10月 2016 【10月まとめ】 9月に入って市場では年明けから続いた高値基調が落ち着き、各種秋果実 の売り込みが活発化してきた。28年産みかんの先陣を切って始まった九 州産極早生みかんは、出始めから糖度高く食味の良さは長年みかん販売 に携わってきた関係者も驚くほどであった。りんご類は中心品種となる青 森産 「つがる」で病害の発生などにより出回り減となった一方で、価格が こなれて売り場が広がったこともあって中旬以降引き合いが強まった。ぶ どう類は作柄が良く大幅に前進出荷されて 9月上旬までは前年比で入荷 増・価格安が続いていたが、下旬にかけては入荷減・価格高の展開となっ た。日本なし類も予想外に競合品目が潤沢な出回りであったことで苦戦 し、8月下旬にかけて大きく価格を下げたが、 「豊水」 へと中心品種が切り 替わる頃より売行きも回復してきた。消費地では曇雨天続きで消費が活 発とは言えないが、月末にかけて品薄感が漂い、再び価格が前年を上回る 品目が多くなってきた。 10月主要品目単価見通し (状況は2016年9月20日現在) 9月 果 実 総 体 下旬単価 400 ( 前 年 価 格 ) 374 上旬 △♯ 301 10 月市況推移 中旬 下旬 △♯ ♯ 277 269 月平均 前年対比 予想単価 9月 下旬単価 上旬 10 月市況推移 中旬 下旬 月平均 前年対比 予想単価 230 222 ♯ 222 △♯ 205 ♯ 198 200 208 ― ― 315 289 ― ― 285 284 ♯ 312 350 354 △♯ 269 ♯ 329 △♯ 305 ♯ 276 ♯ 323 ♯ 308 265 275 315 322 310 319 230 194 350 358 ○♯ 252 ♯ 357 ○♯ 302 ♯ 363 ♯ 253 ○♯ 342 280 266 360 348 ― ― 310 296 ― ― 1,200 1,449 ― ― △♯ 235 ― ― △♯ 659 350 341 △♯ 204 270 258 △♯ 290 △♯ 252 ♯ 171 △♯ 189 ♯ 210 300 275 220 212 220 199 280 244 735 731 920 831 1,600 1,325 ♯ 736 △♯ 852 ♯ 1,340 ♯ 776 ♯ 853 ♯ 1,510 ○♯ 827 ♯ 847 ♯ 1,619 765 764 900 851 1,600 1,479 106% 810 515 ♯ 583 ○♯ 840 ○♯ 962 950 723 131% 790 764 ♯ 795 ♯ 754 △♯ 625 750 713 105% 610 686 ○♯ 746 ○♯ 881 ○♯ 868 750 827 91% 品 目 み か ん 類 極早生みかん (前年価格) り ん ご 類 ジョナゴールド (前年価格) 早 生 ふ じ (前年価格) シナノスイート (前年価格) な し 類 新 高 (前年価格) ラ・フランス (前年価格) か き 類 富 有 柿 (前年価格) 刀 根 早 生 (前年価格) 平 核 無 (前年価格) 次 郎 (前年価格) ぶ ど う 類 巨 峰 (前年価格) ピ オ ー ネ (前年価格) シャインマスカット (前年価格) く り 類 く り (前年価格) いちじく類 い ち じ く (前年価格) メ ロ ン 類 アールスメロン (前年価格) 本資料の無断転載はご遠慮下さい。 記載内容の文責は営業管理部営業情報管理課(電話番号:03-5492-2041) ○強い ○#強保合 #保合 △#弱保合 △弱い 単位:円/g ※価格は東京青果扱い/等階級込み(消費税込み) 300 283 10月は極早生みかんを始め、バラエティ豊かな柿類や中生種のりんご、大 粒系ぶどうや晩生種の梨など秋果実が数多く出回る。 前年の 10月は穏や かな秋空が広がり、生育前進気味の秋果実は潤沢な出回りながらも堅調 な販売であった。 本年は 10月半ばにかけて気温高の予想となっているが、 9月よりは晴れ間も広がって販売環境は改善してくると思われる。夏場の 干ばつで小玉傾向が懸念されたみかん類も、肥大回復基調にあり売り込 みやすいサイズ展開。 りんご類は不足感無い出回りだが、決して多い訳で は無く、価格も堅調推移が見込まれる。 前年比では若干安となるが、これ でも平年よりは高めの水準。 ぶどう類は前進により各品種切り上がりが早 まって品薄高の様相を呈するが、食味の安定感がそれを下支えしよう。 前 年唯一販売苦戦した柿類も 9月末より引き合い強まっており、早めに売り 場を確保してスムーズな販売につなげたいところ。果実全体では入荷量は 前年よりも少なく、 価格は若干高めを見込む。 106% 96% 97% 98% 97% 105% 103% 極早生みかん情報 9月中旬より熊本・福岡産、10月月初から長崎・愛媛産の極早 生種が始まり、28年産みかんシーズンが幕を開ける。今シー ズンの生産量は少なかった前年を上回る予想だが、10月の 極早生種は小玉傾向や品種の切替えもあって前年を下回る 販 売 見込み。夏場の干ばつで全体的に高糖低酸の仕上がりとなっ 見通し ており、 「今年のみかんは美味しい」とのイメージを消費者に 抱かせることが出来れば、後半品種にもうまくつながろう。そ のためにも各地出荷が本格化する10月中旬にかけて売り込 みの強化は必至である。 主産県 銘柄及び産地 109% 104% 111% 115% 主産地の生育及び出荷・入荷情報 本年の熊本産極早生みかんは生育期間中が乾燥 気味で推移したこともあってやや小ぶりだが、食 味はすこぶる良好。9月20日より販売開始となっ 熊本市 た「肥のあかり」は S サイズ中心で、生産量は前 熊本 年比98%とやや少なめの見込み。10月1日から (34%) 玉名 4 部 熊本うき は「豊福」が始まり、糖度11度以上の厳選品『肥 のさきがけ』は10月3日からの販売開始予定。 極早生品種 総体では生 産 量は13,000t、前年 比104%の見込み。 長崎 (29%) 3部 100% 108% ★主産県の欄に取り扱い事業部名を記載してあります。 果実展望 P1 本年は表年傾向であるが、 「させぼ温州」などの 早生以降の品種への改植が進んで面積減となっ ており、極早生種の生産量は前年並を見込む。 9月30日より販売開始となり、10日前後よりピー 長崎西彼 ク。生育期間中が干ばつ気味であった為にやや 小玉。出始めは S 中心だが、思ったより回復し てきており、最終的には M の比 率も上がってく るだろう。極早生は10月いっぱいの販売で、11 月になれば早生種へと切り替わる。 暖冬傾向により開花時期が揃っており、花の数 も多かった。極早生種は10月1日より販 売 開始 となり、干ばつ傾向であったが、9月以降は降雨 もあって極端な小玉では無く、中心は S・M サイ ながさき ズ。マルチ被覆を徹 底しているので糖度は高く 維持されており、適 度な酸もあることで非常に 西海 コクのある食味のしっかりした仕上がりが期待さ れる。極早生種ではヤケ果などの発生も見られ て生産量は前年を下回る見込みだが、みかん全 体では前年比107%の生産量を計画している。 部 署 名 果実第1事業部 果実第2事業部 果実第3事業部 果実第4事業部 電 0 0 0 0 3 3 3 3 - 5 5 5 5 話 4 4 4 4 9 9 9 9 2 2 2 2 番 - 2 - 2 - 2 - 2 0 0 0 0 5 6 8 9 号 0 5 0 5 10月 2016 極早生みかん情報(つづき) 和歌山 (15%) ありだ 4部 ◎シナノスイート 7~8月にかけて干ばつが続いたことで干ばつ傾 向ではあるが、糖度高く食味は充実。みかん全 体の生 産 量としては前年より多くなる見込みだ が、出始めの極早生品種は当初計画からの下方 修正もあって前年並の生 産 量となりそう。京浜 市場への出荷開始は10月上旬の予定。食味の良 さから人気の高まっている「ゆら早生」も上旬に は始まる。 前年のみかんは11月の高温で品イタミ等が多発し て市場出荷量が大きく落ち込んだが、本年はこれ までのところ台風の被害等も無く、例年並みの出 荷数量を見込んでいる。 (前年が少なかったことで、 前年比では大幅増に見えるが、これで平年並みで 西宇和 愛媛 ある。 )9月末よりJA えひめ南の一部銘柄の出荷 (14%) えひめ南 が始まり、最大産地 JA 西宇和は10月3日からの販 ほか 3部 売開始となる。8月の降雨量が非常に少なかったた めに極早生種はやや小玉傾向でS・Mサイズ中心だ が、9月に入って雨も降り、全体には回復してきて いる。極早生種の数量は前年並を見込む。早生品 種は11月7日頃からのスタート予定。 9月20日から京浜市場での販売が始まっている。 下旬からは「日南一号」中心に、10月になれば「上 南筑後 野」も始まる。品質の高さと食味の良さで高い評 福岡 (山川) 価を得ている「北原早生」は10月中旬(11日頃) からの販売開始予定。全体に小玉傾向であり、し (4%) ふくおか ばらくは2S・Sサイズ主体となる見込み。 4部 八女 ★ 北原早生はシートマルチ栽 培等により、糖度 (白木) 12度以上、酸度1%以下をクリアした果実のみが 『北原早生』の名で販売すること出来、最上位品 は5㎏黒箱での出荷となる。 りんご類情報 4月の凍害で長野産を中心に数量減が見込まれており、中 生種全体としても量は多くない。出始めの早生種は小玉・ 日焼け果・黒星病などの発生もあって数量伸び悩み、まず まずの価格であった。早場産地は早く、遅場産地が遅い状 販 売 況。9月上旬は消費地の気温高により、数量減にもかかわら 見通し ず価格が下がったが、これにより売り場が広がって販売環 境は良くなってきた。10月の中生種も前年並から若干安の 展開が見込まれる。中生種りんごはバラエティーに富んだ 品揃えで消費者には楽しい時期でもある。 主産県 銘柄及び産地 グリーン 長野 長野 (78%) あづみ 1部 佐久浅間 ほか さがえ 山形 西村山 (18%) (朝日) 1部 ほか 主産地の生育及び出荷・入荷情報 9月末には JA あづみを中心とする早場産地から の出荷開始となり、10月上旬には県内各産地が 出揃ってくる。中旬より出荷ピークとなって11月 上旬頃までの出回り。36・40玉中心となる見 込みで、計画出荷量は前年を上回る見込み。 早かった前年よりは数日遅く、10月5日頃から の販 売開始 予定。出回りのピークは15~20日 頃。早生種の「つがる」同様、玉 肥 大 良く大 玉 傾 向で、中心サイズは36・40玉。前年並 から やや増の数量を見込む。 ◎つがる 主産県 銘柄及び産地 つがる 青森 弘前 (99%) 相馬村 1部 ほか 主産地の生育及び出荷・入荷情報 【つがる弘前】当初見込みより入庫量は伸びず、 最終的な出荷量は前年の8割程 度となりそう。 原因としてはサビ果の発生が多かったことや、小 玉傾向であったこと、生育期間中の降雨による 黒星病の発生などが挙げられる。9月中~下旬に かけて出荷ピークとなり、下旬いっぱいでほぼ終 了となる見込み。 ◎ジョナゴールド 主産県 銘柄及び産地 岩手江刺 岩手 いわて (92%) 平泉 1部 ほか 主産地の生育及び出荷・入荷情報 【岩手江 刺】前年は生育が早く、10月上旬より 販売開始となったが、本年は10月中旬からのス タートとなりそう。下旬よりピークで、月末には 終了となろう。台風により、若 干下等 級 品比 率 が 高まる可能性もあるが、出荷 量としては平年 並を見込む。玉流れは36>32>40玉で、特に 小玉では無い。 ◎その他りんご 品種名 秋映 県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 ながの 信州 うえだ ほか 9月17日から JA なが の産が販 売開 始となり、下旬には各産 地出揃う。 9月 末 か ら 出 回 り の ピー ク で、10 月中 旬 で ほぼ 終 了。玉 流 れ は36玉 中心 の32・40玉。成 木化もあって 前 年 を 上 回 る 生 産 計 画 量(105~ 110%)となっている。 あづみ ほか 10月半ばには販売開始となるが、並 行して冷蔵貯蔵作業も行う。冷蔵品 を含めれば来年2月までの長期販売 であり、ほぼ平準 ペースでの出荷と なる。11月半ばを目処に冷蔵品に切 替わる。 山形 さがえ 西村山 9月26日から販 売 開 始となり、10 月上旬までの販売。他品種同様に肥 大 良く、成 木化もあって生 産量は前 年比110%と大きく増えている。中 心サイズは36・32玉。今 後も更な る伸びが期待される。 岩手 岩手 江刺 9月末から出荷開始となり、10月いっ ぱいの販売。10月上旬が出荷のピー クとなろう。玉流れは36>32>40 玉で肥大は問題なし。 青森 つがる 弘前 ほか 【つがる弘前】初荷は10月1日の予定 で、中旬から出荷本格化。前年同様、 海外からの引き合い強いが、国内市 場にもしっかりと出荷していく。40 玉中心で11月中旬頃までの出回り。 長野 ◎早生ふじ 主産県 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 生育は概ね順調で、9月下旬より顔見せし始め、 (商 つがる 主力産地である JAつがる弘前の「弘前ふじ」 品名『夢ひかり』)は10月1日からの販売開始。 弘前 青森 増えてくるのは10月半ば (11日頃)からの見込み。 (94%) 津軽 玉肥大も進んでおり、玉流れは32・36玉中心。 みらい 「つがる」の生産量は前年を下回ったが、早生ふ 1部 ほか じの数量は前年並はある見込みで、11月上旬頃 までの出回り。 さがえ 山形 西村山 (6%) てんどう 1部 ほか シナノ ゴールド 秋陽 【さがえ西村山】9月20日より「昴林」の販売開 始となり、翌 週にはピークとなる。10月上旬ま での出回りで、玉流れは36>40>32玉。 「ふじ」 は11月5日頃からの出荷開始予定だが、食味を 充実させてからの出荷を心がけており、出始め の数量は少なめ。 長野 とき 果実展望 P2 10月 2016 なし類情報 ◎ラ・フランス 昨年は後半品種の販売が振るわず、思いの他価格低迷した。 今年は8月の盆前盆明け後の価格を抑える形で9月に入っ た。食味内容は後半品種ほど安定したことで荷動きが良く 販 売 なり、価格しっかりした。平成の初め頃までは11月の激戦 見通し が果物の世界で良く言われたが、ここ3~4年は10月もか なり厳しい。登場する果実が新進気鋭で、ベテラン果実は 気が抜けない。 ◎新高 主産県 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 「新高」は10月3日選果開始で24日まで。前年 は台風による落果や傷果で出荷できない部分が あったことから、市場出荷量は前年を上回ろう。 新潟 新潟 「あきづき」は現状ピークで10月4日まで。「新 (23%) みらい 興」は10月26日から選果開始し、11月14日ま 4部 で。夏の干ばつで若干肥大が抑えられているが、 ばらつきが大きい。 「ル レクチエ」は11月20日 頃販売解禁予定。 「 新 高 」 は9月26日 販 売 開 始 と な る。 前 年 の 95%950tの計画で、平年よりも少なめである。 大分 「新興」は10月20日過ぎから始まるが400tで (22%) 大分ひた 平年より少ない。11月から始まる「晩 三吉」は 4部 120tと往時よりもかなり少なくなって、他の品 種に切り替わっている。 主産県 銘柄及び産地 【天 童】10月上旬から収穫が始まり、20日前後 から普通予冷物の販売となる。肥大良好で、トー 天童市 タルの生産量は前年を上回ろう。病気も見られず、 山形 さがえ 台風の落果被害がなかったことが幸いしている。 (75%) 西村山 【さがえ西村山】出荷の始まりは前年より若干遅 2部 くなりそうだが、それでも10月下旬には始まる。 ほか 生産量は豊作であった前年を下回るが、平年作 を予想している。 みなみ 信州 長野 (まつかわ) (23%) 下伊那 2部 園協 主産県 銘柄及び産地 北海道 2部 【下館】現状「新高」は始まっており、10月上旬 茨城 まで。 「あきづき」は現状中盤で、10月3日売り (11%) 北つくば まで。量的には若干伸びている。このほか「新興」 4部 「にっこり」も生産している。 ◎その他日本梨 南水 1部 にっこり 2部 あきづき 2部 県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 みなみ 信州 9月下旬からの販 売開始。現状は収 穫の途中で、貯蔵もしている。全般 に小ぶりであるが、着果数は平年並 であり、量的には前年をやや下回る 程度。出荷は10月に入ってから本格 化して週3回で、11月まで。 下伊那 園協 前年より3日程 早く9月20日売りか ら始まるが、収 穫は9月いっぱ いで 終わり、10月には連日の出荷となろ う。10・12玉 中 心で、 量 的 に は 前 年並を予想している。 はが野 「新高」と少し併売しながらのリレー 販 売となる。10月10日前 後 から始 まり、11月いっぱいの見込み。 長野 栃木 栃木 収穫はこれから始まる。追熟した後、9月末(28 日頃)から出荷始まり、中旬までの販売。若干 小玉傾向であるが、平年作である。 9月26日売りからエチレン処理物が始まるが、 前年より2日早い。10月上旬いっぱい(6回程度) の販売を計画している。 ◎その他西洋梨 【はが野】 「豊水」とのリレー販売となるが、9月 下旬から始まり10月上旬までピーク。切り上りは 栃木 はが野 中旬の見込み。生産量は若干の減少を予想して いる。中心サイズは前年並の20玉で、パックの (21%) うつのみや 場合は12個となろう。 2部 【うつのみや】9月末頃から始まり10月中旬まで 週2回ペースで、量的には前年並。 品種名 主産地の生育及び出荷・入荷情報 10月6日販売から週3回程度の計画 である。中心サイズは7・8玉(5kg) うつのみや で11月まで。12月までの販売を計画 しており、数量的には前年を上回ろう。 【はが野】前年と同様のペースで9月 11日から始まり、10月の初めごろま で。ピークは9月20日からの週であ る。面積が増えていることから出荷 うつのみや 量は前 年 を上 回ろう。中 心 は5kg 箱で7・8玉中心。ほぼ連日の見込み。 【うつ の みや】9月20日から始 まる 週がピークで10月の第一週まで。 果実展望 P3 山形 2部 余市 主産地の生育及び出荷・入荷情報 「ブランディーワイン」は10月初め頃から始まる 見込み。前年より小玉傾向で、出荷量はやや前 年を下回ろう。週3回で20日前後まで。 「カリフォルニア」は9月23日、 「ゼネラル・レク ラーク」は9月下旬に2回の販売。 「バラード」は 10月中に3回、 「ドワイエネ・デュ・コミス」は 10月8日頃と中旬に1回ずつ。 南果連 「ラ・フランス」は10月下旬からとなるが、8月 の多雨で肥大良好。本来は裏年であるが、それ 程少なくない可能性もある。その他品種は貯蔵 庫に入っており、数量は確かである。 10月 2016 かき類情報 ◎西村早生 前年は豊作基調でたねなし柿(平核無・刀根早生)中心に 順調な入荷があり、奈良産の「刀根早生」が入荷ピークを 迎えた10月中~下旬にかけて販売は苦戦した。本年はスター 販 売 トは順調であったが、9月下旬にかけての天候不良で若干出 見通し 遅れ気味。10月になれば回復も見込まれるが、開花が早く 果肉の熟度が進み気味であることから、回転良く販売する ことを心がけたい。 ◎富有柿 主産県 銘柄及び産地 主産県 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 9月上旬より出荷開始となり、下旬にはピークと なる見込みであったが、曇雨天により出荷は足 福岡 にじ 踏み状態、9月中旬の出荷量は伸び悩んだ。9月 末にかけて増えてきて、10月上旬までの販売と (89%) 筑前 1部 あさくら なる。玉 肥 大 が進まず、M サイズ中心で S サイ ズの比率も高いことからトータルでの出荷量も 当初計画を下回る見込み。 ◎次郎柿 主産地の生育及び出荷・入荷情報 にじ 福岡 (59%) 筑前 あさくら 1部 10月半ばより「松本早生富有」の出荷が始まる。 作柄は順調で、前年並からそれ以上の生産量は ある見込み。11月に入れば本富有の出荷も順次 始まる。 岐阜 いび川 (29%) ほか 2部 10月上旬 (7日頃)より早生富有の出荷が始まる。 新品種への改植などもあって面積は減少してい るが、台風 などによる大きな被害も無く、生育 は順調である。 昨年よりも生育は早めに推移しており、出荷開 始も数日早まる可能性あり。10月中旬に各産地 山梨 ふえふき 出揃ってくる見 込 み。着果 量は平年並みにある が、夏場の気温高や少雨によりヤケ果が散見さ (6%) (石和) れることから、豊作傾向だった前年比では90% ほか 1・2 部 程度となる見込み。9月からは降雨もあり、玉張 りも良さそう。10月末には数量まとまって11月 上旬にかけてピークとなる。 主産県 銘柄及び産地 愛知 (88%) 1部 豊橋 主産地の生育及び出荷・入荷情報 10月11日販売開始、前年と同時期のスタート。 作柄は悪くないが、早く咲いた花は大きく、中間 が無くて、遅れた部分は小玉となっている。中心 サイズは L・M サイズではあるが、この部分の山 が小さい。夏場の天 気が良かったので、食味な ど内容も期待できる。10月下旬から11月上旬に かけてが出回りのピークとなる。生 産 量は前年 並からそれ以上。 ◎その他かき 10月下旬から出荷開始予定。平年比7割作と不 奈良 奈良県 作だった前年比では130%程度の数量計画。11 月前半は冷蔵作業も並行して行うので、市場へ (3%) 農協 1 部 (西吉野) の出荷量は少なめだが、11月下旬から12月上旬 品種名 県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 福岡 にじ 9月最終週(26日頃)より出荷開始。 やや小玉傾向ではあるが、前年並の数 量はありそう。10月半ばまでの出回り。 岐阜 いび川 9月末(30日頃)から出荷開始となり、 10月中旬まで。一 部で生 理 落 果も見 られたが、概ね生育は順調。面積増で 生産量は前年を上回る。 にじ 10月上旬(3日頃)より出荷開始予定。 前年は台風による落果や枝折れが発生 して生産減となったが、本年は大きな 被害無く、前年以上の数量はある。11 月上旬までの出回り。 岐阜 いび川 10月初めから販 売開始となり、10月 いっぱいの出回り。早秋同様に栽培面 積は拡大しており、成 木化もあって生 産量は前年よりも多くなる見込み。 熊本 上益城 鹿本 ほか 10月中旬(13日頃)からの販 売開始 予定。前年は天候不良や台風による落 果で当初計画より8割も減ったが、本 年は平年作を見込んでいる。中心サイ ズは12・10玉(3.5㎏箱)で、11月中 旬までの出回り。 あいち 三河 初荷は9月17日。元々着果状況があまり 良く無かったのに加え、選果基準を厳し くしていることもあって数量的には前年 を1~2割下回る見込み。玉肥大は良く、 2Lサイズ中心。9月末から10月上旬に かけてが出回りのピークとなり、10月いっ ぱいは数量まとまって11月上旬頃まで の出回り。荷姿は7.5㎏バラと袋。 西宇和 生理落果少なく着果量は多かったが、 摘 果 を徹 底した。初 期 肥 大 時 の 降 雨 で、初期の肥大は順調であった。その 後の干ばつで若干鈍ったが、9月に入っ てから定期的に降雨もあったので、予 想よりも肥大は進みそうである。京浜 市場での販 売開始は例年並み の10月 20日を予定しており、出荷ピークは11 月中 旬から。冷蔵 品も含めれば12月 まで販売あり。生産量は前年並を見込 んでいる。前年は出荷開始直後に急増 したが、本年はなだらかな出荷となろう。 早秋 にかけて出回りのピークとなろう。 ◎たねなし柿(刀根早生・平核無) 主産県 銘柄及び産地 福岡 主産地の生育及び出荷・入荷情報 9月上旬より「中谷早生」の出荷が始まっており、 中旬には「刀根早生 」も始まった。開花は大幅 に早かったが、夏場の高温・干ばつで足踏みとなっ て、ほぼ平年並みの出荷ペース。若干小玉傾向 ではあるが、食味を含めて内容の仕上がりは良 かった。9月最終週(26日頃)から出回りのピー 紀北 和歌山 かわかみ クとなり、「平核無」は例年通り10月中旬からの 出荷開始。9月中は各サイズ 万遍なくあり、10 (51%) 紀の里 月になれば L・2Lサイズ中心となろう。11月初 2部 ほか 旬までの出回り。 若者にも柿の魅力を伝えるべく、JA グループ和 歌山では DJ みそしると MC ごはんさんが歌うオ リジナル楽曲も作成し、積極的な販売促進キャ ンペーンを展開していく。柿のイメージを KAKI にかえていきたい。 生育は前進気味であったが、9月中~下旬にかけ ての降雨で出荷は足踏み状態となっている。9月 奈良県 下旬の時点では当初計画を2~3割下回るペース 奈良 だが、10月に入って天候が安定すれば増えてく (38%) 農協 1部 (西吉野) る。「刀根早生」は10月中旬にかけてピークとな り、25日頃から「平核無」の出荷が始まる。降 雨で玉肥大は進んでおり、2L= Lサイズ中心。 新潟 (7%) 2部 羽茂 春先の開花から早く、気温も高めだったので肥 大も順調。着色も順調なので、平年よりも早め の出荷開始となりそう。現状では10月上旬には 選果開始となり、京浜市場でも中旬には販売が 始まる見 込 み。出始めは Lサイズ中心だが、後 半にかけては2Lサイズ中心に。前年並の数量は ある。10月20日過ぎより数量もまとまり、月末 (もしくは11月月初)には「平核無」に切替わる。 果実展望 P4 太秋 筆柿 富士柿 愛知 愛媛 10月 2016 ぶどう類情報 ◎その他ぶどう 生育期間中の天候にも恵まれて、本年のぶどう類は食味内 容が非常に充実している。着色遅れなども無く、前倒し気 味に出荷されたことで9月上旬までは前年を上回る数量であっ 販 売 たが、中旬より売り場の引き合いも強まって下旬には品薄 見通し 感も漂った。10月の出回り量は前年よりも少なく、各品種 切り上がりも早めと見込まれることから、月通じて堅調な 販売が続くだろう。シャインマスカットは長野県中心に冷蔵 品が増えており、11月以降も安定入荷となろう。 主産県 銘柄及び産地 ながの 長野 中野市 (97%) 信州 2部 うえだ 紫苑 9月末からレギュラー販売スタート。 早かった前年と比べても2週間近く 岡山 岡山温室 早い。生産量は前年並。冷蔵品含め て12月半ばまでの出回り。荷姿は4 ㎏コンテナと700g 化粧箱。 主産県 銘柄及び産地 阿新 ほか 春先から気温が高く、全体として1週間程度生育 は早くなっているが、仕上がりは非常に良く、何 十 年も生 産に携わっている生 産 者も「これまで で一番良い年」と言うほど。10月上旬までは潤 沢な入荷ペースだが、中旬以降は減ってくる。熟 度なども進んでおり、平年は10月下旬まで通常 品の出荷があるが、本年は10月半ばにはほぼ終 了となる。 主産地の生育及び出荷・入荷情報 出荷ペースは10日位早くなっている。9月中旬ま での出荷量も前年の130%と、前倒し気味に出 ている。9月下旬からピークとなり、10月上旬ま で多いが、半ば(15日頃)からは減ってくる。8 房中心で、7・9房もあって販 売しやすいサイズ 展開。10月いっぱいの出回り。 長野 ながの (71%) 中野市 2部 阿新 ほか 山梨 巨摩野 (99%) ほか 1・2 部 主産地の生育及び出荷・入荷情報 早 場産 地は10月2週目までに8割方 終了となる が、高冷産地はこれから本格出荷となるので、 出回り量としては9月よりも増えてくる。生産量 は増えているが、降雨による実割れが散見され ることと、冷蔵庫への入庫量を前年の2倍近くま で増やす計画であることから、10月の出荷量と しては前年並を見込む。露地は11月上旬頃まで で、11月以降冷蔵品の出荷量は前年より多くな る。 県内で産地切り替えしながら、10月にかけても 露地物の出回り。10月の中心産地は JA 阿新。 10月中旬以降減りながら推移。前年比130%で 生産量は増えており、出回り量も多い。荷姿は5 ㎏コンテナと700g 化粧箱で変わらず。 主産地の生育及び出荷・入荷情報 9月半ばより出荷開始となり、着色などの問題も 無く順調。シャインマスカットへの転向などもあっ て栽培は減少傾向にあるが少なかった前年並は あ る見 込 み。9月中 ~下旬が 出 荷 のピークで、 10月中旬頃までの出回り。 ◎アレキサンドリア 主産県 銘柄及び産地 販 売 少なくて高い展開が予想されるが、来年を考慮して、急騰は 見通し 避けたいところである。 主産地の生育及び出荷・入荷情報 【ひぬま】早生は早めに出たが、中生の「つくば」 土浦 となって遅れており、現状はやや少なめの出荷 (千代田) となっている。10号台風等で落果した影響もあ 茨城 茨城中央 る。10月に入っても大きなピークなく、9月同様 (98%) にだらだらペースと予想され、20日前後まで。 水戸 4部 (ひぬま) 今年の特徴として粒が大きく、2L以上が主流に なっている。10月も前年の60~70%程度では ほか ないかと予想している。 加工筋からの引き合いが強かったこと、8月の気 熊本 温高で元々少なかったこと等、関東方面への出 (−%) 球磨地域 荷が大幅に減った。そのため10月3日販売で終 4部 了しよう。品種は「利平」中心に「つくば」となる。 ◎甲斐路 主産県 銘柄及び産地 10月上旬には出荷開始予定。過去2 年は不作であったが、今 年は悪くな 五所川原 い。現状は早い人が収穫始まったと ころで、稲刈りが9月で終了すること 第一 から、10月に入って収穫本格化。出 荷は連日で、来年の2月まで。2L中 心と房はしっかりしている。 くり情報 主産県 銘柄及び産地 ◎シャインマスカット 主産県 銘柄及び産地 青森 主産地の生育及び出荷・入荷情報 ◎ピオーネ 岡山 (12%) 4部 県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 スチューベン ◎巨峰 岡山 (65%) 4部 品種名 主産地の生育及び出荷・入荷情報 生育は早めで、前年は10月下旬までの入荷であっ 岡山 岡山温室 たが、本年は中旬で切り上がる見込み。作 柄・ (100%) 品質には優れているが、10月の出回り量として ほか 4部 は前年より少なめ。 いちじく情報 前年は9月に出荷量が急減し、10月にはマーケットから興 味を引くことがなかった。本年の9月は入荷大幅増となった 販 売 が内容が良く価格は前年並となった。10月には前進による 見通し 減少と、9月まで存在感を示したことで引き合い強く、価 格は前年比高いと予想される。 主産県 銘柄及び産地 愛知 (37%) 3部 安城 知多 ほか 和歌山 紀の里 (39%) ほか 3部 筑前 福岡 あさくら (7%) 田川 1部 ほか 主産地の生育及び出荷・入荷情報 8月に続き9月も予想より多く出荷された。10 月を前に台風が続き、温度も下がって当面は少な めの出荷となることが予想される。徐々に止め る人も出てくるなど、10月は平年を下回る出荷 となろう。11月第一週目までを予想している。 現状は降雨の影響や休んでいる生産者がいるこ とから抑えられて60%程の出荷となっている。 9月末頃から10月上旬にもう一回ピークが来る と予想している。最終は11月上旬となるが、品 質は最後まで良好と予想している。 【筑前あさくら】例年は11月20日前後まで出荷 できるが、今 年は10月20日前 後ではないかと 予想している。現状は入荷しておらず、どのタイ ミングで復活できるか分からない。8月の高温続 きで8月に大きな山が来たことが影響している。 10月は出荷できても週2回位、日量5甲程度か。 状況として平年並であるが、16号台風の降雨で 埼玉 埼玉中央 減っている。9月26日から始まる週に回復し10 (6%) 月は日量平均で80~100箱。甲数で40~50、 ほか 1部 パック数で800~1,000の見込み。 果実展望 P5 10月 2016 アールスメロン類情報 ◎いちご類 9月の悪天候で品質のばらつきが大きく、価格差も広がる ことが予想される。一方で、昨年のような外国人の爆食い といった状況は想定できないが、業務筋の仕入れもややグ 販 売 レードが下がって、裾物の価格がしっかりする傾向もあろう。 見通し 10月は人気のぶどう等も少なくなってメロンの存在感が増 してくることから、価格は前年に届かないが上向きに推移す ると予想している。 主産県 銘柄及び産地 品種名 栃木 はが野 愛知 すずあかね 北海道 余市 現 状 は 日 量100ケース 程 度 で あ る が、夏の天候不順の影響で底になっ ている。10月10日過ぎにややピーク となり下旬には減りはじめ、11月10 日前後に切りあがろう。 野辺山 10月いっぱいの販売計画であるが、 今シーズンについては大田市場の価 格安から名古屋市場や神戸市場への 仕向けが多くなった。現状はようや く価格が均衡するようになって大田 市場への出荷も増えている。2名の うち一人は今後ピークで、もう一人は ピークを過ぎている。そのため横ば いで、月後半にやや山が来ると予想 している。9月に入り天候 不順が続 いて一部生理障害があり絶好調とい えないが、大きな問題はない。 9月の天候不順により、10月は下位等級物が増 静岡 クラウン えてくると予想している。肥大や出荷量は問題な いが、外観が 悪いであろう。9月下旬から天 候 (38%) 支所 が回復してくれば、11月には例年並に戻ると予 4部 想している。 サマー 長野 プリンセス ◎その他メロン 主産県 銘柄及び産地 北海道 4部 共和 主産地の生育及び出荷・入荷情報 現 状 は 赤 肉 の「01」と「113」が 中 心 に なって いる。本年産は前年より3~4日遅れている。さ らに降雨が多く秀品率が下がり、トータルの出 荷 量は減っている。今後9月下旬から10月につ いてはピークもずれて前年並の出回りと予想して いる。 「らいでんクラウン」は10月いっぱいだが 「113」は11月10日頃まで。5玉中心の6玉と肥 大は前年並である。出荷は週にトラック2~3台 で、連日では1,200ケースペースである。 ◎すいか 主産県 銘柄及び産地 昨年は16日に初出荷となったが、本 年はやや早く上旬から始まる可能性 もある。定植作業は順調である。 10月20日前頃 からから始まるが、 例年並かやや早い。早出し処理の物 は8月の干ばつもあって問題ないが、 ひまわり 普通作は9月の天候不順で遅れてい る。中心品種は「とちおとめ」で次は 「さがほのか」である。 とちおとめ 主産地の生育及び出荷・入荷情報 【常総ひかり】作付は前年並で、彼岸の需要もあ り9月下旬から10月中旬がピーク。品種は「ヴェ ルダ」と「雅」が半々である。5玉の8kg台中 心で、肥大・外観も良好。この作は11月10日頃 常総 茨城 までとなろう。 (51%) ひかり 【茨城旭村】現状9月下旬のピークを控えている 4部 茨城旭村 ところで、10月中旬まで量的にまとまり、下旬 に入り減り始まる見込み。引き続き2玉箱中心に 前年並で連日の入荷。品 種は「 雅 」春 秋 系で、 仕上がりも良好である。 県名 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 ◎プルーン 主産県 銘柄及び産地 北海道 (68%) 1部 余市 主産地の生育及び出荷・入荷情報 現状は「くらしま」中心に数品種が出荷されてい る。10月には「サンプルーン」 「ベイラー」中心 となり、出荷量は前年並の見込み。ほぼ連日で、 「サンプルーン」は月末まで、 「ベイラー」は20 日前後まで。 ◎キウイ 主産地の生育及び出荷・入荷情報 【鹿本】現状抑制タイプが始まっているが、まだ 熊本 熊本市 飛び飛びの出荷。10月中旬から本格化し11月中 (58%) 旬まで。この作型について作付は前年の115% 鹿本 3部 と伸びている。台風16号の影響はない。 主産県 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 「レインボーレッド」が10月3日から始まり、10 福岡 ふくおか 月いっぱいメインに11月の初め頃まで。量的に (78%) は80%作と病気の影響が残っている。また面積 八女 4部 も減っている。週2~3回、2Sサイズ中心である。 ◎レモン 主産県 銘柄及び産地 主産地の生育及び出荷・入荷情報 【マルエム】8月までは小さめであったが、その 後の雨で例年並みの大きさになっている。10月 については週1回日量200ケース。品種は「ユー レカ」で11月までは青い外観のレモンである。 えひめ南 【えひめ中央】陸地部:ハウスは9月23日の次に 愛媛 (マルエム)10月1日販 売 ま で。日量5kgで200ケース程 度。露地は10月3日販売から始まり、週2回10 (35%) えひめ kgで日量200ケース。本年産は全 般に小ぶり 3部 中央 で、前年の90%程度と予想している。 中島: 露地は当面10月17日の販売。日量800~900 ケース。最大のピークは年明け1月の見込みで、 11月一回程度計画している。トータルの生産量 は前年を若干下回ると予想している。 果実展望 P6
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