タ イ ト ル ： 『e-learning教育におけるキャラクターが及ぼす影響力について』 発 表 者 ： 松本 多恵(関東学院大学 情報科学センター) 概 要 近年，教育機関では, パソ コン やコ ンピ ュータ， ネッ トワ ーク，タブレット 端 末 な ど の 情 報 機 器 や 情 報 サ ー ビ ス （ ICT : Information and Computer Technology ，情報通信技術）活用した e-learning教育が 普及しつつあ る。 その活用の多くが, 授業時間外での活用が多く，普通教室による対面の授業 だけにおける補助的な活用のみならず，基礎学力が不足した学生や生徒， 大学教育では大学で学ぶために前提となる科目を高校で履修していない 学生を対象とした入学前教育やリメディアル教育などで活用されている。 さらに, 昨今の多くの大学で, 反転授業が広がっている。 反転授業とは, ICT を用いた授業内の学習と授業外の学習を組み合わせる学習形態を 広く指す。 学生の学力形成にとって必要不可欠な要素は, 学校の授業 時間とともに, 授業時間以外の学習時間である。 しかしながら, 学力の 高い層と低い層の 2 極化の現象が顕在化し, 自宅学習を積極的に取り組 む学生がいる一方で, 自宅学習をほとんどしない学生が年々増加している。 自宅学習が身についていない学生に, 反転授業を通して, 学生に授業 時間以外の学習習慣を身につけさせ, 学習意欲を高めるためには, 魅力 的な教材の開発が急務な課題である。 本研究では, 魅力的な教材としてキャラクターに着目し, 教材に登場する キャラクターが及ぼす影響について検証していく。
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