平成27年度瑞穂市の財政健全化判断比率の公表 「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」の施行に伴い、全ての 地方公共団体において平成19年度決算から財政健全化にかかる各指標 を監査委員の審査に付したうえで議会に報告し、かつ市民の皆さまへ公 表することが義務付けられました。 瑞穂市の平成27年度健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、 下記のとおり公表します。 健全化判断比率 ○平成27年度決算に基づき健全化判断比率を算定したところ、下 記のとおり、いずれの指標も早期健全化基準を下回りました。 (単位:%) 国の定める基準 瑞穂市の比率 早期健全化基準 財政再生基準 13.18 20.00 18.18 30.00 35.0 - 実質赤字比率 (実質赤字なし) - 連結実質赤字比率 (連結実質赤字なし) 実質公債費比率 1.2 25.0 将来負担比率 - 350.0 (負担比率なし) 資金不足比率 ○各公営企業における平成27年度決算においては、下記のとおり 資金不足を生じた公営企業がないため、資金不足比率の該当はあり ませんでした。 (単位:%) 特別会計名 水道事業会計 瑞穂市の比率 経営健全化基準 ― (資金不足なし) 下水道事業特別会計 ― (資金不足なし) 農業集落排水事業特別会計 ― (資金不足なし) 20.0 用語の解説 実質赤字比率 一 般 会 計 等( 本 市 の 場 合 、一 般 会 計 と 学 校 給 食 事 業 特 別 会 計 )を 対 象 と し た 実 質 赤 字 額 の 標 準 財 政 規 模 ( ※ 1) に 対 す る 比 率 で あ り 、 こ れ が 生 じ た 場 合 に は 赤 字 の 早期解消を図る必要があります。 ※1 人口、面積等から算定する当該団体の標準的な一般財源の規模のこと 連結実質赤字比率 国民健康保険事業等の特別会計や水道事業等の公営企業会計を含む市の全会計 を 対 象 と し た 実 質 赤 字 額 ( 又 は 資 金 不 足 ) の 標 準 財 政 規 模 ( ※ 1) に 対 す る 比 率 で あ り 、こ れ が 生 じ た 場 合 、問 題 の あ る 会 計 が 存 在 す る こ と と な る た め 、赤 字 の 早 期 解消を図る必要があります。 実質公債費比率 一 般 会 計 等 が 負 担 す る 元 利 償 還 金 等( ※ 2)の 、標 準 財 政 規 模( ※ 1)に 対 す る 比 率 で あ り 、こ の 指 標 が 18% を 超 え る と 起 債 の 許 可 が 必 要 に な り 、25% を 超 え る と 一 部の起債発行が制限されます。 ※2 市の借入金の返済額及び特別会計や市が加入する一部事務組合等の借入金のうち一般会計が負担する 経費のこと 将来負担比率 一 般 会 計 等 が 将 来 負 担 す べ き 実 質 的 な 負 債 の 標 準 財 政 規 模 ( ※ 1) に 対 す る 比 率 で あ り 、こ れ ら の 負 債 が 将 来 財 政 を 圧 迫 す る 可 能 性 が 高 い か ど う か を 示 す ス ト ッ ク 指 標 で す 。こ の 比 率 が 高 い 場 合 、将 来 こ れ ら の 負 担 額 を 実 際 に 支 払 う 必 要 が あ る こ とから、今後の財政運営が圧迫されるなどの問題が生じる可能性が高くなります。 資金不足比率 各公営企業の資金不足額の事業の規模に対する比率であり、経営健全化基準の 20% 以 上 と な っ た 場 合 に は 、 経 営 健 全 化 計 画 を 定 め な け れ ば な り ま せ ん 。 早期健全化基準 健 全 化 判 断 比 率 の い ず れ か が 早 期 健 全 化 基 準 を 上 回 る と 、財 政 健 全 化 計 画 の 策 定 、 外 部 監 査 要 求 の 義 務 付 け 、実 施 状 況 を 毎 年 度 議 会 に 報 告 し て 公 表 し な け れ ば な り ま せん。 財政再生基準 健 全 化 判 断 比 率 の い ず れ か が 財 政 再 生 基 準 を 上 回 る と 、財 政 再 生 計 画 の 策 定 、外 部 監 査 要 求 の 義 務 付 け 、実 施 状 況 を 毎 年 度 議 会 に 報 告 し て 公 表 し な け れ ば な り ま せ ん 。ま た 、一 部 を 除 き 起 債 の 制 限 を う け 、財 政 運 営 の 計 画 が 適 合 し な い と 認 め ら れ る場合等において、総務大臣による予算の変更等の勧告が行われます。
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