(チューブ薬品洗浄及びチューブ渦流探傷検査要領書P2)(PDF:102.6KB)

チューブ薬品洗浄及びチューブ渦流探傷検査要領書
P.2
冷温水系(蒸発器)・冷却水系(吸収・凝縮器)チューブ渦流探傷検査
1.準備
1)養生
作業エリアの養生
2)水抜き
冷温水・冷却水配管の仕切弁を全閉とし、水抜き弁より排水
3)測定機器の調整
使用されているチューブと同一材質、同一形状のテストチューブを用いて
測定器が正確に減肉摩耗を検出するよう調整
2.探傷検査 1)チューブ探傷検査の実施
検査対象チューブ全数に対し検査プローグを挿入して、チューブ内外面全域を検査
吸収器:336本 凝縮器:118本 蒸発器:371本
2)測定結果の記録
検査結果は、チューブ1本毎に記録紙上に記録
3)検査データ判定
解析データからチューブ配列と、減肉腐食の位置関係を配列表に記入し、傾向判断
検査結果から、チューブの総合評価を実施
3.総合評価 1)全数正常波形の場合
2)異常波形が確認された場合
復旧作業を実施
異常波形が総本数の10%未満は閉止プラグ処置等を実施
異常波形が総本数の10%以上の場合は冷房運転終了後に対策を実施
注意:上記対策は貴所担当者殿と協議の上実施の事
4.復旧
1)消耗品交換
配管フランジガスケット等を交換
2)水漏れ確認
各水室内に水を張り、冷却水・冷温水ポンプを運転して漏れの無いことを確認
3)撤去及び清掃
機材の撤収及び機械廻りの清掃