仕様書 1.品名:RFID タグラベル 2.枚数:100,000枚 3.仕様 3.1 仕様の概要 (1) 見積製品に関しては、見積時点で原則として製品化されていること。ただし、見積時点で 製品化されていない製品で見積する場合は、性能基準要件を満たすことが可能な旨の 説明書、開発計画書、納期に間に合うことの根拠を十分に説明できる資料及び確約書 等を提出すること。 (2) 環境負荷を与えないグリーン電力を使用した、国内生産された RFID タグラベルであるこ と。 (3) 書類・書籍に貼り付けるためのものであり、持ち出し検知用に開発された RFID タグラベ ルであること。 (4) RFID 用ICチップが実装されたインレットをラミネート加工した RFID タグラベルで、RFID タ グリーダ・ライタ装置と非接触でデータの読み取り・書き込みができる RFID タグラベルで あること。 (5) 予めICチップに特許庁指定のデータを入力しておくこと。 (6) 5年以上継続的に入手可能な RFID タグラベルであること。入手不可能となった場合、後 継型番品の RFID タグラベルにより同等の性能が提供されること。 (7) RFID タグラベルが 2mm 程度の間隔で重なっていても読取り可能であり、50枚程度一括 に読取可能なものであること。 (8) 通信距離は 5m以上であること。 3.2 ICチップ仕様 (1)通信規格 ISO/IEC 18000-63 に準拠すること。 (2)通信周波数 920MHz 帯 (3)チップ種別 Impinj 社製 Monza5 又はこれと互換性があること。 (4)ICチップメモリーUII 領域 128 ビット以上 (5)ICデータ保持期間 50 年間以上 (6)ICデータの書き換え可能回数 10 万回以上 (7)耐静電気 人体モデル(HBM) 2kV 3.3 RFID タグラベル仕様 (1)使用・保存可能温度範囲 常温常湿環境下(15~25℃、40~60%RH) (2)層構造 ・ 片面に粘着層を有すること。 ・ 片面の粘着層の外側に剥離紙を配置すること。 ・ 下図下方の剥離紙の上に複数の RFID タグラベルが配置され、RFID タグラベル間にはミ シン目が施されていること。 ラベル表紙(コート紙) ラベル表紙(コート紙) アンテナ ICチップ アンテナ ICチップ 粘着層 粘着層 インレット 剥離紙 剥離紙 ミシン目 図1 RFID タグラベル概念図 (3)寸法 インレット入り RFID タグラベルの外径は、長さ 80.0mm 以内×幅 18.0mm 以内とする。 アンテナを含むインレットの大きさは、長さ 73.0mm 以上×幅 7.0mm 以上とする。 3.4 梱包仕様 (1)単列ロールとし、1ロールあたり 2,000 枚の RFID タグラベルを有すること。ただし、ラベル の抜けは可能とする。 (2)巻き取り面は、ラベル面を巻外に仕上げること。 (3)ロールコアは、内径 3 インチ(76.2mm)の紙管とすること。 (4)紙管には製造ロット番号を記載したラベルを貼付すること。 (5)各ロールはそれぞれ突刺しパッドを有すること。 (6)複数のロールをまとめて1つの段ボールに収納すること。 (7)段ボールはクラフトテープにより封をすること。Hどめが好ましい。 (8)出荷ラベルは、段ボールの最も面積の小さい面に貼付すること。 クラフトテープ (Hどめ) 出荷ラベル 突刺しパッド 図2 梱包概念図 突刺しパッド 図3 1ロール構成概念図 3.5 その他 (1) 国際標準化機構(ISO)の品質保証規格 9001 並びに 14001 の認証を受けたメーカー製 品であること。 (2) 調達物品は継続供給面や安定的な部品供給面から、原則としてメーカーのカタログに 標準品として記載されている製品であり、かつ、新品であること。 4. 参考商品 UL21(大日本印刷株式会社製) と同等品のもの。 5.納入 5.1 納入時期 3万枚を平成28年11月30日までに納入し、残りを平成28年12月28日までに納入す ること。 5.2 納入場所 〒100-8915 東京都千代田区霞が関 3 丁目 4 番 3 号 特許庁庁舎8階南側 特許庁審査第一部調整課 5.3 留意事項 (1) 納入が完了したときは、速やかに担当者に報告し納入の確認を受けること。 (2)納入の際には、庁舎や什器等に損害を与えぬよう十分に注意するものとし、万一損害を 与えた場合は、請負人の負担において速やかに原状に復すること。 (3)庁舎内や納入場所においての諸規則や諸条件を遵守し、庁の指定する作業届等を納入 日2日前までに提出すること。また、納入の際に使用する車両の高さに注意すること(地下 2階駐車場内 車高制限2.8m)。 6.その他 (1) 納入物品に係る運送費及びその他経費はすべて納入業者の負担とする。 (2) 本仕様書等に不明な点がある場合は、必ず担当者と協議の上その指示に従うこと。 (3)参考商品以外の場合は、規格証明書(添付資料1-①、1-②)及び製品情報(カタログ 情報等)を提出するとともに、当該製品のICタグラベルを3枚提出すること。なお、提出され たICタグラベルは返却できない。 (4)参考商品以外の場合は、問い合わせやヒアリングを行うことがある。 7.担当者 特許庁審査第一部調整課総括係長 兵頭 文之 (内線 3102)
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