資料1 いわき市公共施設等総合管理計画の構成(案) 1.計画構成案 第1章 1.計画の背景と目的 計画の目的等 2.計画の位置付け 3.計画の対象施設 第2章 第1節 いわき市の概要 1.市の概要 公共施設等の現 2.人口の動向と展望 状と見通し 3.財政状況 第2節 公共施設等の状況 1.建築物の状況 2.インフラ施設の状況 第3節 第3章 将来の維持・更新 1.建築物 費用の見通し 2.インフラ施設 第1節 計画期間 ➢いわき創生総合戦略の人口ビジョンと同じ期 間で設定(2060 年(平成 72 年)まで) 公共施設等総合 管理の基本方針 第2節 現状・課題の基本 1.現状の認識 認識 2.市民の意識・意向 3.課題 第3節 基本理念 第4節 取組の方向性 <総量の縮減目標> ➢いわき創生総合戦略で見込む人口減少率を ベースに試算(総延床面積の○%縮減) 1.公共施設の総量の適正化 P2参照 2.民間活力の活用 3.適切な維持管理と長寿命化等 第5節 取組体制の構築方 1.全庁的な取組体制の構築方針 針 2.民間や他の行政機関等との連携方針 第4章 1.市民文化系施設 9.行政系施設 施設類型別の検討の方向性 2.社会教育系施設 10.公営住宅 3.スポーツ・レクリエーション系施設 11.公園 4.産業系施設 12.供給処理施設 5.学校教育系施設 13.水道施設 6.子育て支援施設 14.下水道施設 7.保健・福祉施設 15.病院 8.医療施設 16.その他 P3参照 第5章 1.計画の進行管理 計画の進行管理 2.進行管理情報の公開 3.計画の見直し 1 2.「取組の方向性」のとりまとめイメージ 1.公共施設の総量の適正化 ア.未利用財産、遊休施設等の積極的な活用 イ.施設の複合化 ウ.施設の集約化 エ.施設の用途変更 オ.不要施設の売却 カ.不要施設の解体 2.民間活力の活用 ア.指定管理者制度の活用 イ.近隣住民による施設の維持管理 ウ.リース建物の活用 エ.関連民間施設の活用 オ.包括委託の活用 カ.PFIの活用 キ.民間貸付等による資産活用 3.適切な維持管理と長寿命化等 ア.点検による安全管理の徹底 イ.予防保全型の効率的・効果的な維持補修 ウ.施設更新等の優先順位の検討 エ.計画的な備品の配備・更新 オ.計画的かつ効率的・効果的な耐震化工事の推進 カ.ライフサイクルコスト観点による維持管理コストの縮減 4.その他 ア.事業の周知や情報提供 イ.利用しやすい環境づくり ウ.稼働率を向上させるための施策 エ.使用料金の見直し オ.受益者負担の適正化や様々な工夫による運営財源の確保・拡大 カ.対象とするエリアの見直し キ.他自治体との広域連携 ク.その他 2 3. 「施設類型別の検討の方向性」イメージ 1.市民文化系施設 ◆概要 中分類 主な施設 文化センター 公民館 公民館 集会施設 その他集会 生涯学習プラザ 施設 集会所 アリオス 市民会館 文化施設 計 施 設 数 棟 数 経費(千円) 延床面積 (㎡) 利用人数 維持管理費 減価償却費 33 53 35,201 852,669 384,546 249,234 135,312 49 50 9,210 183,205 142,206 94,937 47,269 4 5 35,895 251,557 557,049 340,233 216,816 86 108 80,306 1,287,431 1,083,801 684,403 399,398 資料 No. 1~ 82 83~ 86 ◆現状 ☞公民館やアリオスを含む市民文化系施設は 86 施設、延床面積は約8万㎡と全体の 約 4.9%と なっております。市民文化系施設のうち、文化センター(築 40 年)や小名浜公民館(築 48 年) など築後 30 年以上経過している建築物は4割を占めていることから、今後老朽化対策が必要と なります。 ☞年間の経費は約 10.8 億円となっており、全体の約6.1%となっております。また、施設の稼働 率は公民館の約3割が 20%未満となっております。 ☞市民会館や集会所の管理運営には指定管理者制度が導入されております。公民館についてはすべ て市が管理を行っておりますが、今後は公民館長の嘱託化等を進めていくこととしております。 ☞今後 40 年間の更新費用は約 384 億円、年平均で約 9.6 億円の更新費用が必要となると見込ま れます。 ☞集会所については地元地区との合意形成等の条件が整ったものから、順次地区へ移譲していくこ ととしております。 ☞公民館の年間利用人数は最大が文化センター181,291 人、最小が川前公民館 2,246 人となっ ており、稼働率は最大が中央台公民館 50.6%、最小が川前公民館 4.6%となっております。 ◆検討の方向性 ☞文化センターについては、施設全体の稼働率は約 46%ですが、会議室の平均稼働率は約 70% である一方、料理実習室の稼働率は約 10%、視聴覚室の稼働率は約 25%となっているなど、 施設の種類によって稼働率に大きな差があり、また、築後 40 年を経過し、耐震化も未実施であ ります。また、近隣の類似施設である生涯学習プラザについては、施設全体の稼働率は約 39%、 会議室の平均稼働率は約 41%と、文化センターの会議室と比べ稼働率に大きな差があります。 ☞このことから、文化センターと生涯学習プラザについては、文化センターの耐震化を考慮しなが ら、市役所本庁舎をはじめとした近隣の公共施設の配置状況等も視野に入れ、機能や役割につい て、次の観点を中心に検討します。 ・施設の複合化(1-イ) ・予防保全型の効率的・効果的な維持補修(3-イ) ・施設の集約化(1-ウ) ・計画的な備品の配備・更新(3-エ) ・指定管理者制度の活用(2-ア) ・事業の周知や情報提供(4-ア) ・関連民間施設の活用(2-エ) ・利用しやすい環境づくり(4-イ) ・点検による安全管理の徹底(3-ア) ・稼働率を向上させるための施策(4-ウ) ☞市民会館についてはいずれも老朽化が著しく、また、ホールの稼働率は常磐市民会館が約 52% であるものの、全体的に低いことから、利用実態を踏まえたうえで、他の施設での機能代替など、 3 市全体を俯瞰したうえで市民会館機能のあり方について、次の観点を中心に検討します。 小名浜市民会館 勿来市民会館 常磐市民会館 築年数 55 年 47 年 48 年 ・施設の複合化(1-イ) ・施設の集約化(1-ウ) ・不要施設の解体(1-オ) ・指定管理者制度の活用(2-ア) ・関連民間施設の活用(2-エ) ホール稼働率 29.3% 23.1% 52.0% 平均稼働率 24.8% 14.3% ― ・予防保全型の効率的・効果的な維持補修(3-イ) ・計画的な備品の配備・更新(3-エ) ・事業の周知や情報提供(4-ア) ・利用しやすい環境づくり(4-イ) ・稼働率を向上させるための施策(4-ウ) ☞公民館については、社会教育の場としての役割のほか、集会施設としての機能も担っており、官 民との住み分けや周辺の類似施設の配置状況を踏まえながら、将来のまちづくりを見据えた今後 のあり方について、次の観点を中心に検討します。 ・施設の複合化(1-イ) ・予防保全型の効率的・効果的な維持補修(3-イ) ・施設の集約化(1-ウ) ・計画的な備品の配備・更新(3-エ) ・不要施設の解体(1-オ) ・事業の周知や情報提供(4-ア) ・近隣住民による施設の維持管理(2-イ) ・利用しやすい環境づくり(4-イ) ・関連民間施設の活用(2-エ) ・稼働率を向上させるための施策(4-ウ) (㎡) 【年度別整備延床面積】 30000 25000 20000 15000 10000 5000 0 【更新費用の推計】 (億円) 大規模改修 築31年以上50年未満の公共施設の大規模改修 建替え 40 35 30 25 20 15 10 5 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030 2031 2032 2033 2034 2035 2036 2037 2038 2039 2040 2041 2042 2043 2044 2045 2046 2047 2048 2049 2050 2051 2052 2053 2054 0 4
© Copyright 2025 ExpyDoc