日南市市民活動支援センター管理運営業務委託仕様書 1. 施設の概要 (1)平成28年11月~12月 ①所在地 日南市中央通 1 丁目(旧日南消防庁舎1F) 33 ㎡ ア 床面積 イ 施設内容 事務室、会議室 ②開館時間 平 日 午前9時から午後7時まで 土曜日 午前9時から午後 5 時まで 国民の祝日に関する法律( 「祝日法」という)に規定する休日。 ※ただし、あらかじめ市長承認を得てこれを変更し、又は臨時に休館す ることができます。 ③休館日 日曜日 市長が必要と認める日 ※ただし、あらかじめ市長の承認を得てこれを変更し、又は臨時に休館 することができます。 ④関係例規 日南市市民活動支援センター設置規程、日南市庁舎管理規則 (2)平成29年1月以降 ①所在地 日南市岩崎三丁目 (複合機能ビル2F) ア.建物の概要 地上8階建て鉄筋コンクリート造 2階部分 イ.床面積 632㎡(2階部分) ウ.施設内容 交流スペース、ワークスペース、工作室、管理室、大会議室、小 会議室、倉庫、ロッカールーム、トイレ、湯沸室 ②開館時間 平日・土曜日 日曜日 午前9時から午後10時00分まで 午前9時から午後5時まで ※ただし、あらかじめ市長の承認を得てこれを変更し、又は臨時に休館 することができます。 ③休館日 12月29日から翌年の1月3日まで 市長が必要と認める日 ※ただし、あらかじめ市長の承認を得てこれを変更し、又は臨時に休館 することができます。 ④関係例規 (仮称)日南市市民活動支援センター設置条例(12月制定予定) 2. 受託者が行う管理に関する基本的な考え (1)市民活動支援センター設置目的 センター規程第 1 条により、市民の自主的で公益的な活動(以下「市民活動」とい う)を促進することにより協働のまちづくりを実現するため市民活動支援センターを 設置します。 (2)運営管理に関する基本的な考え方 受託者は、市民活動支援センター設置規程及びその他関係法令を遵守し、市民活動支 援センターの設置目的に沿った運営管理を行うこととします。 ① 施設設置の趣旨に則した事業の実施、施設の運営・管理を行い、市民活動の促進・ 発展と活力ある地域社会の実現に向けて努力すること。 ② 市民の利用に際しては、施設の設置目的に合った利用の促進とともに、公平・公 正な利用を確保すること。 ③ 利用者や広く市民を対象にアンケートを行い、利用者や市民の意見や要望を反映 させ、センターが利用しやすいようにサービスの向上に努めること。 ④ 市内の市民活動団体等の情報を収集し、市民活動団体や利用者、市民に情報提供 するとともに、団体間のネットワークを構築すること。 ⑤ 予算の執行にあたって、事業計画書等に基づき適正かつ効率的な運営を行うこと。 ⑥ 個人情報の保護を徹底すること。 (3)委託業務の再委託の禁止 ① 日南市市民活動支援センター設置規程に規定されている主要な業務は、委託者が 自ら行うことを原則とし、業務の再委託はできません。 3. 委託期間等 (1)委託期間 委託期間は、平成28年11月15日から平成31年3月31日までとする。 なお、協働契約(委託)については年度ごとに締結するもので、業務に関する実績 の評価等が必要となり、無条件に複数年度の継続を約束するものではありません。実 施期間中は、事業の評価・検証を実施します。 その結果、事業期間内であっても、協働契約(委託)を更新しない場合があります。 (2)会計年度 本事業に係る会計年度は、毎年4月1日から翌年3月31日までとする。 ただし、平成28年度については11月15日~3月31日までとする。 4. 受託者が行う事業 受託者は、日南市市民活動支援センター設置規程第 3 条第 3 項に規定に沿った事業を 実施することとします。 (1)センターの利用の承認及び利用に係る料金の収受に関すること (2)市民活動に関する情報の収集及び提供をすること ① 市内の市民活動団体等にヒアリング等を行い情報収集に努める ② 情報コーナー(掲示板)の管理・活用 ③ 市民活動関係図書の整理・購入 ④ ホームページの運営(詳細については地域振興課と協議) (3)市民活動に関する助言及び援助を行うこと ① 市民活動に関する相談窓口(常設) 対面相談、電話相談、インターネットメールによる相談 (4)市民活動に関する広報に関すること ① 講座・イベント・補助事業等の周知・案内 ② 市民活動に関するアンケート調査 (5)市民活動を行う団体等の相互の連携を図ること ① 市民活動団体相互の連携及び交流の促進 ② 市民活動団体のネットワーク化 ③ 市民活動に対する市民ニーズの調整 (6)施設及び設備の維持管理に関すること ① 施設(会議室等)の提供 ② 施設内備品の整理整頓及び維持管理 (7)その他市民活動を促進するために必要な事業を行うこと ① 市民活動に関する講座等の実施に関すること ア 企画力向上講座 年2回以上(28年度については1回以上) イ 人材育成講座 年2回以上(28年度については1回以上) ウ NPO活動等に関する相談会等 年5回以上(28年度については2回以上) エ 市が実施する協働事業への協力・連携 ② 受託者のスキルアップに関すること ア NPO政策連絡会議等への出席 イ 先進地視察の実施 ウ その他、事務局員のスキルアップに関すること 5. 委託者が行う管理運営 (1)日常業務 ① 始業及び終了点検など、施設及び設備に係る日常の業務を行うこと ② 防犯上、終了時の施錠は施設建物全体を確認すること ③ 委託者が施設で必要と認める備品等を購入及び設置する場合は、あらかじめ市と 協議のうえ、購入等を行い、市が所有する備品と明確に区別できるようにする。 ④ 市の承諾なしに、施設の設備及び備品を第三者に譲渡、転借し、又は賃借権その 他の使用もしくは収益を目的とする権利等を設定することはできません。 ⑤ 利用者本位の運営を行い、親切丁寧な対応を心がける ⑥ サービス向上に務め利用人数、利用件数の増加に努める ⑦ 施設に関する利用者の意見等を反映させるためのアンケート調査等を行う 6. 事故・災害時の対応 (1)災害時の安全確保 自然災害、事故及びあらゆる緊急事態、非常事態、不足の事態があった場合は、遅滞 なく適切な処置を講じたうえ、市に通報すること ① 火災、事故等の緊急時における利用者に対する避難誘導及び関係機関(警察署、 消防署、病院等)への通報を行うこと ② その他、利用者に対する対応に万全を期すこと 7. 事業報告 受託者は、次の各項目に定める書類を提出すること。 なお、市は必要に応じて受託者に報告を求め、実地に調査し、又は必要な指示を 行うことができるものとします。 (1)毎月提出する書類(翌月の 10 日までに提出する事業報告書) ① 日報の写し(来館者数(団体数)、従事者、主催事業等、特記事項、連絡事項等) ② 月報の写し(開館日数、来館者数(団体数)、従事者、主催事業等、特記事項等) ③ 相談業務受付記録簿等の写し ④ 事業実施報告書の写し (2)年度終了後 1 ヶ月以内に提出する委託管理業務に関する実績報告書 ① 年度事業報告書 ② 収支決算報告書 ③ その他(自己評価表等) 8. 組織・運営体制 (1)事務局長と事務局員 運営業務を実施するため、管理運営責任者(センター長)及び事務局員を配置するこ と。その配置に当たっては、施設の設置目的の達成のために必要な人員構成、人数を確 保すること。 (2)従事者の職務 ① 管理運営責任者(センター長) 業務に関する知識と経験を有し、市民活動支援センター業務を統括できる者 ② 事務局員 業務に関する知識と経験を有し、委託業務を円滑に実施する者 9. 委託費 受託者が市民活動支援センターの運営管理を行うために要する経費は、市からの委託 料をあてる。 (1)本市が受託者に支払う委託料の上限 業務に関する委託契約金額は、2,269,000円 (消費税を含む) ※上記は平成28年度の金額。平成29年度以降は別途協議。 (2)本市が受託者に支払う経費に含まれるもの ① 人件費 ② 事業費 ③ 旅 費 (3)委託料から除かれる経費 光熱水費、電話料、施設の修繕費、備品購入費 (4)委託料の支払方法 委託料は、原則として四半期ごとの分割による概算払とする。 (5)委託料の管理 受託者は、委託料について他の経費と混合することのないよう、適正に管理する ものとする。 10.登録団体代表者会議について 受託者は、センターに登録している団体の代表者による「登録団体代表者会議」 を開催し、センターの管理運営に利用者のニーズを反映するために意見交換等を行 うこととする。 なお、この代表者会は、年1回以上開催すること。 11.特記事項 (1)受託終了時における引継ぎ 受託者は、委託期間が終了するとき、又は委託契約が取り消されたときは、次の 受託者又は市に対して、速やかに必要な引継ぎをしなければならない。 なお、業務引継ぎ等に係る費用は、原則受託者がこれを負担するものとする。 12.その他 本仕様書及び委託契約書(受託者の募集段階においては募集要項)に定めのない 事項があった場合、あるいはこの仕様書を変更する必要が生じた場合は、受託者と 協議の上、市が定める。
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