報道発表資料 平成 28 年 9 月 23 日 首都圏新都市鉄道株式会社 社員が禁止薬物所持容疑で逮捕されたその後について(続報) 当社社員が、平成 28 年 8 月 28 日に、警視庁昭島警察署に東京都条例(東京都薬物 の濫用防止に関する条例)違反容疑で逮捕された件については、既に、ご報告してい るところでありますが、改めて、ご心配とご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し 上げます。 当該社員については、平成 28 年 9 月 14 日に東京地方検察庁立川支部において不起 訴処分を受け、その後、会社内に設置された賞罰審査委員会において調査・審議し、 本人からの弁明等も聴取した上で、9 月 23 日付けをもって、当社就業規則に定める 「諭旨解雇」処分といたしました。 本件については、当該社員の業務である乗務中の使用はなく、また、常習性等もな いことが認められましたが、いずれにしても、お客様からの信頼を著しく損なう行為 であり、ご利用いただくお客様に深くお詫び申し上げるとともに、本件を厳粛に受け 止め、綱紀の粛正と再発防止に取り組んでまいります。 記 1 当該社員の所属等 鉄道事業本部 運輸部 乗務管理所 乗務員 40 歳代 男性 2 事件発生後の対応と再発防止策等 (1)本社・現業の管理職者合同会議を開催して、社長から、厳正な綱紀の粛正、 職責の再認識及び再発防止の徹底等について指示いたしました。 (2)コンプライアンス委員会を開催し、各職場に配置されたコンプライアンスリ ーダー及び相談員に対して、所属員へのコンプライアンス遵守の徹底と禁止薬 物防止に関する啓発 DVD を職場内で視聴する研修を実施いたしました。 (3)全社員を対象に、各職場の管理職から、禁止薬物の使用や所持をしていない か等をはじめとして、今後、再発防止として取り組むべき事柄等について、一 人ひとり、個別に面談を実施いたしました。 (4)全社員を対象に、外部の講師を招いて、禁止薬物の防止に関する講演や研修 を実施することとしており、順次、開催しているところです。 (5)他社での導入事例等を踏まえ、禁止薬物に関する専門家等とも相談しながら、 今後、社員に対する薬物検査について検討してまいります。 以 上
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