財政の健全度を診断する指標 「健全化判断比率」とは? 早期健全化基準

 市の財政状況が悪化し、危うく
なったときにイエローカード(早期
健全化基準)で警告をします。さら
に悪化し自主的に財政の立て直しが
できなくなったときは、レッドカー
ド(財政再生基準)で、国・県の関
与のもと、確実な財政の立て直しに
着手することになります。
?
19.7
19.0
18.4
19.3
18
17.8
16.5
16
15.2
19
13.3
14
11.6
12
10
H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
%
将来負担比率の推移
250
230
27
227.2
210
190
173.3
167.7
170
158.2
150
130
159.9
168.9
平成 年度決算での算定以
降、
減少傾向でありましたが、
20
実質公債費比率と将来負担
比率はともに、左のグラフで
財政再生基準とは?
実質公債費比率の推移
平成 年度決算では、前年度
比3・8%増加しました。
今後も特別会計や公営企業
会計の経営改善を図り繰出金
を抑制することや、より一層
の地方債借入抑制などにより
比率が減少していくよう努め
ていきます。
22
示すように、平成 年度決算
での算定以降、着実に減少し
ています。
今後、国の動向や交付税等
の減額によって比率が上昇す
る可能性がありますが、基準
を超えないように財政運営を
行っていきます。
%
早期健全化基準・
164.6
159.5 160.8
H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
( 単位:% )
胎内市
早期健全化基準
財政再生基準
比率
平成 27 年
平成 26 年
(イエローカード)
(レッドカード)
実質赤字比率
▲ 7.71
▲ 5.49
13.42
20.00
連結実質赤字比率
▲ 15.71
▲ 14.28
18.42
30.00
実質公債費比率
11.6
13.3
25.0
35.0
将来負担比率
164.6
160.8
350.0
※実質赤字比率と連結実質赤字比率については、黒字である場合は負の値(▲)で表示しています。
財政の健全度を診断する指標
「健全化判断比率」とは?
財政破綻を未然に防ぐことを目的で制定された
「財政健全化法」のもと、財政の健全度を診断す
る指標「健全化判断比率」を議会や市民の皆さん
に毎年公表することが義務付けられています。
(指
標の公表は平成 19 年度決算から)
健全化判断比率は4つの指標(実質赤字比率、
連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比
率)のうち、どれか一つでも早期健全化基準を超
えると「早期健全化団体」に、財政再生基準を超
えると「財政再生団体」になります。
公 営 企 業 は、 各 事 業 ご と に 資 金 不 足 比 率 を
チェックします。経営健全化基準を超えると、経
●問い合わせ 財政課 財政係 ( 内線 1343)
p.3 市報たいない 2016.10.15
営健全化団体となり、経営健全化計画を策定しな
ければなりません。
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