ロータリーエバポレーター類 仕様書 1.目 的 : 各種薬事検査におけるサンプルを濃縮するためのロータリーエバポレーターに関 する機器を購入する。 2.品名および数量 : (1) ロータリーエバポレーター 2台 使用可能回転フラスコは、共通すりあわせのものであり、容量が 50mL~4Lで あること。 (2) 真空ポンプ類 2台 (3) 冷却水循環装置 1 台 (4) 運搬・設置作業等 3.仕 様 : 下記の条件を満たすこと。 (1)エバポレーター ・冷却器は、縦型蛇管タイプであること。 ・手動もしくは電動で上下の操作が可能であること。 ・加温できるナスフラスコ容量が最大 4L まで使用可能な容量のバスであること。 ・外形寸法は幅 700mm 以下、奥行き 500mm 以下、高さ(最高位置)950mm 以下であ ること。 ・三方活栓、リークアダプタなどを設置し、運転中に受けフラスコの凝縮液を回収でき ること。 (2)真空ポンプ ・ダイヤフラム型真空ポンプであること。 ・排気速度は、20L/min 以上であること。 ・到達真空度 10hPa(約 7.5Torr)以下であること。 ・上記ロータリーエバポレーターで使用できること。 ・真空調節器は、真空電磁バルブを必要とせず、スピードコントロール方式であるこ と。 ・真空調節器は、エバポレーターまたは真空ポンプ上部に設置されていること。(未設 置のものは、取り付け金具等も含み、設置すること。) ・その他濃縮に必要なホース類が備わっていること。 (3)冷却水循環装置 ・外形寸法は、幅 570mm 以下、奥行 440mm 以下であり、高さ 600mm 以下(突起物含 む)であること。 ・冷却能力は、液温-10℃で 600W 以上の性能であること。 ・その他冷却に必要なホース類及び循環断熱ホースが備わっていること。 ・冷却ホースの接続口が背面にあるかまたは、接続口の角度が背面向きに調節でき ること。かつ冷却水循環装置本体が実験台下のスペースに収まること。 (4)上記(1)、(2)、(3)が正常に作動できる部品類が備わっていること。 (5)保証期間は、納入後 1 年間とし、保証期間内は通常機器使用による故障修理を 迅速に対応し、交換部品費用を無償で対応する体制が県内で可能であること。 (6)修理および点検は、県内で行う体制があること。 (7)機器に関する技術的なサポート体制が可能であること。 (8)据付調整費を含むこと。 (9)引き渡し前に、動作確認を行い、稼働可能な状態で引き渡すこと。 (10)検収確認後、県に対し操作説明及び実習を行うこと。 4.納入期限 : 平成 29 年2月 28 日火曜日 5.納入場所 : 沖縄県衛生環境研究所 新庁舎 沖縄県うるま市兼箇段 (平成 28 年 12 月竣工、平成 29 年 1 月引き渡し予定) 衛生化学班 薬事研究室 6.連絡先 : 沖縄県衛生環境研究所 衛生化学班 電話:098-945-0329 以上
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