参考資料2 - 内閣府

参考資料2
防災基本計画(一部抜粋)
(平成27年3月 中央防災会議)
第 12 編 原子力災害対策編
第1章 災害予防
第5節 迅速かつ円滑な災害応急対策,災害復旧への備え
○内閣府は,原子力防災会議決定に基づき,原子力発電所の所
在する地域ごとに,関係府省庁,地方公共団体等を構成員等
とする地域原子力防災協議会を設置するものとする。国〔内
閣府,関係省庁〕は,同協議会における要配慮者対策,避難
先や移動手段の確保,国の実動組織の支援,原子力事業者に
協力を要請する内容等についての検討及び具体化を通じて,
地方公共団体の地域防災計画・避難計画に係る具体化・充実
化の支援を行うものとする。原子力事業者は,同協議会にお
ける検討等を踏まえて必要な体制をあらかじめ整備するもの
とする。
○国〔内閣府,関係省庁〕,地方公共団体等は,各地域の地域
原子力防災協議会において,避難計画を含むその地域の緊急
時における対応(以下本編において「緊急時対応」とい
う。)が,原子力災害対策指針等に照らし,具体的かつ合理
的なものであることを確認するものとする。内閣府は,原子
力防災会議の了承を求めるため,同協議会における確認結果
を原子力防災会議に報告するものとする。
○国〔内閣府,関係省庁〕,地方公共団体等は,地域原子力防
災協議会において確認した緊急時対応に基づき訓練を行い,
訓練結果から反省点を抽出し,その反省点を踏まえて当該地
域における緊急時対応の改善を図るために必要な措置を講
じ,継続的に地域の防災体制の充実を図るものとする。