平成 28 年度入学生 現代ビジネスコース 履修モデル

平 成 28 年 度 入 学 生 現 代 ビ ジ ネ ス コ ー ス 履 修 モ デ ル
1. コ ー ス 共 通 プ ロ グ ラ ム
現代ビジネスコースでは、現代社会で生きていくために欠かすことができない基礎
的・基本的な力を育成します。そのために、コース共通のプログラムとして、『生活実
践能力』、『情報処理能力』、『プレゼンテーション能力』、『キャリア形成能力』、
そして『プロデュース能力』を具体的に身につけ、向上させていくことを目標にしてい
ます。
『生活実践能力』では、1 年前期の「いのちと食」、1 年前期・後期(クラス別)の
「テキスタイル基礎実習」「フード基礎実習」、2 年前期の「母性と健康」「服飾文化
論」「生活文化論」などが主な科目で、「テキスタイル基礎実習」と「フード基礎実習」
では生活者としての基礎的な知識と技能を習得します。
『情報処理能力』関係では、1 年前期の「情報倫理」「ビジネス文書演習」、1 年後
期の「コンピュータ基礎演習」「情報科学」、2 年後期の「情報処理演習」などの科目
があり、「ビジネス文書演習」では文書作成(MS Word)を「コンピュータ基礎演習」
では表計算(MS Excel)を徹底的にマスターします。
『プレゼンテーション能力』関係では、1 年前期の「人間関係論」、1 年後期の「プ
レゼンテーション概論」「色と生活」「異文化の理解」、2 年前期「プレゼンテーショ
ン演習Ⅰ・Ⅱ」「コンピュータ応用演習Ⅰ・Ⅱ」、2 年後期の「生活環境論」などが主
要な科目で、「プレゼンテーション概論」ではビジネスシーンでのコミュニケーション
能力を高める知識と技能を習得します。
『キャリア形成能力』関係では、1 年前期の「鹿児島と文学」、1 年後期の「キャリ
ア選択と適性」「キャリアデザインⅠ」「インターンシップⅠ・Ⅱ」、2 年前期の「キ
ャリアデザインⅡ」、2 年後期の「キャリア形成」などの科目があり、「キャリア選択
と適性」では女性のライフワークのあり方について探求し、キャリア形成をサポートし
ます。また、「インターンシップⅠ・Ⅱ」では企業等での実習を通じて、職業人として
の資質の向上を図ります。
『プロデュース能力』関係では、1 年後期の「魅力学」で、学生自身の外面的な魅力
だけではなく精神的な美しさを磨きながら、各分野のプロフェッショナル(専任・外部
講師)が演習を担当します。また、2 年前後期に選択する特別研究の「学芸プロデュー
スⅠ・Ⅱ」「情報プロデュースⅠ・Ⅱ」「キルトプロデュースⅠ・Ⅱ」「モードプロデ
ュースⅠ・Ⅱ」「フードプロデュースⅠ・Ⅱ」ではそれぞれの指導教員のもとで、学生
1
自らが企画した具体的な課題や作品を実行・制作して、その成果は大学祭などを通じて
発表します。また、錦江町との包括連携協定にもとづいた「地域貢献プロデュース」で
は水田プロジェクト・特産品販売等を通じて、地域活動に参加することの意義を深く理
解していきます。
2. ビ ジ ネ ス キ ャ リ ア プ ロ グ ラ ム
これからの時代において、ビジネスの現場で活躍するためには、社会や経営の仕組み
を理解し、短期的な変化に惑わされることなく、未来への創造性と確かな知識・技能を
身につけることが求められます。ビジネスキャリアプログラムでは、変化の激しい今日
のビジネス環境に対応できる資質を磨き、現代を生き抜く高いビジネス対応能力の育成
を目指します。
2 年前期の「現代ビジネス実務総論」「ビジネス実務演習Ⅰ」、2 年後期の「ビジネ
ス実務演習Ⅱ」「事務管理」で、より実践的な知識・技能を習得します。このうち、「現
代ビジネス実務総論」ではビジネスとは何か、ビジネスを取り巻く環境について具体的
に学びながら、現代のビジネス社会を創造的に生き抜いていく力を養います。また、
「ビ
ジネス実務演習Ⅱ」ではビジネス実務の基本的知識を基に、ロールプレイング等の演習
を通してビジネスマナーや技能を身につけます。
3. 情 報 サ ー ビ ス プ ロ グ ラ ム
多様化するメディアと加速するインターネット情報社会の中で、何が有効で正しい情
報であるかを見分ける能力を身につけることは、現代社会を主体的に生き抜くために欠
かすことができません。
情報サービスプログラムでは、情報サービスの拠点であり、代表的な情報センターで
ある図書館を実践の場として、レファレンサーとしての望ましい資質の育成を目指しま
す。1 年後期の「情報センター概論」「情報センター情報資源概論」「情報資源組織論」
「児童サービス論」では図書館における情報サービスの全般的な内容を学びます。この
うち、「情報センター情報資源概論」では図書館資料の社会における役割、資料の性質
などについて習得します。
次いで、2 年前期の「情報センター制度・経営論」「情報センターサービス概論」「情
報サービス論」ではより専門的な知識と技能を体得します。特にインターンシップを含
む「情報センター特論」において実践力を培い、さらに 2 年後期の「情報資源組織演習」
「情報サービス演習」「情報センターサービス特論」「情報センター特論」では情報セ
ンターサービスの能力を磨き上げていきます。
2
4. 接 遇 キ ャ リ ア プ ロ グ ラ ム
『サービス』とは『相手に満足を提供する』ことで、このような行動を『接遇』と言
います。すべてのビジネスシーンには、サービス接遇の要素が求められます。接遇キャ
リアプログラムでは、職業人としての基本的な知識と能力を養うと同時に、変化するオ
フィス環境やこれからの医療現場において、柔軟に対応できる創造力のある秘書的なセ
ンスを持ったスペシャリストを目指します。
1 年前期の「現代社会論」「秘書実務Ⅰ」、2 年前期「地域文化論」では現代社会や
地域社会の理解を深め、秘書としての基本を身につけます。また、1 年前期の「オフィ
ススタディ」「秘書学概論」では真の秘書に要求される役割と機能を学問的に解説して
いきます。
1 年後期の「言葉と表現」「秘書実務Ⅱ」「医学一般」「心と健康」では一般企業や
医療現場での秘書として必要な専門的知識・技能について体系的に学び、2 年前期の「メ
ディカル秘書学」「生活と薬」、2 年後期の「接遇実践」「メディカル秘書実務」「メ
ディカルコンシェルジュ」でより実践的な知識・技能を習得します。このうち、「メデ
ィカル秘書学」では現代の医療保険制度における医療事務のあり方を解説し、「接遇実
践」では、学内外実習を通じて実践力を高めます。
3