「笑顔で使えるトイレ」「笑顔で出てこられるトイレ」を

国連は 2013 年に毎年 11 月 19 日を「世界トイレ・デー」
と定め、トイレは世界の取り組むべき課題となっています。
日本ではいつでも何の心配もなく清潔なトイレが使えていま
すが、世界では 3 人に一人がトイレがなかったり非衛生なトイ
レを使っています。2000 年に採択されたミレニアム開発目標
の中に、
「2015 年までに基本的な衛生施設に持続的にアクセス
できない人の割合を半減させる」とありましたが、現在もその割
合は全く変わっていない深刻な状況です。
家にトイレがないと、野外で用を足さなければいけません。女
性であれば襲われる危険もあり、心身ともに大きな負担となって
います。周辺の衛生環境も悪くなり、水がないため手を洗うこと
もできず、下痢やコレラ等に感染する危険が高まります。不衛生
な環境により一日に多くの命が失われているのが世界の現状で
す。また、下痢など病気になると薬代や病院代がかかり、トイレ
がない地域にはもともと貧困家庭が多いため、貧困がより深刻化
します。
世界では 3 人に一人がトイレがなかったり、非衛生なトイレを使っています
「笑顔で使えるトイレ」
「笑顔で出てこられるトイレ」をめざして
日本ハビタット協会は「笑顔で使えるトイレ」
「笑顔で出
てこられるトイレ」をスローガンに、トイレと衛生文化の
定着を目指します。
ケニア共和国において、衛生教育を通して地域住民の衛
生環境に対する意識変化を促し、住民自らがその土地に適
した衛生的なトイレと手洗い場を設置していきます。さら
に、有機資材による消臭とコンポスト利用によるさらなる
衛生環境と生活環境の改善を推進していきます。
活動報告会
2016 年 10 月 1 日(土)10:30 ~ 11:30
グローバルフェスタ JAPAN2016 in お台場センタープロムナード
活動報告コーナーC(ホワイトエリア)
認定NPO法人 日本ハビタット協会
TEL/FAX:03-3512-0355
Email:[email protected]
ホームページ:www.habitat.or.jp