発刊記念祝賀会を開催 第18回全国高校生 ドイツ語スピーチ

第18回全国高校生
ドイツ語スピーチコンテストを開催
『獨協大学五十年史』
発刊記念祝賀会を開催
7月31日、外国語学部は「第18回全国高校生ドイツ語スピーチ
7 月 9 日 、獨 協 大 学 は 、五 十 年 史 の 発 刊 を 記 念した 祝 賀 会 を
コンテスト」を実施した。当日は、149名の応募者の中から、事前
中央棟10階ホールで開催した。犬井正学長は「『獨協大学五十年
の予選を勝ち抜いた22名の高校生が本選に臨み、
レベルの高い
史 』は、現 在 の 大 学を理 解する貴 重な情 報 源であり、これからの
スピ ー チを 繰り広 げ た 。結 果 発 表 に 先 立 ち 、
「 ハ プ スグ ル ーヴ
大 学を展 望する重 要な手 がかりとなります。年 史 の 発 刊により、
航 空で行くドイツ・オーストリア日帰りの旅!
?」と題した演奏会が
私たちの誰もが開学前史を含めた本学の歴史を手にすることが
行われた。荒井美幸氏(フルート)、高橋美保氏(チェロ)、田中淳一氏
できるようになりました」
と挨拶した。続いて、寺野彰獨協学園理事
(ピアノ)の演奏が、コンテストに花
を添えた。
長が「本史は、これまでの獨協大学の歴史を継続し、本質を見極
め、これを礎として発展していくための貴重な資料になるものと
会 場 の 大 講 堂には 約 2 0 0 名 が
確信しています」と祝辞を述べた。さらに、長年にわたり本学学生
集 まり、高 校 生 の は つらつとした
に奨 学 金を支 給された竹中育英会、公益財団法人樫山奨学財団
ドイツ語に聴き入っていた。
に対して、犬井学長より感謝状が贈呈された。
審査結果はwww.dokkyo.ac.jp/
祝賀会には名誉教授や退職した教職員、
父 母 の 会 関 係 者など約 100名が出席し、
新たな正史の発刊を祝った。
犬井学長による挨拶
入賞者全員での記念撮影
第3回講演・討論会
「フクシマの未来を考える」開催
出席者が大学50年の歴史を語らう
交流文化学科講演会
「日本と難民」開催
6 月2 9 日 、天 野 貞 祐 記 念 館 大 講 堂にて 、国 際 環 境 経 済 学 科・
7 月7日、E - 2 0 6 教 室で、交 流 文 化 学 科 主 催 の 講 演 会「日本と
環境共生研究所主催の講演・討論会「フクシマの未来を考える」が
難 民 」が 開 催された。講 師として登 壇したのは、特 定 非 営 利 活 動
行われた。この企画は2014年から始まり、今年で3回目。
法人難民支援協会の田中志穂氏。日本ではあまり知られていない
第1部の講演会では、講師の佐藤崇氏(福島中央テレビ常務取締
難 民 の 実 態につ い て 紹 介した 上 で「 日 本には 、難 民を受 け 入れ
役報道制作局長)が「フクシマ」での問題について小児甲状腺がん
るシステムが 整 備されてい な い 。難 民には『 人としての 尊 厳 』や
を取り上げて「分からないことへどう向き合っていくか」をテーマ
『 希 望 』が 必 要 だ。私 たちは、難 民 が 自分 の 人 生を切り開く機 会
を、もっと提供していかなければならない 」と語った。
に講演した。
講 演 会 に 続 い て 行 わ れ た 第 2 部 の パ ネ ル ディスカッション
学外の参加者を含む約150人の聴衆からは、次々と質問が寄せ
(コーディネーター 岡村りらドイツ語学科専任講師)には、佐藤氏と
られた。講演会が終わった後も、田中氏を囲んで活発な意見交換
5人の本学学生がパネリストとして登壇。津波、地震、原子力発電に
が行われた。若栗泰人さん(環2年)は「今回の講演会で、難民受け
ついて、大学生として何を考えていかなければならないかという
入 れに 関 する 法 整 備 の 問 題 点 が 明らかに なった 。受 け 入 れ の
議論がなされた。佐藤氏をはじめ、パネリストから、東日本大震災の
メリット・デメリットを考えるのではなく、人 道 支 援 の 立 場に立つ
ような複 合 災 害に
ことが 大 切だ」と感 想を語った。
ついて、
「『 フクシ
マ で 起 こった こ
と』ではなく、自分
キャンパスニュース
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自 身 のこととして
考 えて もら い た
い 」と いった 意 見
が出た。
(学生記者/峯岸)
パネルディスカッションでは活発な意見交換がなされた
難民の受け入れについて説明する田中氏