7) その他施設等の管理及び運営業務(町長の権限に属する事務を除く)に関すること。
① 救護、防犯対策等の利用者の安全に関する措置
② 事業報告書の作成及び報告
③ 経営状況を明らかにする書類の作成及び報告
④ 施設への視察受け入れに関すること。
⑤ 緊急時における関係機関との調整に関すること。
⑥ その他管理及び運営業務に関する庶務、経理等の事務
7 安全管理及び緊急時対応に関する留意事項
① 管理責任者及び防火管理者を配置し、その者の氏名等を町に報告すること。
② 業務従事者に必要な研修を行い、その者の氏名を町に報告すること。
③ 業務従事者に必要な健康診断を行い、利用者及び業務従事者の健康を害さないように務めること。
④ 安全管理に十分配慮し、火災、損傷等を防止して財産の保全を図るとともに、利用者及び業務従
事者の安全確保に務めること。
⑤ 衛生管理に十分配慮し、常に快適な利用ができる状態の保持に努めること。
⑥ 非常災害、事故等の緊急事態発生時に備え、具体的な対応計画を定め、緊急時の連絡先等あらか
じめ町に報告するとともに、避難・救出その他必要な訓練を定期的に実施すること。
⑦ 災害が発生した場合、施設及び周辺の状況を把握し速やかに報告すること。
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⑧ 施設の管理保全に努めるとともに、被害拡大の防止を図ること。
⑨ 開館時間内に災害が発生した場合は、施設利用者の避難誘導等安全の確保に努めるとともに、そ
の状況を速やかに報告すること。
8 法令等の遵守
業務の遂行にあたっては、児童福祉法、地方自治法、消防法、労働基準法、労働安全衛生法等の関係
法令及び嘉手納町公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例、同条例施行規則、嘉手納町
学習等施設条例、同条例施行規則、嘉手納町情報公開条例、嘉手納町個人情報保護条例、嘉手納町行政
手続条例、協定書並びに仕様書等を遵守しなければならない。
9 情報管理
(1) 指定管理者は、本施設の管理運営を行うにあたり、業務上知り得た内容を第三者に漏らしたり、
自己の利益のために使用してはならない。指定期間が満了した後も同様とする。
(2) 指定管理者は、個人情報の保護に関する法律および嘉手納町個人情報保護条例の規定に準拠し、
本業務の実施に関して知り得た個人情報の漏洩、滅失及び棄損等の事故の防止、その他の個人情報の
適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
(3) 個人情報の保護に関する留意事項(嘉手納町個人情報保護条例第4条、第7条、第9条、第10
条、11条関係)
項目
1個人情報の取扱い
に関する留意事項
取扱う個人情報の
取扱い上の留意事項
内容
施設利用者の住所、 管理責任者は、管理業務に従事する者に対し、
氏名
の職員への周知
その業務に関わる個人情報の範囲及びその
取扱いに関する留意事項を個別具体的に指
示するとともに、日常業務において必要に応
じ指導する。
2個人情報が記載し
てある書類等の取
施設利用者の住所、 町の事前承認なしに複写し、あるいは外部へ提
氏名
り扱い
供し、若しくは持出しをしない。
また、個人情報の記載のある書類等について
は、パソコンやファクシミリなどの通信回線に
よる送信を行わない。
3廃棄
施設利用者の住所、 個人情報が記載されている書類等の廃棄につ
氏名
いては、町と事前に協議の上、第三者の手に渡
らないよう確実な方法によって処分する。
10 保険の加入について
施設賠償保険について、公の施設の管理を地方自治法第244条の2第3項及び第4項に基づき指定
管理者に行わせた場合においては、指定管理者が負うべき責任についても町が現在加入している全国町
村会総合賠償保障保険の対象となるため、指定管理者が別途加入する必要はない。ただし、施設内で指
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定管理者が独自の自主事業を運営する場合において、その運営上もたらされる賠償責任は、その指定管
理者が負うものとし、町の保険の対象外となるため、指定管理者は、指定管理者の判断により、費用は
指定管理者の自己負担の元に必要な保険に加入することとなる。
その他保険(傷害保険等)に関しては、元より町負担の対象外であるため、指定管理者がその他の保険
に加入する場合の費用は、指定管理者の自己負担による保険加入となる。
11 町等の優先使用に対する取扱い
(1) 町主催の行事等を最優先とする。
(2) 一般の利用申請があった場合、子どもの利用を優先するものとし、各施設の利用申請内容が、子
どもの利用に支障がある場合は、許可しないものとする。
12 嘉手納町営「屋良学童クラブ」及び「嘉手納学童クラブ」の施設利用について次のとおり定める。
(1) 毎年度4月1日から3月31日間施設を利用するため、年度毎に申請書を提出させる。
(2) 町主催の事業であるため、施設利用料を免除とする。
(3) 学童が毎年更新利用していくため、各施設内に備品を設置することを許可する。
(4) 土曜日及び夏休み、秋休み等、小学校が長期休暇の場合、学童は、午前8時30分より、児童の
受け入れをするため、各施設ともその期間は、学童の責任において、午前8時30分より開錠、施錠
を行い、午前9時までは、学童の児童のみを受け入れするものとする。
13 各施設における利用料の内訳及び利用者数の報告について
利用料の内訳(免除を含む)
、利用団体名及び利用者数、一般の利用者(大人、子ども)の日別、月別
を作成し、毎月提出すること。月別合計は、年度毎の業務実績報告にて提出すること。また、この利用者
数に、学童の職員や児童、町主催による施設貸切利用等の人数は、利用者数には加えず、純粋な施設利用
者(一般利用者及びサークル団体等)のみをカウントすること。
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嘉手納町学習等施設管理業務の個人情報の保護に関する取扱い仕様書
Ⅰ一般事項
1 個人情報の保有の制限等
(1) 乙は、個人情報を保有するに当たっては、この協定による管理業務を遂行するため必要な場合に
限り、かつ、その利用の目的をできる限り特定しなければならない。
(2) 乙は、特定された利用の目的(以下「利用目的」という。
)の達成に必要な範囲を超えて、個人情
報を保有してはならない。
(3) 乙は利用目的を変更する場合には変更前の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる
範囲内において、町の承認を得なければならない。
2 個人情報の取得の制限
(1) 乙は、個人情報を取得するときは、利用目的の達成に必要な範囲内で、適法かつ適正な手段によ
り取得しなければならない。
(2) 乙は、思想、信条及び宗教に関する個人情報並びに社会的差別の原因となるおそれのある個人情
報については、取得してはならない。
(3) 乙は、個人情報を取得するときは、本人の同意があるとき又は人の生命、身体、財産の保護のた
めに緊急に必要があるときなどの場合を除き、原則として本人から取得しなければならない。
3 利用目的の明示
乙は、本人から直接書面(電子的方式、磁気的方式、その他、人の知覚によって認識することができ
ない方式で作られる記録(以下「電磁的記録」という。
)を含む。
)に記録された当該本人の個人情報を
取得するときは、人の生命、身体又は財産の保護のために緊急に必要があるとき又は取得の状況から見
て利用目的が明らかであると認められるときを除き、あらかじめ、本人に対し、その利用目的を明示し
なければならない。
4 正確性の確保
乙は、利用目的の達成に必要な範囲内で、保有個人情報が過去又は現在の事実と合致するよう努めな
ければならない。
5 不要となった個人情報の取扱い
乙は、この協定が終了したとき又は保有する保有個人情報が不要となったときは、速やかに当該情報
を町に譲渡し、又は町の指示のもとに適切な手段により速やかに廃棄し、若しくは消去しなければなら
ない。
6 事務を委託する場合の処置
乙は、個人情報の取扱いを第三者に委託しようとするときは、個人情報の保護に関し必要な処置を講
じなければならない。
7 従事者の義務
個人情報の取扱いに従事する職員、若しくは職員であった者、又は前条の受託業務に従事している者、
若しくは従事していた者は、その業務に関して知り得た個人情報の内容をみだりに他人に知らせ、又は
不当な目的に利用してはならない。
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