科目名 芸術論

2016 年度 後期 2単位
科目名 芸術論
対象学科・学年: 全学科
共通
2年
時
間: 金曜日1時限(9:00~10:30) ※学外授業(美術館鑑賞)有り
教
室: 生活造形室、宮城県美術館
教
科
書: 特に指定しない
1.担当教員
(1) 名前: 佐々木 貴弘 (ささき たかひろ)
(2) 研究室: 5号館4階
(3) 連絡先: 配布用を参照
(4) オフィスアワー:水曜日10:40~12:10(事前にメールを下さい)
(5) 主な研究・教育業績
宮城教育大学大学院終了。修士(教育学)。
所属学会:日本保育学会、東北芸術文化学会(委員)、東京藝術大学美術教育研究会 他。
研究分野:美術教育研究、彫刻制作。保育者養成校勤務(1998~現在)。
2.授業の目的
(1) 授業の目的
美術作品の鑑賞を通して、芸術や表現活動について考えていきます。
(2) 到達目標
美術・芸術学部で学ぶような内容ではありません。「自分の感覚、感性」を大切に、作品から受
ける印象、よさや美しさについて、共に考えていきます。基本的には講義形式で行いますが、
後半の数回は、学外授業という形で美術館・博物館キャンパスメンバーズ制度を活用して「芸
術鑑賞」も予定しています。実際の作品に触れ、鑑賞する機会も設けます。
3.授業の概要
限られた時数の中で、なるべく多くの美術作品、作家をとり上げていきます。また、東北(宮城)
ゆかりの作家についても紹介していきます。授業では、見るだけではなく、簡単な絵を描いたり、
作業も取り入れながら「造形作品の成り立ち」なども考えて行きます。その際の、基本的な材料は、
こちらで準備します。
4.授業の受け方・勉強の仕方
(1) 予習の仕方
必要時に、授業内で指示します。
(2) 授業の受け方
出席重視。基本的には毎時、「パワーポイントによる作品鑑賞」「ワークシート作成」となります。
(3) 復習の仕方
毎時、「レポートを提出」してもらいます。レポート作成の中で、各自、振り返りをしてもらいます。
1
5.受講にあたってのルール
(1)授業中の退出は認めません。授業中、他の科目の課題等をしていた場合は、評価に大きく影響
するので注意すること。
(2)欠席5回に達した場合は、評価なしとします。「遅刻・早退3回=欠席1回」「30分以上の遅刻・早
退=欠席」とします。欠席届を提出する場合は、それを証明する書類(コピー)を添付。
(3) 「ワークシート」「レポート」に関しては、必ず提出すること。
(4) テストは行わない。学外授業あり。
6.授業計画
回
テーマ・内容
予習・復習
1
月日
9/23
オリエンテーション(授業の進め方)
「全ては人間が創った物」
特になし。アンケート
記入。
2
9/30
「こども芸術~描画の発達から~」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
3
10/7
「古代エジプト芸術(大英博物館訪問より)
」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
4
10/14
「古代ギリシア、ローマ芸術(アテネ・ロー
マ訪問より)
」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
5
10/28
「建築の美~教会、宮殿、古城(欧州各国訪
問より)」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
6
11/4
「キュビスム~立体主義~(マドリッド・ソ
フィア王妃芸術センター訪問より)」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
7
11/11
「シュールレアリスム~超現実主義~(フィゲ
ラス・ダリ美術館訪問より)」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
8
11/18
「日本美術と近代西洋美術~北斎とゴッホ、
光琳とクリムト~(アムステルダム、ウイ
ーン訪問より)」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
9
11/25
「ヴィーゲランの彫刻(オスロ・フログネル
彫刻公園訪問より)
」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
10
12/2
「ステンドグラス~シャガール作品と平和へ
の祈り~(チューリッヒ訪問より)
ワークシート・レポー
トをまとめる。
11
12/9
日仏近代彫刻(パリ・ロダン美術館、福島・
高村智恵子記念館訪問より)
ワークシート・レポー
トをまとめる。
12
1/6
「巨大モニュメント~岡本太郎とミロ~
(大阪・万博公園訪問、バルセロナ・ミロ美
術館より)」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
13
1/13
総括「鳥獣戯画」鑑賞(ライフデザイン「じ
ぶん絵巻」を綴る)
ワークシート・レポー
トをまとめる。
14
(土曜)
美術館鑑賞①宮城県美術館~東北の作家・作
品~」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
学外授業
日程は要相談
15
(土曜)
美術館鑑賞②「宮城県美術館~クレー・カン
ディンスキー他~」
ワークシート・レポー
トをまとめる。
学外授業
日程は要相談
1/20
備考
(予備・補講)
※ 今年開催の展覧会を踏まえ一部、内容を変更する可能性があります。随時お知らせします。
7.評価方法
(1) 「全出席・全課題提出」をした受講者は、基本的にA評価とします。
(2) ワークシート、レポート内容、授業態度によって、細かく加点、減点します。
(3) 欠席、遅刻は、厳しく減点します。
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(4) 提出物不備があれば、再提出とします(一回まで)。
8.参考図書・文献
随時紹介または資料配布を行います。
9.履修上の注意
(1) 前提科目や履修条件は特になし。
(2) 全学科の共通科目です。
(3) 特別な配慮を必要とする学生は、事前に相談すること。
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