日本財団 オーシャンイノベーションコンソーシアム 設立記念 海洋開発国際シンポジウム 日本財団では、産学官公連携による海洋開発人材の育成のための統合的プラットフォーム「日 本財団 オーシャンイノベーションコンソーシアム」の設立を記念して、国際シンポジウムを開催 いたします。 海洋における石油・天然ガス開発や再生可能エネルギーの市場は、今後大きな成長が見込ま れており、わが国関連企業も市場の参入・拡大の動きを加速しております。また、日本近海にお いても、近年天然ガスや希少金属をはじめとするエネルギー資源が存在することが確認されて おります。 本シンポジウムでは、前国際エネルギー機関(IEA)事務局長の田中伸男氏や政府関係者の ほか、豊富な海洋開発の経験を有し、洋上風力発電の実証も進むノルウェー、海底に石油・天 然ガスの生産設備を設置するサブシー技術で世界をリードし、潮流などの海洋再生可能エネル ギーの実証フィールドも有するスコットランド、さらには世界の石油・天然ガスに関わる人、技術、 情報が集中する米国テキサス州ヒューストンといった世界の海洋開発市場を牽引する地に拠点 を置く企業、研究機関、大学から講師を招聘。世界のエネルギー開発の状況と将来への展望、 そして、将来の産業を担う技術や人物像について総合的な視点から考察します。 関係業界や大学、研究機関の皆様、さらには海洋開発に興味を持つ学生の皆様にも幅広くご 参加いただけるプログラムとなっておりますので、奮ってご参加の程、よろしくお願い申し上げま す。 「日本財団オーシャンイノベーションコンソーシアム」:海洋開発の若手人材育成を目的として産学官公 が連携して設立されるプラットフォーム。昨年の海の日に安倍総理が宣言した「2030年までに海洋開発技 術者を一万人に」という目標の達成にむけ、様々な取り組みを推進。 開催日 平成28年10月4日(火) 時 間 場 所 日本財団ビル2F(東京都港区赤坂1-2-2) 言 語 日本語/英語(同時通訳) 参加費 15時~18時(開場13時30分) 無料 登録 席に限りがございますので、事前登録制とさせて頂きます。氏名(ふりがな)、 ご所属、役職、電話番号を記載の上、9月27日(火)までに、以下の問い合わせ先 までメール又はFAXにて申し込みください。なお、メール本文に参加申込に必要 な事項を記載いただき送信いただいても結構です。(※定員200名、原則先着順) 日本財団海洋開発人材育成推進室 TEL : 03-6229-2611, FAX : 03-6229-2626 E-mail : [email protected] プログラム詳細 14:30 受付、開場 15:00 開会 15:05 - 15:15 来賓ご挨拶 国土交通省 総合海洋政策本部 15:15 - 15:45 基調講演 世界における今後のエネルギー開発の展望と日本のプレゼンス 田中 伸男 笹川平和財団理事長 前国際エネルギー機関事務局長 15:45 - 16:00 講演 1 日本のエネルギー開発政策について 経済産業省資源エネルギー庁 16:00 - 16:15 講演 2 海洋開発における技術政策について 大坪 新一郎 国土交通省大臣官房技術審議官 ( 海事担当 ) 16:15 - 16:25 休憩 16:25 - 16:50 講演 3 海洋開発企業が必要とする技術人材と人材育成 Ed Nagel EXMAR Offshore Company COO 16:50- 17:15 講演 4 ノルウェーの海洋開発産業と人材クラスター Bård Wathne Tveiten MARINTEK 副社長 17:15 - 17:40 講演 5 スコットランドの大学における海洋開発人材育成 Donella Beaton Robert Gordon University 事業開発部長 17:45 閉会 ※講演者、題目は調整中のため、変更となる場合がございます 講演者略歴 基調講演 田中伸男(たなか のぶお): 笹川平和財団 理事長 1973年、旧通商産業省(現経済産業省)入省。通商政策局総務課長、 経済協力開発機構(OECD)科学技術産業局長などを経て、2007 年9月から2011年8月まで、欧州出身者以外で初となる国際エネ ルギー機関(IEA、本部・パリ)の事務局長を務める。その後日本エ ネルギー研究所特別顧問、東京大学大学院公共政策大学院教授等を歴 任し、2015年4月より現職。 講 演 大坪新一郎(おおつぼ しんいちろう): 国土交通省海事局 技術審議官 1987年、旧運輸省(現国土交通省)入省。経済協力開発機構(OE CD)科学技術産業局運輸課管理官、海事局造船課課長補佐などを経 て、2005年6月から2008年4月まで日本貿易振興機構ロンド ン・ジャパンシップセンター次長を務める。その後、海事局安全基準課 国際基準調整官、海事局船舶産業課長などを歴任し、2016年6月よ り現職。 Mr. Milburn “Ed” Nagel : EXMAR Offshore - Chief Operating Officer (COO) 40 年以上エネルギー産業に従事。Arethua Offshore や Diamond Offshore の Senior Structural Engineer 等を経て 1997 年より COO 兼 Vice President として ヒューストンに本拠地のあるエンジニアリ ング会社 EXMAR Offshore Company へ。これまでに多くの海洋開発 関連の構造物やパイプライン等にかかるエンジニアリングプロジェク トを指揮。 Dr. Bård Wathne : MARINTEK – Vice President Ph.D を取得後、SINTEF(ノルウェーの研究機関)、Halliburton、Aker Solution の Senior Manager 等を経て 2015 年より MARINTEK (海 洋技術にかかるノルウェー最大の研究機関)に参加。 New Innovation に かかる R&D を統括するとともに、Oil & Gas の Acting Vice President も歴任。 Ms. Donella Beaton : Robert Gordon University (RGU) - Head of Business Development 長年に渡り教育、コミュニケーション関係会社の要職を勤めた後、 2012 年より RGU へ。RGU 参加後は大学教育の国際展開、企業と連携 したトレーニングコースの設置 等を主導。エネルギーに関するメキ シコ政府とのフレームワーク構築等を指揮。
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