平成29年度千葉市包括外部監査人候補者募集要項 千葉市では、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」といいます。)第25 2条の36第1項の規定により、毎会計年度、包括外部監査契約を締結し、外部監査人に よる包括外部監査を実施しています。 包括外部監査は、 市の財務に関する事務の執行等について、弁護士、公認会計士、税理士 などの専門家が包括外部監査人として、市の組織に属さない第三者の立場から、監査テーマを 独自に決めて監査するものです。 特に、千葉市では、包括外部監査の結果を積極的に行政改革の推進に活用しており、包括外 部監査人には、合規性、正確性のみならず、経済性、効率性及び有効性の面から監査を実施し ていただくことを期待しているところです。 このたび、平成29年度包括外部監査契約を締結していただく包括外部監査人候補者を 以下のとおり募集します。 1 契約の概要 (1)契約名 平成29年度千葉市包括外部監査 (2)契約期間 平成29年4月1日から平成30年3月31日まで (3)契約金額(包括外部監査に要する費用) 市の予算の範囲内で別途協議の上、決定します。 なお、市の予算は、千葉市議会による議決がなされたときに確定しますが、応募 に当たっては上限額として1,800万円(消費税及び地方消費税を含む。)を見込 んでください。 (4)包括外部監査に要する費用の支払方法 包括外部監査の結果に関する報告書の提出後に支払うものとしますが、執務費用 及び諸経費については、上半期に要した費用を市に対して請求することができます。 (5)執務場所(拠点) 名 称:千葉市包括外部監査人室(千葉中央コミュニティセンター2階) 所在地:千葉市中央区千葉港2番1号 2 応募資格等 (1)応募資格 応募者は、次の「ア」・「イ」いずれにも該当することが必要です。 ア 地方公共団体の財務管理、事業の経営管理その他行政運営に関し優れた識見を 有する方であって、次のいずれかに該当するもの (ア)弁護士 (イ)公認会計士 (ウ)税理士 イ 上記「(ア)」〜「(ウ)」の職で実務経験を5年以上有している方 1 (2)欠格要件 次の「ア」から「ス」までのいずれかに該当する方は応募できません。 ア 成年被後見人又は被保佐人 イ 禁錮以上の刑に処せられた者であって、その執行を終わり、又は執行を受けるこ とがなくなってから3年を経過しないもの ウ 破産者であって復権を得ない者 エ 国家公務員法(昭和22年法律第120号)又は地方公務員法(昭和25年法律 第261号)の規定により懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から3年を経過し ない者 オ 弁護士法(昭和24年法律第205号)、公認会計士法(昭和23年法律第10 3号)又は税理士法(昭和26年法律第237号)の規定による懲戒処分により、 弁護士会からの除名、公認会計士の登録の抹消又は税理士の業務の禁止の処分を受 けた者でこれらの処分を受けた日から3年を経過しないもの(これらの法律の規定 により再び業務を営むことができることとなった者を除く。) カ 懲戒処分により、弁護士、公認会計士又は税理士の業務を停止された者で、現に その処分を受けているもの キ 千葉市議会の議員 ク 千葉市の職員 ケ 千葉市の常勤の職員又は地方公務員法第28条の5第1項に規定する短時間勤務 の職を占める職員であった者 コ 千葉市の市長、副市長、会計管理者又は監査委員と親子、夫婦又は兄弟姉妹の関 係にある者 サ 千葉市に対し請負(外部監査契約に基づくものを除く。)をする者及びその支配 人又は主として同一の行為をする法人 ※の無限責任社員、取締役、執行役若しくは監 査役若しくはこれらに準ずべき者、支配人及び清算人 シ 千葉市暴力団排除条例(平成24年千葉市条例第36号)第2条第3号に規定す る暴力団員等であり、又は暴力団員等と密接な関係にある者 ス 監査実施年度及び過去3年度以内に、市又は市の外郭団体と業務委託契約その他の契 約(外部監査契約を除く。)を締結しており、その契約金額が合計1億円以上である者 又はこれに該当する法人に所属している者 ※ 「主として同一の行為をする法人」とは、千葉市に対する請負量が当該法人の全体 の業務量の半分を超える場合や、当該請負が当該法人の業務の主要部分を占め、その 重要度が包括外部監査人の職務執行の公正、適正を損なうおそれが類型的に高いと認 められる程度にまで至っている場合の当該法人を指します。 2 3 選考手続 (1)選考等のスケジュール(予定) ア 募集要項の公表 平成28年10月 7日(金) イ 募集要項等に関する質問の受付期間 平成28年10月11日(火) 午前8時30分から 平成28年10月13日(木) 午後5時30分まで ウ 募集要項等に関する質問の回答 ※ エ 平成28年10月21日(金) 午前9時 市ホームページに掲載します。 応募書類の受付期間 平成28年10月24日(月) ~平成28年11月 1日(火) ※ 土曜日、日曜日を除きます。 ※ 午 前 8 時 3 0分 か ら 午 後5時 3 0 分まで オ 第1次審査(書類審査) 平成28年11月中旬~下旬 カ 対象者への第1次審査結果通知 平成28年12月上旬 キ 第2次審査(ヒアリングによる審査) 平成28年12月下旬 ク 対象者への第2次審査結果通知 平成29年 1月上旬 ケ 千葉市議会定例会への議案提出 平成29年 2月下旬 コ 契約締結 平成29年 4月 (2)提案書作成に関する質問について ア 受付 提案書作成に関する質問がある場合は、別紙様式第1号により質問書を作成 し、 「3(1)イ」の受付期間に質問書を「6」の電子メールアドレス宛てに、 電子メールで提出してください。 ※ 受付確認後、受付を確認したことを電子メールによりご連絡します。 なお、2開庁日以内に返信されない場合は、電話でお問い合わせください。 イ 回答 上記質問に対する回答については、「3(1)ウ」の日時に市ホームページ に掲載します。 掲載ページ:「報告書と措置状況」ページ「お知らせ」欄 《URL》https://www.city.chiba.jp/somu/joho/kaikaku/gaibukansa3.html ※ 状況により、本募集に関するお知らせを市ホームページに掲載する場合がありますので、 応募書類を提出するまでは、上記ページを随時確認してください。 (3)応募書類の提出 「3(1)エ」の受付期間に、本人又は代理人の方が応募書類を書面により「6」 の応募書類受付窓口へ持参して下さい。 ※ 応募書類の不備等が判明した場合、予め一定の期間を定めた上で、追加提出 や修正等を指示することがあります。 なお、市が定めた期間内に応募者が指示どおりの追加提出や修正等を行わな かった場合は、失格とすることがあります。 3 (4)審査 ア 審査の概要 提出された提案書の内容を総合的に審査し、最も優れた評価を得た方を包括外 部監査人候補者、次順位の方を次点候補者として選考します。 選考は、千葉市包括外部監査人候補者選考委員会(以下「選考委員会」といい ます。)が行い、総務局長、総務局次長、情報経営部長、業務改革推進課行政改革 担当課長、総合政策部長、財政部長及び監査委員事務局長の7人を委員とします。 イ 第1次審査(書類審査) 提出された提案書の内容について、選考委員会の各委員の書類審査により第1 次審査を行います。 ※ 第1次審査の結果、基準点に満たない等の提案は、第2次審査を行わず落選 とします。 ウ 第2次審査(ヒアリングによる審査) 提案書の内容について応募者に直接確認することにより、外部監査制度の趣旨 に沿った監査を確実に実施できる者であるかを審査することを目的として、提案 書の内容について、応募者に対するヒアリングを行います。 ヒアリングは1人あたり35分間程度(応募者による提案書類に関する補足説 明5分間を含む。)で、提案書の内容等に関する質問に口頭でお答えいただきます。 ※ 第2次審査時に追加資料の提出はできません。 ※ 第2次審査の実施日時は、第1次審査終了後、対象者に書面及び電話でお知 らせします。 (5)選考結果 第1次審査については平成28年12月上旬(予定)、第2次審査については平成 29年1月上旬(予定)に、それぞれ対象者全員に書面で通知します。 (6)契約締結の協議 選考後、市は包括外部監査人候補者と契約の細目に関する協議を行います。 包括外部監査人候補者との協議が成立しない場合は、市は次点候補者と協議を行 います。 (7)市議会への議案提出、契約締結 市は、平成29年第1回千葉市議会定例会の議決を経て、包括外部監査人候補者 と契約を締結します。 なお、千葉市議会の議決が得られないことにより契約締結に至らない場合であっ ても、市は、包括外部監査人候補者に対して何ら責任を負わないものとします。 契約締結後、市長は、法252第条の36第5項の規定により包括外部監査人の 氏名、住所等を告示します。 また、監査委員は、包括外部監査人との協議終了後、法第252条の32第2項 の規定により当該監査の事務を補助する者の氏名及び住所等を告示します。 4 4 応募書類 (1)必要書類 以下の書類を各1部提出してください。 ア 提案書(別紙様式第2号) ※ 提案書記載事項 応募者の概況、勤務する事務所等の概況、外部監査等の実績、外部監査制度 に関する研究等の実績、外部監査の実施体制、外部監査の実施方針、外部監査 の事務フロー等、執務場所に関する考え、外部監査の実施テーマ、個別外部監 査への対応、外部監査に要する費用の見込み、その他(自由記載) イ 住民票の写し(応募者本人のみ、3か月以内に取得したもの) ウ 「2(1)ア」の資格を証する書類(原本を提出してください。原本の提出が 困難である身分証明書等の場合は、 「6」の応募書類受付窓口で原本確認の上、コ ピーさせていただきます。) エ 宣誓書(別紙様式第3号) オ 外部監査人の欠格要件チェック表(別紙様式第4号) (2)留意事項 ア 提案書は、応募者自らが1人で作成してください。 イ 提案書は、所定の様式を使用し、20ページ以内で作成してください。 ウ 応募者が市に提出した応募書類は、理由の如何を問わず、返却しません。 また、一旦提出された提案書の内容を変更することはできません。 エ 1人につき1応募とし、複数の提案書を提出することはできません。 オ 提案書の作成、提出その他の応募に関して必要となる費用は、すべて応募者の 負担とします。 カ 提出された応募書類は、千葉市情報公開条例(平成12年千葉市条例第52号) に規定する「公文書」として、同条例に基づく公文書開示請求の対象となります。 キ 選定結果については、以下の事項を市ホームページで公表します。 (ア) 包括外部監査人候補者の氏名・資格・所属事務所等の名称 (イ) 第2次審査対象者の選考結果(評価点) ※ 審査項目(小項目)ごとの採点結果を含みます。 ※ 包括外部監査人候補者以外の方については、氏名をアルファベットに置 き換えて表記します。 (ウ) ク 包括外部監査人候補者の選定理由 次のいずれかに該当するときは失格とし、その旨を書面により通知します。 (ア)「2 応募資格等」を満たさないと認められたとき。 (イ)複数の提案書を提出したとき。 (ウ)選考委員会の委員に対して、本件応募に関し接触した事実が認められたと き。 (エ)提出書類に虚偽又は不正の記載があったとき。 (オ)その他選考委員会で、本業務の遂行にふさわしくないと認められたとき。 5 5 審査基準 選考委員会の各委員が審査項目「1」~「4」に基づいて応募者の提案書の内容を採 点し、各委員の採点結果の合計を各応募者の得点とします。 審査項目「5」、「6」については、点数化せず、個々に審査を行います。 なお、第1順位の応募者の提出書類の内容に重大な欠落等がある場合、又は、第1順 位の応募者が外部監査を実施することが不適当であると認められる場合は、委員間の協 議により第2順位以下の応募者を包括外部監査人候補者とすることがあります。 審査項目 1 審査の視点 配点 (1)業務内容の理解度 10 (2)業務実績 10 外部監査人としての適格性 (3)自主研究等の実績 5 小計 2 実施計画・実施体制 25 (1)実施計画・手順 5 (2)執務場所 5 (3)補助者の能力・専門性 10 (4)補助者に対する指導・監督 10 小計 3 30 (1)テーマの的確性 15 (2)テーマに要する専門性 15 (3)行政改革としての有効性 15 実施内容 小計 4 個別外部監査への対応 5 本市との関わり (1)対応の可能性、対応方法の妥当性 45 5 (1)本市及び本市の外郭団体との契約状況 (2)本市の外郭団体の役員等への就任状況 6 監査費用の参考見積り (1)コストの妥当性 合計 6 105 お問い合わせ先・応募書類受付窓口 千葉市総務局情報経営部業務改革推進課 〒260-8722 千葉市中央区千葉港1番1号 電 ※ 千葉市役所本庁舎4階 話 043(245)5030 ※ FAX 043(245)5692 E-mail [email protected] 電話によるお問い合わせ 土曜日、日曜日及び国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日を除く開 庁日の午前8時30分から午後5時30分まで 6
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