製品情報 LC 115/LC 195S LC 415/LC 495S 安全位置計測用 アブソリュートリニアエンコーダ 2013.6 LC 115/LC 195S 安全位置計測用アブソリュートリニアエンコーダ • 安全対応アブソリュート位置値 • 分解能 0.001 µm • 最適なシーリングリップ設計による信頼性の向上 公差 2 = 取付け方法 F = マシンガイド P = 調整用計測点 = 取付けに必要な寸法 = 別の取付け寸法 b = アダプタケーブル左右どちら側からでも取付け可能 = 圧縮空気注入口。左右どちら側からでも取付け可能 t = 機械取り付け時の固定点(推奨) h = 機械取り付け時の固定点(旧形式と互換性あり) g = 機械取り付け時の固定点(100mm間隔) = 測定長 (ML) 開始点 (絶対位置値= 20 mm ) w = 接触面 ð = 本カタログインターフェース解説通りの出力信号を得るための走査ヘッド移動方向 製品情報 LC 1x5S/LC 4x5S シリーズ 6/2013 LC 115 仕様 LC 195S スケール本体 熱膨張係数 DIADURガラススケール (アブソリュートとインクリメンタルトラック)、目盛間隔20 µm Þtherm 8 x 10–6 K–1 精度等級* ± 3 µm (測定長 > 3 040 mmの時、± 5 µm) 測定長 ML* (mm) 140 240 340 440 540 640 740 840 940 1 040 1 140 1 240 1 340 1 440 1 540 1 640 1 740 1 840 2 040 2 240 2 440 2 640 2 840 3 040 3 240 3 440 3 640 3 840 4 040 4 240 機能安全 以下条件で適用が可能 • SIL-2 (EN 61 508、EN 61 508-5-2) • カテゴリ 3、パフォーマンスレベル “d” (EN ISO 13 849-1:2008) PFH ≦ 15 x 10–9; ML > 3040の場合: 25 x 10–9 (ただし、設置場所は海抜6000m以下) 1) ≦ 25 x 10–9; ML > 3040の場合: 40 x 10–9 (ただし、設置場所は海抜1000m以下) 安全位置 エンコーダ本体: ± 550 μm; ML > 3040の場合: ± 2050 μm (safety-related measuring step:SM=220 μm) 機械的接続: ハウジングと走査ヘッド間の緩み対策 (6ページを参照ください) アブソリュート位置値 EnDat 2.2 DRIVE-CLiQ 区分 EnDat 22 DQ 01 分解能 精度± 3 µm: 0.001 µm, 精度± 5 µm: 0.010 µm 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 5 µs ≦ 16 MHz 電気的接続 分離型アダプタケーブル、取付けブロックの左右どちら側でも差込可能 ケーブル長 ≦ 100m(ハイデンハインケーブル使用)、 クロック周波数≦ 8 MHz ≦ 30 m(これ以上はお問合わせください) 電源 DC 3.6 ~ 14 V DC 10 ~ 28.8 V 消費電源(最大) 14 V にて: ≦ 1.3 W 消費電流(通常) 5 V にて: ≦ 140 mA (負荷なし) 走査速度 ≦ 180 m/min 必要送り力 ≦4N 振動 55 ~ 2 000 Hz 衝撃 11 ms 加速度 ハウジング部: ≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-6) 走査ヘッド部: ≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ≦ 300 m/s2 (IEC 60 068-2-27) ≦ 100 m/s2 (測定方向) 使用温度 0 °C ~ 50 °C 2) – – 3.6 V にて: ≦ 1.1 W 保護等級 IEC 60 529 IP 53(カタログの取付説明に従って取付けた場合)、 質量 0.55 kg + 2.9 kg/m (測定長1mあたり) 10 V にて: ≦ 1.5 W 28.8 V にて: ≦ 1.7 W 24 V にて: ≦ 46 mA (負荷なし) IP 64(DA 400から圧縮空気を注入する場合) 1) 位置値比較後に後続電子機器内で公差が発生する可能性があります。(機器メーカーにお問い合わせください) * 注文時にご指定ください 2) LCを組込む機械内において、飛沫(粉塵、水滴、油滴など)から保護する必要があります。 製品情報 LC 1x5S/LC 4x5S シリーズ 6/2013 3 LC 415/LC 495S 安全位置計測用アブソリュートリニアエンコーダ • 安全対応アブソリュート位置値 • 分解能 0.001 µm • 小さな高さ寸法 ML 70 L 37.5 公差 4 120 170 220 270 320 370 420 470 520 570 620 670 720 770 820 920 1020 1140 1240 1340 1440 1540 1640 1740 1840 2040 55 75 100 115 140 175 200 225 250 275 300 325 350 375 400 450 F P ð 500 555 610 655 710 760 810 855 910 1010 = エンドブロック12A(マウンティングスパー使用時・未使用時の両方で取付け可能) = エンドブロック14A(マウンティングスパー使用時、直接M4ネジで取付ける場合、仕様に制約があります) = マウンティングスパー MSL 41 = マシンガイド = 調整用計測点 = 取付けに必要な寸法 = 圧縮空気注入口 = 測定長 (ML) 開始点(絶対位置値= 20 mm) = 本カタログインターフェース解説通りの出力信号を得るための走査ヘッド移動方向 製品情報 LC 1x5S/LC 4x5S シリーズ 6/2013 仕様 LC 415 LC 495S スケール本体 熱膨張係数 DIADURガラススケール (アブソリュートとインクリメンタルトラック)、目盛間隔20 µm Þtherm 8 x 10–6 K–1 (取付けタイプ Ô/Õ); マウンティングスパー付き: Þtherm 9 x 10–6 K–1 (取付けタイプ ) 精度等級* ± 3 µm、± 5 µm 測定長 ML* (mm) マウンティングスパー* またはクランプ*の使用: ML1240以下は任意、ML1340以上は必須。 70120170 220 270 320 370420470520570620670720 770 820 920 1 020 1 140 1 240 1 340 1 440 1 540 1 640 1 740 1 840 2 040 機能安全 以下条件で適用が可能 • SIL-2 (EN 61 508、EN 61 508-5-2) • カテゴリ 3、 パフォーマンスレベル “d” (EN ISO 13 849-1:2008) PFH ≦ 15 x 10–9 (ただし、設置場所は海抜6000m以下) 安全位置1) エンコーダ本体: ± 550 μm (safety-related measuring step:SM=220 μm) 機械的接続: ハウジングと走査ヘッド間の緩み対策 (6ページを参照ください) アブソリュート位置値 EnDat 2.2 DRIVE-CLiQ 区分 EnDat 22 DQ 01 分解能 精度± 3 µm: 0.001 µm, 精度± 5 µm: 0.010 µm 計算時間 tcal クロック周波数 ≦ 5 µs ≦ 16 MHz 電気的接続 分離型アダプタケーブル、取付けブロックの左右どちら側でも差込可能 ケーブル長 ≦ 100m(ハイデンハインケーブル使用)、 クロック周波数≦ 8 MHz ≦ 30 m(これ以上はお問合わせください) 電源 DC 3.6 ~ 14 V DC 10 ~ 28.8 V 消費電源(最大) 14 V にて: ≦ 1.3 W 消費電流(通常) 5 V にて: ≦ 140 mA (負荷なし) 走査速度 ≦ 180 m/min 必要送り力 ≦5N 振動 55 ~ 2 000 Hz 衝撃 11 ms 加速度 走査ヘッド部: ≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ハウジング部(マウンティングスパー未使用時): ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ハウジング部(マウンティングスパー使用時、ケーブル出口が右): ≦ 150 m/s2 (IEC 60 068-2-6) ハウジング部(マウンティングスパー使用時、ケーブル出口が左): ≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6) 2 ≦ 300 m/s (IEC 60 068-2-27) 2 ≦ 100 m/s (測定方向) 使用温度 0 °C ~ 50 °C 保護等級 IEC 60 5292) IP 53(カタログの取付説明に従って取付けた場合)、 質量 エンコーダ本体: 0.2 kg + 0.55 kg/m (測定長1mあたり)、マウンティングスパー: 0.9 kg/m ≦ 25 x 10–9 (ただし、設置場所は海抜1000m以下) – – 3.6 V にて: ≦ 1.1 W 10 V にて: ≦ 1.5 W 28.8 V にて: ≦ 1.7 W 24 V にて: ≦ 46 mA (負荷なし) IP 64(DA 400から圧縮空気を注入する場合) 1) * 注文時にご指定ください 位置値比較後に後続電子機器内で公差が発生する可能性があります。(機器メーカーにお問い合わせください) LCを組込む機械内において、飛沫(粉塵、水滴、油滴など)から保護する必要があります。 2) 製品情報 LC 1x5S/LC 4x5S シリーズ 6/2013 5 機能安全 安全のための最大位置ずれ 1) 機械的接続 取付け方法 固定方法2) 技術仕様上の制限 M6 ISO 4762 8.8/A70 なし LC 115/LC 195S ハウジング部 ± 0 µm 走査ヘッド部 ± 0 µm 取付け方法ⅠおよびⅡ M6 ISO 4762 8.8/A70 なし ± 0 µm エンドブロック12A (M8) M8 ISO 4762 8.8/A70 M8 DIN 6912 8.8 なし ± 0 µm マウンティングスパー MSL 41 ID: 770 902-xx M6 ISO 4762 8.8/A70 加速度≦ 60 m/s (測定方向) ± 0 µm 全ての取付け方法 M4 ISO 4762 8.8/A70 なし LC 415/LC 495S ハウジング部 走査ヘッド部 2 1) 明確に規定された取付け方法の場合のみ、緩み対策が可能です。 ねじ留めの際に回転止めの使用が必要です。 2) ハイデンハインのアブソリュートリニアエンコーダ LC 1x5/LC 4x5 は安全位置計測用に適した 製品です。 国 際 基 準 と 同 じ く、 新 し い EC 機 械 指 令 2006/42/EC では位置エンコーダに厳しい要 求事項を設けています。 アブソリュートリニア エンコーダ LC 1x5 及び LC 4x5 により、 ハイ デンハインは安全対応の位置計測アプリケー ションの直線軸に理想的な解決法を提供しま す。 このエンコーダはシングルエンコーダシス テムとして IEC 61508 規格のカテゴリ SIL-2 や ISO 13849 のパフォーマンスレベル "d" に適合 したアプリケーションの安全制御装置と結合さ れます。 データインターフェースだけでなく、 モータへの 機械的接続もまた安全対応となっています。 EN 61 800-5-2、 電気モータに関する基準の 表 16 では、 考慮を必要とする故障の際の損 失もしくはエンコーダとモータ間の機械的接続 の緩みを定義しています。 制御装置がこのような異常を検知することを 保証できないため、 多くの場合、 機械的接 続の緩みや欠損の可能性を除去しなければ なりません。 LC 1x5/LC 4x5 を搭載すること により、 これらの異常を除去できる可能性が あります。 電気的接続 機械的取付け 機能安全対応エンコーダ それぞれ独立して生成された 2 つの絶対位 置値とエラービットにより位置値を確実に伝 送します。 これら位置値は次に安全制御装 置に伝送されます。 このエンコーダ機能は EN 61 800-5-2 に従うシステム全体におけるた くさんの安全作業用に用いられます。 ( 表を参照ください。 ) インクリメンタルエンコーダとは異なり、 アブソ リュートリニアエンコーダ LC 1x5/LC 4x5 は安 全アブソリュート位置値を提供します。 ( 例えば、 電源オンもしくは再起動後、 直ちに 位置値を出力 ) 双方向通信 EnDat 2.2 インターフェースでの ピュアシリアルデータ伝送には、 信頼性向上、 精度の向上、 診断機能、 ケーブル芯数の少 なさによるコスト低減などの利点もあります。 安全制御装置 安全位置計測システム 安全位置計測エンコーダの機械的取付けとインターフェース 6 製品情報 LC 1x5S/LC 4x5S シリーズ 6/2013 電気的接続 EnDat EnDatアダプタケーブル ケーブル¬ [4 (2 x 0.14 mm2)]; AP = 0.14 mm2 LC 115 LC 415 インクリメンタル信号なし 8ピン M12カップリング(オス)付 4.5 mm 533 661-xx 8ピン 金属保護M12カップリング(オス)付 10 mm 550 678-xx EnDat接続ケーブル 2 2 ケーブル ¬ LC 115 LC 415 2 [(4 x 0.14 mm )+(4 x 0.34 mm )]; AP = 0.34 mm インクリメンタル信号なし 両側 8ピンM12コネクタ(メス) と 8ピンM12カップリング(オス)付 6 mm 368 330-xx 両側 8ピンM12コネクタ(メス)付と 15ピンD-subコネクタ(オス)付 IK 115/IK 215用 6 mm 524 599-xx 片側 8ピン M12コネクタ(メス)付 6 mm 634 265-xx 注意事項: 安全位置計測用アプリケーションでは、ハイデンハイン製ケーブルを使用する必要があります。 コネクタの交換などケーブルの改造については、お問合わせください。 AP = 電源線の断面積 EnDat ピン配列 8ピンM12カップリング 電源 アブソリュート位置値 8 2 5 1 3 4 7 6 UP センサUP 0V センサ0 V DATA DATA CLOCK CLOCK 茶/緑 青 白/緑 白 灰 ピンク 紫 黄 シールドはハウジングへ; UP = 供給電圧 センサ: センサ線は内部にて電源線と接続されています。 未使用のピンまたは線は使用しない事! 製品情報 LC 1x5S/LC 4x5S シリーズ 6/2013 7 電気的接続 シーメンス シーメンス用アダプタケーブル ケーブル ¬ LC 195 S LC 495 S 6.8 mm 805452-xx 11.1 mm 816675-xx 6.8 mm 805375-xx [2(2 x 0.17 mm2) + (2 x 0.24 mm2)]; AP = 0.24 mm2 8ピンM12カップリング(オス)付 金属保護 8ピンM12カップリング(オス)付 RJ45(IP 20)シーメンスコネクタ付 AP =電源線の断面積 シーメンス用ピン配列 RJ45 コネクタ 8ピン M12カップリング 供給電圧 アブソリュート位置値 送信データ 受信データ A B 3 6 1 2 1 5 7 6 3 4 UP 0 V TXP TXN RXP RXN シールドはハウジングへ;UP = 供給電圧 本製品情報の発行により、前版製品情報との差替えをお願いいたします。ハイデンハインへ の注文は契約時の最新製品情報もしくはカタログを御覧ください。 さらに詳しい情報は以下資料を参照ください エンコーダを正しく動作するように以下資料の記載内容にしたがってください。 DRIVE-CLiQはSIEMENS AG社の登録商標です。 • カタログ: NC工作機械向けリニアエンコーダ571 470 • Mounting Instructions: LC 115/LC 195S743 390 LC 415/LC 495S(end block 14A) 737 907 (end block 12A) 737 908 (mouting spar MSL 41) 894 918 • Technical Information: Safety-Related Position Measuring Systems 596 632 http://www.heidenhain.co.jp 本社 名古屋営業所 大阪営業所 九州営業所 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-2 ヒューリック麹町ビル9F (03) 3234-7781 (03) 3262-2539 〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-23-20 HF桜通ビルディング10F (052) 959-4677 (052) 962-1381 〒532-0011 大阪市淀川区西中島6-1-1 新大阪プライムタワー16F (06) 6885-3501 (06) 6885-3502 〒802-0005 北九州市小倉北区堺町1-2-16 689 429-J4 · 2/2015 · PDF ※仕様は改善のため、事前にお断りなく変更することがあります。 十八銀行第一生命共同ビルディング6F (093) 511-6696 (093) 551-1617
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