八千代市介護予防・日常生活 支援総合事業説明会

八千代市介護予防・日常生活
支援総合事業説明会
指定(介護予防)訪問介護/指定(介護予防)
通所介護/指定居宅介護支援事業者
平成 28 年7月
八 千 代 市
目
次
第1 八千代市総合事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
第2 総合事業の対象者及び利用の流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
第3 指定サービスの概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
第4 支給限度額及び利用者負担割合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
第5 介護予防ケアマネジメント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
第6 総合事業移行のポイント・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
この資料における用語の意義は、この資料において定めるもののほか、介護保険法(平成9年
法律第 123 号)
、介護保険法施行規則(平成 11 年厚生省令第 36 号)
、介護予防・日常生活支援
総合事業の適切かつ有効な実施を図るための指針(平成 27 年厚生労働省告示第 196 号)及び
地域支援事業実施要綱(平成 18 年6月9日老発第 0609001 号厚生労働省老健局長通知「地域
支援事業の実施について」別紙)の例による。
第1
八千代市総合事業の概要
1
第1
八千代市総合事業の概要
1 総合事業の開始
総合事業は、要支援者等に対し必要な支援を行う事業(介護予防・生活支援サービス事業)と、
住民主体の介護予防活動の育成及び支援等を行う事業(一般介護予防事業)により構成されます。
総合事業の開始時期は市町村により異なり、八千代市では、平成 28 年 10 月1日から開始しま
す。
八千代市総合事業の開始当初における従来との主な変更点は、予防給付の訪問介護及び通所介護
が総合事業のサービスへ移行する点、また、総合事業のサービスのみを利用する方のケアマネジメ
ントが、介護予防支援から総合事業の介護予防ケアマネジメントへ移行する点です。
予防給付
予防給付
2
介護予防・生活支援サービス事業の概要
介護予防・生活支援サービス事業は、以下のサービスにより構成されます。
サービス
訪問型サービス
通所型サービス
生活支援サービス
介護予防ケアマネジメント
内容
要支援者等に対し入浴、排せつ、食事等の身体介護や
生活援助等を行うもの
要支援者等に対し入浴、排せつ、食事等の日常生活上
の支援及び機能訓練等を行うもの
要支援者等に対し栄養改善を目的とした配食や1人
暮らし高齢者に対する見守り等を行うもの
要支援者等が総合事業のサービスを適切に受けられ
るようケアマネジメントを行うもの
2
3 開始当初のサービス及び今後のサービス提供基盤の整備
総合事業開始当初は、指定訪問型サービス(指定介護予防訪問介護に相当するサービスをいう。
以下同じ。
)
、指定通所型サービス(指定介護予防通所介護に相当するサービスをいう。以下同じ。)
及び介護予防ケアマネジメント(指定介護予防支援に相当するサービスをいう。以下同じ。)を実
施します。
また、これに並行して地域における生活支援サービス等に関するニーズを把握し、及び次期介護
報酬改定の動向を見極めながら、住民等の多様な主体が参画する多様なサービスの提供基盤を整備
していきます。
=平成 28 年 10 月
から八千代市が
実施するサービス
・指定介護予防訪
問介護に相当
・指定介護予防通
所介護に相当
①指定訪問型サービス
①指定通所型サービス
(従来の要支援者)
・要支援認定を受け
た者(要支援者)
・基本チェックリスト
該当者(介護予防・
生活支援サービス
事業対象者)
※「指定訪問型サービス」
、
「指定通所型サービス」
、
「介護予防ケアマネジメント」の用語は、本
説明会の開催に際し便宜上使用するものです。
3
第2
総合事業の対象者及び利用の流れ
4
第2
総合事業の対象者及び利用の流れ
1 総合事業の対象者
総合事業の対象者は、以下のとおりです。
平成 28 年 10 月1日以降に、要介護等認定に係る新規・区分変更・更新申請(以下「認
定更新等」という。)の結果、要支援認定を受けた者(=認定有効期間の開始年月日が
⑴
平成 28 年 10 月1日以降の者)
認定有効期間の開始年月日が平成 28 年9月 30 日以前の要支援者については、その有
効期間満了日までの間は、予防給付により訪問介護及び通所介護を提供します。
⑵
平成 28 年 10 月1日以降に、基本チェックリストにより事業対象者と判断された者
※一般介護予防事業は全ての第1号被保険者が対象
<総合事業への移行イメージ>
平成 28 年
10 月 1 日
平成 29 年
9月1日
平成 29 年
10 月1日
●八千代市総合
事業開始
●総合事業へ
完全移行
【例1】
認定有効期間・・・
平成 27 年 10 月1日~
平成 28 年9月 30 日
【例2】
認定有効期間・・・
平成 28 年9月1日~
平成 29 年8月 31 日
【例3】
認定有効期間・・・
平成 28 年9月2日~
平成 29 年9月 30 日
総合事業
平成 29 年8月 31 日まで
予防給付
平成 29 年9月 30 日まで
予防給付
5
総合事業
総合事業
2 総合事業の利用の流れ
総合事業のサービスを利用するまでの基本的な流れは、以下のとおりです。
市
・
地
域
包
括
支
援
セ
ン
タ
ー
に
相
談
要
介
護
等
認
定
申
請
基
本
チ
ェ
ッ
ク
リ
ス
ト
要
介
護
等
認
定
要介護1
~
要介護5
要支援1
要支援2
介
護
給
付
予
防
給
付
非該当
(事業対象者)
総
合
事
業
事業対象者
【留意事項】
・予防給付のサービスのみ(例:介護予防訪問看護)を利用する場合
→介護予防支援(介護予防サービス計画)
・予防給付のサービスと総合事業のサービス(例:介護予防通所リハビリテーションと訪問
型サービス)を利用する場合
→介護予防支援(介護予防サービス計画)
・総合事業のサービスのみ(例:訪問型サービス)を利用する場合
→介護予防ケアマネジメント
※事業対象者は、総合事業のサービスのみを利用することができます。介護予防福祉用具貸与
や住宅改修などを利用することはできません。
6
3
基本チェックリスト(様式)
7
4
基本チェックリスト質問項目の趣旨
8
5 事業対象者
⑴ 事業対象者のサービス利用に関する手続の流れは、以下のとおりです。
①
対象者本人が住民登録をしている地域の地域包括支援センターが基本チェックリストを
実施
基本チェックリストの実施結果が事業対象者に該当した場合に限り、②以降の手続を行います。
② 本人又は地域包括支援センター等が「基本チェックリスト実施結果」、
「介護予防ケアマネ
ジメント依頼(変更)届出書」
(
「別添1」を参照)
、
「介護保険被保険者証」を八千代市に提
出
③ 八千代市が対象者を事業対象者と判断
④ 八千代市が「介護保険被保険者証」
(
「別添2」を参照)を事業対象者に交付、
「介護保険負
担割合証」が未発行である事業対象者には同証を交付
⑤ 「介護予防ケアマネジメント依頼(変更)届出書」に記載された地域包括支援センター又
は指定居宅介護支援事業者が介護予防ケアマネジメントを開始
⑥ 事業対象者が総合事業のサービスの利用を開始
【留意事項】
・上記②の手続は、基本チェックリスト実施後、速やかに行ってください。
・要介護等認定結果が「非該当」となった者に対し送付する結果通知に、事業対象者の手続
に関する案内文を同封します。
⑵ 事業対象者が利用できるサービス
① 事業対象者は、総合事業のサービスのみを利用することができます。
② 事業対象者は、介護給付や予防給付のサービス(総合事業のサービス以外)を利用するこ
とはできません。介護給付や予防給付のサービスの利用が必要な場合は、申請による要介護
等認定が必要となります。
③ 第2号被保険者は、事業対象者となることができません。申請による要介護等認定が必要
となります。
⑶ 事業対象者の有効期間
事業対象者は、基本チェックリスト実施日から2年間、総合事業のサービスを利用すること
ができます。当該期間経過後も、引き続きサービスの利用を希望する場合には、基本チェック
リストの再実施又は申請による要介護等認定が必要となります。
また、事業対象者が申請により要介護等認定を受け、その後、再び事業対象者になった場合
には、改めて「基本チェックリスト実施結果」及び「介護予防ケアマネジメント依頼(変更)
届出書」等の提出が必要となります。
9
⑷ 事業対象者の転出・転入
① 転出
事業対象者が他市町村に転出するときは、要介護等認定と異なり事業対象者であることの
判断は引き継がれません(受給資格証明書等の発行もありません。)
。
本人が事業対象者の手続を希望する場合は、改めて転出先の市町村が定める手続が必要と
なります(八千代市と同様の手続とは限りません。
)
。
また、平成 29 年3月末までの間は、総合事業の実施を猶予している市町村があるため、
転出先の市町村によっては事業対象者の設定がない場合があります。
転出先
転出先市町村での手続
・基本チェックリストの実施
・介護予防ケアマネジメント
総合事業開始済市町村
の実施
等
※事業対象者の判断までの手
続は市町村により異なる
総合事業未実施市町村
・要介護等認定申請
手続後に利用できるサービス
・転出先市町村が実施する総
合事業のサービス等
※総合事業のサービス内容は
市町村により異なる
・介護給付や予防給付のサー
ビス等
② 転入
上記①のとおり、事業対象者が他市町村に転出するときは、事業対象者であることの判断
は引き継がれません。
八千代市では、他市町村からの転入者について、本人が総合事業のサービスのみの利用を
希望する場合には、事業対象者に関する手続をご案内し、介護給付や予防給付のサービスの
利用を希望する場合には、要介護等認定申請をご案内します。
10
第3
指定サービスの概要
11
第3
指定サービスの概要
1 指定サービスの概要
指定訪問型サービス及び指定通所型サービス(以下「指定サービス」という。)の基準及び単価等
は、以下のとおりです。
⑴ 指定訪問型サービス関係
予防給付
総合事業
指定介護予防訪問介護
指定訪問型サービス
1
実施時期
認定更新等まで
平成 28 年 10 月1日以降の
認定更新等から
2
ケアマネジメント
指定介護予防支援
指定介護予防支援又は
介護予防ケアマネジメント
3
サービス内容
4
サービス提供者
介護予防訪問介護の指定事業者
訪問型サービスの指定事業者
5
サービスの基準
現行
現行と同様
6
サービスコード
現行
新たなサービスコード
(A1又は A2)
7
単価
現行
A1=事業所所在地の単価、
A2=八千代市(6級地)の単価
8
利用者負担
現行
現行と同様
9
限度額管理
現行
現行と同様
10
事業者への支払方法
訪問介護員等による身体介護、生活援助
国保連経由で審査・支払
⑵ 指定通所型サービス関係
予防給付
総合事業
指定介護予防通所介護
指定通所型サービス
1
実施時期
認定更新等まで
平成 28 年 10 月1日以降の
認定更新等から
2
ケアマネジメント
指定介護予防支援
指定介護予防支援又は
介護予防ケアマネジメント
3
サービス内容
4
サービス提供者
介護予防通所介護の指定事業者
通所型サービスの指定事業者
5
サービスの基準
現行
現行と同様
6
サービスコード
現行
新たなサービスコード
(A5又は A6)
7
単価
現行
A5=事業所所在地の単価、
A6=八千代市(6級地)の単価
8
利用者負担
現行
現行と同様
9
限度額管理
現行
現行と同様
10
事業者への支払方法
通所介護従業者による日常生活上の支援、機能訓練等
国保連経由で審査・支払
12
2 指定事業者の指定
指定事業者の指定の概要は、以下のとおりです。
⑴ 平成 27 年3月 31 日までの間に介護予防訪問介護又は介護予防通所介護の指定を受けた事
業者
→当該事業者は、平成 27 年4月1日に総合事業(該当する指定サービスに限る。)の指定を受
けたものとみなされています(以下「みなし指定」という。)
。よって、市への指定申請は不
要です。なお、みなし指定の有効期間は、平成 30 年3月 31 日までです。
※みなし指定の効力は、全市町村に及びます。
⑵ 平成 27 年4月1日から平成 28 年9月 30 日までの間に介護予防訪問介護又は介護予防通所
介護の指定を受けた事業者
→当該事業者は、みなし指定の対象ではありません。平成 28 年 10 月1日以降、総合事業のサ
ービスを提供するためには、八千代市から指定を受ける必要があります。指定申請書類等の
様式は、8月中に市ホームページに掲載予定です。
⑶ 上記⑴及び⑵以外の事業者
→平成 28 年 10 月1日以降、総合事業のサービスを提供するためには、八千代市から指定を受
ける必要があります。指定申請書類等の様式は、8月中に市ホームページに掲載予定です。
指定申請・サービスコード関係
<指定訪問型サービス>
市内事業者
平成 27 年3月 31 日までの間に介護予防訪
問介護の指定を受けた事業者
平成 27 年4月1日から平成 28 年9月 30 日
までの間に介護予防訪問介護の指定を受け
た事業者
上記以外の事業者
市外事業者
申請
サービス
コード
申請
サービス
コード
不要
A1
不要
A1
要
A2
要
A2
要
A2
要
A2
<指定通所型サービス>
市内事業者
平成 27 年3月 31 日までの間に介護予防通
所介護の指定を受けた事業者
平成 27 年4月1日から平成 28 年9月 30 日
までの間に介護予防通所介護の指定を受け
た事業者
上記以外の事業者
13
市外事業者
申請
サービス
コード
申請
サービス
コード
不要
A5
不要
A5
要
A6
要
A6
要
A6
要
A6
3 指定サービスの基準
指定サービスの人員、設備及び運営に関する基準については、基本的には、指定介護予防訪問介
護・指定介護予防通所介護と同様です。
なお、同一の事業所において要支援者等及び要介護者に対し一体的にサービスを提供する場合に
は、現行と同様、要支援者等と要介護者の利用者の数を合わせた数について人員等基準を満たす必
要があります。
4 指定サービスの単価等
1単位当たりの単価について、みなし指定を受けた事業所は事業所所在地の市町村の単価、それ
以外の事業所は八千代市(6級地)の単価となります。
また、基本報酬については、指定介護予防訪問介護・指定介護予防通所介護と同様に1月当たり
の包括報酬となります。なお、各種加算・減算についても、現行のものと同様となります。
⑴ 指定訪問型サービスの基本報酬
サービス内容略称
訪問型サービス費Ⅰ
訪問型サービス費Ⅱ
訪問型サービス費Ⅲ
対象
要支援1・2、
事業対象者
要支援1・2、
事業対象者
要支援2、事業
対象者
回数等
算定単位数
週1回程度の訪問
1,168 単位
週2回程度の訪問
2,335 単位
週2回を超える
程度の訪問
3,704 単位
回数等
算定単位数
週1回程度の通所
1,647 単位
週2回程度の通所
3,377 単位
⑵ 指定通所型サービスの基本報酬
サービス内容略称
通所型サービス費1
通所型サービス費2
対象
要支援1、事業
対象者
要支援2、事業
対象者
【留意事項】
国保連に請求する流れは変わりませんが、サービスコードが変更になります。平成 28 年 10
月1日以降に認定更新等により要支援認定を受け、総合事業に移行した者のサービスに係る請
求については、別添3「八千代市総合事業サービスコード表」
(現時点案)に記載するサービス
コードで請求することとなります。
また、単位数表マスタ(csv ファイル)は、平成 28 年9月中に市ホームページに掲載予定で
す。
なお、総合事業へ完全移行するまでの間は、予防給付の利用者と総合事業の利用者が混在す
る点にご注意ください。
14
5 定款、運営規程等について(指定訪問型サービス・指定通所型サービス・介護予防ケアマネジ
メント共通)
定款、運営規程等は、実施する事業の内容に応じた変更等が必要となります。対応に当たっては、
以下を参考としてください。
⑴ 定款
現行の定款に、以下の内容等の記載がある場合には、現時点において必ずしも定款を変更す
る必要はないものと考えます。また、総合事業の実施に伴う定款の変更については、市への変
更届出書の提出は不要とします。
例1…定款の目的に、老人福祉法に基づく「老人居宅介護等事業」、「老人デイサービス
事業」と記載されている場合
例2…定款の目的に、介護保険法に基づく「介護予防サービス事業」、
「介護予防訪問介
護」
、
「介護予防通所介護」
、
「介護予防支援」の事業が記載されており、かつ、そ
の最終項目に「前各号に附帯する一切の事業」等と記載されている場合
※最も望ましい例は、定款の目的に、介護保険法に基づく「第1号訪問事業」、
「第1号通所事業」、
「第1号介護予防支援事業」と記載されていることです。
※平成 30 年3月 31 日までは、介護予防訪問介護及び介護予防通所介護は存在します。他市町村
の利用者(住所地特例適用被保険者を除く。)を受け入れる場合であって、当該他市町村が総
合事業を未実施の場合等には、当該利用者は介護予防訪問介護又は介護予防通所介護として事
業所を利用することとなりますので、定款から削除しないよう注意してください。
⑵ 運営規程
現行の運営規程と総合事業の運営規程は、別々に作成しても一体的に作成しても差し支えあ
りません。また、総合事業の実施に伴う運営規程の変更については、市への変更届出書の提出
は不要とします。なお、文面案を以下のとおり例示しますので、参考としてください。
<A 訪問介護事業所・運営規程(例)>
(目的)
第1条 この規程は、X 法人が設置する A 訪問介護事業所において実施する訪問介護、
介護予防訪問介護及び第1号訪問事業(以下「事業」という。)の適正な運営の確保
のために必要な事項を定め、事業の円滑な運営を図ることを目的とする。
※本資料中の「指定訪問型サービス」、
「指定通所型サービス」、
「介護予防ケアマネジメント」の
用語は、本説明会の開催に際し便宜上使用しているものです。運営規程、契約書等においては、
介護保険法に基づく「第1号訪問事業」、
「第1号通所事業」、
「第1号介護予防支援事業」の用
語を使用してください。
15
⑶ 契約書
契約書は、改めて取り交わすことが適当であると考えますが、提供されるサービスの内容、
その他契約の内容について利用者との間で誤解が生じないようであれば、覚書等を取り交わ
すといった対応でも差し支えないものと考えます。
また、契約締結行為はあくまで利用者と法人(事業所)との民民間の契約によるものである
ことから、行政が契約書等の仕様を指示等できるものではありませんが、参考までに、文面案
を以下のとおり例示します。
なお、現在、各事業所において使用されている契約書の文面との整合を図る必要があり、そ
のまま用いることができない場合があること、また、当該文面案を用いたことにより損害等が
生じた場合であっても、市は一切の責任を負うものではないことをあらかじめご了承くださ
い。
<B 通所介護事業所・覚書(例)>
○○ ○○
様(以下「利用者」という。
)が、八千代市の第1号通所事業を利用
する場合においては、平成○年○月○日付けにて利用者と B 通所介護事業所が取り交わ
した通所介護及び介護予防通所介護の利用契約書中に「介護予防通所介護」とあるのは、
「第1号通所事業」と読み替えるものとする。
<B 通所介護事業所・契約書(例)>
○○ ○○
様(以下「利用者」という。
)と B 通所介護事業所(以下「事業所」
という。
)は、事業所が利用者に対して提供する第1号通所事業に関し、以下のとおり
契約を締結する。
(契約の期間)
第1条 ・・・
⑷ 重要事項説明書
現行のサービス提供開始時と同様、利用者又はその家族に対し、従業者の勤務の体制、事故
発生時の対応、苦情処理の体制等の利用者がサービスを選択するために必要な重要事項につ
いて文書を交付して説明を行い、総合事業のサービスの提供を受けることにつき、あらかじめ
同意を得る必要があります。
16
第4
支給限度額及び利用者負担割合
17
第4
支給限度額及び利用者負担割合
1 支給限度額
総合事業における限度額管理は、利用者が指定サービスを利用する場合のみ行います。
要支援認定を受けた者が指定サービスを利用する場合は、現在適用されている予防給付の支給限
度額の範囲内で、予防給付と総合事業を併せて限度額管理を行います。
なお、基本チェックリストにより事業対象者と判断された者の支給限度額については、予防給付
における要支援1の支給限度額と同様とします。
要支援1の支給限度額を超えるサービス利用量が見込まれる事業対象者については、要介護等認
定申請をご案内ください。
区分
支給限度額
要支援1、事業対象者
5,003 単位
要支援2
10,473 単位
2 利用者負担割合
総合事業における利用者負担割合は、予防給付の割合(原則1割、一定以上所得者は2割)と同
様とします。
また、予防給付における利用者負担額の軽減制度に相当する事業として、高額介護予防サービス
費等相当事業を実施します。
18
第5
介護予防ケアマネジメント
19
第5
介護予防ケアマネジメント
1 介護予防ケアマネジメントの概要
総合事業の介護予防ケアマネジメントは、指定介護予防支援と同様、地域包括支援センターが要
支援者等に対するアセスメントを行い、本人が自立した生活を送ることができるようケアプランを
作成するものです。
介護予防ケアマネジメントは、介護予防と自立支援の視点を踏まえ、利用者の心身の状況やその
置かれている環境その他の状況に応じて、利用者自らの選択に基づきサービスが包括的かつ効率的
に実施されるよう専門的な視点から必要な援助を行います。また、この介護予防ケアマネジメント
の考え方は、サービスの利用を終了した場合においても利用者のセルフケアとして習慣化され継続
される必要があり、そのためには、利用者が主体的に取り組めるよう働きかけるとともに、知識や
技術の提供によって利用者自身の能力が高まるような支援が必要です。
2 実施主体
介護予防ケアマネジメントの実施主体は、利用者本人が住民登録をしている地域の地域包括支援
センターです。また、指定介護予防支援と同様、業務の一部を指定居宅介護支援事業者に委託する
ことができます。なお、総合事業では、自己作成によるサービスの利用はできません。
3 報酬等
介護予防ケアマネジメントの基本報酬、サービスの基準等は、以下のとおりです。
介護予防ケアマネジメント
サービス内容
実施機関
対象者
指定サービス
地域包括支援センター、指定居宅介護支援事業者(地
域包括支援センターから委託を受けた者に限る。
)
要支援者(総合事業のサービスのみを利用する者に限
る。
)、事業対象者
基本報酬
指定介護予防支援と同様
サービスの基準
指定介護予防支援と同様
単価
指定介護予防支援と同様
加算
指定介護予防支援と同様
4 計画書様式
介護予防ケアマネジメントの実施に当たっては、「介護予防サービス・支援計画書(ケアマネジ
メント結果等記録表)
」
(
「地域支援事業実施要綱」別添2の様式2)を使用します。なお、当該様式
は指定介護予防支援と介護予防ケアマネジメントの共通様式となっているため、各ケアマネジメン
トを交互に実施する場合にも利用することができます。
5 住所地特例適用被保険者が利用できるサービス等
住所地特例適用被保険者は、入居等をしている施設が所在する市町村のサービスを利用します。
また、当該住所地特例適用被保険者に対する基本チェックリストの実施及び介護予防ケアマネジメ
ントは、当該市町村の地域包括支援センター等が行うこととなります。
20
第6
総合事業移行のポイント
21
総合事業移行のポイント(Q&A 形式)
≪対象者及び利用手続関係≫
問1
事業対象者は、予防給付のサービスと総合事業の指定サービスを併用することができる
か。
答1
できません。
問2
介護予防訪問看護と指定通所型サービスを併用する利用者については、介護予防サービ
ス計画に基づきサービスを提供し、請求は、介護予防訪問看護は介護予防給付のサービ
スコードにより行い、指定通所型サービスは総合事業のサービスコードにより行うとい
う理解でよいか。
答2
お見込みのとおりです。
問3
事業対象者が住宅改修をする場合、保険給付等を受けることはできるか。
答3
できません。
問4
住所地特例適用被保険者に対する総合事業のサービス提供は、どのようになるのか。
住所地特例適用被保険者に対する総合事業は、入居等をしている施設が所在する市町村
が行います。よって、他市町村の被保険者であっても、八千代市に所在する施設に入居
等をしている住所地特例適用被保険者については、八千代市の総合事業のサービスを提
供します。
【住所地特例適用被保険者が利用できるサービス】
答4
保険者市町村
施設所在地市町村
利用できるサービス
①
予防給付
予防給付
予防給付
②
予防給付
総合事業
総合事業
③
総合事業
予防給付
予防給付
④
総合事業
総合事業
総合事業
※指定介護予防支援又は介護予防ケアマネジメントの実施に当たっては、必ず最新の被
保険者証により利用者の住民登録地を確認してください。(他市町村の被保険者証で
あっても、住所が八千代市内の場合は八千代市総合事業の対象者となります。逆に、
八千代市の被保険者証であっても、住所が他市町村の場合は対象外となります。
)
22
問5
八千代市内の有料老人ホームに入居している要支援1の住所地特例適用被保険者が、平
成 29 年2月1日から総合事業を実施する他市町村の被保険者であって、当該被保険者
の認定有効期間が平成 27 年 12 月1日から平成 28 年 11 月 30 日まで(更新後も要支援
1の認定を受けるものと仮定する。)である場合、当該被保険者のサービス利用が予防
給付から総合事業へ切り替わるタイミングはいつか。
答5
当該被保険者は、八千代市総合事業の対象者であることから、八千代市の総合事業開始
日の前日である平成 28 年9月 30 日以前に受けた要支援認定の有効期間満了日まで予
防給付となります。したがって、平成 28 年 12 月1日から総合事業へ切り替わることと
なります。
≪事業者指定関係≫
問1
総合事業のみなし指定の時点(平成 27 年4月1日)において、他市町村の利用者がい
なかった場合、他市町村の指定は受けていないと理解してよいか。また、その場合、今
後他市町村の利用者を受け入れることになった際は、当該他市町村に新規指定申請を行
う必要があるのか。
答1
みなし指定の時点における他市町村の利用者の有無に関わらず、みなし指定は受けてお
り、その効力は全市町村に及んでいます(平成 27 年3月 31 日までにみなし指定不要の
申し出をした事業所を除く。
)
。よって、みなし指定事業所(A1・A5)については、新
規指定申請を行う必要はありません。
※ただし、A1・A5のサービスを実施しない(=サービスコードを持たない)市町村も
あり得るため、みなし指定事業所であっても、全ての市町村の利用者を受け入れるこ
とができるとは限りません。住所地特例適用被保険者ではない他市町村の利用者を受
け入れようとする場合には、当該他市町村の総合事業担当課へ、当該他市町村が使用
するサービスコード(=請求可能かどうか)をあらかじめご確認ください。
問2
他市町村に所在する事業所が、八千代市の被保険者に対し総合事業のサービスを提供し
ようとする場合、どのような手続が必要か。
答2
指定訪問型サービス、指定通所型サービスともに、みなし指定事業所の場合は特に手続
は必要ありません。みなし指定事業所以外の事業所である場合は、八千代市への新規指
定申請(A2又は A6に係る申請)が必要となります。
問3
八千代市に所在する当事業所は、平成 28 年9月 30 日をもって現に受けている介護予
防訪問介護の指定の有効期間が満了するが、八千代市が 10 月から総合事業を開始する
ことから、県に介護予防訪問介護の指定更新申請を行う必要はないと理解してよいか。
答3
指定更新申請を行う必要があると考えます。その理由は、例えば、要支援認定の有効期
間の開始年月日が平成 28 年9月 30 日以前であって、その有効期間の満了日が同年 10
月1日以降である八千代市の被保険者や、総合事業未実施である他市町村の被保険者が
利用している場合、これらの利用者は、予防給付により当該事業所を利用するためです。
23
問4
問3の事例において、仮に介護予防訪問介護の指定更新を受けたときの更新後の指定の
有効期間は、平成 30 年3月 31 日までであると理解してよいか。
答4
お見込みのとおりです。
問5
総合事業のみなし指定の有効期間は、平成 30 年3月 31 日までとされているが、それ以
降はどのような手続を行う必要があるのか。
答5
平成 30 年4月以降も指定サービスに係る事業を継続する場合には、八千代市から指定
サービスに係る指定更新を受ける必要があります。更新申請の手続については、平成 29
年度中にご案内します。
≪サービスコード・単価関係≫
問1
八千代市に住民登録をしている利用者が他市町村に所在する事業所のサービスを利用
する場合、八千代市のサービスコード・地域区分が適用されるものと理解してよいか。
みなし指定の有無で異なります。みなし指定を受けた事業所(A1・A5)は、国が定め
るサービスコードと事業所所在地の地域区分が適用されます。これに対し、みなし指定
を受けた事業所以外の事業所(A2・A6)は、八千代市のサービスコードと八千代市の
地域区分が適用されます。
【参考】
答1
事業所所在地
サービス
コード
市内事業所
市外事業所
A1・A5
国が定めるサービスコード・ 国が定めるサービスコード・
八千代市の地域区分
事業所所在地の地域区分
A2・A6
八千代市のサービスコード・八千代市の地域区分
問2
他市町村に住民登録をしたまま、八千代市内の息子宅で生活をしている利用者がいる。
当該他市町村が総合事業を実施している場合、まだ実施していない場合があるが、サー
ビスコードはどのような取扱いになるのか。
答2
他市町村に住民登録をしている利用者にサービスを提供する場合、その市町村が総合事
業を実施しており、利用者が総合事業に移行していれば当該市町村の総合事業のサービ
スコードを使用し、まだ総合事業を実施していない又は利用者が総合事業に移行してい
なければ、従来の介護予防給付のサービスコードを使用します。
なお、八千代市のように認定更新等から順次総合事業に移行する市町村が多いと思われ
ますが、総合事業開始日に全ての対象者が一斉に総合事業へ移行する市町村もあります
ので、他市町村の利用者を受け入れようとする場合には、その市町村の移行の仕方につ
いて事前にご確認ください。
24
別添1 介護予防ケアマネジメント依頼(変更)届出書(現時点案)
介護予防ケアマネジメント依頼(変更)届出書
年
(宛先)
月
日
八千代市長
下記の地域包括支援センターに介護予防ケアマネジメントを依頼することを届け出ます。
被保険者番号
住所
個人番号
〒
電話番号
フ リ ガ ナ
㊞
被保険者氏名
生年月日
年
月
日
性
別
男・女
介護予防ケアマネジメントを依頼する地域包括支援センター
届出区分
地域包括支援センターの
所在地
新 規
・
変 更
〒
電話番号
地域包括支援センターの
名称
担当ケアマネジャー
介護保険事業所番号
介護予防ケアマネジメン
トの開始日
年
月
日
介護予防・生活支援サービ
スの利用開始日
年
月
日
地域包括支援センターを
変更する場合の理由等
※変更する場合のみ記入してください。
※地域包括支援センターから介護予防ケアマネジメントの委託を受けた指定居宅介護支援事業者は、下
記に記入してください。
〒
事業所の所在地
電話番号
事業所の名称
担当ケアマネジャー
介護保険事業所番号
備考
1 この届出書は、介護予防ケアマネジメントを依頼する地域包括支援センターの決定時に八千代市に提
出してください。
2 介護予防ケアマネジメントを依頼する地域包括支援センターを変更するときは、変更する理由を記入
の上、八千代市に提出してください。
3 届出がない場合は、サービスに係る費用を一旦全額自己負担していただくことがあります。
4 届出の際は、介護保険被保険者証その他市長が必要と認める書類を添付してください。
25
別添2
事業対象者の被保険者証(イメージ)
事 業 対 象者
平 成 28
12
1
○ ○○ 地域 包括 支援 セン ター
平 成 28
26
12
1
別添3 八千代市総合事業サービスコード表(現時点案)
1
指定訪問型サービス(みなし指定)
27
2
指定訪問型サービス(みなし指定以外)
28
3
指定通所型サービス(みなし指定)
29
4
指定通所型サービス(みなし指定以外)
30
八千代市総合事業説明会に関する質問票
(宛先) 八千代市健康福祉部長寿支援課
FAX 047-480-7566
給付・指導班
質問締切日:平成 28 年 8 月 12 日(金)
介護保険事業所番号
送
信
元
事業所名
質問者氏名
職名
電話番号
FAX
※送信元欄は、必ず漏れなく記入してください。
【質問項目】
【質問主題】
【質問】
□ 指定訪問型サービス
□ 介護予防ケアマネジメント
□ 指定通所型サービス
□ その他