名古屋市内に事務所、事業所または家屋敷がある方へ (PDF形式

平成28年度
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名古屋市内に事務所、事業所または家屋敷がある方へ
名古屋市
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市税事務所
1月1日(賦課期日)に名古屋市内に住所がある方については、市民税・県民税(所得割額と
均等割額)を納めていただいているところですが、1月1日に名古屋市内に事務所、事業所また
は家屋敷があり、その事務所、事業所または家屋敷の所在する区に住所のない方についても、地
域社会の費用の一部を広く分担していただくことを目的として、市民税・県民税の均等割額が課
税となります。
事務所、事業所とは
1
事務所または事業所とは、事業の必要から設けられた人的及び物的設備をいうもので、そ
こで継続して事業が行われる場所をいいます。
例えば、医師、弁護士、公認会計士、税理士、学習塾やピアノの講師などの方が、その職
務の必要から設ける住宅以外の診療所、法律事務所、会計事務所、教室など、また、事業主
の方が住宅以外に設ける店舗などが該当します。
2
事務所または事業所は、そこで事業などが行われていれば対象となり、その施設が自己の
所有であるかどうかは問いませんので、他人から借り受けた貸ビルや貸室も該当します。
家屋敷とは
1
家屋敷とは、自己または家族が居住する目的で、住所地以外の場所に設けられた独立性の
ある住宅をいいます。
この場合、独立した家屋で常に居住できる状態にあるものであれば対象となり、実際に居
住しているかどうかは問いません。
2
家屋敷は、自己の所有であるかどうかを問いません。
ただし、自己所有のものを有償、無償に関係なく他人に貸し付ける目的で設けられている
もの、または現に他人が居住しているものは該当しません。
したがって、別荘や、通常は家族のみが居住していて時々帰宅する関係にある住宅、自己の
住宅に留守番を置いて他市町村で生活している方が所有している住宅などが該当します。
3
家屋敷であるためには、独立性があることが必要であって、間借りのようなものは該当し
ません。
4
名古屋市内に家屋敷があり、その家屋敷が所在する区内に住所のない方とは、国内だけで
なく、外国に居住(滞在、長期勤務、長期出張等)している方も含まれます。
課税されない方
次の場合は課税されません。
*生活保護法によって生活扶助を受けている方
*障害者、未成年者、寡婦または寡夫で、前年中の合計所得金額が 125 万円以下の方
*扶養家族がなく、前年中の合計所得金額が 35 万円以下の方
*扶養家族があり、前年中の合計所得金額が次の金額以下の方
35 万円×(扶養家族の数+1)+21 万円
※
外国に居住している方は、この規定の適用を受けられませんので、すべての方が課税の
対象となります。
課税される税額
1年間で均等割額 5,300 円(市民税 3,300 円(注1)、県民税 2,000 円(注2))です。
(注1)名古屋市市民税減税を適用した税額
(注2)うち 500 円は「あいち森と緑づくり税」
※
東日本大震災の教訓をふまえた防災施策の財源を確保するため、市民税と県民税の均等
割額について、それぞれ 500 円引き上げられています。
納税の方法
毎年6月に市税事務所から納税通知書を送付しますので、お近くの金融機関などで納めてくだ
さい。
申告について
毎年2月に市税事務所から「市民税・県民税申告書(事務所・事業所又は家屋敷分)」を送付
しますので、3月 15 日までに、事務所、事業所または家屋敷がある区を担当する市税事務所あ
て提出してください(郵送でも結構です。また、税務署へ所得税の確定申告書を提出されている
方も市民税・県民税申告書を提出してください。)。