別添資料 - 日本銀行金融研究所

SC 37状況報告
2015/6/17
産業技術総合研究所
山田朝彦
SC 37概要
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タイトル: Biometrics(バイオメトリクス)
議長:Fernando Podio(米)
幹事国:米国(事務局ANSI)
WG数:6(後述)
Pメンバー:28ヶ国
主要参加国:豪、独、西、仏、日、韓、英、米
• Oメンバー:13ヶ国
• 国内専門委員会体制
委員長:山田朝彦(産業技術総合研究所)
幹事:浜壮一(富士通研究所)、諌田尚哉(日立))
リエゾン:SC 17、SC 31、ISO/TC 68、ITU-T/SG 17
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SCレベルでの過去1年の変化
• ISO事務局へのISO/IEC 19794-5: 2005統合版
出版の再検討依頼
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ISO/IEC 19794-5: 2005は顔画像データフォーマット規格
追補があるため、統合版出版は原則不可。しかし、
190を超える国で使われ、eパスポートやeビザでも使われている。
技術訂正や追補が多いため、参照がし難くなっている。
• IEC/TC 3/SC 3Cとの間にリエゾン関係を樹立
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日本が中心になり、リエゾン関係樹立
ISO/IEC 24779シリーズ(バイオメトリクスの図記号規格)の進捗が
大きく完全の方向へ
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各WGの活動状況 (1)
• WG 1: バイオメトリック専門用語
審議継続
• WG 2:バイオメトリック テクニカル インタフェース
BioAPI(19784-1)の改訂(CD段階)
EUでの入国管理で活用の動きあるが、停滞
BioAPIのOO版開発(30106の各パート、各DIS段階)
19784-1改訂前の版に基づき作成中
CBEFF(19785-1)の改訂(FDIS段階)
WG 3センサー入力攻撃検知への対応など
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各WGの活動状況 (2)
• WG 3:バイオメトリックデータ交換フォーマット
データ交換フォーマット(19794シリーズ(モダリティ毎))
適合性試験(Amd.1のシリーズ)、XML形式化(Amd.2のシリーズ)
バイオメトリックサンプル品質(29794シリーズ(モダリティ毎) )
センサー入力攻撃検知(30107)
パート1:枠組み(DIS段階)、パート2:検知結果のデータ構造(CD段階)、
パート3:評価方法(WD段階、WG 5と共同)
• WG 4:バイオメトリックシステムの技術的実装
モバイル機器を使ったバイオメトリクス(30125 TR、PDTR段階)
監視カメラシステムにおけるバイオメトリクスの利用(30137-1、
WD段階)
監視カメラシステムオーナが顔照合を適用する場合の設計や仕様の
ガイダンス。JEITA監視カメラシステム専門委員会と連携し活動。
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各WGの活動状況 (3)
• WG 5:バイオメトリック技術の試験及び報告
テンプレート保護性能評価(30136、WD段階)
監視カメラシステムにおけるバイオメトリクスの利用の性能評価
(30137-2、WD段階)
JEITA監視カメラシステム専門委員会と連携し活動
• WG 6:バイオメトリクスに関わる社会的課題
シンボル・図記号を標準化(24779シリーズ(モダイリティ毎))進む
日本提案のパート9(静脈)がFDIS段階
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ご清聴、ありがとうございました
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