2-⑥ 木材再利用、さくらんぼ観光農園の開催(地域に密着した複業化) (株)竹

2-⑥ 木材再利用、さくらんぼ観光農園の開催(地域に密着した複業化)
(株)竹内組 代表取締役 竹内忠義
竹内組本社 〒037-0316 青森県北津軽郡中泊町大字芦野字福泊23番地
電話 0173-57-2705
http://www.takeuchigumi.com
1 木材再利用(木質ペレット製造販売、堆肥の製造販売)
当社では、平成 19 年に農水省の地域バイオマス総合利活用補助事業として、津軽では初のペレット製造
工場を建設しました。
ペレットストーブの普及促進と公道等の融雪燃料としての販路拡大を目指し、一般家庭のみならず、現
在、
公共機関の病院等の大型施設での暖房燃料や青森空港有料道路の融雪燃料として利活用されています。
また、細かく破砕したチップは、飼育している輓馬の敷き藁代わりに使用し肥料製造の原材料としても
利活用しています。
当社では、年2回東北・北海道馬力大会を開催し、地域住民のみならず、県内外から馬力愛好者が一堂
に集い、歌謡・舞踏ショウや抽選会を開催し、ペレットストーブの展示会や出店も出す等地域住民の交流
の場を提供しています。
2 さくらんぼ観光農園の開催
当社では、つがる市稲垣町の8,000㎡の土地にさくらんぼ樹木100本を育成し、毎年6月中旬から7月下
旬にかけて、さくらんぼ観光農園を開催しています。
年間の来場者は、1,300~1,500人に上り、平成24年に県の新分野ビジネス基盤強化事業として、さら
に平成25年には県の建設産業新分野進出ブラッシュアップ事業として、県の助成金指定事業の採用を受
け、更に基盤強化と販路拡大に努めています。
竹内組が運営するさくらんぼ農園は、津軽平野を潤す岩木川沿いに広がる本州最北端の観光農園です。他の農園
に比べて収穫時期が遅く、一般的な旬を過ぎてもみずみずしい味わいのさくらんぼを楽しむことができます。
特に昼夜の寒暖差が大きい気候は、糖度の高いさくらんぼを育てるのに最適です。その恵まれた環境を生かし、
土づくりにこだわりながら愛情込めて育てています。
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