社会的側面の報告 従 業 員とともに for EMPLOYEES W E B S I T E 太平洋工業グループは、 「人間尊重」を基本に、従業 員が心身ともに健康で安心して働ける職場づくりと、 働きがいと誇りを持ち、創造力・チャレンジ精神が 発揮できる環境・しくみづくりを推進しています。 従業員とともに http://www.pacific-ind.co.jp/csr/relation/staff/ 人財育成の推進 当社では、 「ものづくりは人づくり」 をキーワードに、コア人財 の確保と次世代人財の育成を推進しています。OJTを基本とし た技術・技能の伝承に注力するほか、毎年、年間教育訓練プロ グラムを作成し、職種・階層ごとに教育を実施しています。ま た、海外で活躍できる人財の育成を目的に、若手従業員を対象 とした海外短期出向や語学教育を実施するとともに、海外会社 で現地人財を採用し、日本で技術教育を行うなど、グループ全 体でグローカル人財育成に取り組んでいます。 製品を使った新入社員向け原価管理教育 ダイバーシティ (多様性) の推進 当社では、従業員は会社の財産であり、個々の多様性 や能力を生かして、はつらつと働ける組織をつくることが 会社の発展に繋がると考えています。個性・価値観・文 化・慣習・歴史などをお互いに尊重し、活き活きと働ける 職場環境づくりに努めています。外国人や高齢者、障がい 者雇用等にも積極的に取り組んでおり、障がい者の雇用率 は2.03%と、法定雇用率2.0%を3年連続で達成しています。 女性の活躍推進 全女性従業員のうち、役職に就いている女性は11%(21 名)で、性別・年齢に関わらず、その能力と経験を生かせる 環境づくりを推進しています。男女問わず、能力のある人財 育児休業取得者への家庭教育研修会 を採用・選考し、能力に応じた業務の割り振りと必要な教育を 行っています。さらに自己啓発費用補助や資格取得表彰制度に より、自身のキャリア形成への後押しをしています。 2016年4月からは、女性活躍推進法に基づき、当社におけ 今後も、多様な働き方を選択できる職場環境づくりとともに、 る課題や目標などを含む行動計画を策定し、取り組みを進めて 女性リーダー層の育成と更なる女性活躍をめざしていきます。 います。 太平洋工業の従業員数 ※2016年3月末 男 女 合計 人 数 1,487 人 168人 1,655 人 平均年齢 39.8 歳 39.9 歳 39.8 歳 平均勤続年数 15.0 年 15.9 年 15.1 年 (うち管理職3名) 従業員の状況 2011 2012 2013 2014 2015(年度) 育休取得者 10 人 8人 10 人 8人 12 人 取得率 100% 100% 100% 100% 100% 0人 1人 0人 0人 0人 障がい者雇用比率 2.06% 1.95% 2.07% 2.04% 2.03% 高齢者再雇用者数 24 人 33 人 48 人 55 人 62 人 育児 休業者数 女性 男性 育休取得者 ※数値はすべて個別 27 太平洋工業株式会社 CSR レ ポ ー ト 2016 テネシー拠点で オープンハウスを開催 特別支 就労推進 援学校生徒の で岐阜県 教育長表 彰 福利厚生イベント 「ワイワイフェスタ」 事やゲームを楽しみ、 会社に家族を招いて食 。 職場見学も行いました 第32回 岐阜県障 がい児・ 振興大会 者の教育 並びに岐 と福祉 阜県特別 修大会に 支 援学校P おいて TA研 「働きた い!応援 進企業と 団ぎふ」 して教育 推 長表彰を 受賞しま した。 家族と一緒に参加できる 職場対抗バレーボール大会や抽選 会を開催しました。 厚生労働省より次世代認定マーク 「くるみん」 を取得しています。 ワークライフバランスの推進 当社では、従業員が働きがいや成長を実感しながら、充実した私生 活との両立ができる環境・風土づくりの実現をめざし、「絆と成長」をス ローガンに、労使一体でワークライフバランスを推進しています。 育児に関しては、法を上回る諸制度とその周知に加え、 「育児休業支 援プログラム」 で育児休業者への教育・フォローを実施、育児との両立 をサポートしています。更に、2016年2月、男性の子育て参画促進を 図るため、配偶者に収入がない場合には育児休業に積立有休分を使うこ とで収入を減らさず休業取得できるように制度を拡充しました。 また、岐阜県より、仕事と家庭の両立支援に取り組む優良企業として 「岐阜県子育て支援エクセレント企業」 に当社が認定されました。 介護に関しては、 「介護休業ハンドブック」 を社内イントラネット上で公 開し、情報提供を行っており、2015年度は1名 (男性) が制度を利用し ました。 岐阜県子育て支援エクセレント企業認定式 安心・安全な職場づくり 当社は、安全第一を基本とし、従業員が健康で安全・安心に す。また、2015年度は従業員の心身両面にわたる健康づくり 働ける職場環境の実現に向け、人づくり・環境整備を主体とし の支援として、産業医による健康指導や食生活改善指導などの たグローバルな安全管理活動を推進しています。リスクアセス ほか、快適な職場環境づくりを目的に、外部講師を招き、役 メントの取り組みでは、潜在リスクの洗い出しと、顕在化した問 員・部長を対象とした 「メンタルヘルスセミナー」 を実施しまし 題点・課題に優先順位をつけて対策することで、組織的なリス た。また、労働安全衛生法の一部改正を受け、全社員を対象と クの低減と、労働災害ゼロに向けた継続的改善を図っていま したストレスチェックの取り組みも始めています。 休業災害度数率グラフ (労働時間100万時間当たりの休業者数) ●全国製造業 ●全国輸送用機器製造業 太平洋工業 1.00% 0.53% 0.42% 0.94% 1.06% 0.51% 0.51% 0.47% 0.51% 2013 2014 1.06% 0.41% 0.25% メンタルヘルスセミナー 2012 2015(年) 太 平 洋 工 業 株 式 会 社 CS R レ ポ ート 2016 28
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