食育だより10月号

ピノキオ幼児舎
園 平成28年度10月
秋の深まりを感じ、過ごしやすくなりました。秋は美味しい食材が豊富に収穫できる季節です。今月も秋の
食材を取り入れた献立としました。お友だちと一緒に美味しい秋を楽しみましょう〜♪また、気温も下がり風
邪をひきやすい季節でもあります。手洗い・うがいはもちろんバランスのいい食事を心がけましょう。
かむことの8大効果
よく噛むことの効用を表す言葉に「ひみこの
今月の新メニュー
歯がいーぜ」があります。
★ 豆腐ツナ丼
卑弥呼の弥生時代は、かむ回数が現代の何倍
★ さつま芋と小豆のお焼き
も多かったとされることに由来し、
おいしい秋を楽しみましょう~♪
「ひ」肥満予防、
「み」味覚の発達、
「こ」言葉の発音がはっきり、
「の」脳の発
達、
「は」歯の病気予防、「が」ガン予防、
「いー」胃腸の働きを促進、
「ぜ」全身の体
力向上・全力投球の意味があります。
食べ物 絵本♪
身近にあるまるごとの野菜の色と形の
●噛めるようにするポイント
美しさを切り絵で表現した絵本です。
*しっかりと噛む食べ物を食べやすいものの中に混ぜる
*小さく切りすぎない(少し大きめのものも食べさせる)
実際の野菜と見比べるのもいいですね。
*やわらかくしすぎない(大人よりも少しやわらかいぐらい)
形や色、数え方などもシンプルに学べる
*汁物で流し込まない(流し込む習慣がついて噛まない原因となる)
1冊です。
*お手本を見せる(一緒に食事をしながら噛んでいる様子をみせる)
*食べる意欲を育てる(食べたい!という意欲が噛むことに繋がる)
「噛みなさい!」と口うるさく注意したり、噛みごたえのある
おすすめレシピ
食事ばかりでは食欲がなくなり逆効果です。ゆとりある心で少
し噛みごたえのある程度にしましょう。
このおすすめレシピは、月島園調理担当の米持先生から教えて頂
きました。出身の長野県北信地方では、きのこ農家も多くえのき
を使って自家製の手作りなめ茸を作るそうです。和風パスタ、大
おすすめレシピ
根おろしに混ぜたりとなめ茸が大活躍!必ず冷蔵庫に常備されて
いるそうです。冷蔵庫で3~4日保存OK!作ってみませんか?
なめ茸
小豆(あずき)
和菓子に欠かせない餡の原
料である小豆。赤い色には
魔 除 け の 効 果が あ る と さ
れ、お赤飯や季節の菓子な
ど行事や儀式に用いられて
きました。たんぱく質や食
物繊維のほか、抗酸化作用のあるポリフェノールが
豊富で、美容効果の高い食材として注目されていま
す。日本の小豆の9割以上が北海道産。収穫のピー
クは 10 月頃です。
●材料(えのき 2 袋分)
えのき…2 袋
みりん…大さじ4
しょうゆ…大さじ2~3
砂糖…小さじ1
●作り方
①えのきを 1~2㎝の食べやすい大きさに切る。
②鍋にみりんを入れ火にかけアルコールを飛ばす。
③アルコールを飛ばした鍋にえのきと醤油・砂糖を加え、しん
なりしてとろみがつくまで煮る。