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2016 2017
人と、地球の、
このグループスローガンは、経営理念である
「人を大切にします」
「豊かな価値を創造します」
「社会に貢献します」
という考え方のもと、
私たち東芝グループが果たすべき使命と共有すべき価値観を表しています。
1875年の創業時から、私たちは事業を通じて世界のすべての人々の幸せな生活と
文化の向上に寄与することが企業としての社会的責任であると考えてきました。
私たちはこれからも、今日のさまざまな課題に誠実に向き合いながら、
人と地球の明日のために、歩んでいきます。
「東芝グループ経営理念」
1.人を大切にします。
2.豊かな価値を創造します。
3.社会に貢献します。
1
、明日のために。
目次
スローガン/経営理念
1
CSR・環境経営
11
組織体制
15
社長メッセージ
3
研究・開発、知的財産戦略
12
国内拠点/関係会社
17
概要
5
東芝の世界初・日本初
13
カンパニー概要
7
歴史と沿革
14
2
M E S SAG E
新経営陣一同、全力を挙げて
皆さまからの信頼回復に努めてまいります
この度は、当社の不適切会計問題に関し、多大なご迷惑とご心配をお掛けしておりますこ
とを心よりお詫び申し上げます。
6月22日の定時株主総会において株主の皆さまからご信任を賜り、新たな経営陣での事業
運営がスタートいたしました。東芝グループの信頼回復と再生に向けて、私自身、先頭に立っ
て顧客第一の精神の下、全力で取り組んでまいります。今回の問題を踏まえ、2015年よりコー
ポレート・ガバナンス体制を刷新し、社外取締役から構成される監査委員会の下に内部監査
組織を立ち上げるなど、内部統制機能を拡充しております。
また社外取締役比率の過半数以
上への引き上げをはじめ、
トップマネジメントの監督機能強化を図っています。当社は今後も、
生命・安全・法令遵守を最優先に、事業活動を通じて社会的責任を果たしていく所存です。
現在、私たちを取り巻く環境は、情報通信技術の発達をはじめ、よりスピードを上げて変化
を続けています。人口増加に伴う資源・エネルギー問題や気候変動、環境問題など、さまざ
まな課題が顕在化・複雑化しています。当社はこのような変化に対応し、社会の発展に貢献
するため、
「エネルギー」
「社会インフラ」
「ストレージ」を注力事業領域として、世界規模での
競争に勝ち抜ける事業構造への変革に取り組んでまいります。
また、水素を活用した新エネルギーシステムや省エネに大きく寄与するパワーエレクトロニ
クス分野など、当社の技術的な強みを活かしながら、次世代への成長の種を育て、時代に
適合した新しい価値を提供することで、お客さまの課題解決に努めてまいります。
今後も当社グループ一丸となり、お客さまや株主さまをはじめすべてのステークホルダーの
皆さまや社会からの信頼回復を目指していく所存でございますので、引き続きご支援を賜りた
く、よろしくお願い申し上げます。
2016年6月
取締役 代表執行役社長
3
4
BUSINESS
- DATA -
概要
※数値は当社単独
商
号
本 社 所 在 地
東京都港区芝浦1-1-1
創
業
1875年(明治8年)7月
金
2,000億円(2016年7月31日現在)
額
3兆5,980億円
資
資
5
株式会社 東芝(TOSHIBA CORPORATION)
本
産
総
年 間 売 上 高
2兆8,753億円(2016年3月期)
従
36,601人
業
員
数
発行済株式総数
42億3,760万株
株
437,466人
主
数
2016年3月31日現在
連結売上高 (2015年度)
5兆6,687億円
東芝グループは経営のグローバル化を進めて
おり、グループ連結での海外売上高比率は60%と
全体の過半数を占め、地域別従業員数の割合も
営業損益:△7,087億円 純損益:△4,600億円
海外の従業員が4割以上を占めています。
連結子会社数:551社(国内:161社 海外:390社)
欧州
日本
5,559億円
2兆3,007億円
113社
161社
北米
1兆108億円
81社
アジア・オセアニア
1兆5,542億円
171社
その他 2,471億円 25社
その他
2,471(4%)
ライフスタイル
5,559(3%)
欧州
5,559
(10%)
北米
10,108(18%)
欧州
5,426(9%)
その他
北米
5,760(3%)
20,862
(11%)
日本
23,007(41%)
アジア・オセアニア
15,542(27%)
アジア・
オセアニア
51,031
(27%)
日本
104,597
(56%)
地域別売上高
地域別従業員数
合計56,687(単位:億円)
合計187,809(単位:人)
(2015年度)
(2016年3月31日現在)
※数値は連結データ
その他
4,946(8%)
電力・
社会インフラ
20,484(34%)
電子デバイス
16,050(26%)
コミュニティ・
ソリューション
14,252
(23%)
セグメント別売上高
(2015年度)
合計56,687(単位:億円)
セグメント間の内部売上高消去4,471億円含む
6
BUSINESS
エネルギーシステムソリューション社
持続可能な社会の実現に向けて
現代生活になくてはならない電力エネルギーは、今後も全世界で旺盛な需要が見込まれて
おり、東芝は創業以来培ってきた技術力で、より良い生活のための基盤づくりに貢献していま
す。電力エネルギーの安定的な供給を行うために、火力・原子力発電システムに加え、自然エ
ネルギーを利用した水力・太陽光・地熱・風力などの発電システムを提供。また、つくった電気
を家庭や商業・産業向け施設などに確実に届けるための送変電システム、エネルギーを無駄
なく効率的に蓄える二次電池、エネルギーの地産地消を可能にする自立型水素エネルギー
供給システム、そしてそれらの電力インフラと通信インフラを融合させた次世代のエネルギー
供給システムであるスマートグリッド、原子力技術を応用した、重粒子線がん治療装置などさ
まざまな事業を行っています。
●大型発電設備
PWR(AP1000TM)
ABWR
Photo © Sanmen Nuclear
Power Company Ltd.
原子力
火力
●再生可能エネルギー
●送配電・蓄電
水力
送変電
系統用蓄電池
地熱
燃料電池
太陽光
7
スマートメータ
システム
自立型
水素エネルギー
供給システム
BUSINESS
インフラシステムソリューション社
安全・安心で信頼できる持続可能な社会の実現のために
東芝は、公共インフラ、
ビル・施設、産業システムへのソリューションの提供を通じて、国内外
に安全・安心で信頼できる持続可能な社会の実現を目指しています。
公共インフラ向けには上下水道システム・道路システム・防災システム・放送システム・電波
システム・セキュリティ・自動化機器システムなどの社会を支えるシステムソリューション、ビル・
施設向けには昇降機・空調・照明などの高い省エネ性能で環境面に配慮しながら快適性も
向上するシステムソリューション、産業システム向けには、鉄道システム・モータ/インバータシ
ステム、電池システム・車載システムなどの価値あるシステムソリューションを提供しています。
●公共インフラ
放送システム
水処理システム
セキュリティ・自動化システム
●ビル・施設
航空管制システム
●産業システム
照明
鉄道システム
エレベーター
空調
産業システム
車載用蓄電池
8
BUSINESS
ストレージ&デバイスソリューション社
最先端ストレージとデバイスで夢を現実に
ビッグデータ時代を迎え、私たちのビジネスや生活に関わる情報量は飛躍的に増大してい
ます。東芝はスマートフォンやタブレットのみならずデータセンター、サーバーなどの情報通信
社会を支える記憶素子、NAND型フラッシュメモリを開発し、業界をリードしています。市場が
拡大するSSDに注力するとともに、3次元フラッシュメモリ
「BiCS FLASH™」の展開も進めて
います。HDDについてもデータセンターなどエンタープライズ向け開発に注力しています。
さらに、ディスクリート半導体事業で機器の電力消費を制御するパワーデバイスなどに注力
するとともに、システムLSI事業では、IoT、車載、通信、電源向けLSIなどを通じて、世界中の
電子機器の進化を支えます。
9
BUSINESS
インダストリアルICTソリューション社
「モノ×ICT×人」で、
ビジネスの成長と新たな未来を「共創」
東芝のICTソリューション事業を担うインダストリアルICTソリューション社は、人・モノすべて
をICTでつなぎ、お客さまや社会と共に新しい価値を描き、創り出していきます。
「人を想うIoT」
を事業コンセプトとして、IoTサービス事業を展開し、コンサルテーションから運用、保守まで、
ICTライフサイクル全般にわたってトータルソリューションを提供しています。企業や業界、地域
の垣根を越えた「共創」によるオープンイノベーションを次々に生み出し、人々が安心、安全、快
適に暮らせる、人にやさしい社会の実現を目指しています。
IoTの世界では、さまざまなデバイスや社会インフラがインテリジェンス化し、インターネットに
接続され、ますます広範囲にわたる各種デバイスの監視、制御が可能になってきています。イン
ダストリアルICTソリューション社は信頼性や可用性、品質を高めた“クラウドコンピューティング”
により、お客さまのビジネスや社会インフラをグローバルに支えています。また、すべての処理を
クラウドで実現するのではなく、デバイスに近い現場で処理できることは現場での処理を促し、
必要な情報のみをクラウドに送る“エッジコンピューティング”技術により、効率的なビッグデータ
活用による現場の最適化をサポートしていきます。
また、長年にわたって研究開発を続けてきた音声や画像を知識処理して活用するメディアイ
ンテリジェンス※や人工知能(AI)の技術により、モノとモノをつなげるだけでなく、人の「見る・
聞く・話す」を支援・理解して人の想いもつなげることを目指しています。
※音声・映像・文字の知識活用
10
CSR
CSR・環境経営
東芝グループは、生命・安全・コンプライアンスを最優先に、事業を通じて、グローバルな社
会の課題解決に貢献することで、持続可能な社会の発展に貢献します。
CSR経営
東芝グループのCSR
東芝グループは、
「CSR経営」を経営方針の一つに位
置づけ、活動にあたってはお客さま、株主・投資家、調達
取引先、従業員など、企業をとりまくさまざまなステークホ
ルダーとコミュニケーションをとりながら、実践しています。
2004年には、人権・労働・環境・腐敗防止を基本原則と
する「国連グローバル・コンパクト」に参加し、グローバル
企業としての責任を果たすべく努力を続けています。
社会貢献活動
東芝グループでは、グループスローガンである「人と、地球の、明日のために。」のもと、それぞれの
地域に根ざした社会貢献活動を行っています。2015年度は、世界各地で1,330件の社会貢献活動
を実施しました。
●活動事例 ― 東芝未来科学館
科学技術教育支援の拠点として2014年JR川崎駅前に「東芝未来科学
館」をリニューアルオープンしました。社会科見学や企業研修など幅広い世
代の方にご利用いただき、累計来館者数は50万人を超えました。
ステージで開催されるサイエンスショー
●活動事例 ― アメリカとカナダの子どもたちを対象とした科学技術コンテスト
子どもたちが現在の科学技術をもとに20年後に実現可能な技術を予想する
科学技術コンテストを全米科学教師協会と協働で開催しています。1992年の
開始から累計35万人以上のアメリカとカナダの子どもたちが参加しています。
子どもたちによるプレゼンテーション
環境経営
私たち東芝グループは、地球と調和した人類の豊かな生活を
2050年のあるべき姿として描き、これに向けた企業のビジョンとし
て「環境ビジョン2050」を設定しています。
「環境ビジョン2050」の実現に向けて、2000年を基準に環境効
率を10倍に向上させることを長期目標に定めています。環境効率は
分子が価値、分母が環境影響で表現され、付加価値の向上と環
境負荷の低減を両立することで、大きく向上させることができます。
東 芝 グル ープ は「東 芝 が モノを 作 る 時 の エ コ“Green of
Process”」、
「東芝の作る製品がエコ“Green of Product”」、効率
の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献する
エコ“Green by Technology”」
と、
「基盤活動を強化する“Green
Management”」をコンセプトに取り組みを進め、エコ・リーディング
カンパニーを目指します。
11
環境ビジョン 2050
R & D
研究・開発
東芝グループは、人々の“安心、安全、快適な社会”の実現を目指し、事業の柱である、エネ
ルギー、社会インフラ、ストレージの各分野を中心に、これらの技術課題解決に取り組んでいま
す。この経営方針を実現するために、東芝グループが培った技術力、商品開発力、モノづくり
力などを活かして、次世代への成長の種を育てるとともに、時代に適合した新たな顧客価値を
創出します。
研究・開発体制
●国内外の主要研究開発拠点
事業分野ごとの開発センターのみなら
ず、東芝グループ全体にかかわる研究・
技術開発を担う
「研究開発センター」
「ソ
東芝ソフトウェア・
インド社
東芝ソフトウェア
開発ベトナム社
東芝中国研究開発
センター
東芝アメリカ
研究所
リューション開発センター」
「生産技術セン
ター」があり、これらの部門が有機的に連
携しながら研究・開発を進めています。ア
メリカ、欧州、中国、
インドにも研究・開発
拠点を展開。その他にも事業分野別の研
究機関を設置するなど、グローバルな最
先端の研究開発を幅広く行っています。
東芝アメリカ
電子部品社
東芝
エレクトロニクス・
ヨーロッパ社
東芝欧州研究所
コーポレートの
研究開発部門
・ケンブリッジ ・通信研究所
研究所
社内カンパニーの開発センター
・IoTテクノロジーセンター
・電力・社会システム
・研究開発センター
・ソリューション開発センター 技術開発センター
・半導体研究開発センター
・生産技術センター
知的財産戦略
東芝グループでは、
「 知財による事業貢献(リターン)
の拡大」
を基本方針として、エネルギー、
社会インフラ、ストレージの注力事業領域を中心に、事業展開に寄与するような知的財産の強
化を図っています。事業に結びつく特許の拡大が、当社事業の立て直しに非常に有効であり、
確実に収益を上げる一つの大きなポジショニングにつながるものと考えています。今後も事業
展開ができるような技術の特許化や、知的財産の活用による受注貢献など間接的な事業貢
献による収益拡大に積極的に取り組んでいきます。
特許保有件数
2015年日本特許登録件数
2015年米国特許登録件数
PatentSQUAREを利用した調査結果
順位
企業名
1
トヨタ自動車
3
三菱電機
2
4
キヤノン
日本登録件数
4,601
3,735
3,375
キヤノン
6
2,052
8
セイコーエプソン
2,198
デンソー
2,000
10
3
2
2,325
7
9
IBM
富士通
リコー
本田技研工業
2,574
1,904
企業名
1
2,670
パナソニック
8
順位
東芝
5
6
米IFI CLAIMS Patent Servicesデータ
4
5
三星電子
7,355
5,072
4,134
Qualcomm
2,900
東芝
2,627
LG 電子
2,242
Google
7
ソニー
9
インテル
10
米国登録件数
マイクロソフト
2,835
2,455
2,048
1,956
12
I N N OVAT I O N
東芝の世界初・日本初
私たち東芝グループは、創業以来、数々の世界初・日本初の商品・サービスを世に送り出し
てきました。これからも確かな実績と未来を見据えた技術力をもって多様なお客さまのニーズに
応え、次世代の成長の芽を育成しながら、驚きや感動をお届けする商品・サービスを提供して
いきます。
歴代の世界初・日本初の例
1890 年
日本初の炭素電球を製造
1976 年 世界初の自動車エンジン電子制御
(EEC)
マイコンを開発
1894 年
日本初の水車発電機(60kW)
を製作
1978 年 日本初の日本語ワードプロセッサを製品化
1895 年
日本初の誘導電動機(モーター)
を製作
1915 年
日本初の X 線管を製造
1979 年 世界初の光ディスク方式画像情報ファイル装置を完成
1921 年
世界初の二重コイル電球を発明
を発売
1980 年 世界初の電球形蛍光ランプ「ネオボール TM」
6
日本初の全身用 X 線 CT 装置の開発
1
1981 年 世界初の家庭用インバーターエアコンの開発
(世界の電球 6 大発明の一つ)
1923 年
日本初の 40 トン直流電気機関車を製造
1982 年 日本初の MRI 装置を開発
1924 年
日本初のラジオ受信機を製造発売
1930 年
日本初の電気洗濯機、電気冷蔵庫を完成、発表
1931 年
日本初の電気掃除機を発売
1940 年
日本初の蛍光ランプを製作
1989 年 世界初の超々臨界圧大容量蒸気タービンを開発
1942 年
日本初のレーダ完成
1991 年 世界初の 4 メガビット NAND 型 EEPROM を開発
1949 年
日本初の発電用ガスタービンを完成
1996 年 世界初の DVD プレイヤーを発売
1952 年
日本初のテレビ放送機、
1985 年 世界初のノンラッチアップ IGBT を製品化
日本初の 1 メガビット DRAM を開発
2
世界初のラップトップ PC を発売
世界初の ABWR(改良型沸騰水型原子炉)の
営業運転を開始
テレビ中継マイクロウェーブ装置を完成
1998 年 世界初の MPEG4 画像圧縮伸長 LSI を開発
1955 年
日本初の自動式電気釡を発売
1959 年
日本初の電子レンジを発売
1960 年
日本初のカラーテレビを開発
1963 年
日本初の12,500kW原子力用タービン発電機を完成
1967 年
世界初の大容量静止型無停電電源装置の実用化
3
2001 年 世界初の HDD&DVD ビデオレコーダーを商品化
2010 年 世界初の専用メガネなしで 3D 映像を視聴できる
4
世界初の郵便物自動処理装置を完成
1972 年
7
液晶テレビ
「グラスレス 3D レグザ」
を商品化
2013 年 世界初の医療用裸眼 3D ディスプレイを商品化
5
世界初のブラック・ストライプ式
ブラウン管カラーテレビを発売
13
1
2
3
4
5
6
7
8
8
H I S TO RY
歴史と沿革
東芝の礎を築いた2人の飽くなき探求心と情熱は、
今も
「東芝のDNA」
として私たちの原動力となっています。
田中久重
藤岡市助
幕末から明治にかけて、
日本の電 気 工 学の草 創
万 年自鳴 鐘などの発 明
期を支えた研究者です。
品を多く世 に 送り出し、
日本初の電灯(アーク灯)
「からくり儀右衛門」の名
の研究に携わり、国の使
で親しまれた発明家でし
節として渡米した際にエ
た。精密加工の腕前に加
久留米市教育委員会写真提供
ジソンからアドバイスを受
え、電信技術や蒸気機関
けます。その後白熱電球
など西洋技術にも明るい
の 実 用 化 に 取り組 み、
技術者の久重が1875年、
1890年に三吉正一ととも
76歳の時に銀座煉瓦街
に「白 熱 舎」を創 設し電
に開 業した店 舗 兼 工 場
が、東芝の起源です。
7月
1896 年
1月
1904 年
4月
6月
1939 年
9月
1943 年
7月
1950 年
4月
1942 年 10 月
1950 年
2月
1955 年 11 月
1961 年 11 月
1974 年 10 月
1984 年
4月
2001 年
7月
2003 年
3月
1989 年 12 月
2002 年 10 月
2003 年
(株)東芝所有・国立科学博物館へ寄託
日本初の竹フィラメントの
炭素電球
沿革
年月
1875 年
1890 年
球製造を開始しました。
万年自鳴鐘
6月
創業(1882 年から田中製造所と称す。後の(株)芝浦製作所)
白熱舎創業(後の東京白熱電燈球製造(株))
東京白熱電燈球製造(株)設立(1899 年東京電気(株)
と改称)
(株)芝浦製作所設立
(株)芝浦製作所と東京電気(株)が合併して東京芝浦電気(株)
となる
芝浦マツダ工業(株)、
日本医療電気(株)
を合併し、家庭電器製品を拡充
東京電気(株)
(旧東京電気無線(株))、東洋耐火煉瓦(株)
を合併し、通信機製品(柳町工場、小向工場)
を拡充
企業再建整備計画に基づき、
43 工場、
2 研究所のうち、
15 工場、
1 研究所をもって第二会社 14 社
(東京電気器具
(株)
(現東芝テック
(株)
)
を含む。
)
を設立、
10 工場を売却、
1 工場を閉鎖し、
17 工場、
1 研究所をもって新発足
東芝車輛(株)
を合併し、車両製品を拡充
(株)電業社原動機製造所を合併し、水車製品(蒲田工場)
を拡充
石川島芝浦タービン
(株)
を合併し、
タービン製品(タービン工場)
を拡充
合成樹脂・絶縁材料事業を東芝ケミカル(株)
(現京セラケミカル(株))へ譲渡
(株)東芝に商号変更
日本原子力事業(株)
を合併
本店を神奈川県川崎市から東京都港区に移転
電力系統・変電事業をティーエム・ティーアンドディー
(株)に会社分割
ブラウン管事業をエムティ映像ディスプレイ
(株)に会社分割
委員会設置会社に移行
2003 年 10 月
製造業プラント向け電機設備事業をティーエムエイエレクトリック
(株)
(現東芝三菱電機産業システム
(株)
)
に会社分割
2006 年 10 月
ウェスチングハウス社グループを買収
2005 年
4月
2009 年 10 月
2010 年 10 月
電力系統・変電事業をティーエム・ティーアンドディー
(株)から譲受
ハードディスク装置事業を富士通(株)から譲受
携帯電話事業の富士通(株)
との統合に伴い、同事業を富士通東芝モバイルコミュニケーションズ
(株)に譲渡
ランディス・ギア社を買収
2011 年
7月
3月
(株)産業革新機構、当社、
ソニー
(株)および(株)
日立製作所が出資し、
(株)産業革新機構が中心となり運営する
2012 年
8月
東芝テック
(株)が、
リテール・ストア・ソリューション事業を米国法人 IBM 社(International Business Machines
2016 年
3月
2012 年
2016 年
6月
(株)
ジャパンディスプレイに東芝モバイルディスプレイ
(株)の全株式を譲渡
Corporation)から譲受
東芝メディカルシステムズ(株)の全株式を譲渡
東芝ライフスタイル(株)の株式の 80.1% を美的集団股份有限公司へ譲渡
14
ORGANIZATION
組織体制
取締役会
監査委員会
報酬委員会
指名委員会
社 長
監査委員会室
広報・IR部
内部監査部
情報開示推進室
経営刷新推進部
内部管理体制強化プロジェクトチーム
プロジェクト審査部
経営企画部
法務部
技術統括部
米州総代表
財務管理部
研究開発センター
欧州総代表
主計部
ソリューション開発センター
アジア総代表
人事・総務部
生産調達統括部
中国総代表
生産技術センター
営業統括部
デザインセンター
エネルギーシステムソリューション社
インフラシステムソリューション社
原子力事業部
水・環境システム事業部
ディスクリート半導体事業部
磯子エンジニアリングセンター
社会システム事業部
姫路半導体工場
火力・水力事業部
電波システム事業部
ミックスドシグナルIC事業部
電力流通システム事業部
セキュリティ・自動化システム事業部
メモリ事業部
ソリューション&サービス事業部
ビル・施設ソリューション事業部
四日市工場
電力・社会システム技術開発センター
鉄道システム事業部
ストレージプロダクツ事業部
次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム
産業・自動車システム事業部
半導体研究開発センター
京浜事業所
産業システム統括部
浜川崎工場
車載システム統括部
府中エネルギーシステムソリューション工場
電池システム統括部
府中事業所
柏崎工場
府中インフラシステムソリューション工場
小向事業所
三重工場
15
ストレージ&デバイスソリューション社
2016年10月1日現在
関東支社
横浜事業所
関西支社
青梅事業所
中部支社
姫路工場
東芝病院
九州支社
中国支社
北陸支社
東北支社
北海道支社
四国支社
インダストリアルICTソリューション社
IoTテクノロジーセンター
流通・金融ソリューション事業部
製造・産業・社会インフラソリューション事業部
部品材料事業統括部
ODD事業統括部
深谷事業所
当社の最新の組織表は http://www.toshiba.co.jp/about/or_j.pdf からご覧いただけます
16
GROUP
国内拠点 / 関係会社
国内拠点
2016年5月現在
研究所・工場
本社・支社・支店・営業所
本社事務所
関東支社
北関東支店
東関東支店
茨城支店
新潟支店
長野支店
神奈川支店
西東京支店
北海道支社
東北支社
福島支店
岩手支店
青森営業所
秋田営業所
山形営業所
北陸支社
金沢支店
福井支店
中部支社
静岡支店
トヨタ支店
三重支店
浜松支店
関西支社
京都支店
神戸支店
和歌山営業所
四国支社
研究開発センター
松山支店
徳島営業所
ソリューション開発センター
九州支社
IoTテクノロジーセンター
生産技術センター
大分支店
熊本営業所
宮崎営業所
沖縄支店
電力・社会システム
技術開発センター
半導体研究開発センター
磯子エンジニアリングセンター
中国支社
岡山支店
鳥取営業所
山陰営業所
山口営業所
連結子会社・持分法適用会社
2016年5月現在
連結子会社
国内
海外
加賀東芝エレクトロニクス(株)
国際チャート
(株)
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西芝電機(株)
※
東芝キヤリア
(株)
東芝電材マーケティング(株)
東芝エレベータ
(株)
東芝グローバルコマースソリューション・ホールディングス(株)
東芝産業機器システム(株)
東芝クライアントソリューション
(株)
東芝ライテック
(株)
東芝ロジスティクス(株)
ランディス・ギアホールディング社
マンジェロッティ社
※
(株)ニューフレアテクノロジー
ランディス・ギア社
東芝プラントシステム(株)
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東芝ソリューション(株)
東芝テック
(株)
※
東芝トレーディング(株)
上記 16 社を含め計 160 社 ※上場会社
ニュージェネレーション社
TAI レシーバブルズ社
東芝国際調達台湾社
東芝アメリカビジネスソリューション社
東芝アメリカ電子部品社
東芝アメリカ情報システム社
東芝アメリカエナジーシステム社
東芝アメリカ社
東芝アジア・パシフィック社
東芝キヤリア・タイ社
東芝中国社
東芝大連社
東芝エレクトロニクス・アジア社
東芝エレクトロニクス韓国社
東芝電梯(中国)社
東芝システム欧州社
東芝情報機器杭州社
東芝情報機器フィリピン社
東芝情報システム英国社
東芝インターナショナル米国社
17
横浜事業所
京浜事業所
青梅事業所
柏崎工場
姫路工場
深谷事業所
姫路半導体工場
四日市工場
府中事業所
浜川崎工場
小向事業所
三重工場
下記を含めた683社と連携し、
総合力を発揮してグローバルに事業を展開しています。
持分法適用会社
国内
東芝国際調達香港社
フラッシュアライアンス(有)
東芝照明(昆山)社
フラッシュパートナーズ(有)
東芝ジェイエスダブリュー・パワーシステム社
東芝ヨーロッパ社
東芝南米社
東芝テックフランス画像情報システム社
東芝テック英国画像情報システム社
東芝電力流通システム インド社
東芝原子力エナジーホールディングス(英国)社
東芝原子力エナジーホールディングス(米国)社
ウェスチングハウスエレクトリックカンパニー社
上記 34 社を含め計 384 社
フラッシュフォワード(同)
NREG 東芝不動産(株)
芝浦メカトロニクス(株)
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東芝機械(株)
※
東芝三菱電機産業システム(株)
上記 7 社を含め計 47 社 ※上場会社
海外
大連東芝車両電気設備社
広東美芝コンプレッサー社
広東美的制冷社
広東美的商用空調社
広東美的蕪湖制冷社
ニュークリア・イノベーション・ノースアメリカ社
PM&T ホールディング社
TMEIC 米国社
ユニスン社
上記 9 社を含め計 92 社
18
記載されている社名、製品名、サービス名などは各社の商標または登録商標である場合があります。
2016.10