平成 28 年9月号 (第 387 号) 保 健 だ よ り <発 行> 那覇市こどもみらい課 TEL 098-861-6903 9月9日は救急の日です。乳幼児は転んだりぶつかったりして、よくけがをします。いざというときに慌 てないよう、対処方法を覚えておきましょう! 頭を打った まず、患部を冷やし安静にします。頭部外傷は、打撲によるたんこぶから、命に関わる重症なものまであり ます。6時間以内(通常は1時間以内)に嘔吐などの症状が見られた場合は、早急に受診しましょう。 頭を打ってから1~2日経過までの注意事項 頭を打ってから半年経過までの注意 ・顔色が悪い。 ・嘔吐する。 ・けいれんを起こす。 ・次第にぼんやりとして、声をかけないとすぐ眠って しまう。 ・手足の力が入りにくい。 ・出血がとまらない。 ・頭痛が段々強くなる。 このような症状が見られたらすぐに受診しましょう。 頭を強くぶつけた後、すぐに症状が出なくても、 3週間から6ヵ月の間に、まれに慢性硬膜下血腫 といって頭の中に血腫が溜まることがあります。 頭痛、嘔吐、脱力感、ふらつき(片麻痺)などが 現れ、次第に悪化するようなら発症の可能性があ るので早めに受診しましょう。 すり傷・切り傷 やけど ◆ 傷口を水道水で洗いましょう。 ◆ 痛みがやわらぐまで、 ◆ 清潔なガーゼ等で強く押さえて止血し、絆創膏等で 保護します。 * 絆創膏は水に濡れたり、汚れたら貼りかえましょう。 * 顔や頭の傷、傷口が大きい、異物が取れない、出血 が止まらない場合は、病院へ受診を! ◆ 血液を飲み込まないように、 下を向いて鼻をつまむように して押さえましょう。 ◆ 水ぶくれが 500 円玉より大きい、衣服がくっ ついてはがれない、広範囲のやけどは病院へ 受診を! 上を向か せる のはダメ ! 血が喉に 流れて 吐気をも よおす 場合があ ります 鼻血 流水でしっかり冷やします。 * 15 分以上続くときや、頭を強く打った後に鼻血が出 たときは病院へ受診を! だ ぼ く 打撲 ◆ 打った部位に傷がある場合、流水で洗い流し 絆創膏で保護しましょう。次に、ハンカチ等 で包んだ氷のうで冷やします。 * 応急手当で冷しても、腫れがひどくなる、痛 みが強くなる場合は病院へ受診を! おうちのなかには、事故やけがを招く危険なものがたくさんあります!! 事故を防ぐ為に、確認をしてみましょう。 ◆ 子どもの手の届く場所に置いてはいけないもの (薬、洗剤、たばこ、ライター、ポット、炊飯器、針、 包丁などの刃物、子どもが飲み込める大きさの細かい物など) ◆ 踏み台になる物はベランダに置かない ◆ コンセントなどをいたずらできないようにする ◆ 遊び食べに注意する(食べ物が喉に詰まることがあります) ◆ 浴室には子ども1人で入れないよう工夫する(浴槽で溺れる事故が多いです)
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