農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に 関する法律施行令の一部を改正する政令案について (犯収法の一部改正関係) 1 趣 旨 (1)犯罪による収益の移転防止に関する法律(平成19年法律第22号。以下「犯収法」と いう。)においては、信用農業協同組合連合会を含む特定事業者に対し、取引時の顧 客情報の確認の義務付け等を行っている。 (2)農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する 法律施行令(平成9年政令第8号。以下「再編強化法施行令」という。)附則第16条 においては、特定承継会社を信用農業協同組合連合会とみなして適用する法令として、 犯収法を定めるとともに、犯収法を適用する場合の読替えを定め、特定承継会社の監 督を農林水産大臣及び内閣総理大臣が行うこととしている。 (3)今般、犯罪による収益の移転防止に関する法律の一部を改正する法律(平成26年法 律第117号。以下「改正法」という。)の施行により、外国所在為替取引業者と契約締 結の際の確認に関する規定(第9条)が新設され、以下の条が繰り下げられることと なった。 (4)本政令案は、改正法の施行に伴い、犯収法を引用する再編強化法施行令について、 所要の規定の整理を行うものである。 2 概 要(附則第16条第2項の表関係) 引用条項の条ずれの手当てを行う。 3 施行期日 改正法の施行の日(平成28年10月1日)
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