様式4 外務省 公開プロセス結果の平成29年度予算概算要求への反映状況 (単位:百万円) 平成27年度 事業 番号 0097 0127 0217 事 業 名 語学指導等外国青年招致事業 (JETプログラム) 独立行政法人国際協力機構運営 費交付金(技術協力) 国際連合食糧農業機関(FA O)分担金 合 計 平成27年度 補正後予算額 執行可能額 126 154,036 126 執行額 評価結果 とりまとめコメント(概要) ●JET応募者数をさらに伸ばすために,関係省庁・機関と連携し,応募者 数減少の原因をしっかり分析し,今後の募集の取組に繋げていくべき。ま た非英語圏からの招致を増加させるべき。 ●地方自治体によるJETの需要を喚起するため,関係省庁・機関と連携 し,自治体による評価・要望をよりきめ細かく調査・分析するとともに,非 事業内容の一部改 JETのALTとの差別化を図っていくべき。 122 ●元JETは貴重な外交資源であり,効果的活用のため,フォローアップ・ 善 後押しの取組を強化すべき。 ●2020年オリンピック・パラリンピックを見据え,スポーツ国際交流員 (SEA)の数をさらに増やすべき。 ●全体として意義の高い事業であり,本事業を全般的に一層強化するこ とが望まれる。 平成28年度 平成29年度 当初予算額 149,049 5,985 ●分担金を拠出した後の資金の使われ方についてのモニタリングを更に 改善すると共に,事業内容,資金の使途及び予算額の抑制についての 発言力をより一層強化していくべき。 ●我が国の財政事情が厳しい中,国際機関であるFAOに対して拠出し続 けることの意義を,国民に対してより一層丁寧に説明していくべき。国際 機関評価・レビューシートの記載方法の改善,FAOの活動状況に関する 事業内容の一部 情報を国民にとってアクセスしやすい形で提供する等して,情報開示を更 5,985 に強化すべき。特に,我が国にとってどれだけの波及効果があるのかと 改善 いう観点からアウトプット指標を設定すべき。また定量的指標の設定に努 めるべき。またマイナス面も含めて開示すべき。 ●国際機関評価の基準について,第三者の意見を聴取する等して改善 を図るべき。特に開発課題の解決・貢献の視点も強化すべき。 ●インターンシップ支援を含む邦人職員増強に向けた取組を,成果検証 の強化を含め,より一層強化していくべき。 6,401 160,143 179 反映状況 差引き B B-A=C 126 154,036 160,147 要求額 A ●アフリカ諸国を含め,対象国の拡大を図るべき。 ●地方を含む中小企業の応募を一層促進するために,途上国の開発課 題のより丁寧な説明・広報,採択案件に関する一層の情報公開,中小企 業に対するきめ細やかなコンサルテーションに取り組むべき。 ●事業化に結びつかなかった事例の分析・フォローアップを強化し,今後 事業内容の一部改 の募集・案件採択や他の手段による開発支援の検討に生かすべき。 ●相手国の開発ニーズをより精緻に把握すると共に,第三者を活用する 154,036 善 等により,開発効果の検証方法を改善すべき。また審査基準を見直すべ き。 ●民間連携ボランティア事業については,実績が伸びない原因をより詳 細に分析し,制度の改善・見直しを検討すべき。 ●レビューシートの記載方法をより国民にとって分かりやすい形に改善す る等,国民に対する説明努力を更に強化すべき。 5,985 160,147 公開プロセス 53 反映額 備 考 反映内容 JET応募者数を更に伸ばすために,募集・広報事業の強化・拡充を計画中。また,外交資源として重要である元JE T参加者の会の活動支援拡大を検討中。 - 執行等改善 ▲149,049 - 公開プロセスにおける指摘も踏まえ、今年度中に以下の取組を実施する。 ①対象国の拡大に向け、応募/採択実績が限られる国について当該国の開発課題を発信するセミナーや応募重点分野のホームページでの公 表を2016年度の新規募集から順次拡充する。また、途上国の開発課題解決への貢献に関心を有する企業による現地視察(現地調査プログ ラム)を更に拡充する。 ②途上国の開発課題の説明・広報、特に地方でのセミナー開催を強化を通じ、地方を含む中小企業の応募を一層促進するとともに、新規 案件の案件概要情報を契約後速やかにホーム―ページで情報公開する。中小企業に対する説明会・セミナー開催件数及び個別相談実施回 数を増加する。 ③事業化促進現地調査の実施等、フォローアップの制度を構築し、企業に対するきめ細やかなサポート体制を導入する。最終的に事業化 に結びつかなかった企業に対しては、追跡調査を通じ、要因の特定を行うとともに、要因に応じて、サポートの強化、公募時の応募重点 執行等改善 分野や審査基準の見直し等を行う。 ④民間企業の製品・技術の活用が期待される開発途上国の課題に関する発信を強化するとともに、途上国の開発課題の説明・広報、特に 地方でのセミナー開催を強化を通じ、相手国の開発ニーズの発信を強化する。また第三者を活用した開発効果の検証について、現地モニ タリング調査団や有識者の現地派遣を行う。また審査基準については事業化に至らない要因分析等も踏まえ、見直しを行う。第三者を活 用した開発効果の検証を実施したうえで、必要に応じその方法を改善するとともに、審査基準を見直す。 ⑤民間連携ボランティアの実績が伸びない原因(ア.制度の認知度の低さ、イ.すでに関心を有する企業等に対する効果的かつ継続的な コンサルテーションの不足、ウ.企業の主体的参加を促進するための取組みの不足)について、さらに詳細に分析・検討を行い、その結 果を踏まえ、順次制度・運用の見直し、改善を図る(ア.制度活用の好事例に係る対外発信の強化(特に地方)、イ.国内拠点を活用し たきめ細かいコンサルテーションの実施、ウ.企業提案の案件形成、企業人事サイクル等との調和化の推進など)。 ▲537 - 執行等改善 つき検討・作業を進めるとともに,事務局への働きかけをしつつ事業内容への我が国の意向の更なる反映や邦人職員増強のための取組を 分担金は我が国分担分を引き続き要求し,所見で指摘されたとおり成果を測る定量的指標の設定や国民にとってわかりやすい情報開示に 5,864 強化する。 155,576 6,043 ▲149,533 - 注1. 該当がない場合は「-」を記載し、負の数値を記載する場合は「▲」を使用する。 注2.「執行可能額」とは、補正後予算額から繰越額、移流用額、予備費等を加除した計数である。 注3.「反映内容」欄の「廃止」、「縮減」、「執行等改善」、「予定通り終了」、「現状通り」の考え方については、次のとおりである。 「廃止」:行政事業レビューの点検の結果、事業を廃止し平成27年度予算概算要求において予算要求していないもの。(行政事業レビュー点検以前に平成25年度末までに廃止されたもの、平成26年度末に終了予定であったものは含まない。) 「縮減」:行政事業レビューの点検の結果、見直しが行われ平成28年度予算概算要求において何らかの削減を行うもの。 「執行等改善」:行政事業レビューの点検の結果、平成28年度予算概算要求の金額に反映は行わないものの、明確な廃止年限の設定や執行等の改善を行うもの(概算要求時点で「改善事項を実施済み」又は「具体的な改善事項を意思決定済み」となるものに限る。「今後検討」や「~に向けて努める」などのようなものについては含まない。) 「予定通り終了」:行政事業レビューの点検以前に平成26年度末までに終了したものや、平成27年度末で終了を予定していたもので、予定通り事業を終了し平成28年度予算概算要求において予算要求しないもの。 「現状通り」:行政事業レビューの点検の結果、平成28年度予算概算要求の金額に反映すべき点及び執行等で改善すべき点がなかったもの。(廃止、縮減、執行等改善及び予定通り終了以外のもの。) 1/1 2016/9/2910:23
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